仮面ライダーガッチャード 第4話 アントルーパー・ラビリンス 感想

スパナ「「運命の糸車はすでに回りだしている」か・・・」が気になる 第4話 アントルーパー・ラビリンス 感想です。

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感想


スパナの動向が気になる回。

ミナト先生曰く上の組織から派遣されたとの事。
前回ポイゾナスマッシュルームマルガムが人々を襲っていたにも関わらず某橘さんのように見てるだけでスルーしたスパナ。
それにも関わらずりんねをストーキングしていたサブマリンマルガムは一蹴。今週の描写を見る限りアカデミーの学生時代からりんねには何か特別な思いがあったようにも見えるのでりんねを突け狙うサブマリンは倒したとも考えれそうですが・・・

気になるのが今週の台詞。
「運命の糸車は既に回り出してる、か・・・」

運命の糸車でガッチャードに関連ありそうなものと言えば冥黒の三姉妹。
アトロポス、ラケシス、クロトーと言えばオベリスクで人修羅と対峙する・・・ではなくモイライ三姉妹。

モイライ三姉妹と言えば運命の女神。
三姉妹それぞれが運命を司る糸車に関連した役割が与えられているとの事。詳しくはググって。
スパナの言う「運命の糸車」が何を指すのかは不明ですが冥黒の三姉妹に関連している可能性は高いと思われます。

そして今回発覚した三姉妹の目的は・・・
ケミーは奇跡の存在
そのケミーを正しく最も良い形で導こうとしている
そのためにドライバーが必要
ドライバーは扉を開ける最後の鍵
との事。

前回の話でマルガム化を「変革の兆候」とも話していたのでドライバーを使って新たな扉を開こうとしている模様。

「正しい」が何を指すのかは不明ですが三姉妹(アトロポスは不明)ケミーをマルガム化させて纏う事が出来ている以上、悪意に染まった存在である可能性は高そうです。人間とはマルガム化させる条件が違う可能性もありますが。

話は戻ってスパナのやっていた事を整理すると・・・
ガッチャードライバーの回収
りんねへの過剰な助力

そしてヴァルバラドが仮面ライダーではない事(恐らく)を考えると・・・上の組織の命令でガッチャードライバーを回収して上の組織の都合の良いようにケミーを操りたい、という思惑があるのではないでしょうか。

ヴァルバラドもケミーを武装化して使用できにも関わらずガッチャードライバーを求めるのはケミーの力を最大限活用するため?
それとも「扉の鍵」を確保しておきたいのか。
もしくはその両方?

りんねに対して甘いのはりんねの父、風雅がガッチャードライバーを開発した(と思われる)のでそれ関する情報を集めたいから、的な思惑があるのではないかと予想してみます。

スパナの「運命の糸車は既に回り出してる、か・・・」との台詞からすると自分から推察した台詞ではなく上からそう言われたから業務としてこなしている可能性が高いような気がするのですが・・・真相は如何に。

まあ2号ライダーっぽいポジションなのでどうせ終盤は味方化するとは思うのですが(例外あり)現時点では業務として最低限の事だけやろうとしているのか、それとも歴代ネタ・・・個性的な2号ライダーのように自分の思いが入りまくって暴走しているのかは謎。

なんにせよ純粋に夢を追い続ける宝太郎と違って何かしらの意図があり、ケミーを回収していると思われます。

果たしてスパナはカッコよい2号ライダーとなるのか。
それとも歴代ネ・・・個性的なライダーとして暴走していくのか。
非常に気になる 第4話 アントルーパー・ラビリンス 感想でした。


以下雑記

一ノ瀬宝太郎


宝太郎「加治木!」
加治木「な・・・何・・・?」
宝太郎「その正義のヒーローってどんな感じ?」
加治木「マジでかっこいいらしい」
宝太郎「へえ・・・かっこいいんだ・・・フフフフ・・・」

謎の正義のヒーローとして噂になり調子に乗り始める宝太郎。
・・・何かのフラグにしか見えない。
長谷川脚本で調子に乗った主人公が何も心がへし折れるイベントもなく成長していく訳がない。というより仮面ライダーで調子にのった主人公が何もない訳がなく大失敗やらかしてそこから成長していくパターンに思えます。

