仮面ライダーリバイス 41話~最終話 感想

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第41話 「父の真意、息子の決意!」

次週真澄が死にそう。あと赤石も。
スピンオフベイルを見た方ならば知っているとは思いますが真澄が全身に火傷を負ったのはベイルを封印しようとしたため。
何故ベイルを倒さず封印しようとしたのかと言えばベイルを倒すと純平が死んでしまうからでしたね。
つまり今週ドライバーを携えて前線に出てきた真澄はベイルを倒そうとしたのではなく、ベイルを封印しようとしに来た可能性が高いと思われます。
真澄「過去に決着をつける時が来た」
という台詞も自身の犯した過ち、罪を清算しようとしている可能性が高そうです。
次回予告を見る限り真澄の作戦は失敗し、新しいドライバーで変身した純平=元太がベイルと決着をつける事となりそうなのですが・・・果たしてその時の真澄の安否はいかに。
ウィークエンドのメンバーが次々に退場している中、真澄も死ぬ可能性は高そうですが・・・その場合ジョージにどう影響するのかが気になります。
なんだかんだ言って真澄大好きですからね。果たしてどうなる事か。
そして赤石も退場しそうな予感。
前回の感想で赤石が大二に対して抱いた感情。
赤石の策略半分かなあと思ってはいたのですが・・・本心からのものだったようです。
数千年にわたる赤石の暗躍。
仲間と言える存在はいたと思われるのですが・・・家族を言える存在はいなかった模様。
同じギフの遺伝子を持つという存在。
そしてかつての仲間、家族から孤立した立場が共通。
といった面から赤石は大二を自身の息子のような存在として見てしまったようですが・・・残念ながらその願い、思いは届かず散る事となりそうです。
まあ大二からしてみれば今まで自分を駒扱いしてきた人間が急に父親面し始めてもねえ・・・受け入れられるはずもなく。
ある意味自業自得な結末となりそうですが・・・逆に言えばこの辺の心境の変化は赤石にもまだ人間性が残っているという事にもなりそうです。
さらに言えばギフは人間を悪魔に改造は出来る(ギフデモス?)ようですがその心を完全に操る事は難しいようです。
朱美さんのギフデモスを見る限りある程度は操れるようですが・・・それだけ人間の心は難しいものなんでしょうね。
そしてその本心がどうなっているのか気になるのが大二。
結局今週大二関連の話全く(花と多少会話したぐらい)進まなかったのですが・・・次週大きく変化がありそうです。
その鍵となりそうなのは元太。
元太は自身が死ぬ覚悟でベイルと対峙する事を選択するようですが・・・その結末は?そしてそれが大二にどう影響を与えるのか?
次々にレギュラーメンバーが死ぬ中(今週は無かったですが来週はありそう)人類の平和と求める大二は何を思うのか。
真澄、赤石、元太、そして大二の選択が気になる 第41話 「父の真意、息子の決意!」 感想でした。

・一輝

一輝が消えた写真を見て
元太「これは・・・?」
幸実「隠してあったのを見つけたの」
元太「どうして一輝がいないんだ?」
一輝「2人とも話があるんだ。バイスとの契約・・・。つまりバイスに力を借りて仮面ライダーとして一緒に戦う代償で記憶や思い出が消えてってる。だからきっと家族との楽しい思い出も・・・」
元太「一輝。それでも戦い続けるのか?バイスとの契約破棄はできないのか?」
バイス「それは・・・」
一輝「バイスがいるから今こうして人を救う戦いができる。感謝してるしバイスとはこれからもずっと一緒だ」
バイス「一輝・・・」
一輝「それに、俺は・・・家族みんなが笑って暮らせる日まで戦う。たとえ俺自身がどうなっても・・・」
幸実「それ以上は言わないで」

そういえば未だにわからないのが一輝が写真から消える現象。
その出来事が無くなる訳ではなく一輝の中から記憶が消える(だけのはず)なのですがなんで消えるんでしょうね。
過去の出来事が消えないのは高校サッカー部の出来事から確定。(一輝だけ忘れ他全員覚えていた)。あれは一輝が記憶から消したいと願った特殊な例なのかもしれませんが・・・他にも温泉旅行の件も一輝だけ忘れていたから一輝の記憶から消えるだけというのは間違いないはず。
この辺はスッキリしないのでバイスが一輝に何か隠していると思ってしまう。
それはさておき家族の為にその家族の一員である一輝が犠牲になるというのは悲しい話。ただこれお父さんもやっている(スピンオフベイル)事なので・・・。似た者同士なのかもしれません。
最終的にこの記憶の件に関してはどうなるのでしょうかね?

一輝「確かに人類は愚かかもしれない。それでもみんな一度きりの人生を一生懸命生きてるんだ!」
バイス「お前らには絶対わかんないと思うけどな!」
一輝「その人生を俺は笑って過ごしてほしいんだ!」
バイス「笑顔のない平和にはなんの意味もないんだよ!」
一輝「お前がそれを奪うというなら今ここで・・・」
一輝・バイス「お前を倒す!」

既にバイスと一輝は文字通り一心同体という事でこの一連のセリフは全て一輝の本心という事でいいですよね。
で、一輝(バイスも)が一番重要視しているのが笑顔という事でいいでしょうかね?
大二は平和を。
さくらは自由を。
そして一輝は笑顔を求めて。
その笑顔に必要なものは平和と自由という事で一番困難な道なのですが・・・それ以上に自分の笑顔を犠牲にしているというのはねえ。いや他のライダーでもいますけど(オーズの映司とか)
自分に興味を持てなくなったという一輝ですが最終的には家族全員の笑顔を見られる結末になってほしいと思います。

・大二

一輝「正義感が暴走して自分じゃ止められなくなってるんだ」
ヒロミ「やっぱりカゲロウを失ったことに関係あるんじゃないのか?」
一輝「カゲロウは大二にとって必要な存在だったのか・・・?」

カゲロウが大二にとって必要かどうかは断言していないのですが・・・必要な存在なんでしょうね。大二単独でいるのならば。
数話前に幸実が言っていたように周囲に止めてくれる人間がいれさえすれば悪魔は必要ないとも言える気がします。悪魔を失ったヒロミもなんだかんだ言って周囲とうまくやれてますからね。
ただ現状であればカゲロウは必須だったと思うのですが・・・その辺の話をどう収拾つけるのか気になるところです。

消滅しかかっているベイルとのやり取りの後
赤石「時間がないのは我らとて同じこと!大二!君はどうする⁉」
大二「ギフを止めるために・・・リバイスを止めます」

・・・なんで未だにギフが平和を与えてくれるって信じてるのでしょうか?この辺の描写は受け入れがたい。
というか大二的にはギフは天災的な感じなんでしょうかね?どうしようもない存在だけれども無駄に刺激しなければそれ以上の被害は出さない。その存在を無駄に刺激するリバイスは平和を脅かす存在だ、というロジックなのでしょうか?よくわからない。

・さくら

さくら「私結局知らなかった。太助さんたちの本当の名前」
真澄「彼らの犠牲を無駄にしてはいけない」
さくら「するわけない!だから・・・犠牲なんて言わないでください」
真澄「そうだな。すまない」

一輝がアララトへ行かなければ出る必要のない犠牲・・・とも限らないのでそれは置いといて。
真澄は既に散々罪を重ねてきている、犠牲の上で成り立っているので犠牲はある事前提で動いているのでしょうね。だからこそ犠牲を無駄にしないように行動する。
逆に犠牲を極力出そうとしないようにしているのがさくら。無敵になりたいのも敵がいなくなれば戦わなくて済むという理屈ですし。
太助は光を助ける為に犠牲になったのは間違いないと思うのですが・・・犠牲には違いないけれども無駄にしないから犠牲という言葉を使わないで欲しいという願いなんでしょうかね?ちょっとわかり辛いですが。

・夏木花

大二「手を出すな!」
花「あんたバカじゃない⁉自分から大切な居場所を手放すなんてね!」
大二「お前に何がわかる⁉」
花「私だからわかるのよ!これ以上さくらの悲しむ顔を見たくないの!」

アギレラは自分からではなくギフ様から振られましたからね。自分からデッドマンズを手放した訳ではないので納得。
しかし一輝と大二を戦わせないのは戦うとさくらが悲しむから、というのは非常に花らしい答え。
しかし仮面ライダーアギレラはホーリーライブ相当の強さなんでしょうかね?インフレしまくってアルティメット以外の強さがさっぱりわからない。量産型デモンズもフェーズ3相当のギフテリアン倒してましたし・・・。まあライダーは変身者の精神状態が大きく作用する事が多いのですが。

・元太

一輝「ベイルが消滅したら父ちゃんはどうなるんですか?」
黙り込む真澄

ようやくその事に言及・・・しなかった。
今回のラストでもこの時ハッキリしなかったから対応に困ってましたし・・・知っていたら知っていたで戦えなかったとは思いますが。

狩崎「私になんの用ですか?」
元太「ベイルと決着をつけたい」
狩崎「新しいドライバーを作れと?」
元太「ああ。誰一人家族を失うわけにはいかないんだ」
狩崎「その中にはご自分も含まれているのですか?」
返答につまる元太
狩崎「やれやれ。責任重大だね」

またもや元太は自分を犠牲にする事を選択。(スピンオフベイル最終戦、ギファードレックススタンプ作成時)一輝はこの辺りそっくりですね。
そもそも五十嵐家が戦いに巻き込まれているのは自分のせいだと思っているからこその選択だとは思うのですが・・・狩崎が可哀そう。
ドライバー作成しなかったら元太は前線に立って自殺未遂しかねないですし・・・作成しても元太が死んだら一輝が暴走するし・・・。
つまり狩崎は元太の願い、ベイルとの決着をつけさせてあげてなおかつ元太が死なない方法を模索しないといけない訳ですよ。本当に責任重大。

・狩崎

狩崎「ドントウォーリー!それはデモンズ軍団に任せてくれ」
さくら「デモンズ軍団?」
狩崎「自身の悪魔を制御して戦力化する量産型デモンズドライバーを配備した。ヒロミが張り切って指揮を執っているよ」

ヒロミって変身不能とかそんなレベルでなくて体内年齢80歳とかそんな状態じゃなかったでしたっけ?今週銃を持って前線で戦っていたのですが止めさせた方が・・・いや自身の悪魔がいないので無理か。大二と同様ですね。
しかしこのドライバーって自身に悪魔がいなければ変身できないのでしょうかね?ヒロミは体力的にも資質的にも無理?
もしかしたら狩崎はヒロミの事を思って物理的に変身出来ないシステムにした可能性が?

・真澄

せき込む真澄
玉置「だ・・・誰か呼んできます!」
真澄「どうやら私の限界も近いようだな・・・」
ベイル戦。ウィークエンドライバーを装着しふらつきながら現れる真澄
真澄「過去に決着をつける時がきた」

感想の方でも書きましたが死にそう。
それこそ現代医学ではどうしようもない状態でしょう。どうにかなるならジョージが何かしているはず。
残る方法はギフの遺伝子でも移植するしか・・・もしかしたら来週あたり体内にベイルを宿して元気に走り回る真澄の姿が・・・なさそう。
真澄の運命はいかに。

・玉置

量産型デモンズドライバーをみて
玉置「俺も仮面ライダーに・・・!」

玉置ってこのドライバーで変身できるのでしょうか?ライオット撃破した時に悪魔消滅しているような・・・
ただし同様にハシビロコウで悪魔を分離したはずの花が変身出来ている事から体内に悪魔が残っている可能性はありますが。
玉置だけ頑なに変身させないのは終盤に変身する前フリなんでしょうかね?

・光

光「父さんが・・・どうして僕を守ったのかわからないんです。母さんのことは見捨てたのに・・・。矛盾してますよ」
さくら「矛盾があるから人間なんじゃない?ウィークエンドとしての信念を曲げてでも光くんを守った。それって太助さんが感情を優先したからだと思う。光くんのことを本当に愛してたってことだよ」
光「僕もっと強くなりたいです!」
さくら「私も」

母さんというか公子も見捨てた訳ではない(結果的に見捨てた形となりましたがその指示自体は後悔していた)のですがそれは光は知らないですよね。
しかし着々と光の強化フラグが積み重なっている訳ですがこれ以上パワーアップするのだろうか。それとも精神的成長にとどまるのか・・・。
個人的には両親と言える存在を亡くしてから変身の方が良かったと思います。公子の時にも書いた気はしますが。

・赤石

赤石「君のおかげで人類は救われようとしている。ありがとう」
大二「あなたのためじゃない。俺は自分が正しいと思う行動をとっているだけです」
赤石「わかっているよ。私は・・・ただ君を自分の息子のように応援したいんだ」
何も言わず去る大二
ベイル「フフフフフッ・・・反抗期の息子といったところか」
赤石「手のかかる子だ!未練を断ち切ってしまわねば!五十嵐家を抹殺しろ」
ベイル「なんだと?」
赤石「考えが変わった。私には大二くんさえいればいい」

ちょっと考えが変わり過ぎ・・・。
大二からしてみれば完全に駒扱いしていたのに基地襲撃後に急に父親面ですよ。反抗期云々以前に胡散臭いことこの上ない。
この辺の心境の変化はよくわからないですが様子からすると本心っぽいですね。ギフの攻撃から大二を庇ってましたし。
あまりにも長い間孤独に生きてきたから家族のように(一方的に)思っている存在に対する接し方がわからないのではないだろうか?

突如現れるギフ
赤石「お静まりください!ギフ様・・・うっ!」
赤石と大二を攻撃し、去っていくギフ
赤石「ギフ様がお怒りだ。人間の醜い争いはもう見るに堪えんとな」
大二「このままだとどうなるんですか⁉」
赤石「文明が滅ぶ!かつて隆盛を誇り一夜にして消滅したあまたの文明と同じようにな!」

アトランティスが滅んだのはギフのせいだった?
というか醜い争いを止める為ではなく自身の存在を脅かす文明を駆逐しようとしているだけにしか見えない。
そもそも数千年にわたって眠ってたんじゃなかったでしたっけ?ギフって。たまに起きては気に入らない文明滅ぼして再度寝てたのだろうか。ドラゴンボールのビルス様か。いやビルス様って基本的には仕事で星を破壊してるのですが・・・(気分で壊した事も多数)。

赤石「お前たちは勘違いをしている!ギフ様はこの地球にたどり着いた太古の時代から常に人類との共存を望んでいるのだ!」一輝「何⁉」
赤石「人類が勝手にギフ様を恐れ忌み嫌い利用したのだよ!」
一輝「悪いのは人間だっていうのか!」
赤石「そうだ。ギフ様に滅ぼされる前に私はギフ様と契約し人類の行く末を見定めると誓った!だが・・・!人類は同じ過ちを繰り返す。何度も!何度も!その愚かさたるや天井知らず!」

共存という名の家畜化。
それを受け入れられない人類を愚かと断言というのは傲慢かと思います。
ただ赤石も人類自体を滅ぼうそうとしない事は確実っぽいですかね?基本的にギフのご機嫌取りをしながら人類が破滅しないように動いているので。
その辺は一貫していていいのですが・・・家族の情に流れされてどうなる事か。

・ベイル

ベイル「18年前お前が悪魔と契約しなければ俺の復讐は終わっていた!」
バイス「未練がましい野郎だな!そんなんだから相棒に捨てられるんだよ!」

復讐が終わっていたのではなく死んでいたの間違いだと思います。
ベイルはスピンオフの出来事を忘れたのだろうか。周囲に被害が及ぶようであれば死ぬことを厭わないですよ。純平というか元太は。
この辺の相棒の理解のなさが相棒に捨てられた原因だと思われます。まあそもそも相棒の復讐の対象なので相棒にはなり得ないのですが。

ベイル「だましたな!ギフの恩恵を受ければ不死身になるはずじゃなかったのか⁉」
赤石「そもそも君は25年前に死んだも同然。実体のない悪魔が仮初の体を与えられているに過ぎん」
ベイル「時間がないということか・・・だが死ぬ前に俺の願望は必ずかなえる・・・!」

・・・まさか赤石を信用していたとは。散々人(純平)を騙しておいて自分が騙されないと思っているあたり非常に甘い。悪魔の風上にもおけない。
しかし願望ってなんでしょうかね?五十嵐家殺害?さすがに元太の体を乗っ取って暴れまわるのは無理だと思っているはずですし・・・何でしょうね?

