いまにゼロが「だが私は謝らない」みたいな事を言い出さないか心配になる Case13「滅ぼす」 感想 です。
・感想
やはりゼロはノクスの事を知っていた模様。
ノクスの事を「コードナンバー:4」と呼んでいた事からノクスは以前CODEに所属。現在の莫と似たようなミッションをこなしていた可能性が高い。
となるとゼロはコードナンバー0だろうか。
ゼロも単なる仲介役などではなくエージェントという可能性がありそう。
さらに言えば最低でもコードナンバー7の莫を含めて7人のエージェント・・・いや、0がいるなら8人のエージェント?
なんにせよ複数人のエージェントが存在している可能性が高いはず。
CODE所属のエージェントはナイトメアに対抗するために夢に潜入捜査をしているのだろうか。ボムナイトメアによってナイトメアが拡散した割にはブラックケースが少ないのは莫以外のエージェントがナイトメアを消しているとか?
その場合気になるのが これまでのゼロの発言。
Case11で
莫「名画を寄付した元所有者は小鷹賢政。失踪した怪事課の捜査官です。さらに その小鷹って人が俺を妨害していた謎の男 ノクスでした」
ゼロ「なるほど。この男にカプセムを強奪されたと」
こんなやり取りが。
ノクスを知っていながら莫にノクスについて何も話さなかったゼロ。これはエージェント同士でも徹底的な秘密主義でお互いの事を知らされない、という事なんだろうか。
組織がそういう方針なら仕方ない・・・なんか今回のラストで部外者の美浪に「もし約束を破れば君を処分しなければならなくなる」 とか言っているのだけれども。
他のエージェントにすらエージェント情報を流さないなら部外者にそう簡単に秘密を話していいのだろうか。しかも口約束で。
仮面ライダーガッチャードみたいに記憶を消去できるならともかく美浪に莫の事を伝えるぐらいなら莫にノクスの事を伝えてもよかったのでは?と思ってしまう。
・・・なんか次回予告を見る限り記憶も消去できるっぽい。
イレイスカプセムで莫の悪夢を消去した、みたいな過去がある模様。それなら部外者に色々話しても問題はない・・・ならやっぱり莫にノクスの事を伝えておこうよ・・・。
とはいえゼロは最初から全部莫に伝える方針ではなく、莫の成長に合わせて色々と情報とカプセムを提供していく方針の模様。そもそもカプセムはカプセムドロッパーを引く人物の心理状態に影響を与えるようだしエージェントが成長させていくのは組織的には必須なんだろう。多分。
という事で恐らくゼロは必要があって莫に伝える情報を限定している模様。
いや、莫にだけではなくノクスに対してもか。
なにせノクスは「相変わらず腐った組織だ」とCODEの事をボロクソにけなしているので。
色々と断片的にしか情報を与えられなかった結果、ノクスはCODEを離反して反CODEのようなエージェント活動を始めたという可能性が高そう。
とはいえ今回 莫はグラビティカプセムの制御に失敗(?)してブラックホールを生み出し飲み込まれてしまったはず。
カプセムは制御できればナイトメアを倒す力になるけれども失敗すると身を滅ぼすシステムなのは間違いないはず。
さらに言えばカプセムの中身について莫は詳しく知らされていない状態。
恐らくノクスも同様だったはず。
ナイトメアから生み出した力でナイトメアを倒していた、とノクスはその事実に自力でたどり着いた。そしてそれが身を滅ぼす可能性があると知ったとすれば・・・組織を本当に裏切ったんですか!してもおかしくはなさそう。
CODEの秘密主義が色々とまずい方向に作用して現在のような状態になっているような気もするけれど・・・それがナイトメア撲滅に必要なことだからそうなっているのか。それとも単に極秘機関だから情報も必要最低限しか伝えないね、だってその方が極秘機関っぽいし、みたいな方針なのか。誰かの夢から誕生した組織である可能性も否定できないし・・・
なんにせよゼロがノクスに必要な情報を伝えていれば こんなことにはなっていなかったんじゃないか?と思えてしまった Case13「滅ぼす」 感想 の感想でした。

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