といっても最近この手の描写少ないですよね。
鎧武の序盤で日常生活でも無駄に変身しまくっていたような気がしますが・・・鎧武は実は1話から取り返しのつかない事をしていた、といった展開ありましたし。
こちらは一応指導者のミナト先生がついているのであまりにもなやらかしは無いと思いますが・・・。
ただしミナト先生が何も企んでいない場合に限る。

珠美「いらっしゃい。あっ宝太郎のお友達?」
りんね「はい」
宝太郎「よーし!とびっきりの創作料理をごちそうするぜ!」
珠美「あっ好きなとこ座って」
宝太郎「完成!お待たせ!ニコニコにくにくオムライス九堂スペシャル!どうぞ~!」
りんね「いただきます」
宝太郎「どう?」
りんね「微妙・・・」
宝太郎「えっ・・・?うう・・・ノーガッチャ!」

マイルドな食戟のソーマっぽく見える。
個人的にはミスター味っ子っぽいと思っていたのですがあれは創作料理は基本的に肯定されてましたし。
最終的には創作料理も最高のガッチャを得られるのか。それともシンケンジャーの普通と言われまくり、何故かカレーが評判となった寿司職人のようになるのか。ちょっと気になります。

九堂りんね


宝太郎「ずっと当たり強いよね。俺なんかした?」
りんね「別に」
宝太郎「じゃあ今度うち来ない?」
りんね「えっ?なんで?」
宝太郎「うち定食屋でさ。とびきりの創作料理、振舞うからさ!」
戸惑った表情のりんね

りんねの家族構成は今どのような感じなのか気になります。
父親が失踪している事は確実。
母親は不明ですが・・・父親が裏切り者として失踪していているので家族関係が良好とも思えないのですが。
このシーン。りんねが戸惑っているのは友達いなさそうなりんねが友達の家に誘われた事に戸惑ったのか。
それとも家庭料理(若干違いますが)に対して何か思うところがあるのか気になります。

宝太郎「やっぱ九堂の錬金術はすごいな」
ラケシス「そうね。フフッ・・・でもいいの?それってあいつから教わったものなんでしょ?裏切り者の娘さん」
宝太郎「娘って・・・?」
ラケシス「えっ・・・あら聞いてない?お前にドライバーを渡した男。九堂風雅はこの子の父親よ」
りんね「父は・・・どこにいるの?」
ラケシス「どこにもいない。だって私たちが殺 したから。アハハハハ・・・!絶望にゆがんだその顔、素敵ですわ」

ラケシスというか三姉妹って風雅の個人情報を知っているっぽいですね。
元々は三姉妹も人間なのかは不明(元人間の錬金術師?)ですがそのあたりは置いといて。
りんねに精神攻撃を仕掛けてくるラケシス。

りんね「本当なの?本当に父は・・・」
宝太郎「俺にガッチャードライバーを託したあと・・・俺やケミーたちを守って・・・」
りんね「もう二度と・・・会えないんだね。父は私が錬金術師になりたいって言った時、大切なのはルールを守ることだって教えてくれた。だからずっとそう信じてきた。なんにその父が掟を破って姿を消した。父はアカデミーだけじゃなく私のことも裏切った。今度会ったら思いっきり文句言おうって思ってたのに・・・」

自身を裏切った父親に文句を言おうと思っていたのに会えなくなってしまった。これは父親を復活させる伏線かなと思ってしまいます。

というのも2話で
宝太郎「っていうかさ。そもそも錬金術ってなんなの?」
りんね「無から有を。死から生を生み出す術」

と言っているので。
誰かしらを蘇生しようとするキャラがいてもおかしくはないんですよね。成功するかどうかは別として死から生を生み出した前例があるのは間違いないはず。
まあ無条件の蘇生出来たら静謐のグローディが好む世界観になりそうなのでそれはないと思うのですが・・・

宝太郎「行こう・・・九堂」
りんね「一ノ瀬だけで行って」
宝太郎「いや・・・何言ってんだ。一緒に戻ろう?」
りんね「戻らない。私、君と違ってやりたいこと何もないし」
宝太郎「何もないって・・・じゃあ九堂にとって錬金術は?」
りんね「使命だよ。今は・・・」
宝太郎「俺にとっては店の手伝いがそれかな。本当は父さんが始めたんだけどさ。今は母さん一人で切り盛りしてるんだよ。だから俺戻らなきゃ。店、手伝って母さんの笑顔見るために」
りんね「笑顔・・・」