第42話 「激バトル! 紅きベイルとデストリーム」

家族の為に「変身した」男、五十嵐元太回でした。
今回の話の感想の前にスピンオフベイルの設定をおさらい。
真澄「バイスタンプの力を制御するにはドライバーに悪魔を常駐させるしかなかった。そのために被検体071を憎悪で縛り付け復讐の権化とする必要があった」
東山「その通り。やつの憎悪を永久に絶やさない為に、自ら生まれた悪魔、ベイルに家族を殺させた」
NOAHは白波純平の復讐心を絶やさないために純平自身の悪魔に純平の両親を殺させた。
そのことを知った純平は悪魔(ベイル)も許せないがそれを生み出した自分自身を許せない、とベイルと相打ち覚悟で戦ったのがスピンオフの最終話。
ベイルも許せないが自分自身を許せなかったのが白波純平。
他に大切な人を守る手段が無かったというのもありますが悲壮な設定、そして悲しい決断でした。
それに対して今回の五十嵐元太が下した決断は許す事。
ベイルの行った純平への復讐は通常であれば許されざるもの。
これまでの元太はベイルの暴走に巻き込んでしまった家族の為に死ぬ覚悟でギファードレックスバイスタンプ誕生に関わったりもしたのですが・・・その元太を変えたのは家族への思い。
道を違えた家族を許せず。
そして自分自身の選択に迷っている大二の為に。
これまで幾度となく家族の為に白波純平から五十嵐元太へと変身を重ねてきたパパさんの仮面ライダーデストリームへの変身。
かつて大切な人を守る為に死ぬ決意をした男は家族の為に死なない事を決意した。
自分自身の思いよりも大切なものが出来たから。
元太「大二。いい男ってのはな。どんな時でも自分を許せる男だぞ」
どんなに悔やんでも過去にあった出来事は変えられない。
しかし過去にあった悲壮な出来事を自身の糧にする事は出来る。
その為に重要なのは許す事。
他人を、そして自分自身を。
許す事によって前に進む事が出来る。
過去に悲惨な経験をした父、元太だからこそ今を迷っている大二に道を示す事が出来たのではないでしょうか?
その思いが大二に届いたかどうかは・・・また別の話として。
とにかく誰よりも大切な人の為に「変身」してきたから元太だから出来た仮面ライダーへの変身だと思いました。
といった感じで元太の変身は良かったのですが・・・大二まだ敵対するのでしょうか?
いやでもこの話だけで大二が戻ってきたら兄弟喧嘩はなんだったのかという話にもなりかねないですしね。
五十嵐家に嫉妬したギフ様と赤石との直接対決は来週になるかと思います。
そんな訳で来週は究極の力を得た赤石との決着回。
さすがにいよいよ赤石も退場だとは思いますがそれ以上に気になるのはアララトをギフが襲撃するという予告。
流石にこれには大二も考えを改めると思うのですが・・・果たしてどうなる事か。気になる 第42話 激バトル! 紅きベイルとデストリーム 感想でした。

・一輝

一輝「ギフが人間に牙をむくなら俺たちが倒すまでだ!」
赤石「だが!人間は過ちを繰り返す!必ずだ!」
バイス「だったらその度に俺っちがお尻ペンペンしちゃうもんね!」
一輝「俺達はな、おせっかいなんだよ!」

人類の過ちを正す。なぜならおせっかいだから。
出来る出来ないは別として良い答えだと思います。今まで一輝がやってきたことそのままですしね。
一貫性があってなおかつ正義のヒーローとしては非常に良い答え。
・・・なのですが問題点は実際にやりかねないのが怖い。アルティメットリバイスの能力をフルに使えば無限に増殖できるはず。つまり文字通り全人類に対しておせっかいできるんですよね。時間制限ありとはいえ。
そしてその正しい正しくないの判断が個人の判断に委ねられるというのは結構危険な状態。ある意味ギフと同じになってしまうんですよね。個人の意思で人類全体が左右されるといった点では。
まあ一輝なら実際にやらないとは思うのですがやれるだけの能力があるといった点で結構怖いライダー。

・五十嵐元太

一輝「父ちゃんベイルと決着をつける気みたいなんだ」
さくら「えっ?でもパパが勝ったとしてベイルが消滅したら・・・」
バイス「無事じゃ済まないだろうな」
さくら「ダメじゃん!止めないと・・・!」
幸実「パパさんはそんなに弱くはないわ。パパさんね。仮面ライダーじゃなくなったのにここに来てから3回も変身してるのよ」

回想1 一輝が生まれる
回想2 絵を描く一輝と大二
回想3 公園でさくらと遊ぶ元太

幸実「あなたたちのおかげでパパさんは強くなったの」
一輝「父ちゃん・・・」
さくら「ママずるい。パパを応援するしかないじゃん」

3回というのは3人が生まれた事でしょうかね?
・・・東映公式HPに答えが書いてあったので引用
”元太を変えたのは、幸実の語った3回の“変身”。それは、一輝、大二、さくらが生まれ、父となり、今の五十嵐家となったこと。”
・・・となると子供が出来た事。子供と成長し父親になった事。そして家族となった事、という事でいいでしょうか?
ただし実際の話パパさんはこの前まで死んでも構わない的な心境で色々やっていたので結構危なかったのですがまあその辺は突っ込むのは野暮という事で。

一輝「父ちゃん。どうしてそこまで・・・」
元太「大二のためでもある。あいつが今暗闇で迷子になってるとしたら俺がベイルと戦うことで違う道を示せるかもしれない。それが父親として俺ができる全てだ」

息子である大二が何に迷っているかはわからない。しかし自分の想いを見せればその迷っている息子に道を示せるかもしれない。
凄い良い父親に見えますね。物語前半のバイチューブはなんだったのかと言わんばかりの。
ライダーってあまり父親が関与してこない事が多いのですが家族もテーマなリバイスだけあってこの辺の描写はとてもいいですね。

元太「お前とバイスのおかげで気づけた。自分の悪魔とどう向き合うべきなのかってな」

息子(大二)に道を示すだけではなく息子(一輝)から教えられる。
むしろ子供から学び父親として”変身する”と考えるならば息子から学ぶ、気づくっていう描写は必要不可欠なものに思えてきます。
今回の親子関係の描写は全体的に非常に良いと思えます。

さくら「もしベイルを倒したらパパの体はどうなるの?」
元太「それは・・・大丈夫だ」

実際問題封印出来るかどうかは賭けだったし倒せるかどうかすら不明。全然大丈夫な訳はないのですが・・・その辺は”変身”してきたパパさんの意地もあったのでしょう。父親として成長したのだからその姿を子供たちに見せたいという意地・・・というか想い。

五十嵐家カレーを食べる元太と幸実
元太「ママさんごめんな」
幸実「どうして謝るの?」
元太「俺と一緒になったせいで普通の人生を送れなくなってしまったから・・・」
幸実「普通の人生なんてある?」
元太「・・・えっ?」
幸実「100人いたら100通りの人生があるはずよ。他人と比べなければ誰の人生もドラマチックだわ。だから・・・あなたがどんな人生を歩もうと私は見守る」
元太「幸実・・・」
幸美「それに・・・私は幸せな人生を送れてるわ!」

ベイルスピンオフで二人で最初に食べたのが五十嵐家独自の餃子入りカレーでしたね。
そのカレーを食べながら・・・というのがとても良い。
ただしちょっと言わせてほしい。他人と比べなくても非常にドラマチックだしそもそも二人が結婚したのは幸実が記憶を失った直後の純平にもう既に結婚してるとか言い出したから。むしろ幸実は元太に謝った方がいい気が・・・いやこの辺は突っ込んだらそれこそ野暮ですね。

赤石たちと戦い始める一輝たち
ベイル「いいのか?お前の大事な家族を放っておいて」
元太「心配ないさ。あの子たちは俺なんかよりよっぽど強い」
ベイル「むしずが走るな。純平・・・貴様の全てを壊してやる!」

結局ベイルが暴れていたのは自分を捨てた純平が幸せになっていたからなのでしょうか?
作中でもなんどかベイルはストーカー扱いされていましたが本当に純平のストーカーだったんですね。質が悪い。

元太「俺はもう一人じゃない」
デストリームドライバーを装着する元太
元太「いくぞ!ベイル!」

スピンオフのラストバトルは戦えるのが純平だけでしたからね。事態を解決するには純平が死ぬかベイルが死ぬかの2択。実質1択。
それだけに今回の「もう一人じゃない」は元太の色々な想いが詰まっていると思います。

燃え盛る五十嵐家を背景に戦う純平とベイル
ベイル「来い!純平!」
純平「これが最後だ、ベイル!」

イメージ的には18年前(でしたっけ?)の五十嵐家襲撃時ですよね。純平が変身するのであればベイルとの最終決戦時を背景に戦った方がよさそうですがこれはあくまで元太の変身、元太の戦い。
だからこそ18年前が始まりであり、その始まりの時を背景に戦う・・・というのはなかなか良い演出ではないでしょうか?
ただ個人的に変身した二人が変身前の姿で戦うというのはどうしてもクウガのラストバトルを思い出してしまう。あれは素顔(泣き顔と笑顔)を見せるという意図があるので別物なんですが・・・話が長くなりそうなのでこの辺で止めときます。

必殺技を撃ちあい、消滅しそうになるベイル
真澄「今だ元太!」
クリムゾンベイルバイスタンプを持ちバイスタンプにベイルを封印する元太
元太「うおおおーーーっ‼」
狩崎「まさか最初からこれを?」

ジャックリバイス最近使ってなくてちょっと寂しいなと思っていたのですがこれは良い再登場と言えるのではないでしょうか?
こうやって前に使ったアイテムを使い捨てにしないで有効活用してくれるのは非常に好み。

封印したベイルを自身の体内に押印する元太
元太「もういいだろベイル。俺の中でおとなしくしていろ」
ベイル「憎んでいるんじゃなかったのか?」
元太「俺はお前を許すよ」
ベイル「そうか・・・。貴様は俺が復讐しようとした男ではないのか・・・・」
元太「ああ・・・俺は純平じゃない。五十嵐元太だ」
ベイル「五十嵐元太・・・。フッ・・・俺は貴様を許さないぞ。永遠にな」

純平はベイルも、そして自分も許さなかったのですが・・・
それに対して元太はベイルを許すという事での決着。ベイル死んだら元太も死ぬので許すも何も他に選択肢はないと言える気がしますがその辺含めても大人な決着に思えます。自分の個人的な感情より家族の為を思い相手を許す。
それに対して元太を許さないといったベイルの返答も大人っぽい。永遠に許さない、逆に言えば自分の為だけではなくお前の為にも生きてやる、といった風に聞こえますし。
この辺のやり取りが子供達に聞こえてないのが残念ですが・・・とはいえ許す許さないのやり取り自体秘密にしていた昔の出来事ですしね。ベイルとの会話は自分の胸の中にしまっておくつもりなんでしょう。

元太「大二・・・。俺はベイルと生きていく。自分の悪魔を許すよ」
大二「父ちゃん・・・」
元太「大二、いい男ってのはな。どんな時でも自分を許せる男だぞ」

・・・やっぱり大二には見せた方が良かったような気がしないでもない。まあ封印した後でないと出来ない話ですし見せるのは無理だったのですが。

・真澄

クリムゾンベイルに変身するベイル
狩崎「あんたが作ったのか?」
真澄「ジョージこれは私とお前との戦いでもあるんだよ」

戦いというより実質共同作業だった訳ですが・・・ジョージの性格的に今回の方が正解だった気もしますね。
その辺は息子の事を誰よりも理解しているパパという事でしょうかね?

回想
真澄「もう一度やってみようか」
狩崎「これ以上は無理だよ」
真澄「確かに知識に限界はある。ジョージ。それでも繰り返すしかないんだよ」
実験を重ね成功させる狩崎
狩崎「あっ見て!反応した」
真澄「グッジョブ!すごいぞジョージ」
狩崎「僕大人になったらダディーよりもすごい科学者になるんだ」
回想終わり
狩崎「ダディーはなぜあんなことを(ベイルの前で変身)・・・」

まあ息子の方は父親の事をあまり理解していなかったようですが・・・物心つく頃には研究に没頭していたから仕方ない。最近まで拒絶してましたしね。
親の心子知らず、という言葉もありますし・・・真澄もジョージとのやり取りで親として”変身”していたという事でいいですよね。

真澄「素晴らしいドライバーだ。お前はもうとっくに私を超えているよ」
狩崎「ダディー・・・」
真澄「私の戦いもこれで終わった・・・」
狩崎「何を言って・・・」
せき込み膝をつく真澄
狩崎「ダディー!ダディー!」
真澄「グッジョブ!すごいぞジョージ」
倒れる真澄

本当にやり残した事なくなったので死にそうな真澄。
・・・いや生涯をかけてギフを倒すとか言っていたような気がするのでもう少し頑張ってほしい。
2人で協力してバイスタンプ作るとか・・・ギファードレックスは二人の共作と言えるのだろうか?あれ途中でギフの元にすっ飛んでったので・・・。

・ベイル

ベイル「バイスタンプに何か仕込んだな?」
真澄「どうしても君と2人で話がしたくてね」
ベイル「話だと?」
真澄「改めて言おう。決着をつけようベイル。君のために作ったクリムゾンバイスタンプだ」
ベイル「また罠か!お前には何の得もないだろう」
真澄「これは私の戦いでもある・・・。うっううっ・・・!」
せき込む真澄
ベイル「貴様・・・」
真澄「見てのとおり私の命はあとわずかしかない・・・。すまなかったベイル。お前を生んでしまったのは私のせいだ。だから最後に過去の清算をさせてくれ」
ベイル「人間の大好きな美学というやつか!」
真澄「新たな仮面ライダーとなった純平と戦いたくないか?」

罠だと警戒している割に美学でなんとなく納得するベイルが可愛い。とは言えそのままだと消滅を待つのみのベイルには他に選択肢がなかった訳で真澄の提案を断る理由もなかったのですが。
勝てれば自分の願いを叶えられた訳ですしね。
・・・あれベイルの願いってなんでしたっけ?純平のへの復讐。勝っても叶えられなかったような気がしないでもない。

・赤石

赤石「人類の行く末を憂い救済を願うこの私が・・・!なぜ死ななくてはいけない!あり得ぬ・・・あり得ぬことだ・・・」
なんか先週から非常に小物臭いキャラになってしまいました。自分に余裕が無くなったら即これですからね。先週生き残ったのもミスターサタンリスペクトな避け方しただけですし。
流石に来週退場すると思うのですがもう少し大物なキャラのままで散ってほしかった。
赤石「誰からの電話だ?」
大二「あなたには関係ない」
赤石「息子よ。反抗期なのかな?」
大二「触るな!」
赤石を押しのける大二
大二「家族ごっこに付き合うつもりはない」

前回の感想でも書いた気がするのですが・・・いやそれ大二じゃなくても怒りますよ。急に父親面しても相手には理解されないですよ?
この辺のよくわからない変化は父親として”変身”してきた元太と真澄との対比に思えてきました。
父親でもないのに(実際息子はいたかもしれませんが)急に父親面し始めた人間と父親として”変身”し、父親となった他二人との対比。

第43話 「永遠の終わり、後悔の向かう先」

いよいよ来週大二が味方側に・・・来るよね?
流石にあの次回予告で大二が敵側のままでした!とかやったら・・・ないと思いたい。
で、本編の感想ですがとりあえず大二は置いといて赤石と真澄について。
まず退場となった赤石。
個人的には残念なキャラでした。
というのも敵側の、それもボスクラスの悪役にはそれなりの信念というか一貫性がほしいと思っているんですよ。
結局のところ赤石は人類の未来ではなく自分を優先してしまった、という印象。
ギフの配下であろうとも人類の未来を思っての行動だったら許せるというか悪役として良いキャラだと思うのですが最後に優先してしまったのは自身の個人的な感情。
牛島とのやり取りの後、急に大二を息子扱いしはじめた結果それが赤石の凋落の始まりとなってしまった訳ですが・・・まあこの辺はギリギリわからないでもない。
数千年にわたって孤独な存在だったので。
しかし最終的にギフから授かった力でアララトを攻撃し始めたのは・・・自分が助かりたかっただけに思えてしまうのです。
散々人類の未来を、といっていたにも関わらず最終的に選んだのは自身の未来。
最初から学ばない、愚かな人類と見下していたのでギフから見限られた後は自身で粛清する、というのもわからなくはないのですが・・・信念があるキャラというよりボスの言いなりになっている小物なキャラにしか思えませんでした。
最終的にギガデモスとなりましたがむしろ弱体化しているように思えましたしね。ヘルギフテリアンの方が強そう。
といった感じで背景的にも能力的にも小物な中ボス、といった印象になってしまいました。ちょっと残念。
次に真澄について。
・・・死にそうだからといっていきなり爆弾発言ぶっこんできました。
息子であるジョージの性格がどこかひねくれていたのは真澄に存在していた悪魔の可能性があるって事ですよね。もちろん素の性格の可能性もありますが。
最近は比較的ヒーロー側の科学者のような振る舞いをしていますが初期は鎧武の戦極のようなキャラだった印象があります。主要キャラからも信頼されてませんでしたしね。そのキャラ付けを悪魔の影響でした・・・という事にしたいのかもしれませんが息子に対してなかなか酷い仕打ち。
あの頃をその比ではない人体実験を繰り返していたはずなので感覚がマヒしていた可能性もありますが。
他にもウィークエンド関連の話もあり、これまでの懺悔をしているようにも思えたのですが・・・一つ気になる事が。
元太、というか純平が瀕死だったのを救った云々の話。
あれそもそもNOAHが仕掛けた事故ですよね。確か東山が言っていたような?
その事伏せて命を救ったと言ってもねえ・・・。
ただし正確に言っていたらさくらに止めを刺されていた可能性もありますが。
まだまだ隠している余罪がありそうな気がしますが・・・
ただ赤石も真澄も気持ちはわからないでもないんですよね。人間ですし。
不老不死で数千年生きようが。幾度となく人体実験を繰り返そうが。
結局は人間。自分の事を優先してしまう理由はわからないでもいないんですよね。
逆にその強固過ぎるその信念はどこから来るの?と言いたくなるのが大二。
今回の話からすると結局のところ自身で命を奪ってしまったカゲロウの為にも自分の手で平和を勝ち取ろうとしているようですが・・・果たしてその真意は。
次回。
赤石の代わりにギフと契約し、カゲロウの為に強くなろうとした大二の運命は。
大二が真に戦うべきものは何か、誰か。
そして次回予告のラスト。マントを羽織った姿は扱いがひじょーーーに悪かったホーリーライブの強化形態なのか。
色々と気になる 第43話「永遠の終わり、後悔の向かう先」 感想でした。

・一輝

一輝「ここですき焼きを食べるんだ・・・」
バイス「そう!五十嵐家の記念日といえばすき焼きっしょ?ほら大二がフェニックスの分隊長になった時とかさ」
一輝「全然思い出せない」
バイス「なあ一輝。俺っちと契約したこと後悔してないか?」
一輝「つらいよ。だからって・・・俺は戦うことをやめられない」
バイス「でも記憶をなくすペースが悪化してるって!」
一輝「ギフを倒せるのは俺たちだけなんだ」
バイス「一輝!」
一輝「みんなの記憶に俺は残るんだろ?俺はそれで幸せだよ」
バイス「お前ってやつは・・・」

43話。そろそろ終わりが見えてきたのでラスボスと展開を予想。
次回大二が復帰。五十嵐家全員で力をあわせてギフを撃破。しかしほぼ全ての記憶を失う一輝。そして凶悪化するバイス。
なんやかんやあって元太がベイルを体内に封印したように一輝がバイスを体内に封印。バイスが失われた一輝の記憶を補完して記憶が戻りハッピーエンド。で、なんか都合よくバイスも復活。
という妄想をしたのですがどうでしょう。多分当たらないですが。
しかし一輝の記憶をバイスが補完するってのはありえそうじゃないですかね?なんたって幼少期から一輝と行動を共にしてきた=一輝の記憶を持っているようなものなので。
しかしそれはともかく「つらいよ」や「それで幸せ」のような弱気な一輝は珍しいですね。ある意味自分自身のバイスだからこそ言っていると思われますが・・・切ない。
仮面ライダー切ないエンディングと言えば個人的には剣なのですが・・・リバイスではどうなる事か

ジャンヌとアギレラが変身解除させられ、チャージをやめようとする光
一輝「やめちゃダメだ!」
バイス「ええっ⁉俺っち一人ぼっち⁉」
一輝「俺が繋ぐから思いを果たせ!」
光「一輝さん・・・ありがとうございます!」

流石日本一のおせっかい。
繋ぐまでもなく一輝単独で倒せそうな敵でしたがそこは光に譲ったようです。バイスを犠牲にして。
・・・というかこういう時こそ分身使いませんかね?ちょっと自分というかバイスに厳しすぎる。
その辺も自分に興味が持てない、日本一のおせっかい野郎の一輝らしいと言えそうですが。

・バイス

ギフと悪魔に囲まれる一輝たち
バイス「まずい!今は俺っちたち以外戦えるやつが・・・!」
光「ここは僕が時間を稼ぎます。その間に撤退を!」
バイス「光ちゃんナイス!」

ここもそうですがギフ以外ならアルティメットリバイス、つまり一輝とバイスだけいればどうにでもなるのであまり緊張感が。分身使えるから相手の物量関係なくなっちゃうんですよね。強すぎる能力って色々難しいですよね。
とはいえ今回は敵側にギフがいたので撤退せざるを得ない状況だったといえなくもないのですが・・・ギフが本気だせばそれこそアルティメット以外いても全く関係ないので・・・
やっぱり敵味方ともに強すぎる能力って扱いが難しい気がします。

・大二

ぶーさん「大二くんはまだ帰ってこないのか?」
一輝「大丈夫!父ちゃんの言葉は大二に絶対届いてる」
バイス「大二っち、カゲロウを消したことに責任を感じてるのかな?」
一輝「だとしたらあとは大二が自分を許せるかどうかだ」
回想 カゲロウ「もっと非情になれ大二!」「強くなったじゃねえか」
大二「あいつのためにも、もうあと戻りはできない」

結局大二の現状はカゲロウを消してしまったという責任感からなってしまったものなのでしょうか?
ただし「あいつのために”も”」と言っている事から他の要因もありそう。
個人的な予想では一番は世界平和な気がします。そこはブレていないと思います。
それに加えて極力自分も他の誰も傷つけない、犠牲を出してしまったらその犠牲に報いる為にも平和を成し遂げなければならない。と考えているような気がします。
4話で
幸実「あの子は優しいの。誰も傷つけたくない。自分のこともね。大二は大二のやり方で生き方を模索してるの」
という台詞がありましたがこの頃から考え方は変わってないんじゃないですかね?誰も傷つけない生き方を模索していたら家族全員を傷つけるような事になったのは皮肉ですが。

ヒロミ「やっぱりここか」
大二「また説教でもしに来たんですか?」
ヒロミ「俺にお前を責める資格はないよ。俺も散々間違ってきた。失敗してもいい。大切なのはそのあとだ」
大二「俺に一体どうしろと?」
ヒロミ「それはお前自身で決めろ」
大二「ヒロミさん・・・」
ヒロミ「待ってるからな」

そういえばヒロミって正義感の暴走がなくなりましたよね。次週命を懸けるようですがそれに関してはそれなりに理由がありそうなので暴走ではなさそう。
つまり同様に大二も悪魔なしでも正義感の暴走を抑えられるという事ですが・・・それにはそれなりの代償が必要になるのかもしれません。
ヒロミの場合は同期のパトレン・・・じゃない彼女の死が成長の切っ掛けとなったようですが大二の場合は果たして。

ヒロミ「答えは出たか?」
大二「ええ。だからそこ、どいてもらえますか?」
ヒロミ「元太さんの言葉の意味はわかっているんだろ?」
大二「俺はカゲロウを消してしまった・・・。もう父ちゃんみたいにはできない」
ヒロミ「それは違う!」
大二「何より・・・あいつとの戦いを否定したくない」
ヒロミ「大二・・・」

戦いを否定したくない。
というのはカゲロウの犠牲云々ではなくカゲロウから学んだ事、非情さを否定したくないという事かもしれませんね。
優しさだけでは生き残れなかったカゲロウとの戦い。非情さを学んだからこそ非常に徹する必要がある場合は非常にならなければいけない。
そういった脅迫観念があるのかもしれません。

瀕死の赤石に止めを刺す大二
大二「あんたじゃ人類を救えない」
赤石「そうだ・・・。悪くないぞ・・・。聖なる男よ。また・・・会おう」

悪くないぞ、というのがちょっと切ない。
赤石的には大二に慕って欲しかったんだと思います。ただ今週は一貫して息子と言っていない(はず)んですよね。
父親と慕い一緒に人類を救う道を進んでほしかったけれどもそれは叶わなかった。しかし自分が望む道に進んでくれるよう。
ベストではないけれどもベターな道。
保護すべき自分の息子でではなく一人の人間として認めたからこそ最後に息子ではなく”男”と言ったように思えます。
ただし”聖なる”というのが若干皮肉に感じますが・・・その辺は悪くないにかかって皮肉っぽく言っているのかもしれませんね。

大二「ギフ。俺と契約しろ」

・・・どうしてそうなった。
観ている時はアララトを襲撃し始めた赤石とギフを見限って戦う決心をしたのかと思ったのですが・・・自分ならうまく人類を導けると思ったのでしょうか?
それとも赤石のようにギフから直接力を得て、兄と同様の立場になろうとしたのか。
その辺の答えは来週わかりそうですが・・・大二に関してはここしばらく納得のいく展開ではなかっただけに納得のいく結末をみせてほしいものです。

・元太

幸実「あっ!パパさんどう?」
一輝「ウィークエンドの医療チームに診てもらってる」
ぶーさん「意識はあるがダメージは相当深い。当分安静が必要だ」

パパさんしばらくお休み。流石にギフとの決戦には出ると思いますが。恐らく家族全員で変身して戦う事になりそう。ママさん含めて。
というか映画のタイトルがバトルファミリアなのでママさんも変身する気がするんですよね。一家全員変身しそう。
いざとなればカメレオングリーン・・・いやなんでもないです。

・狩崎

玉置「真澄さん大丈夫ですかね?」
花「落ち着いてはいるけどずっと眠ってる」
狩崎「私は言いたいことが山ほどあるんだけどね」
さくら「カリさん、優しくして」
狩崎「オーケー」

言い方的には攻撃的にも聞こえる台詞ですが実際の話積もり積もった話をしたいだけ、というようにも思えます。
元々パパ大好きっ子でしたからね。
・・・まあ誰かの悪魔の影響でいらん事もいいそうですがそれは真澄の文字通り自業自得という事で。

・真澄

真澄「私の人生は後悔だらけだ。若き日の元太にギフの遺伝子を投与したこともそうだ」
さくら「でも事故に遭ったパパの命を救ったじゃないですか!」
真澄「だがその後、多くの悲劇を生んだことは事実だ。しかし最大の後悔が別にある」

感想でも書きましたがもう一度書かせてほしい。
真澄が仕組んだ事ではない(東山指示のはず)事とは言え白波純平の事故はNOAHが仕組んだ事故のはず。その辺をきっちり説明してほしかった。
・・・と言いたいところですがその場合さくらに止めを刺されかねないのでやめといた方がいいですね。最大の後悔がいえないという最大の後悔になりかねない。

真澄「私は・・・自らの悪魔をジョージの体内に移したのだ」
狩崎「ホワッツ⁉」
真澄「私はベイルを止めるために死を覚悟した。その時怖くなったのだ。二度とジョージに会えないことを。この世から消えてもなお繋がりを持っていたいと・・・今考えたら狂っているよ」
狩崎「なんだそれ・・・!」

走り去るジョージ
真澄「ジョージの性格形成には私の悪魔が影響を与えてしまったかもしれない・・・申し訳ないことをしてしまった。これからもジョージのことをよろしく頼む」
これで序盤狩崎がヒロミを煽っていた理由が説明ついたって事でしょうかね?バイスに対して子供っぽい反応をしていた事を含めて。
漫画版遊戯王のアテムが序盤凶悪な性格をしていたのは長年ゾークの影響を受けてきた、みたいな設定(後付け?)っぽく聞こえますが実際のところどうなのでしょうかね?
それはともかくこの話で一番重要なのは他人の悪魔を移す事が出来るって事じゃないですかね?この設定後々(といってももう話数もないですが)使いそうな気がします。バイスかカゲロウで。
もしかすればカゲロウは消滅していたのではなくホーリーウイングバイスタンプの中に残っていたとか・・・あるかもしれません。

真澄「ウィークエンドに対しても謝りたい。挫折からの再起を求める者を集めて正義を押しつけ多大な犠牲を出してしまった。すまない・・・」
光「いえ。僕たちは自分で納得した上で戦っていますから」
花「居場所をいただけて感謝しています」

正義を押し付け・・・というのが真澄らしい気もします。
理由やその動機はともかく犠牲を出してしまった事は間違いないですからね。正義があれば何をしてもいいって話ではないですしそもそも正義ってなにか、という話になってくるので・・・。
こうやって色々思うところがあるからこそ自身の身を犠牲にすることを厭わないと思われます。

・光

光「さくらさん、花さん。僕がゲノミクスを最大出力に高めるまで時間を稼いでもらえませんか⁉」
さくら「どういうこと⁉」
光「あいつを倒すために・・・必死で特訓したんです!」

宿敵を倒すために特訓とは・・・まるで仮面ライダーみたいじゃないですか。いや最近のライダーってあまり特訓しないので。
セイバーは比較的特訓描写多かったような気がしますが。
光「お前のせいで犠牲になった人々の悲しみと・・・。父さんの命を奪ったお前への怒りだ!
特訓云々はさておき父さんと言っている光は良いですね。母さんに関しては触れていないですが・・・あちらはヘルギフテリアンに倒されたのでお前のせいで犠牲になったにかかっているのでしょうか?
なんにせよ光はちゃんと成長出来たようで良かったと思います。変身は若干急に思えましたが今回の展開はそれなりに良かったかなあと。
まあトドメは大二に奪われましたが。

・赤石

赤石「ギフ様!よみがえらせていただき、ありがとうございます。すぐ体制を立て直し引き続き人類の戦略的退化を」
ギフ(意味不明な言葉)
赤石「私は用済み?まさか契約を破棄されるおつもりか・・・ギフ様・・・!ギフ様ーっ‼」

用済みになった人間を蘇生するギフ様は結構情に厚いのではないでしょうか?
もしかしたら死んだら契約破棄出来ないし言いたい事も言えないのでとりあえず蘇生してみた、的なノリだった可能性もありますが。
赤石「ギフ様、どうかお聞きください。不老不死を諦めてでもこの身を捧げます」
結局赤石は不老不死が目的だった可能性が?
死から解放される変わりにギフ配下になるというあくまで個人的な事情を優先した可能性もありますよね。
ただそれを捨ててでも忠誠を誓っているあたりギフに対する忠誠心は高かったように思えます。

赤石「この平穏を自ら葬ることになるとは・・・」
アララトを破壊する赤石
赤石「まさに断腸の想い」
アララトに侵入する一輝たち
一輝「何してるんだ!ここはお前がつくった場所だろ!」
赤石「ギフ様は人類に期待するのを今度こそ諦めたんだよ」
姿を現すギフ
赤石「いよいよ人類滅亡のカウントダウンだ。ギフ様お願いいたします!」
ギガデモスに変身する赤石

結局赤石がやりたかった事がいまいちわからなかったのですが・・・人類の戦略的退化だったのか不老不死だったのかそれともギフへの忠誠だったのか。
ただしどれも欲していたけれどもあくまで優先順位の高いものを優先しただけという可能性はありますよね。人類を生き長らえさせるのも目的の一つではあったけれどもそれ以上に自分の身を優先しただけの可能性。
成長途中ではなく、大人の人間だからこそ自分の優先するものをきっちり決めて行動していた、という点に関しては良いキャラだったと思うのですがそれだけに大二を息子と言い出した辺りはちょっとブレていたかな、と思うところがあります。まあ何千年生きていても心境の変化がありえそうなのが人間ですしね。ある意味人間らしいキャラだったといえる気がします。

・ギガデモス

必殺技を撃つアギレラ・ジャンヌ。無傷のギガデモス
花「私たちの力じゃ無理なの?」
赤石「不老不死の体をギフ様にお返しし、より強大な力を授かったのだ。傷ひとつつけられまい!」
さくら「いいの?それ。倒せるって言っちゃってるんだけど」
赤石「逆だね!お前らごとき不可能だから教えてあげたんだよ!」

ギガデモスはギフデモスより強化されているように聞こえますが・・・あまりそうは見えない。ギフデモスの時点でアルティメット以外には無双していましたからね。
そもそもジャンヌ・アギレラ・オーバーデモンズってヘルギフテリアンにすら勝てていない気がするので・・・あまり強くなった感じがしない。
まあここでアルティメットを圧倒するぐらい強くなってもそれはそれでパワーバランスがおかしい事になりそうなので仕方ないと思いますが。

・ギフ

必殺技を撃つアルティメットリバイス。後退するギフ。
バイス「おーっ!これってもしかして俺っちたちが強すぎちゃうの?」
一輝「いやなんか不気味だ。バイス、気を抜くな!」

仮面ライダーリバイスでは・・・と書くとわかり辛い。
サンダーゲイルでは全く歯が立たなかったギフでしたがアルティメットならそれなりに戦えてはいる模様。
令和ライダーは2作続けて最終回限定フォームが登場していますがリバイスはどうなる事か。
アルティメットでも他のライダーいらなくない?状態なのでこれ以上パワーアップするとそれこそ他の家族いらなくない?状態になりそうなので・・・アルティメット+他の家族の力でギフを倒すとかやるのか気になります。次週大二もパワーアップする(?)ようですし。

第44話 「全身全霊をかけて、決断の行方」

カゲロウ復活回。
カゲロウの復活自体は良かったと思うんですよ。
結局のところ大二暴走の一番の要因はカゲロウがいなかった事だったと思われます。
この辺の解説は東映公式HPにあるのでそちらを参照してください。
要約するとカゲロウがいない(消滅させてしまった)事で自分の考えを修正できなくなってしまっていたんですね。
つまり逆に言えばカゲロウさえ復活すれば大二が考えを改める事が出来たという訳です。
そして今回カゲロウに助けを求める大二の想いでカゲロウは復活する事となりました。
この辺の大二の切なる想い、そして復活するカゲロウの演出は非常に良かったと思うのですよね。
これに関しては文句はないです。
ですが色々と言いたい事が。
流石にカゲロウ復活まで時間をかけ過ぎじゃないでしょうか?
大二のやみおちスイッチが入ったのが35話。
ギフの圧倒的な力に対して人類は服従するしかないと決意してしまった回。
ここから10話近くかけてカゲロウ復活となりましたがその間大二は暴走しっぱなし。
大二が五十嵐家と決別してメインストーリーからして暗い展開だったのに加えてその間に朱美さんは死に、牛島家も太助と公子が死ぬというレギュラー・準レギュラー死にまくりの暗い展開が続いてしまっていたんですよね。
そして今回ようやく大二・カゲロウが復活したと思いきや今度は真澄が死亡。前々から色んな意味での死亡フラグを重ねてきた真澄なのでいつ退場するか気になるところでしたが・・・大二と被せなくてもいいだろうと思います。
次週一時の平和が訪れてその時やり切った感のある真澄が亡くなる・・・といった展開でも良かったんじゃないでしょうか?
というか五十嵐家が家族全員の力をあわせて和解出来たという流れですれ違いを繰り返いし互いに素直になれないまま死別してしまう狩崎親子というのは・・・ちょっと切ないなと思います。
(とはいえ真澄から渡されたとっておきのプレゼント(悪魔)があるのでそれで何かしらありそうな気はしますが)
家族がテーマの作品なので色々な家族の形を描きたかったと思うのですが五十嵐家も狩崎家も牛島家もそれぞれが暗い展開続きなのはどうかと思います。
その中で五十嵐家だけ家族全員揃っているからハッピーエンド、というのは・・・素直に観れない気もします。
そもそも一輝の記憶問題は一切解決していないですしね。
さてこれからどうなる事か・・・。
と今週の感想の締めに入る前に一つ言いたい事が残ってました。これだけは言わせてほしい。
ギフ戦について。
一輝たちはギフの力を持っているからそれでゲート開いて封印しよう、という流れはどうかと思います。
いや封印云々はいいんですよ。攻撃が通用しない相手は封印するのが特撮以外でも多く使われてきた手法。
特撮でも・・・
アクマイザーのメザロードは復活するので封印して。
カクレンジャーの妖怪大魔王は倒せないので封印して。
ゲキレンジャーのロンは不死なので封印して。
等々封印して終わりにしてきたボスや幹部はいる事はいます。
でも言わせて欲しい。
ギフの力でゲート開いてギフを封印してもギフは自力で脱出可能なのでは?
ギフの力でゲート開けるんだからギフも当然ゲート開けるに決まってるじゃないですか。
何そのルーラ使えるやつにバシルーラ使って対処しました、的なその場しのぎでしかない方法は。
案の定次回予告で復活してますし・・・というか倒してすらいない相手が目の前からいなくなったから倒したとするのは如何なものかと。
どうせゲート使って蹴り飛ばすならウィザードのフェニックスのように太陽にでも蹴り込んでやればよかったと思います。
それで倒せなかった場合?太陽から自力で脱出できる相手を倒せるライダーなんてオーマジオウぐらいしかいないと思われるので諦めて下さい。
といった感じでカゲロウの復活は良かったと思うのですが満を持過ぎたように思える事。真澄の死。そしてその場しのぎでしかないギフの対処など色々思うところがあった 第44話「全身全霊をかけて、決断の行方」 感想でした。