なんにせよ父親を失った事で生きる気力も失ったりんね。
錬金術は夢を叶える術ではなく自分がやるべき使命。
夢を忘れ、父親に会いたいという願いも断たれた今、生きる意味を教えてくれたのは宝太郎。
・・・宝太郎のエピソードが良かったのかどうかは意見がわかれそうですがそれはさておき。

回想
風雅「りんねの夢はなんだ?大きくなったら何をやりたい?」
りんね「私のやりたいこと?うーんと・・・お父さんみたいにみんなを幸せにすることをやりたい」
風雅「そうか。ああ・・・ハハハハ・・・」
回想終わり
りんね「思い出した・・・父の笑顔・・・大好きだった。ごめん。私まだ父が生きてる気がする」
宝太郎「そっか。九堂がそう信じるなら俺も信じる」
りんね「ありがとう」

父親との会話、そして笑顔を思い出したりんねは再び戦う事を決意する、という展開でした。
今回は「生きている気がする」で終わったので父親を蘇生しようとする展開にはならないとは思いますが・・・実際風雅がどんな状況かは不明ですしね。
風雅を蘇らせるには何かしらの術が必要だった場合・・・りんねがどのような行動をとるのか気になるところです。

黒鋼スパナ


スパナ「このケミーを君にプレゼントしよう。九堂りんね」
宝太郎「剣道場の時と微妙にキャラ違くない?」
スパナ「マルガムを倒した戦いは悪くなかった。だが・・・俺はお前を仮面ライダーとして認めたわけじゃない。また会おう。九堂りんね」
ミナト「相変わらずだな」

前回ガッチャードライバーを奪おうとしたのは独断?
上からの指令なら今回も奪おうとするはず。
前回は宝太郎が自分の美学に反する行為をとったからドライバーを奪おうとしたのとか?それはそれで問題な気もしますが・・・

宝太郎「あっ・・・黒鋼スパナ!おい・・・」
スパナ「また会えたな。九堂りんね」
ミナト「彼は上から派遣された超A級錬金術師だ」
スパナ「一つ言っておきます。俺は生徒じゃない。ミナト先輩と立場は対等ですよ」
ミナト「そうだな」

独断かどうかは置いといて。
スパナは上の組織から派遣された錬金術師との事。
上の組織の説明をしてほしい。せめて名前だけでも・・・。
直近の長谷川脚本のセイバーで上の組織と言えば上層部が色々とあれだったので・・・いやあれだったのは寿司屋、ではなくイザクだけだった?
なんにせよ主人公と上の組織が敵対したことは事実。
今回敵対するのかどうかは現時点では不明ですが・・・風雅が裏切ったという事実があるので何かしらはありそうな予感。

それもさておきとにかくスパナは上からの指令で動いてる事は確実っぽいですね。
元はアカデミー、それもミナト先生の教え子だったっぽいのですが生徒時代から何かしら確執はあった模様?

宝太郎「あの笑顔・・・もしかしてスパナは九堂のことが好きなのかな?」
りんね「はあ・・・私そういうのいいから。ケミー反応確認!」
宝太郎「よし行こう!」
スパナ「「運命の糸車はすでに回りだしている」か・・・」

しかし上の組織や生徒時代はともかく何かしらりんねに執着しているっぽいのは間違いなさそう。
ただし狩谷のようなストーカーとかそういった関係ではなさそう?
「「回りだしている」か」という台詞から何かしら事情を上から聞かされている可能性が高そうですが・・・それがりんねに関連しているのか。
それとも単にマジなりんねのストーカーなのか。色々と気になるスパナでした。

・・・あと一つ。このシーンの笑顔。
なんとなくアルビノジョーカーっぽく見える。非常に胡散臭い。

加治木 涼


加治木「宝太郎!」
宝太郎「んっ?」
加治木「出た・・・出た・・・出たんだよ!」
宝太郎「もう・・・落ち着け加治木!何が出たって?」
加治木「怪物を倒す正義のヒーローだよ!」
宝太郎「えっ?」
加治木「ここ数日で急激に噂が広まっている。でも写真は一枚もないし情報もすぐ消される。きっと社会を裏で操っている秘密結社が裏で隠蔽工作・・・」

加治木がやっと主人公と会話した・・・
1話で適当にあしらわれた後、宝太郎と会話なしだったはずなので。
本当に主人公の友達ポジションなのか。
とはいえ今後は怪物を追った結果、ガッチャードに遭遇して・・・ときっと主人公が色々あって闇落ちした時に支えになってくれるポジションになると予想しておきます。
もしくはガッチャードの正体を最後まで知る事はなかったけれども実は主人公の支えになっていた、的なポジションになる?