第45話 「終わらぬ悪夢、守る者と守られる者」

感想というか劇場版含めた考察。
劇場版ネタバレ注意。
劇場版の感想の方で劇場版は44話から45話の間?と予想しましたが大外れ。
オルテカは劇場版では特殊刑務所の独房に入れられていた。
つまり完全に45話以降の話になってくる訳です。
となるとどの辺の話になるか。
ヒントとなりそうなのが80年引きこもっていたアヅマが再度戦い始めた理由。
それはギフがいなくなった事により赤石同様ギフから細胞を譲り受けたアヅマも消滅しそうになっていたから。
映画を観た時には44話で一時退場したギフの影響でアヅマが影響を受けたのだと思ったのですが今回の話を見る限りそういう話でもなさそう。
つまり今後ギフを倒した後の話になる可能性が高い訳ですね。
・・・それは最終回以降の話にならないか?
いやでも最終回1話前で話が飛ぶケースはライダーでもある(響鬼とかWとか)ので最終回直前でギフを倒して劇場版。そして色々あってバイスがラスボスとかいう流れがあってもおかしくはない。
とりあえず44話と45話の間の話ではない事はほぼ確定。
(たまに多少の時系列のずれはありますが)
で、次の話。というか本題。
どうやってギフを倒すのか。
手段は不明ですがギフを消滅させるようです。
現時点では理由は不明ですがギフに攻撃はほとんど通用していない模様。
(前一度必殺技を食らって後ずさっていた事はあるので無効ではない?)
攻撃が通用しない理由ですがよくあるのだと
・そもそも力の差がありすぎて攻撃が効いていない
・今見えているのは本体ではなく分身体、もしくは幻。ゲートを通じて攻撃だけ仕掛けてきている
・同種の力、つまりギフ由来の力は通用しない
・無敵
などなど考えられますが・・・
そもそも倒す必要があるのかといった点について考えたいと思います。
まず39話の会話
バイス「なあ一輝。ギフと戦う以外に方法はないのかよ?俺っちと一輝みたいにギフと人間が手を・・・」
一輝「なんか悪魔らしくないぞ」
バイス「ちゃかすな!一輝だってそう・・・」
一輝「思ってる。誰も傷つけたくない道を諦めたくない」
バイス「うん・・・。だよな」
つまり一輝たちは戦う必要が無ければ戦わなくていいと考えているんですよね。
そして今回のギフ
ギフ「五十嵐家よ。お前たちを新しい世界の始祖として迎えよう」
ギフからしてみても目的さえ達成できれば戦う必要はないと考えているようです。
つまり両者の利害が一致すれば和解ルートすらあり得るのです。
ギフが地球からいなくなり消滅したも同然の結果となったためアヅマは消滅し始めたと思えば・・・あり得そうな展開ではないでしょうか?
その場合は誰か五十嵐家以外に始祖となる人物が必要な訳ですが・・・テレビ版では変身しているにも関わらず劇場版ではいなかった人物がいますね。
そう、光です。
何故か玉置がオーバーデモンズに変身していましたが光がギフと新天地に行ったと考えれば色々と辻褄があいますね。ギフの遺伝子は他人に移植可能なのはテレビ版でも劇場版でも証明されてますし。
結論として・・・
ギフは倒せず何故かギフと意気投合した光がギフと新天地に旅立ってめでたしめでたし・・・すいませんあり得ないですね。
和解ルートはあり得るのかもしれませんが光は関係ない。と思います。
まあライダーで和解ルートはほぼないですし今までギフがやってきた事を考えると和解してめでたしめでたしはあり得ないですが。
鎧武のヘルヘイムの例もありますがあれは和解というかそもそもヘルヘイム自体は宇宙のシステムみたいなものなので・・・神が僻地の星に移住させただけですしね。
多分倒して終了となるのでしょう。
狩崎が色々と研究しているようですが・・・どうなる事か。
個人的な予想としてはギフの本当の本体がどこかにいてそれを倒す。
もしくはギフを一度倒して他者に乗り移ろうとした時に(今回のように)消滅させる。キュウレンジャーのドンアルマゲのように。
・・・その時はきっと元キュウレンジャーだったような気がしないでもない幸実が鍵となるのでしょう。多分。
とそんな感じで・・・今週の感想まったく書いてないですが第45話「終わらぬ悪夢、守る者と守られる者」感想?でした。
・・・いや感想はあるにはあるのですよ。
今更さくらとラブコフの話を入れる必要性はあるのかと思っています(東映公式HPによると今週と来週はさくら・ラブコフ回だそうです)
ギーツが9月4日スタートらしいので残り4話のはず。このペースできちんと終わるのか気になるところ。
まあラスボスどころか幹部がかなり残っている状態で呑気にバーベキューをやっていた555もきちんと(?)終わったので多分大丈夫でしょう。

・五十嵐一輝

バイス「一輝、元気ないじゃん」
一輝「ギフを封印して・・・あれでよかったのか?」
バイス「だってあれ以外方法なかったじゃんか!」
一輝「なんだか胸騒ぎがするんだよな・・・」
バイス「気のせいだって!これでいいんだよ。もうこれ以上戦って記憶を失うこともないしな。一輝・・・また何か忘れたのか?」
一輝「気にすんなって」

「ギフを封印して・・・」
案の定封印出来てなかったですね。むしろ何故あの方法で封印出来ると思ったのか疑問。
ギフの能力を封印した上でギフの能力を使って異空間へ送り込めば封印となりそうですが・・・単に必殺技で異空間へ押し込んだだけですしね。そりゃギフ様も普通に出てきますよ。
と言ってもバイスの言っている通りあれ以外方法なかったんですよね。ギフを倒せない以上。
うまくいく可能性は低いけれどもやってみたらなんとかなった、という例はなくもない(カブトのカッシスワームのフリーズに対して置き必殺技とか)ので・・・しかし現状の力でギフをどうにもできない事が判明した今、どうギフに対応していくのかは見ものです。

必殺技をギフに放つ一輝
一輝「あっ!おかしいぞ・・・効かない・・・」
大二「兄ちゃん同時にいこう!」
一輝「ああ」

・・・前回攻撃が効かないって言ったの一輝じゃないですか。
記憶喪失ですか?
・・・よく考えたら戦う度に記憶喪失になってるんですよね。ガチの儀億喪失かもしれない。
大事な家族の記憶から消えていくらしいのですがギフもお父さんのような存在なので即消え去ったんですね。家族との微笑ましいふれあい(物理)の記憶は既に一輝の中にないようです。
しかしそれはともかく一度倒したボスが復活するたび弱くなる訳ないじゃないですか。前に攻撃効かなかったのに今通用するはずもない。
中盤で倒されるボスっていますが(キョウリュウジャーのデーボスとかゴーバスターズのメサイヤとか)再生後はパワーアップするもんですよ。再生怪人じゃないんですから・・・上記に挙げたカッシスワームはワームの中ではラスボス扱い(カブトのラスボスは根岸?三島?)なのに再生するたびに弱くなっていったのは多分気のせい。

・五十嵐大二

ギフテリアンから攻撃を受け倒れる大二
カゲロウ「おい大二!バテる前に代わってやろうか?」
大二「勝手に俺の限界を決めないでくれ!」
カゲロウ「恥かくようなまねすんじゃねえぞ?」
大二「引っ込め!力を借りたい時は俺から言う!」
カゲロウ「おいおい・・・だいぶ素直になってきたじゃねえか」

きつい時はちゃんと味方を頼れるようになった大二。それも前は敵対していたカゲロウに。いい事ですね。
それはともかく今更ギフテリアンにダメージを受けないでほしい。ヘルギフテリアンもいたしギフテリアンも弱い訳じゃないのですがせっかくパワーアップしたのでこいつらぐらいなら蹴散らしてほしかった。
大二ってパワーアップしても不遇なんですよね。ホーリーライブも初戦以外はほぼ活躍していなかったですし。ヘルギフテリアンにもボコボコにされてましたし。
以前のリベンジと言う訳でヘルギフテリアンぐらいは瞬殺するぐらいの活躍はしてほしかったのですが・・・残念。

カゲロウ「おいおい!準備運動にもならねえな!」
背後からサーベルタイガーデッドマンに攻撃を受けるカゲロウ
カゲロウ「うわあっ!後ろからやるとか卑怯だぜ」
大二「カゲロウ!集中しろ」
カゲロウ「お前が教えてくれりゃ済む話だろ」
大二「人のせいにするな!」

悪魔の癖に卑怯とか・・・。
と言ってもカゲロウってあまり卑怯な方法は使わないですよね。アギレラ様が一輝を毒殺しようとした時も防いでましたし。
正々堂々真正面から嫌がらせをしてくるタイプ。
・・・うん、大二の悪魔っぽい。真面目な悪魔という感じ。
しかし二人の掛け合いは面白いのですがもうちょっとカッコいい姿を見せてもいいと思うのですが。劇場版でもカゲロウはシックに瞬殺されてたような気がしますし。

・五十嵐さくら

さくら「私・・・強くなれたのかな?」
ラブコフ「ラブ?」
さくら「ううん、なんでもない。ラブちゃんのことはこれからもずっと私が守ってあげるからね」
ラブコフ「さくら・・・!」

さくらがジャンヌに初変身した時は無敵だと思っていた自分にも弱い点がある事を認める事で変身できたはず。その弱さこそがラブコフであってさくらにとってラブコフは守るべき対象。のはず。
なのでさくらからしてみればラブコフは守って当然なのですが・・・ラブコフはラブコフでさくらを守りたい、もしくは一緒に戦いたいんですよね。なにせさくらから生まれた悪魔なので。
そもそも最初からラブコフって好戦的でしたしね。
バイスに「クズ」とか言ったりデスメタル(ちょっと記憶が曖昧)聞いていたり。決して守られてる現状に満足しているお姫様ではないのですが・・・背中の傷は傷でなくてあそこから脱皮するのでしょうか。守られている存在ではなく一緒に戦う存在として。
となると出てくるのは劇場版で出てきたあのフォーム?

ヘルギフテリアンとギフテリアンに攻撃され倒れるさくら
ラブコフ「さくらーーっ!ラブラブ、ラブラブ、ラブラブ・・・!」
さくらを助けようと駆け寄るラブコフ
ヘルギフテリアンから攻撃され倒れるラブコフ
さくら「ラブちゃんどうして・・・危ないから隠れてって言ったでしょ!私一人でも大丈夫って言ったでしょ!」
ラブコフに気を取られた隙に攻撃され変身解除してしまうさくら
さくら「うわああーーっ!」
必殺技を撃ち、ギフテリアンを撃破するアギレラ
花「何してんの!」

花からしてみれば今のさくらは見てられない状態の模様。
ラブコフの現状がアギレラに変身できずさくらの弱点となっていたあの頃の花にそっくりなんですよね。
だからこそ花はラブコフの気持ちがわかるし、それを理解しようともしないさくらに苛立っている、という状況でしょうかね?
ただ感想でも書いた通り今さらこのエピソードやる必要があるのか・・・と書くと非常にアレですがもうちょっと早くやっても良かったと思うのですよね。
もう残すところ後4話(のはず)なので五十嵐家全員一致団結してラスボスとどう戦っていくか、的な展開になるかと思いきやこのエピソード。これがギフを倒すきっかけとなるのなら話は別ですが・・・果たしてどうなる事か。
ギフが三者三様(一輝、大二、さくら)の悪魔との関わり方を見て考えを変えるなら意味はありそうですが・・・。

・五十嵐元太

一輝「ぶーさん・・・父ちゃんは?」
ぶーさん「順調に快方に向かってるよ!」
幸実「ぶーさん。ありがとうございました」
ぶーさん「今朝一般の病棟に移したところです」

そういえば映画では完全に復帰してましたね。やっぱり時系列的には映画はかなり後の話になりそう。
ただその場合本編ではデストリーム再登場はなさそう&幸実の悪魔も明かされないような気がするので・・・その辺気になります。

・玉置

一輝「みんな行くぞ!手分けして市民を守るんだ!」
ヒロミ「玉置!玉置は俺とここに残ってみんなのサポートだ。敵の詳細がわかってない以上お前には危険だ」
玉置「えっ・・・俺もみんなと・・・」
花「玉置の安全のために言ってるの!」

劇場版観た人なら玉置がオーバーデモンズに変身する事はわかっているのですが本編だとまだ変身出来ない一般市民よりの人間ですからね。
デッドマンズにいた時は脳筋幹部よりの性格だっただけに色々と歯痒い現状だと思います。果たして本編で変身できるのでしょうか?

ヒロミ「すまなかったな「残れ」と言って」
玉置「・・・ヒロミさんはつらくないですか?もう仮面ライダーになれないんですよね・・・?」
ヒロミ「そうだな。もうおっさんだからな!ハッ・・・そんなに暗い顔するな。お前の気持ちもよくわかる」
玉置「えっ・・・」
ヒロミ「誰だって本当は守る側でいたいんだ」

命を懸けて人々を守る気でいた人間が守られる側になるってのは心苦しいですよね。
そう考えるとアギレラを守る為にデッドマンズに反旗を翻したフリオとヒロミって似たような存在なのかもしれませんね。
・・・まあヒロミって変身しないだけでアヅマと格闘戦したり(スピンオフ)飛行機操縦したり爆発する弓矢で暴れまわったり(劇場版)なぜ変身しないのかが不思議なぐらいですが。

・狩崎

狩崎《ダディー・・・結局私は監視されていたんだ。あんたの手の内で空しいダンスを踊らされていただけだったんだ》
真澄の墓の前に真澄のマスクと石を置く狩崎
狩崎「もうあんたの力には頼らない」

劇場版というかスピンオフでダディを超える事を目的にドライバーを作っていたようですが本編でこの後ダディと和解する事となるのでしょうか?
スピンオフで
シック「あんたが嫌いなダディーの悪魔。シックだ」と言っている事から劇場版の時点でも和解というか父親に対して思うところがあるようですが・・・果たしてどうなる事か。

・オルテカ

(寄生虫の羽音)
オルテカの繭から寄生虫が離れ繭から解放されるオルテカ
オルテカ「うっ・・・ハハハっ・・・!」
玉置「オルテカーーッ‼」
殴りかかろうとする玉置を制止する花
花「玉置!」
オルテカ「・・・間抜けな格好ですね」
花「あんたを・・・政府に突き出すわ」
オルテカ「自分たちは正義の味方だから許されるとでも?」
玉置「黙れ‼」
花「いいえ。全てが終わったら私も・・・」

ギフの本体って虫でしょうかね?虫一つ一つが本体?
それなら攻撃が効かない無敵の理由が判明しそうですが・・・それはさておきオルテカが再登場。
この後特殊刑務所に入れられる事はほぼ確定ですが・・・花と玉置は普通に生活しているっぽいですよね。
花はアギレラであった過去を捨て去らなかった、つまりアギレラの犯した罪を償おうと考えてはいるようですが・・・オルテカはどう思っているのか。
劇場版は恩赦で減刑があったよう(それでも一生出られないとは狩崎が言っていましたが)なのですが・・・隙あらば再度王を目指すのかそれとも・・・。

・ギフ

ギフ「五十嵐家よ。お前たちを新しい世界の始祖として迎えよう」

ギフの考えている事がいまいちわからない。
人間を滅ぼすのはどうせ人間が自滅するからですよね。ギフの餌である悪魔自体は自滅するまで量産され続けるのに自分から率先して滅ぼそうとする意味がわからない。自滅する寸前まで悪魔を食い続ければいいだけの話だと思うのですが・・・。
ただ五十嵐家を始祖とする新しい世界を創るのに他の人間が邪魔だというのなら話は別になってくるのですが・・・ただその場合でも自分の遺伝子をバラまいて適合者のみを残していけば良いのではないかと。
失敗して暴れ出したら食えばいいだけですし。
赤石とアヅマに遺伝子を渡した後数千年眠っていた事から自分から細かい事をやるのは面倒なタイプな気がする。やる事が大雑把というか。
もしくはゲキレンジャーのロンのように自分がやってら簡単だけどそれじゃ面白くないからやらせてみよう、的な考えがあるのかもしれない。
令和ライダーのラスボスなんでもう少しキャラを掘り下げて欲しい気もする(令和ライダーは初期から登場しているキャラがラスボスになっているので)。ギフも初期からいますが意思がはっきりしてきたの最近ですしね。
完全に余談。
ゼロワンのラスボスは滅なのかそれともアークの意思なのか。まあアークの意思がラスボスだったとしてもアークの父親とも言える45歳はわりと初期から登場しているの(台詞だけなら一桁話から)ので初期からいると言っても過言ではない?

第46話 「向き合う勇気…真に護るべきものは何?」

ギフ様オールアップだと・・・。
ラスボスは一体誰になるというのか。
正確に書くとギフの声役の井上和彦さんがオールアップらしいです。
(東映公式HP参照)
つまりギフが再登場する可能性が無くなった訳ではなく井上和彦さんの声のギフの出番が無くなったという事ですね。
となればやはりラスボスは狩崎・・・と見せかけてバイス説を推します。
最終的に一輝の記憶を取り戻すためにバイスが一芝居うって悪役を演じるに一票。
なんだかんだで記憶とバイスも戻ってハッピーエンドを予想。
ラスボス予想は長くなりそうなので先に今週・そして劇場版の情報を整理。
・劇場版は46話と47話の間(東映公式HP参照)
・狩崎が作っているのはキメラドライバー
・狩崎がキメラドライバーを使って変身しようとするも失敗。真澄の悪魔シックが具現化(スピンオフ)
・シックが暗躍し仮面ライダーキマイラが誕生(スピンオフ)
・アヅマがキメラドライバーを奪って仮面ライダーダイモンへ(スピンオフ)
・ギフが倒された事でギフ細胞で生き永らえてきたアヅマが崩壊し始めた為、ギフ遺伝子を持つ五十嵐三兄弟を狙う(劇場版)
・三兄弟を罠に嵌め、ギフ遺伝子を奪おうとするも幸実の悪魔(本当に悪魔かどうか不明。劇中・パンフレットでは悪魔と説明あった)が出現し、仮面ライダー五十嵐誕生
・なんやかんやあってアヅマを倒す
で、47話に続くと思われます。
何故か劇場版で登場しなかったエビリティライブ、インビンシブルジャンヌ(恐らくスケジュール的にスーツ作成が間に合ってなかったと思われる)は置いといて玉置が変身、ヒロミがアーチャーにクラスチェンジなどの伏線は今回で回収されました。
となると残る謎、というか伏線になりそうなものは・・・
・ドライバーを手にした(そして変身しなかった)オルテカ
・幸実の悪魔の正体。ただの悪魔にしてはスタンプなしで具現化。バイスタンプを変化(サンダーゲイルバイスタンプがフィフティゲイルバイスタンプへ)させるなど他の悪魔にない要素が多い
・シックが消滅し、シックの影響がなくなった狩崎の行動
・一輝の記憶に関して
でしょうかね?
細かいところを考えれば色々ありそうですがラスボス、もしくはラスボス関連に絞ればこれぐらいでしょうか?
恐らくオルテカと狩崎ラスボスはなさそう。
オルテカは・・・ラスボスにするには小物。
別にオルテカがラスボス化してもいいのですが去年のストリウスっぽくなりそうですしね。
狩崎は・・・狩崎の目的は最高の仮面ライダーを作る事だったはず。
真澄が死に、真澄のある意味形見だったシックが消滅した事で変化があったのだと思いますが・・・ラスボス化するにはちょっと弱い。
・・・初期の頃は狩崎ラスボス?とか予想したような気もしますが現時点ではなさそうな気がする。
少なくとも絶望してラスボス化するようなキャラじゃないですし。
自身が悪役となって世界から悪魔を消滅させようとするのはありえなくもないのですが・・・その場合今回の五十嵐3兄弟の主張と真向から対立する、というか否定となってしまうのでなさそう。
幸実がラスボス化するのはなくもないですが・・・今まで伏線張ってあったならともかくない(はず)なのでなさそう。
じゃあやっぱり一輝の記憶を取り戻すために一芝居しようとしたバイスが色々あってギフの亡骸と融合。
ラスボスとなって暴れまわるも色々あって一輝と超融合。
結果一輝の記憶は戻り、バイスは一輝と共に生きていくエンドと予想しておきます。
多分外れる。
バットファンガイアが過去で倒され現代で蘇ってラスボス化した例もあるのでギフ様ラスボス続投という線もなくもなさそうですが・・・その場合やっぱりバイスが融合しそう。前回バイスがギフに操られてましたしギフの体を使ったバイスがラスボス、という事でお願いします。
ラスボス予想はこれぐらいにして今週の感想を簡単に。
ギフ様本体脆すぎやしないだろうか。
これだけ引っ張っておいて弱点っぽいのが発覚したら即退場というのはどうかと思います。
攻撃能力は超凄いのに本体攻撃されると超脆いって・・・もしかしたら初代ゲルショッカー首領リスペクトなのかもしれない。
ゲルショッカー首領って弱くはないはず(デストロン首領はまごうことなきクソ雑魚) なのにちょっとピンチになったら即自爆しましたからね。
50周年記念作品なので初代ラスボスを意識している可能性はありえなくもなさそう。
・・・耐久値を意識するとは思いませんが。
とにかくちょっと脆すぎる気もしましたがこのままギフ様ラスボスだとあまり盛り上がらなかったと思うので次週以降の展開が楽しみとなってきました。
残り4話。
ギフも討伐し、本当に最終章に入ったと思われるリバイス。
狩崎の真意とラスボスが気になる 第46話「向き合う勇気…真に護るべきものは何?」感想でした。

・一輝

一輝「必ず・・・ギフを倒す方法はあるはずだ」
バイス「だあーーーっ‼風呂入ってスッキリしよう!」
一輝「風呂?」
バイス「いいアイデア浮かぶかもよ」
一輝「どこの風呂に入るんだよ?」
バイス「ん?どこって・・・」
大二「そんな時間ないだろ」
バイス「まさか一輝・・・」

流石に一輝が可哀そう。
あれだけ守りたかった実家の事すら忘れてしまうとは。
ギフのせいで営業出来ていなかったというのもあると思いますがこれは深刻な問題では?
とは言え銭湯自体は営業再開すれば(映画で両親が旅行に行っていたのでしあわせ湯も再開しているはず)記憶に残るはず。戻りはしないですが。
・・・いやラフレシアデッドマンの件があるので何かしらの切っ掛けがあれば思い出せる?デッドマンの能力使わないと無理というのはかなり厳しい条件ですが逆に言えば悪魔(バイスとの契約)の力で失った記憶であるならば他の悪魔の力によって蘇る可能性もあるって事でしょうかね?
最終的に記憶は戻ると思うのですがその手段がどうなるのか。
個人的には同じ記憶を共有しているバイスだと思うのですが・・・もしかしたら狩崎がやらかして(次回)その結果色々あって取り戻すのかもしれない。

さくら「ちょっと時間もらえるかな?」
バイス「いやいやいや・・・ここは三兄妹の力を合わせて・・・」
大二「バイス!いいんだ」
一輝「さくら任せとけ。ラブコフはさくらの悪魔。一心同体だ。一緒に戦える状況になるまで俺たちは待つよ」
さくら「一輝兄のおせっかい、久しぶりにもらったかも。大ちゃんもありがとう」

一輝のおせっかい自体は敵味方問わず(アヅマすらおせっかいしていた)やってはいましたがさくらに対してはあまりやってなかったかもしれないですね。
そもそもさくらが精神的に強い上に花が味方となった事で特におせっかいを焼く事もなくなったので。
(その花が味方になった時、アギレラの悪魔を分離させようと一輝に頼んだ時のが直近最後のおせっかい?)
さらに言えば大二の件で手一杯だったというのもあるので・・・久しぶりにやった妹へのおせっかいという感じですね。

・アルティメットリバイス

ギフと戦いながら亜空間の中から攻撃すると決まった後
バイス「よっしゃ!きたきた!これヘヘッ・・・ちょっと待って。あんな場所誰が行くのよ?」
一輝と大二に見られるバイス
バイス「えっ?やめてよ!そんな目で見ないでよ!何よ!」

分身スタンプはどこへ行った・・・。
こういう時にこそ分身使えばいいと思うのですが・・・初登場以外ほぼ使っていない気がする。
ガタキリバコンボもほぼ使用していませんでしたが令和になってもCG満載の戦闘シーンは厳しいようですね。
そもそも分身が強すぎ持て余しているようにも感じますが。結局のところエビリティライブもインビンシブルジャンヌも分身アルティメット以下に見えるので一輝とバイスが分身したら弟妹いらないという状況に見えてしまうんですよね。
最初からアルティメットは磁力だけで良かったようにも思えます。まあアルティメットなんで能力盛りたいのはわかるのですが。
アルティメットクウガとか本当なら全フォームの能力使えるはずですが使わなかったですしね。(ダグバが強すぎてパイロキネシスと超再生能力しか使わず結局格闘戦に)
ムテキゲーマーが最後まで無敵だったのはある意味凄い気がする。物語後の映画ですらムテキゲーマーを使わせない方向で作戦立てていたのが印象的。

・大二

バイス「ラスボスってみんな無敵なの⁉ずるいだろ!」
カゲロウ「ああ・・・。んなわけねえだろ。一回だけ大二の攻撃が効いた」
バイス「ああ・・・繭を吐き出した時ね」
カゲロウ「ああ」
一輝「吐き出す?」
大二「うん。でも手応えがあったのはあれだけだ」
一輝「じゃあ、あのギフは本体じゃないのかも」
バイス「何?それ。どういうこと?」
カゲロウ「大二の攻撃と同時に繭が吐き出されたなら亜空間はギフの野郎とつながってやがるってわけだ」
バイス「ああ・・・!あいつ餌にした人間を保存してたからあそこ胃袋みたいなもんか。急所っちゃ急所かもな」
大二「外にいるギフと戦いながら亜空間の中からも攻撃すればダメージを与えられるかもしれない」
一輝「よし、それにかけよう」

ラスボスが皆無敵な訳ないですよね。
アギトのテオス←肉体は滅ぼせても倒せはしない
龍騎の神崎←そもそも死んでるから倒せない
剣のモノリス←システム的なものだから多分倒せない
響鬼←ラスボスだれ?
ディケイド←ラスボスはアルティメットDという解釈でいいのだろうか?
W←ラスボスはテラーなのかユートピアなのかエナジーなのかオーロラなのか
鎧武←ヘルヘイムはシステム的な物なので剣のモノリス同様多分倒せない
後半関係ない事書いてしまいましたがマジで倒せないのはアギトのテオスぐらいでしょうか?倒したら多分宇宙が滅ぶ。あとヘルヘイムも。モノリスは地球が滅ぶぐらいですみそう。
しかし攻撃が効かないなら敵の能力を使って敵を封印しようぜ!と言い出した大二と違ってカゲロウは頼りになりますね。
とはいえ大二の攻撃で突破口が開けたのは間違いないので・・・いいコンビですよね。戦術を立てるのはもう全部カゲロウでいいレベル。ただし未だにギフテリアンにすら苦戦するレベルなのでもう少し大二&カゲロウの戦闘面での扱いを良くして欲しいと思います。
今週ヘルギフテリアンの集団を出してその集団をエビリティライブで蹴散らすぐらいの活躍をしてほしかった。

・さくら

さくら「だからラブちゃんはラブちゃんは無理しなくていいの!」
ラブコフ「ラブ!コブ!嫌だ」
さくら「どうして私の言うことを聞いてくれないの⁉」
玉置「さくらさん落ち着いて・・・」
さくら「私が守ってあげるから次は絶対・・・!」
花「次なんてないわ!」
さくら「えっ?」
花「2人とも足手まといだから来ないでって言ってるの!」
さくら「何言っているの?花。ラブちゃんはともかく私は・・・」
花「考えたことある?さくらがラブコフを気にしながら戦えば隙が生まれる。そして今度はそんなさくらを誰かが守らなきゃいけないの」
さくら「なめないでよ!私には・・・!」
花「さくら!大事な相棒の声、ちゃんと聞いて耳を傾けて!」
ラブコフ「ラブ」
花「大切な人を守りたい気持ちはみんな同じ」

この会話。色んな意味で花は自分とラブコフを重ねてますよね。
以前ベイルにさくらが襲われた時に足手まといになっていた時。
そして自身がさくらに倒されようとしていた時。
自暴自棄となっていた自分を助けようとしたさくらすら拒絶してしまったアギレラでしたがさくらの思いを受け夏木花となりました。
あの時のさくらはアギレラの意思を尊重せず自分の想いを優先した結果うまくいった訳ですが・・・周りの声に耳を傾けないのも善し悪しですね。今回の件に至っては全くラブコフの意思を尊重しなかった訳なので。
そんなさくらの姿を見かねての叱責だったと思うのですが・・・結果的にはラブコフと新たな力を手に入れる事が出来たようです。
さくらとラブコフの問題だけではなくかつて同様の状態に陥っていた花を絡ませる事で割とすんなり、そしてスッキリとしたシーンになっていたと思います。

コブラバイスタンプを使いラブコフを出すさくら
さくら「初めてだね。変身しないでラブちゃんを出したの」
ラブコフ「ラブ!初!へへへッ・・・!」
さくら「ラブちゃんを弱い存在だと思ってたから。守らなきゃって・・・」
ラブコフ「さくら・・・」
さくら「一輝兄や大ちゃんみたいに心の底からラブちゃんを信頼できてなかったのかもしれない・・・ラブちゃんはペットじゃないのに・・・ごめんね」
ラブコフ「あたいも さくら 守る!ラブラブ!」
ラブコフの背中のヒビが大きくなる
さくら「あっ!そっか!ラブチャンもちゃんと成長してるんだね」
ラブコフ「ラブ!」
さくら「ラブちゃん。一緒に戦おう。そして守ってね」
ラブコフ「さくら守る!」

先週の予想大外れ。てっきり劇場版の蛇女っぽいのが出るかと思ったのですがそんな事は全くなかった。
ラブコフの宿主であるさくらの精神的成長に合わせてラブコフも精神的に脱皮した、つまり物理的には変化なかったという事でいいでしょうか?もしくはこれがきっかけであの劇場版の姿になれるように・・・は関係なさそう。
それと一輝はともかく大二はカゲロウの事を心の底からは信頼してはいない気もします。バリッドレックス登場時ぐらいの信頼度な気がする。
それはともかくこれで文字通り一心同体となってインビンシブルジャンヌが誕生した訳ですが・・・劇場版で出しても良かったような気がしないでもない。放送日程の都合上仕方ない気もしますが。

・ヒロミ

ギフテリアンの群れに苦戦する大二
矢を受け倒れるギフテリアン
ヒロミ「大二!カゲロウ!お前たちの力はそんなものか!」
カゲロウ「おいおい。なめてもらっちゃ・・・」
大二「困る!」

ヒロミの矢は強すぎやしないだろうか。ギフテリアンってフェーズ3程度の強さはある、つまり初期の幹部クラスの強さはあるのですが・・・いや初期の幹部ってあまり強かった印象ないですがそれにしても強すぎ。
劇場版だとなぜか矢で大爆発が起きていたので何か仕込んであるのでしょう。
しかしそれはともかく大二(とカゲロウ)は今更ギフテリアンぐらいに苦戦しないでほしい。

・狩崎

ヒロミ「狩崎・・・。狩崎」
狩崎「ああ・・・」
ヒロミ「ひどい顔だぞ。ろくに寝てないんだろ」
狩崎「研究に夢中でね」
ヒロミ「助言が欲しい。なぜギファードレックスの力がギフに通用しないのか何か考えられることはないか?お前なら何かわかるはずだ」
狩崎「断る」
ヒロミ「・・・なに?」
狩崎「この研究が何よりも最優先」
ヒロミ「おい・・・!人類が滅びるかもしれないんだぞ。みんなギリギリのところで戦っているんだ!」
狩崎「五十嵐三兄妹が奇跡を起こしてくれるさ」
ヒロミ「お前は戦わないのか?」
狩崎「話は終わりだ」

今回のラストを見る限りこの時はシックの影響が大きかったように見えますが・・・果たしてそれだけでしょうかね?
というのも次回は狩崎がライダーを襲い始める模様。真澄の悪魔であるシックは劇場版で消滅(したはず)なので・・・狩崎自身の悪魔の影響もあるのでしょうかね?

ラストシーン
狩崎「聞いてるか?私はもう悪魔の力には頼らない」

狩崎の背後に浮かぶシックの影
もしくは悪魔は関係なくあくまで狩崎個人の意思で悪魔を滅ぼそうとしているのかもしれない。
人間が間違いを犯すのは悪魔のせい。
というか真澄が間違いを犯したのはシック、悪魔のせい。
(狩崎はシックを手放して以降心境の変化もあったようですし)
父の運命をゆがめた悪魔を全て殲滅する、的な思想になっているのかもしれませんね。

・玉置

光「玉置・・・!」
玉置「ごめん急に」
光「いや・・・来ると思ってたよ。むしろ遅すぎだ」
玉置「えっ?」
玉置にデモンズドライバーを渡す光
玉置「俺に使う資格・・・」
光「いとしのアギレラ様を守るんだろ?その気持ちがあれば十分じゃない?僕の思いも持ってってよ。さくらさんを頼む」

劇場版で何故か玉置がドライバーを持っていた理由が明らかに。
普通に光から渡されていました。
ギフが滅んだ以上ドライバー開発が進むはずもない(さらに言えば作れる人間が狩崎以外いない)ので今後は玉置が変身する事になるのでしょうか?

玉置「アギレラ様!この先何があっても世界がどう変わっても俺はあなたを守ります!でも・・・!これはあなたのためじゃない。自分の罪を償い人々を守るための変身です!」
花「顔が硬い!笑え!」
微笑む玉置
玉置「変身!」
オーバーデモンズへと変身する玉置
花「足、引っ張んないでよ!」
玉置「かしこまりましたーっ!」

玉置は今までデッドマンズ時代の罪と向き合っていないような描写がありましたが今回の件で罪と向き合い、償おうとする意欲を見せました。
人としても、ライダーとしても立派な変身ですね。
・・・まあ色々言ってはいますが本音はアギレラ様を守りたいのが本音だと思いますが。未だにアギレラ様呼びですしね。

・ギフ

ギフ「五十嵐家よ。お前たちを新しい世界の始祖として迎えよう。選べ。人類の滅亡か我らで新しい世界をつくり直すのか・・・」
大二「なんだと・・・?」
ギフ「決断を待っている」

結局ギフがやりたかった事がわからない。
上質なエサに満ちている星を見つけたけど自滅しそうだから自分から滅ぼす決意をした。この辺がよくわからないんですよね。
自滅するならその寸前まで食ってから他の星に行けばいいのに。自分から滅ぼそうとする意味がわからない。
もしくはネオショッカーの様に世界征服して人類の人口を調整すればいいのに・・・ってそれは赤石がやっていた事なのでしょうかね?
アヅマの件(アヅマは人類が自滅に向かわないよう悪しき為政者を暗殺してたはず)も考えると自滅に向かわないように調整したかったのだと思いますが結局自分で滅ぼそうとしてるんですよね。よくわからない。

ギフ「人間の悪魔は極上の味がする。なんと醜い生き物だ」
一輝「そうかもしれない。でも俺たち人間には悪魔が必要なんだ!皆必死に自分の悪魔と向き合って生きてる。悪魔のささやきに反発しあらがって人間は成長していくんだ!」
ギフ「なぜ見るに堪えん争いが永遠に続く⁉」
大二「それが人間なんだよ!愚かで弱くて誰でも必ず間違いを犯す。でもだからこそいとおしいんだ!」
さくら「たとえ道を外れても変われる人間だっている!」
ラブコフ「せや!」
バイス「そんな人間が大好きな悪魔もここにいるぜ!なあカゲちゃん!」
カゲロウ「はあ?てめえと一緒にすんな!」
ラブコフ「あてぇも!あてぇも!」
ギフ「そう遠くない未来、人間を待つのは自滅だ!」
一輝「そうはさせない!」
バイス「かませ一輝!」
一輝「俺は人間の可能性を信じる!自分の悪魔と仲良くなれるその力を!」
大二「俺たちは!」
さくら「人間は!」
一輝・バイス・大二・さくら「変身できるんだ!」
ライダーキックを放つ一輝たち
ギフ「忘れるな。人類は必ず過ちを繰り返す!」

結局ギフは今回で退場となった訳ですが・・・ギフの言っている事も間違ってはいないと思うんですよね。
必ず自滅するかどうかは置いといて同じ過ちを繰り返すってのはほぼ間違いないですし。アヅマもそれで絶望してましたしね。
一輝たちの主張はその悪魔に翻弄されてきた人間たちも少しずつだけど変わっていける、変身出来るんだ、というものですが・・・。
この辺の主張は恐らく次週以降の最終章でもう一度(恐らく狩崎が人間と悪魔に関わり方について言及すると思われる)取り上げられるような気がします。
ちゃんといい方向性に向けて道を示してはくれそうですが・・・どうなる事でしょうかね?