銀杏蓮華


蓮華「なあ、お宝ちゃん。君に一つお願いがあるんやけど」
宝太郎「えっ・・・「お宝ちゃん」?俺のこと?」
蓮華「せやせや。ケミー貸してほしいねん。えっと・・・名前なんやったっけ?」
口丸「カマンティスです」
アイザック「カマンティス。レベルナンバー9」
宝太郎「ケミーを貸すのはちょっと・・・」
蓮華「強いケミーを使えば回収作業もはかどるやろ。もちろんタダで借りるつもりはない。私らの持ってるケミー2体と交換ってことでどうや?全てのケミーと仲間になるんやろ?回収作業が終わったらまた交換して返すから。ほい」
宝太郎「・・・わかった!頑張れよカマンティス!」

カマキリは強すぎるから序盤で使用できなくなるのはオーズからの伝統。
そういえばオーズは虎が不遇でしたが(初代オーズの時は虎で無双していたのに)蓮華は虎を被っているのは何かの伏線・・・ではなく単にキャラ付けですよね。多分。
というかケミーは101体と凄まじい数がいるので入手が省かれるケミーも多そうですね。それを回収してくるのが蓮華、ではなく口丸になりそうですが・・・二人のメイン回はあるのだろうか。
次回もあまり関係ない話っぽいですし・・・やたら濃ゆい登場シーンが多いのは出番が少ない反動なのかと思ってしまいます。

ヴェノムマリナー


りんねを人質に取られ変身解除するヴェノムマリナー。
エナジールを使いりんねを救い出すも、その後アッパレスケボーに変身

・・・扱い酷いっすね。
2回連続アッパレスケボーで敵を倒す必要はあったのだろうか。まあフォルム的にはヴェノムマリナーよりアッパレスケボーの方が人気出そうですが。
とは言え一応雑魚の蟻を撃破しているだけ不遇ではないのかもしれない。
オーズのタトバキックはメインフォームの必殺技扱いのはずなのに敵怪人単独撃破がほぼなくやたら不遇でしたが・・・ヴェノムマリナーが活躍する日を祈っています。

冥黒の三姉妹


アトロポス「君、そんなにケミーが大事なの?」
宝太郎「ああ。ケミーは仲間だからな。お前らどうしてガッチャードライバーを欲しがる?」
アトロポス「ケミーは奇跡の存在だ。僕らはその力を正しく最もいい形で導こうとしているのさ。そのために君の持つドライバーが必要なんだ。最後の扉を開く鍵だからね」
宝太郎「ケミーを正しく導く・・・違う。そんなのウソだ!」
回想 風雅「そのドライバーがこいつらの手に渡れば世界は滅ぶ!」
宝太郎「お前らにこのドライバーは絶対渡さない!」
アトロポス「やっぱり愚かだね。ラケシス。あとは任せたよ」
クロトー「たっぷり地獄見せてやれ」
ラケシス「オッケー。暗黒に染~まれ」

何が「正しく」「最もいい形」なのでしょうかね?
1話で風雅と
アトロポス「やっぱり完成してたんだね。暗黒の扉を開く鍵」
風雅「違うな・・・これは生と死をつかさどる希望の鍵だ」

こんなやり取りをしていましたが・・・

世界を暗黒へと導きたいっぽいのは確かですがその後どうしたいのでしょうかね?
風雅曰く「世界が滅ぶ」との事ですが単に世界を滅ぼしたい、的な敵には見えないですし。
ケミーは無から有を生み出す錬金術で生まれた存在。世界を滅ぼした後、自分達の望む生命体だけ存在する世界を創りたいとか?
その辺は不明ですがケミーを正しく導くためには今の世界ではダメで最後の(暗黒の?)扉を開く事が必要。そして扉を開くにはガッチャードライバーが必要らしいのは確実ですかね?

なんにせよ現時点ではドライバーを奪う事が敵の最優先目標っぽいですが・・・果たして奇跡の存在のケミーを正しく導いて何をしたいのか。気になるところです。

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