第47話 「狩崎の反乱、変身の代償」

狩崎の、狩崎による、狩崎の為の戦いが始まる 仮面ライダージュウガ登場の 第47話「狩崎の反乱、変身の代償」 感想です。

要は狩崎の個人的な戦いですよね?
狩崎「ようやく完成したんだよ。悪魔の力に頼らない、人類の人類による人類のための最強のライダーシステムがね。ギフの力が残っている以上、本当の平和は訪れない」
こんな事を言ってはいますが父親への燻ぶった思いが晴らせず、さらに自身の悪魔であったシックを失ったかつての暴走大二状態に陥ってしまったがために戦い始めてしまったのだと思われます。
とはいえ狩崎と真澄、そして五十嵐家の関係もちょっと複雑なので一度整理。
ジョージ狩崎
父親を事故で亡くし(たと思い)、その意志を受け継いで父親の行っていたバイスタンプ研究に取り組む。
※この時は父親の命日に欠かさず墓参りをするなど父親の事を嫌ってはいなかった。
ジャックバイスの件で父親が生きている事を知る。
何故生きていた事を知らせなかったのか、なぜ悪魔の研究に手を染めたのか等々積もり積もった思いから和解できず敵対に近い関係。
ギファードレックスバイスタンプ作成等を通じて若干和解。
※この時一輝が途中で力ずくで止めた事が今回の件に関係あるかは不明。多分無い。
真澄が余命いくばくもない事実を知る。
真澄にさりげなく引退を勧めるが元太とベイルの最終決戦時、真澄が無理をしたことで瀕死の状態に。
瀕死の真澄から真澄の悪魔、シックが自身に移植されていた事を知りショックを受ける。
自分の気持ちに整理がつかず、ヒロミのデモンズドライバーを調整していた(ヒロミの為だが結果的には五十嵐家の為に)事で真澄の死に目に会えなかった。
シックの影響が大きくなったためかギフを放置し研究に没頭。
さらにシックが消滅した事で暴走に歯止めがかからない状況(現在)に至る。
といった感じでしょうか?
結果的には五十嵐家の為に父親と和解する機会を失ったと言っても過言ではなさそうですね。
もちろん一番の思いは父親を超えたいと願っていた事だと思いますが・・・
それが二転三転した挙句積もった思いを晴らせなかったため暴走。
父親の残したものを全て壊す事で父親を超えた事を証明したい、という思いになってしまったのではないでしょうかね?
さらにその真澄の思いが自分ではなく五十嵐家の方に向いていた(少なくともジョージにはそう見えていたはず)のも原因かと思いますが・・・
若干違っているところもあるとは思いますが大きくは外していないと思います。
で、次週その思いを日本一のおせっかいの一輝が晴らしたら・・・いや残り2話あるはずなので次週で決着がつかないのか。それともラストはあまりにも切なくなってきた一輝の記憶に関するエピソードになるのか。
色々気になる 第47話「狩崎の反乱、変身の代償」 感想でした。
・・・感想じゃなくて今までの話をまとめただけなような気がしますが。
細かい感想に関してはまた後日という事で。

・一輝

しあわせ湯に元太と幸実が帰ってくる
一輝「すいませんお客さん。銭湯は15時からなんですよ。あと少し待ってもらえますか?」
大二「兄ちゃん何言ってんの・・・?」
元太「一輝・・・まさか・・・」
25話。バイスと一輝の契約のシーンを再確認
一輝「誰?」
バイス「フンッ。お前一番上のお兄ちゃんなんだからさ、しっかりしなきゃダメだろ。家族を守ってやらなきゃ。怖えのか?俺っちと契約すればお前の代わりに家族を守ってやる」
一輝「契約?」
バイス「うん。その代わり記憶からなくなっちゃうけど俺っちも誰にも言わないからいいよな?」
一輝「うん」
バイス「よーし!契約完了だ。へへッ!またいつか会おうぜ。おやすみ」
一輝「僕が家族を守る…」

この契約自体が曖昧過ぎてよくわからないのですが・・・一輝がバイスの力を使う事が原因ではなくてバイスが力を使う事が一番大きく影響しているのではないでしょうか?
それに関してはバイスの項目で書こうと思いますがとにかく現時点では両親の記憶が完全に失われた状態でしょうか?
家族に関して優先順位があるのかわかりませんが大二とさくらの事は覚えている状態。恐らく次週、狩崎との戦いでさくらと大二の記憶も失われそうですね。
となると狩崎との決着自体は来週あたりでつけて(バイス単体で善戦出来ていたので2人で戦えば勝てるはず。スペック的にもジュウガはアルティメット以下ですし)ラスト2週で記憶を取り戻す回になりそう。
でないとさすがに一輝が可哀そう。

・バイス

狩崎がジュウガに変身。一輝も変身しようとするが
バイス「やめとけって一輝!これ以上家族のことを忘れたくないだろ?」
一輝「でも・・・!」
バイス「わかってるよ!俺っち一人で変身する分には記憶への影響も少ねえんじゃねえのか?」
一輝「・・・頼んだ」
バイス「おうよ!」

前々からバイスは胡散臭いと思っていたのですが・・・
「俺っち一人で変身する分には記憶への影響も少ねえんじゃねえのか?」のセリフが超胡散臭くみえる。
結局はバイスが家族を守る為に戦う度に一輝から家族の記憶が失われているように思えるんですよね。
バイスだけではなく悪魔は基本的には本人に成り代わろうとしているように思えます(カゲロウ、悪魔の姿から戻れないデッドマンフェーズ2など。ラブコフは多分違う)
今のバイスはどうかわかりませんが契約時のバイスは一輝の体を奪うつもりで契約したんじゃないでしょうかね?
現在も同様に体を奪う事を目的としているなら・・・まさに悪魔の所業(今までのストーリー展開が全てバイスの思惑通りって事なりそう)ですし・・・そのつもりはなくとも一輝の記憶を奪う結果となってしまったとしたらこれもやはり悪魔の所業。
つまりどうあがいても悪魔ですね。
さて個人的には前々からラスボスはバイス予想をしていますがどうなる事か。

・大二

大二「ごちそうさま」
幸実「大二もう行くの?」
大二「うん。組織の立て直しと財務処理でやることいっぱいなんだ」

フェニックスって赤石がギフのために作った組織だと思っていたのですが現時点でも解体されてはいない模様。
作った理由はともかく警察には対応できない案件に対処していた事は確かなのでいきなり組織解体ってわけにはいかないんでしょうね。
ギフ騒動で人間に潜む悪魔自体はかなり減っているはず(アララトに入る条件が体内から悪魔を除去する事だったので)なので以前よりは治安はよさそうですが・・・体内の悪魔がいなくなると歯止めが効きづらくなるのは大二が証明済み。
悪魔がいてもいなくてもフェニックスのような組織は必要なんでしょうかね?そしてその中心を大二が担っていく、という展開になりそうです。

さくら「大ちゃん・・・カゲロウの言うとおりだよ。私たちで戦おう!」
大二「ダメだ・・・。狩崎さんの強さは尋常じゃなかった。俺たちだけで勝てる保証はないし兄ちゃんを巻き込むかもしれない」
さくら「じゃあどうするの⁉」
大二「残りのバイスタンプとドライバーを全部返そう。そうすれば狩崎せんを説得できる可能性はある」
さくら「確かにワンチャンあるか・・・」
一輝「もしも・・・狩崎さんが受け取らなかったら?」
大二「さすがに戦うしかないだろうね。それでも兄ちゃんに変身はさせられない」
一輝「いやその時は俺も・・・!」
バイス「一輝!選択の余地はないって」
大二にドライバーとバイスタンプを渡すバイス
バイス「頼むわ。大二、さくら」

最初から戦闘ありきで話しているさくらと話し合いの余地があると思う大二。2人ともらしいですね。
さくらは元々無敵になれば敵がいなくなって平和、という考え。
大二は自分含めて誰も傷つけたくない、という考え。
なのでまず大二は誰も、今回に限れば敵である狩崎も傷つけないように一番平和に収まる解決方法を提示したわけですね。
狩崎の目的自体が想定していたものではなかったので交渉は決裂してしまったわけですが・・・その際大二が「証明」という言葉に反応していたので次回大二が狩崎の真意に気が付くという流れになりそう。
そして大二が前と違うのは交渉決裂した場合に戦う意思を示している事。今回の交渉でもいきなりドライバーを渡さず渡す意思がある事を示しただけ。ギフの時は一方的に相手のいいなりでしたしね。カゲロウ復活のためか大人っぽい対応が出来るようになったと思います。
朱美さんも草葉の陰で喜んでいる事でしょう。
・・・本音を言えばもう少し大二がこの状態でいてほしかった。大二が作戦を立案して一輝とさくらが蹴散らす的な。今回の2号ライダーは扱いが悪い気もします。もう少し全体的に活躍の場を増やしてほしかった。

・カゲロウ

カゲロウ「何かを得るためには何かを失う。等価交換だ。それを覚悟してお前らも俺たち悪魔と契約したんだろ?」
さくら「カゲロウは黙ってて」
カゲロウ「一輝とバイスはそういう契約だったってだけだ。嘆いても現実は変わらねえ」
さくら「簡単に言わないで!」
カゲロウ「変えられないなら・・・狩崎を倒すしかねえだろって言ってんだよ」

・・・カゲロウと大二って契約してましたっけ?
一方的にカゲロウが大二の体を奪って一輝と大二で取り戻したような。
それはともかくカゲロウは非常に現実的な解決方法しか言わないですよね。さすが大二の悪魔。
ギフ関係の悪魔がいない以上狩崎さえ倒せば一輝の力を使う必要はなくなりますしね。
で、カゲロウとは関係ないのですが契約破棄ってできないのでしょうか?ライダーキックでフェーズ2以降の、人間と契約した悪魔を分離できたように一輝もライダーキックで契約破棄できたりしないのでしょうか?
その場合は最終回、一輝に向かって家族全員でライダーキックをかます熱い展開に・・・いやなんか展開や絵面が嫌なのでこの案はなしで。
契約して力を使ってきたのに契約条件が自分に不都合があったからと言って契約破棄するような特撮主人公勢は嫌ですしね。

・元太

ラブコフに破壊されるドミノ
元太「せっかくのリベンジドミノだったのに・・・!」
一輝「リベンジ?」
元太「うん?あっ・・・」
一輝「ああ・・・このドミノ・・・前にも一緒に作ったことあるんだね。ごめんね。覚えてなくて・・・」
幸実「一輝!フフッ・・・ここからまたスタートすればいいのよ」
元太「そうだ!これからもっと濃い思い出いっぱい作ればいいんだから」

もしかしたら元太は一輝との思い出を作る為に動画投稿を・・・いやないですね。自分自身が記憶を失ったのが一番大きかったと思います。
純平の時は色々悲惨でしたしね。
今回のドミノ倒しは自分のためでもあり、息子のためでもあるといった感じでしょうかね?
でも言わせてほしい。純平の記憶も戻って戦う必要も(今回は狩崎が暴れ始めましたが)なくなった今は働いてほしい。

・幸実

元太「記憶がなくなっても一輝は俺たちの家族だ。それに変わりはない」
幸実「そんな簡単に・・・受け入れられないわよ・・・」

この辺りの思いは幸実が一番強そうですね。
白波純平と幸実は双方ともに家族を求めた(スピンオフ)のですが大切な人を守る為に自身の命を懸けた純平に対して幸実はなりふり構わず純平と家族になろうとしましたからね。
しあわせな家族に対する思いは幸実が一番強いと思われます。だからこそ現実を受け入れられないと思うのですが・・・果たして一輝の記憶はどうなることか。

・夏木花

さくら「花!おはよう。どうしたの?」
ラブコフ「おはよう!」
花「さよならを言いに来たの。私にできることは終わった。これからはデッドマンズとしての罪を償うわ」
さくら「・・・また会えるよね?」
花「フフッ・・・」
ラブコフ「花・・・」

さくらの「会えるよね?」に対して「フフッ」と返す花が切ない。
オルテカの処遇を考えると(特殊刑務所で服役中)組織トップだった花も同様の扱いになってもおかしくないですからね。
オルテカが無差別に人をギフテリアンにしていたという事実はありますが組織外の人間からしてみればあまり関係なさそうですし。
一応劇場版でオルテカが協力の見返りに減刑(それでも一生外に出られないようですが)されてはいましたが・・・花のウィークエンドでの活動がどう評価されるかですかね?
でもウィークエンドって反政府組織だったはず。
その辺を踏まえて花は「また会える」と返答しなかったのだと思いますが・・・どうなることか。

・ヒロミ

重い荷物を運ぼうとする光
ヒロミ「光、無理するな」
光「すいません」
一緒に荷物を運ぶが息切れするヒロミ
荷物を運び終えると倒れ込むヒロミ
ヒロミ「ああっ・・・!」
光「すいません。無理させちゃいましたね・・・」

やっとヒロミに身体能力について描写してくれました。
ヒロミが変身できなかったのは変身能力が失われた訳ではなく体内年齢が80台になって変身に耐えられなくなったからですよね。
その割にデモンズトルーパーを指揮して銃で無双したり劇場版ではアヅマと格闘戦(スピンオフ)したりアーチャーやっていましたが・・・その辺曖昧になっていたのが気になっていました。
しかし今後出てくるときはお爺ちゃんキャラをするのかそれとも普通に変身するのか気になるところ。

・光

玉置「光!ちょっとこれ見てくれる?」
床についた汚れを見る2人
玉置「この汚れ、取れないんだけどどうしようか?」
光「ああ・・・大丈夫。これ前からあったから」

これ結局スルーされてましたが何かの伏線?
というかどこで何をしていたのかよくわからないのですが元牛島家に皆で引っ越すって話でしょうかね?
・・・いや牛島家の地下にウィークエンドがあったはずなので引っ越しですらないか。荷物移動しただけ。
汚れに関しては・・・牛島太助が何か遺したのか。それとも今後全く触れられず終わるのか気になるところです。

・狩崎

狩崎「あんたの悪魔はもういない・・・せいせいするよ」

シックは劇場版で消滅(したはず)ですが・・・狩崎自身の悪魔っていないんでしょうかね?
感想の方で悪魔いないから暴走状態になってるんじゃ?と書きましたが狩崎自身の悪魔について忘れていました。
まだ狩崎に悪魔は残っているのか。その悪魔の影響がないのか・・・気になるところです。

変身解除する狩崎
一輝「狩崎さん・・・⁉」
バイス「カリちゃんこれ一体どういうことよ⁉」
狩崎「ようやく完成したんだよ。悪魔の力に頼らない人類の人類による人類のための最強のライダーシステムがね。ギフの力が残っている以上本当の平和は訪れない」
一輝「どういう意味ですか?」
狩崎「人類の未来のため現存する全てのライダーシステムを・・・仮面ライダーを駆逐する。それが私の最後の使命なんだ」

感想の方では人類の~に注目しすぎたのですがよく見たら「最後の使命」って言ってますね。
悪魔に関するものを全て駆逐したら自分も死にそうな勢い。悪魔によって人生を狂わされたから悪魔に関連するものは全て消し去り自分自身も消え去ろうといった感じでしょうか?
ドライバーを破壊せず父親の墓に手向けているように見える描写がありましたが・・・ドライバー全て集めたら墓の前でドライバーと一緒に消滅しかねないですね。

ヒロミ「一体どういうつもりだ?」
狩崎「聞いてただろ。全ての生物種の遺伝子を完全に制御できるこのドライバーで真の平和をもたらす」
ヒロミ「本当にそれが目的か?」
狩崎「・・・それ以外に何がある?」
ヒロミの問いかけに即答せず一瞬の間があった事から他の目的がありそう、というかそちらの方が主目的ですよね。
大二「今の俺たちに戦う理由はないはずです」
狩崎「では家族のために戦え。私には私の理由がある」
狩崎にドライバーを差し出す大二
狩崎「なんだ?これは」
大二「俺とさくら、父ちゃんのドライバーも全て渡す。だからもうこれ以上俺たち家族から何も奪わないでください」
狩崎「それじゃあ意味がないんだよ!」
大二を殴りつける狩崎。ジュウガに変身しようとする狩崎。
さくら「一輝兄、バイス下がってて。カリさん。手加減できないけどいいの?」
狩崎「アハハハハハっ・・・!ああ・・・!嬉しいよ・・・!そのほうが証明できる!」
大二「証明・・・?」
狩崎「さあ、やろう!」

このシーンでも
狩崎「私には私の理由がある」
大二「俺たち家族から何も奪わないでください」
狩崎「それじゃあ意味がないんだよ!」
さくら「手加減できないけどいいの?」
狩崎「そのほうが証明できる!」

等々話している事から・・・一番の目的はやはり五十嵐家への復讐がありそう。
過程はともかく結果としては真澄がジョージよりも五十嵐家を優先した(ように見える)のは間違いないので。
ただこの問題をどう解決するんでしょうかね?事情を推察した一輝が狩崎と戦う事は間違いないと思うのですが・・・アルティメットが勝てればいいってもんじゃないと思いますし。
ただアルティメットは真澄とジョージが作った(途中スタンプが脱走してましたが)もの。一人で完成したシステムより2人で作り上げたシステムの方が上的な流れをやるのか・・・いやダメっぽい。
真澄の息子への想いをきちんと伝えた上でジュウガを倒さないとダメですよね。
なんにせよ真澄が生存していない今解決するのは難しいと思われる案件。はたして日本一のおせっかはどう解決するのか・・・期待しています。

・ボン

ボン「どうも~!復活しました!ボンです!一時期は皆様に大変ご迷惑をおかけしましたがこの度BTTubeを再会できることになりました!」
バイス「おっボンちゃんシャバの空気はどうですか?お勤めご苦労さんです!」
ボン「でも本当に2人のおかげです。じいちゃんも喜んでくれました。本当にありがとうございます」
バイス「へへへ・・・更生したみたいでよかったです!」

そういえばこんなキャラいましたしね・・・。
ボンがどうなったか不明なままカゲロウ編に突入していたのですがどうやらフェニックスの更生施設で更生していた模様。
ギフにフェニックスベースが破壊されていたと思うのですが・・・ヒロミのおかげで助かったのでしょうか?
個人的にはボンより彩夏の方が気になるのですが・・・大切な人の方から忘れていくようですし多分一輝完全に忘れていると思うのですよね。出てきたらさらに話がややこしい事になりそう。
つまり特に大切でもないけど過去の話で出てきた一輝がギリギリ覚えている人間、という訳で今回ボンが選出されたのではないかと思います。
・・・それはそれでどうかと思いますが。
逆に言えば一輝の記憶は完全に失われているのではないという描写でもあったのかもしれませんが・・・どうなんでしょうかね?

第48話 「覚悟の証明!これが…日本一のお節介!」

予想通りバイスがラスボスになるようですが・・・その前に今回の感想を。
一輝がおせっかいなのは母親の遺伝もあるようですが(幸実も自称日本一のおせっかい)・・・それ以上に大きかったのが自分に興味が持てなかった事。
18話
一輝「俺さ、いつからか自分に興味が持てないんだ。だから…誰かに興味を持ってもらうこと、喜んでもらうことが自分の生きがいみたいになってて。人を助けて初めて自分が自分でいられる…。でも…そのせいでバイス。お前を危険につき合わせることになる。だから怒っているかなって…」
31話
一輝「ジーコの夢も背負ったそのプレッシャーに次第に押しつぶされ、そしてサッカーをやめたんだ。なんで忘れてたんだよ、こんな大事なこと…」
自分の夢を忘れ、自分に興味が持てなくなった結果、人におせっかいをかける事、つまり自分より他人の人生を優先してしまうようになった結果が日本一のおせっかいの理由だと思われます。
そんな誰よりも他者を大切にしようとした一輝だからこそ大二やジョージを救う事が出来た訳ですが・・・結果として自分が何より大事にしていた家族の記憶全てを失う事となってしまいました。
自分を犠牲にして他者を救う。
ヒーローにとっては重要な資質ではあるのですが・・・犠牲となったヒーローの関係者の思いは切ないですよね。
ヒーローが天涯孤独である事が多い(最近はそうでもないですが)のはヒーローの関係者の思いを蔑ろにしたくないという理由もあるのかもしれません。
大二「兄ちゃんのおせっかいは伝染するのかもな・・・」
節介焼きの行為を受け入れるのもある意味おせっかいなのかもしれません。一輝のおせっかいが伝染し五十嵐家は一輝がおせっかいであり続ける事を望みました。
その結果一輝が記憶を失う事も受け入れようとしたのですが・・・日本一のおせっかいの影響を影響を受けたのは五十嵐家だけではなかったようです。
互いに互いを思った結果、悲しい結末へと至った五十嵐家を見たバイスの目的は一輝の記憶を取り戻す事だと思われます。
方法自体は不明ですが一輝の記憶を取り戻す事自体は可能な模様。
ただしバイスに大きな影響を与えるようですが。
バイス「覚悟は決まったぜ!」
今回ジュウガに必殺技を撃つ時に言った台詞ですがこれは自身を犠牲にする覚悟が決まった、という意味合いではないでしょうか?
一輝との契約破棄なのか。それともバイス自身の消滅なのか。
ギフ遺伝子に影響を受けた悪魔は消滅すると宿主も消滅するようなので・・・契約破棄でしょうかね?
自身が悪役となって暴れまわる事で契約破棄(ライダーキック?)されるように仕向けると予想しておきます。
最終章はそんなバイスの一世一代の大芝居が打たれるようですが・・・果たしてそんなにすんなりバイスの思い通りにいくでしょうか?
なにせその相手は日本一のおせっかい、一輝。
バイスが自身を犠牲にしようとする結末を認める一輝ではないでしょう。
最終章は日本一のおせっかい対その人間から生まれた悪魔のおせっかいという事になりそうです。
つまりラストバトルは真に日本一のおせっかいを決める戦い!
・・・になるかはわかりませんがリバイスらしい最終編となるのは間違いなさそうです。
狩崎編も終了し、いよいよ最終章のリバイス。
真に戦うべきものは何?
探し続け バイスと歩んできた一輝の結末が気になる 」
第48話「覚悟の証明!これが…日本一のお節介!」 感想でした。

・一輝

大二「どうやったら兄ちゃんを戦わせずに狩崎さんを止められるんだろう?」
さくら「うーん・・・」
花「無理かもね。あの人根っからのおせっかいさんだから」
大二「そうなんだよ」
花「そうなの!一輝兄っていっつも自分のことより人の心配ばっかり。それで自分は大事な思い出失って・・・ああ、もう・・・あの性格どうにかなんないかな?」

感想の方にも書いたのですが一輝が自分より他人の心配ばかりするのは自分の大切な思い出が消えてしまったからというのが大きいと思うのですよね。
サッカーを辞めた原因を覚えていない、自分で自分を大切に思う事が出来ないからこそ他人におせっかいをかけたくなる。
一輝も自分の記憶を失うのがつらいと言ってましたが優先順的に自分より他人になってしまうんでしょうね。遺伝による性格もあるとは思うのですがそれ以上に境遇の問題があるので難しいところですよね。

玉置「そんなに悪い気はしませんでしたけどね」
さくら「はあ?」
玉置「あっ、いえいえ、あのー・・・僕は一輝さんのおせっかいのおかげでここにいますから」
花「それで言えばさくらも大概だったけどね」
さくら「私が?」
花「超うざかったんだけど」
大二「兄ちゃんのおせっかいは伝染するのかもな」
さくら「やめてよ!」
大二「正直むかつく時もあるけど俺も兄ちゃんに救われてきた」
花「おせっかいしてくれる人が近くにいるって幸せなことなのかもね」

さくらはおせっかいだと思うのですが大二は違うような。
大二の考え方は自分も含めて誰も傷つかない方法を選択したい、という考え方。極力多くの人を救うために多少犠牲になる人間がいても仕方ない・・・と書くと印象悪いですが犠牲になるのは自分である事が多いのである意味大二もおせっかいなのかもしれません。
一輝は自身に近い人を優先しておせっかい。大二はもっと広い範囲でのおせっかい。
まあ兄を超えたいと思って治安維持が仕事のフェニックスに所属した事実から考えると兄に反発してという訳ではなく兄からおせっかいが伝染したと言えなくもないですかね?

大二「さくら。おせっかいじゃない兄ちゃんってどう思う?」
さくら「うーん・・・それはそれで調子狂うかも」
玉置「そんなの知らないよ~!自分で解決しろよ~!」
大二「えっ誰のまね?」
玉置「えっ一輝さんですけど」
さくら「全然似てないんだけど」
花「ねっ全然似てない」
(3人の笑い声)
玉置「いや・・・そんなに笑わないでくださいよ」
大二「俺たちは・・・おせっかいな兄ちゃんが好きなんだな」
さくら「・・・うん」

なんにせよおせっかいだから他人を救ってこれたのは事実。
そしてそんなおせっかいな兄だからこそ大二とさくらは兄が好きな訳で・・・。
おせっかいな兄であってほしいと思うからこそ狩崎との戦いを止める事が出来なかった訳ですね。一輝らしく生きて欲しいからこそ一輝を止める事が出来なかった。
辛い選択ですが・・・その選択をよしとしなかった悪魔がいる訳で。
やっぱりおせっかいは伝染するんですね。

一輝「バイス。ヒロミさん。ごめん。やっぱこのままじゃダメだ。これが(ギファードレックスバイスタンプ)真澄さんと狩崎さんをつなぐ絆なんだ」
バイス「なんでだよ?カリちゃん説得アイテム見つけたんだからそれで充分だろ?」
一輝「だからこそだよ。狩崎さんが真澄さんを超えたいと思っているなら俺たちが戦わなきゃ」
大二「いいんじゃない?」
バイス「えっ・・・?何言ってんだよ。お前らも止めろよ!」
大二「兄ちゃんは兄ちゃんらしくいれば」
さくら「そう。日本一のおせっかいであることだけは忘れちゃダメ」
大二「その代わり家族の笑顔は俺たちが守るから」
さくら「約束する。一輝兄がどうなっても私たちは笑顔でいるよ」
一輝「2人とも・・・ありがとう」

狩崎は説得アイテムがあれば説得自体はできたかもしれないですよね。
ただしそれでは狩崎の思い全てを解消する事は出来なかった可能性も。
今回の狩崎が戦い始めた理由は大きく分けて二つ。
1つは自分を支配しようとした父への復讐。
もう1つは父を超えたという証明。
支配した(悪魔を移植)事実は父親の思い、つまり絵で解消できたかもしれませんが父を超えたいという思いは戦う事でしか払拭できなかったかもしれませんしね。
バイスの言う通り絵だけでも説得出来たかもしれませんが狩崎の思い全てを解消する為にも戦うという選択肢を選んだ訳ですね。自分の身を犠牲にしてまで。おせっかい極まりないのですが・・・。
次週、というか最後にバイスも似たようなおせっかいをする事を決断する模様。家族は一輝が記憶を失っても一輝らしさを残してくれればいい。一輝は自身が記憶を失っても家族が笑顔でいられるならいい。双方完全にではないのですが納得している状況に自分の身を犠牲にしても・・・という訳でやっぱりおせっかいは伝染する模様。

一輝「俺は戦う度に大事な思い出が失われていく。でも狩崎さんは違う!真澄さんとの思い出を覚えていられる。まだ間に合う。あなたたち親子の思い出を憎しみのままでなんか終わらせない!」

自身の思い出より他人の思い出を優先。
まだ間に合うから・・・というのが切ない。
個人的にはトッキュウジャーのライトを思い出します。他のメンバーはまだ元に戻れるけれども自分は無理だから自分(とザラム)だけ戦うという小学生にはきつすぎる選択。
だから終盤の展開が良かったと言える訳ですがそれは全員が全員元の生活に戻れたから。果たしてリバイスはどうなる事か。

さくら「さすが一輝兄。日本一のおせっかい!」
大二「・・・兄ちゃん!」
バイス「ウソだろ・・・?」
一輝「ねえバイス。この人たち誰?」

わかっていた事とは言え結構きつい展開。
既に覚悟は決まったバイスですがどうやってこの状況を好転させるのか。記憶よりおせっかいを優先する事が決まった五十嵐家に対して自己犠牲のおせっかいは通用しない、というか阻止されると思われますが・・・ラストエピソードが楽しみですね。

・バイス

ジュウガのアメイジングフィニッシュを受け止める一輝とバイス
一輝「バイス。一緒にいくぜ!」
バイス「・・・ああ!覚悟は決まったぜ!」

この覚悟は決まった、というのは「一緒にいくぜ!」に対してではないですよね。
自分の身を犠牲にすれば一輝の記憶が戻る可能性があるからですよね。だからこその「・・・ああ」と一瞬間をおいての発言だと思いますし・・・。
悪魔との契約破棄にはライダーキックが必要。仮面ライダーのラストバトルはライダーキックが出た方が盛り上がる。(キックしてない方が多そうですが)
つまりラストはリバイがバイスに対してライダーキックする可能性が高いのですが・・・日本一のおせっかいがそんな自己犠牲を許すのでしょうか?

・大二

大二「兄ちゃん俺に言ったじゃん。平和と自由の先には笑顔がなければ意味がないって」
さくら「私たち家族の笑顔は・・・どうでもいいの?」
一輝「どうでもいいわけないじゃん・・・」
ヒロミ「お前たち・・・一体何があった?」
37話
大二「兄ちゃんは平和と自由、どっちを選ぶんだよ?」
一輝「俺は・・・。平和じゃない自由も自由じゃない平和も嫌だ!」
大二「ハッ・・・そんなのきれいごとだ」

この時はきれいごとだと切り捨てた大二ですが・・・きれいごとだと切り捨てた自分すら救った兄が兄である事を優先したようですね。
ラストエピソードは一輝とバイスの話になりそうですが大二というか五十嵐家もきっちり絡んできてほしいですね。
大二とカゲロウは契約していないように思えるのですがだとすれば契約しなくても悪魔を共存する事は可能。
バイスが消滅する結末ではなく大二とカゲロウのような体を共有する状態になれば色々と解決しそうなのですが。ジャックリバイスの前例もありますし。

・カゲロウ

カゲロウ「大二、代われ!」
大二からカゲロウへと変化
カゲロウ「おい・・・いつまで這いつくばってんだ」
さくら「ちょっと休んでただけだし。いくよ、カゲちゃん!」
変身するカゲロウとさくらだがジュウガに瞬殺される
狩崎「さあ一輝。お前の番だ」
カゲロウ「勝手に決めんじゃねえよ・・・」

バットバイスタンプを使いジュウガから逃げるカゲロウたち
スタンプを効果的に使って脱出するあたりカゲロウの良さが出てはいると思うのですが・・・戦闘面でももう少し活躍してほしかった。基本的に大二がやられると出現するって感じでしたしね。シック戦とかも。
とはいえエビリティライブで勝てない相手にエビルで勝てる訳もないので・・・なかなかに難しい話ですね。

・さくら

一輝「俺たちで狩崎さんを止めよう」
バイス「何言ってんだよ。そんなの絶対にダメだ!」
さくら「私たちのことを忘れるかもしれないんだよ」
一輝「でも狩崎さんはまだ・・・」
さくら「今度変身したら私たちのことを忘れるかもしれないんだよ?」

同じことを二度言うのは・・・結構怖い。
それはともかくそれだけ兄を理解しているって事ですよね。一度言ったぐらいじゃ聞かない。
兄の事だから2度言っても意味がないかもしれない。いや意味がない可能性が高い。でも言いたい気持ちが抑えられない。
そんなさくらの心情を現したかのようなシーンでした。

・元太

元太「一輝、おかえりなさい」
一輝「お父さん・・・お母さん」
幸実「そうよ。一輝は父ちゃん母ちゃんって呼んでたわ」
一輝「ごめんなさい俺・・・」
元太「いいか一輝。お前は大事な俺たちの息子だ。これだけは忘れないでくれ」

父ちゃん母ちゃんという呼び方がここに来て・・・。
今回あまり出番はなかったですが大二とさくら以上に一輝の事を心配しているのはこの2人ですよね。
バイスもこの二人の姿を見て決意したというのもありそうですし。ラストはバイス含めて五十嵐家全員で笑顔のラストを期待しています。

・ヒロミ

ヒロミ「真澄さんの墓でこれを見つけた」
一輝「それって・・・」
ヒロミ「狩崎の本当の目的はお前たちを消すことじゃない。父親への復讐だ」
大二「狩崎さんは真澄さんが開発したライダーシステムを破壊して真澄さんを超えようとしているってことか・・・」
ヒロミ「ああ。だが根はもっと深いところにある気がする」
一輝「どういうことですか?」
ヒロミ「あいつは自分が捨てた父親を認める気はないのかもな」

なんだかんだ言って狩崎の一番の理解者は真澄を除けばヒロミだったのかもしれないですね。
だからこそ狩崎の真意に気が付くことができたと思うのですが・・・初期案だと確かヒロミって序盤で退場の予定だったはず。ヒロミがいなかった場合この狩崎との戦いがどうなったのか。ちょっと気になります。

ヒロミ「光。真澄さんの荷物はどこだ?」
光「えっこれですけど・・・。急にどうしたんです?」
一輝「ヒロミさん、落ち着いてくださいって」
バイス「変身しない限りもう記憶は消えないからさ!」
ヒロミ「いや一刻も早く狩崎を止める方法を考えなくては。この中にヒントがあるはずだ」
バイス「おおっ!何か当てでもあるのかよ?」
ヒロミ「ない!だが我が全身全霊をかけて・・・何かを見つける!」
バイス「ウソ~超絶曖昧じゃん・・・」

そういえばヒロミってあまり綿密に作戦立てて行動するタイプじゃなかったですね。当面の問題を命を懸けて対処するタイプでした。
根の部分は変化してないようで超絶曖昧な作戦でしたが・・・そのおかげで今回の件は解決したのは良かったかなと思います。

ヒロミ「なあ狩崎。俺たち・・・一度ぐらい一緒に飯行っとけばよかったな」
狩崎「なんの話だ?切るぞ」

この辺はヒロミが後悔していたところでしょうかね?
もっと狩崎を理解していれば今回の事件は起こらなかったのかもしれないですし。
とはいえヒロミ一人の力では狩崎を止める事は難しかったようにも思えますが・・・でも多少結果は違っていたかも。そんな後悔。

・狩崎

一輝「真澄さんとの思い出をこれ以上汚さないでください!」
狩崎「汚したのはあの男のほうだ!私に自分の悪魔を埋め込み支配しようとしたんだ!」
一輝「それは支配じゃない!愛だ。離れていてもあなたを見守りたいという願いだ!」
狩崎「黙れ!私はこの戦いに勝利しあの男から解放されたこのドライバーであの男を否定する!」
一輝「だったら俺がそれを全力で否定する。勝ってアルティメットリバイスが、狩崎さんと真澄さんがつくった最強だとあなたに刻み込む」

まあ死に際に自分の悪魔移植したよ、と言われて冷静になれるはずもない。
狩崎の気持ちもわからないでもないのですが真澄の気持ちもわからないでもない。
とはいえこの辺は受け取り方の問題ですしね。狩崎の性格がシックに影響を受けた可能性は否定できないですし。狩崎が暴走したのは真澄のせいでもある訳です。
難しい問題ではあるのですが・・・なんにせよ結構綺麗な形でまとまったのは良かったと思います。
余談ですが真澄が自己犠牲精神でベイルを封印したのはシックがいなくなったからでしょうかね?
逆にギフの研究に手を貸してしまったのはシックの影響だと言えるのかもしれませんが。

狩崎「まだだ!まだ終わりじゃない!私は・・・必ずあの男に勝つ!」
ヒロミ「狩崎。もう十分だろう。真澄さん、お前との思い出を大事に取ってたよ」
狩崎「えっ・・・?」
一輝「狩崎さんを愛していた証明です」
狩崎「そんなのどうでもいいんだよ!そんなことはどうでもいい!」
一輝「全部狩崎さんのアイデアから始まったんですね」
回想
真澄「これが世界を救うことになるんだぞ」
幼ジョージ「ダディー、僕が救うの?」
真澄「ああ。グッジョブだ、ジョージ」
ジョージが描いた10種のバイスタンプの元になった絵が映る
回想終わり
一輝「真澄さん。すげえうれしかったんだと思います。だってあなたたち親子の最高傑作ですよ」
狩崎「ダディー・・・!俺じゃダメだよダディー・・・。もっと・・・もっと一緒にいたかったよ・・・ねえ・・・ダディー!会いたいよダディー!なんで先にいくんだよ!まだ話してないよダディー!ねえ・・・!」

いい話・・・なのかどうなのか。
なんだかんだ言って真澄は亡くなってしまいましたからね。一輝は過去の記憶は消えてしまったけれどもこれから作っていく事は出来る。対して狩崎は過去の綺麗な思い出は残ったけれどももっと話したい、思い出を作っていきたいという願いは叶えられないわけで・・・。
綺麗にまとまってはいたと思いますがもう少しジョージに救いがあってもいいんではないかなあとは思います。
狩崎だけじゃなくて牛島家にも言えるのですが。
恐らく五十嵐家はハッピーエンドになるとは思いますが牛島家、狩崎家、そしてスピンオフの夏木花家もハッピーエンドが良いのですが・・・無理そうですね。

第49話 「戦いの果て…残ったのは悪魔だけ」

ラストは日本一のおせっかい同士のバトルとなりました。
本編感想前にこれまでの自分の感想を振り返り。
ラスボスはバイス。
というよりラストバトルはバイスとなりました。
ラスボスはギフという解釈でよさそうですが・・・ジュウガもバイスも双方おせっかいで戦っているだけですしね。とりあえずラスボス云々の解釈は置いといて。
一応ラストバトルの相手はバイスという予想は当たりました。
ですが外していた部分も。
というのもバイスが完全に敵になるか、それとも一輝のためを思って戦うかが48話までわからなかったからですね。
実際はボルケーノゲノムあたりで完全に一輝とパートナーとなっていたバイスですが・・・感想の方ではそれ以降も散々胡散臭いだの裏切るのんじゃないかだの書いてましたからね。
幸実が一番ヤバイやつじゃないかという予想もしていた(バイスが一番うまそうと言っていた事から。玉置の親友を食ったギフテリアンがまずいと言っていたので悪魔から美味そうと言われる人間は余程ヤバイやつだ思ってました)のですが・・・そんな事もなく順当にバイスがラスボス。
多分この展開は最初から予定されていたと思われます。
というのもリバイスの最初の劇場版をさっき見直したのですが劇場版のラストで一輝が写真から消える描写があったんですね。
つまり最初から一輝の記憶を消して戦うという設定はあったはず。つまりそれはラストは記憶を取り戻す為の戦いになるという事で・・・最初からラストバトルはバイスだったと思われます。その辺をきちんと理解していれば最後の展開も早いうちに予想出来たのではないかなと思うのですが・・・
前置きが長くなりましたが本編感想。
そんな訳で最後はバイスのおせっかい。一輝の記憶を取り戻すためのバトルとなった訳ですが言いたい事が。
今回のこの台詞
狩崎「この最後の戦いによって一輝は家族であるバイスを忘れる。バイスを忘れるという事は契約自体が存在しなかった事になる。つまりそれが2人の契約満了となる」
ヒロミ「契約満了となれば一輝の記憶は戻るかもしれないが・・・」
玉置「バイスは・・・」
これは契約満了ではなく契約破棄では?
それに悪魔との契約が満了したら悪魔に体を乗っ取られそうですが・・・。
とはいえ記憶を取り戻したいからといって一年間パートナーとして、いや家族として一緒に戦ってきたバイスに契約破棄のライダーキックをぶちかますのは如何なものかとは思いますが・・・
ちょっと違和感がある表現。
それに結構あやふやですよね。
忘れれば契約満了となる、かもしれない。
契約満了となれば記憶が戻る、かもしれない。
契約満了となれば悪魔は・・・どうなるのか不明。
そもそもの話契約満了となればどうなるのか契約時に伝えていないので・・・
個人的にはもう少しこの辺の説明がほしかったところ。
次回最終回。
この辺の曖昧な部分をついて一輝がハッピーエンドに繋がるようなひらめきを見せてくれるのが個人的に好みの展開なのですが・・・その辺は最終回に期待。
なんにせよ日本一のおせっかいから生まれた悪魔のおせっかいによるラストバトル。
ハッピーエンドとなるのはほぼ確定ですが果たしてどのような展開を迎えるのか。
次週最終話。あくまで悪魔な家族バイスの運命は如何に。
楽しみに、そして期待しています。
余談
ラストエピソードがほぼ後日談なのはクウガを意識したのか。
それとも失われたものを取り戻す為のエピソードだと考えれば平成第二期最初のライダー、Wを意識したのか。(Wの場合取り戻すというのは若干違いますが)
ちょっと気になります。
雰囲気的には剣のラストバトルっぽいんですけどね。
記憶関連の話だと電王を思い出しますが電王は記憶記憶全部使い切って消滅しているし・・・
なんにせよ50周年記念作品なのですっきりとしたラストを期待しています。
原作・漫画版のラストが全くスッキリしないというのは置いといて。

・一輝

一輝「俺・・・やっぱ無理かもしれない」
バイス「一輝・・・」
一輝「全然思い出せないよ。あの人たちのこと・・・」
バイス「弱気になるなんて、らしくないぞ」
一輝「それだけじゃない。家族と一緒になんのために戦ってきたのかも忘れちゃったみたい。フッ・・・哀れだろ」

一輝が戦う理由。
1話の初変身の時は家族を守るに変身しました。
その後も基本的には家族を守る為。
38のギファードレックスバイスタンプ実験の時も
一輝「2人とも・・・すみません。父ちゃんの命が犠牲になるならこのスタンプは使えない。たとえ世界を救ったとしてもその世界に俺の大好きな家族がいなきゃ意味がない!
といった感じで世界を救う事も大切だけれどもそれ以上に家族が大事、家族を優先して戦ってきた一輝。
その守るべき家族の記憶を失ってしまえば戦う理由も忘れてしまうのは当然ですよね。
戦う理由も忘れた一輝が戦う為にはそれなりの理由が必要だった訳ですが・・・戦う原因となったバイスを見て何を思い、何に気が付くのか。そしてどう決断するのか。
戦い続ければ記憶が消滅するのは確定ですが・・・やっぱり契約破棄(ライダーキック?)でしょうかね?
いやでも契約破棄すると悪魔消滅するっぽいし・・・でも花の悪魔は消滅させても残っていた(そもそも複数いた?)のでそうでもない?
東映公式HPを見る限り記憶は戻り、バイスも無事な結末となりそうですが・・・どうするのでしょうかね?
契約内容の変更や更新は無理っぽいですよね。
今回の作戦の問題点は契約満了させた時点でバイスがどうなるかわからない事だと思われます(他色々問題はありそうですがそれは置いといて)なのでバイスの安全さえ確保できれば契約満了させる方向で進むと思うのですが・・・。
消滅したと思われたカゲロウがバイスタンプの中に潜んでいた事例がある事。真澄がベイルをドライバーに封印した事例がある事。
契約満了してどうなるかわからないバイスを一時的に封印してバイス完全に復活の方向を探るとか?
最終話タイトルも「あくまで家族、いつかまた会う日まで」ですしね。ただこれだと大団円にはならないですし・・・どうなるのか期待して待ってます。

・バイス

狩崎「君にもつらい思いさせてすまないね」
バイス「いや、俺っちの契約のせいでもあるから・・・」
狩崎「その話なんだが以前君が言っていてことを思い出した」
回想
バイス「実はよ、リバイスとして戦う代償で一輝は家族との思い出を忘れてしまうんだ。カリちゃん、なんとかならない?」
狩崎「君たちが結んだ契約だろ。私には介入できない」
バイス「俺っちは一輝にはずっと笑顔でいてほしいんだ」
回想終わり
狩崎「一輝が家族の思い出を全てなくしたら契約は終了するはずだ。もう忘れるものがないからね。だが、まだ君との契約が継続しているのはなぜだ?」
バイス「うーん・・・。そんな難しいこと言われてもなあ」
狩崎「せめて一輝の記憶を取り戻すヒントになればと思ったが・・・」
バイス「サンキュー!カリちゃん」

これまでの感想で散々バイス怪しいとか言ってましたがそんな事はなかった。最初の数話の描写が気になってしまったからなのですが・・・バイスも普通に五十嵐家の一員ですよね。
そもそも最初からそんな契約していなければ・・・と言っても初期のバイス、特に18年前のバイスは人を食う気満々でしたし。それは無理な話ですよね。
しかしこの台詞からすると前回の「覚悟は決まったぜ」というのはノープランで一輝の記憶を取り戻そうと決めたって事でいいですよね。
最悪自分が消滅すれば契約破棄で記憶戻るだろうぐらいの勢いだったのかもしれません。それはそれで悲壮な決意ですが。

一輝「まさか自分の悪魔と2人で暮らす日がくるなんてな」
バイス「イヒヒッ。俺っちはめっちゃ満足してっけどよ!」
一輝「お前は、はしゃぎすぎ」
バイス「約束するぜ。俺っち一輝を絶対に幸せにするって」
一輝「なんだよそれ。こっちが恥ずかしくなるだろ」
バイス「なあ一輝!俺たちは永遠に相棒だよな?」
一輝「いや。お前は相棒じゃない。家族だ」
バイス「家族?ああ・・・そうだよな。うん、そうだ」
一輝「だからずっと一緒だ。おやすみバイス」
バイス「おやすみ一輝」

今回は五十嵐家の無理している感が見ていられなかったですがそれ以上にバイスのはしゃぎっぷりが見ていられない。
最終手段は自分の消滅だと思ってたのは間違いなさそうです。そして最後の思い出作りに一輝との生活を満喫していたと。
今回の話は一見家族の団欒が描かれた微笑ましいはずの話なのですが・・・全く微笑ましくないのが嫌ですね。
きちんと最終回でその雰囲気を払拭してほしいものです。
ギファードレックスバイスタンプをアヒルちゃんに押印するバイス
そういえば最初の劇場版でもこんな事やってましたね。
劇場版と49話、50話の監督は柴崎監督らしいので・・・意図的にいれたんでしょうね。
バイスがアヒルちゃんで戦う必要性は全くないので。
余計といえば余計な描写ですがこれもある意味おせっかいなんですかね?監督の粋なおせっかい。

変身し、バイスと戦う一輝
一輝「バイス!どうしてこんなことに⁉」
バイス「全部・・・全部、俺のせいなんだよ!だが俺はお前が生んだ悪魔だ!つまりお前のせいでもあるんだよ!」
一輝「だったら、俺が終わらせる!」

俺のせい=一輝が記憶が無くす件。
お前のせい=バイスが一輝の事を相棒、家族と思ってしまった件
でしょうかね?
互いに互いを相棒そして家族と思ったからこそ起こってしまった戦い。
まさにおせっかい同士が生み出した究極のおせっかいバトル。果たして日本一のおせっかいはどちらが手にするのでしょうか?

狩崎「家族の思い出を全て忘れた一輝とバイスの契約が終わらない理由・・・それは家族がまだ一人残っているからだ」
ヒロミ「一輝がバイスのことを本気で家族だと思っている」
狩崎「この最後の戦いによって一輝は家族であるバイスを忘れる。バイスを忘れるということは契約自体が存在しなかったことになる。つまりそれが2人の契約満了となる」
ヒロミ「契約満了となれば一輝の記憶は戻るかもしれないが・・・」
玉置「バイスは・・・」

感想の方で色々書いたので簡単に。
やっぱり情報があやふや過ぎてよくわからない。
普通悪魔から持ち掛けた契約が満了したら悪魔は無事ですよね。
一輝の記憶からバイスが消えても契約満了で家族の記憶が戻るならバイスの記憶も戻りそうですが・・・
結末は物凄く単純に考えたら普通に契約満了させて世界全快オールオッケー的な展開になるのでしょうか?

・狩崎

銭湯に入るヒロミと狩崎
狩崎「ヒロミ」
ヒロミ「んっ?」
狩崎「ありがとう。私を止めてくれて」
狩崎に水をかけるヒロミ
ヒロミ「真澄さんの墓参り。今度一緒に行こうな」
狩崎「・・・ああ」ヒロミに水をかけ返す狩崎

急に物凄く仲良くなってる・・・。
まあ前回の流れからいけば当然ですかね?
この二人の和解自体は量産型デモンズドライバーの時に終わってますし。
となれば後は親交を深めるだけですからね。双方友達いなさそうなのでこれからは二人で・・・

狩崎「うん!最高のパルフェだ!」
ヒロミ「パフェだろ」
狩崎「パルフェさ」

・・・思っていたのとちょっと違う。
仲はいいのは良い事ですが・・・いや普通に飯に行こう?
2人でパルフェだかパフェだか食べに行くのは・・・いや面白いからいいか。
そういえばヒロミはいじめられっ子。狩崎は当然友達いない(断定)。つまり遅くなった青春を満喫しているだけだと思えば微笑ましい光景ともいえなくもないような気がしないでもない。
ところでパフェなのかパルフェなのか。セイバーの倫太郎に聞いてみたい。

狩崎「すまない!一輝。私のせいで・・・」
一輝「謝らないでください。俺が納得してやった結果です」
狩崎「力になれることがあればなんでも言ってくれ」
一輝「ありがとうございます」

狩崎が非常に素直な性格に・・・。
最初の頃の感想でこいつが味方側に来るのは嫌、的な感想を書いたと思うのですが47~48話のエピソード見たらそうでもなくなりました。
色々外的要因があって正確ネジくれ曲がってましたからね。悪魔のシックもいなくなった事だしこの後は普通の科学者に・・・未来で他ライダーのクローンを作っていたのは気のせいだと思っておきます。

・五十嵐家

男性「あれ?家族写真、飾ってあったのやめちまったの?」
一輝「えっ?ああ・・・そうみたいですね」
幸実「ああ・・・子供たちも年頃だし雰囲気も変えようかなって」
女性「あら~。仲良し家族が営む下町の・・・ほら銭湯って感じが私は好きなのよ。ほら」

他の家族からしてみたら家族写真を飾れる訳ないですし・・・利用客から見れば何故か長男だけ映ってない写真がいっぱい、という訳で絶対に飾れないですよね。
家族を大事にしたいだけに家族写真を飾れないというのは幸実にとって非常に悲しい出来事だと思います。

すき焼きを食べる五十嵐家
一輝「うまい」
幸実「当たり前じゃない!我が家の看板メニューなんだから」
さくら「そうなったのも一輝兄がきっかけなんだよ」
大二「お祝いごとのたびに兄ちゃんが「今日はすき焼きだ!」って」
元太「そうそう。で、さくらが言うんだよな」
4人「バカの一つ覚えか!ハハハハハッ・・・!」
愛想笑いする一輝
元太「一輝、遠慮しないでどんどん食えよ!」
一輝「もちろんです」
さくら「ああ!もう。敬語使わなくていいってば!」
一輝「すいません。あっ・・・ごめん」
大二「兄ちゃん。あんま焦んなくていいからさ」
一輝「俺・・・どんな感じだったの?この家族の中で俺はどういう存在だったのかなって・・・」
幸実「そりゃもう度が過ぎるほどのおせっかいよね!」
大二「うん!俺たちが嫌がってもしつこく世話を焼いてくるんだ」
元太「うん!世話だけじゃない、肉もな!」
さくら「パパ、全然面白くない」
元太「フッ!だな」
4人「アハハハハハッ・・・!」
一輝「よし!みんな、どんどん肉食べよう!俺焼くから!」
ビール瓶を倒す一輝
バイス「ったく・・・」

幸実以外も基本的に家族全員笑顔なんですよね。悪魔以外。
前回どんなことになっても笑顔でいるよと約束して、実際に笑顔でいるのですが・・・ある意味部外者でもあり当事者の悪魔からしてみれば見てられない状態。
会話も過去の話を出さないようにするのではなく過去の話をしようとしているようにも見えるので・・・色々一輝がいないところで話し合った結果だと思われます。
これから思い出を作っていくだけではなく過去の思い出も思い出してもらおうとする涙ぐましい努力。
家族団欒のはずなのに全く笑えないシーンですよね。他の項目でも書きましたが最終回は一家全員、笑顔での団欒を希望します。

最終話 「あくまで家族、いつかまた会う日まで」

いい最終回でした。
バイスのおせっかいに気が付いた一輝の選択は・・・
バイスのおせっかいを全力で受け止める事。
一度変身解除し、変身しないという選択肢もあったにも関わらず敢えて変身したのはバイスの想いを受け止めようとしたからに違いないですよね。
一輝は一輝でバイスの事を絶対に忘れない、家族だからと言ってはいましたが両親だろうが兄妹だろうが記憶から消えてしまうのは証明済み。
バイスからしてみても一輝が自分の事忘れてしまう事は理解しているはず。
しかしバイスは一輝の為に契約満了という道を選ぶことに。
何故なら五十嵐家が一輝を笑って支えてくれると信じていたから。
この瞬間バイスは一輝だけではなく五十嵐家とも家族関係となっていたはずです。
結局のところ一輝は数か月たっても、バイスの形を模したアヒルを見てもバイスを思い出す事は無かったのですが・・・それはバイスの消滅を意味した訳ではなかったはず。
一輝はバイスの事を思い出せなくとも五十嵐家はバイスの事を覚えていて、そして一輝の中には確実にバイスが存在しているから。
「いつかまた会う日まで」
そもそもバイスが一輝と契約を結んだのはベイル襲撃、つまり一家の危機に際して力を貸そうとしたから。
つまり五十嵐家に危機が訪れれば再度バイスを契約を交わす事も可能という事。
いや・・・同じ内容で契約する必要はないはずですね。
一輝が心の底から自身の悪魔を必要とする事があればバイスが再度顕現する事は可能でしょう
一輝が一番力を発揮するのは家族の為におせっかいをする時。
医大を目指す事を決めたさくらに対して。自身の夢に向かって動き始めた大二に対して。
戦いだけではなく夢を応援する為、一輝が自分の悪魔に力を貸してほしいと願う日がくるのかもしれません。
その時こそがバイスが再度現れる時かもしれませんね。
なぜなら日本一おせっかいな悪魔、そして五十嵐家の悪魔だから。
色々と書きたい事はまだありますが希望の持てる良い最終回だったなと思う 最終話「あくまで家族、いつかまた会う日まで」 感想でした。
ここから余談。
ある意味クウガのような最終回だったなあと思います。
クウガって最終回1話前にダグバ倒して最終話丸々一話後日談だったじゃないですか。
あれ凄い怒られたらしいのですが(変身がなかった為)今回もある意味戦闘ないんですよね。
五十嵐家の二人が家族同士で戯れているだけ。
あれはもはや戦闘ではなく後日談。いや総集編だったと言ってもいいのかもしれません。一輝とバイスの思い出の総集編。
最終回に総集編を持ってくるとは・・・ドンブラザーズも意外に勇み足ではなかったのかもしれない・・・
話が逸れましたがある意味クウガの最終回を意識した構成だったような気がします。丸々一話後日談。
といってもギフ倒した後は後日談と言ってもいいかもしれませんけどね。
あとバイスが復活せず再登場を匂わせる程度にしたのはゼロワンを思い出しました。
結局テレビ版のイズは再生せず新しいイズが誕生。そして劇場版へと続くストーリーでしたが・・・こちらもある意味そのその流れになりそうですね。
バイスが再度登場するのは恐らく劇場版で家族がピンチになった時。上記感想では夢の応援のため?と書きましたが仮面ライダーなんで家族のピンチに再登場する確率の方が高いでしょう。
そちらの方が盛り上がりそうですしね。
何にせよギーツとの映画は決まっている訳でそちらでバイス再登場という事になりそうです。
本編の全体的の流れには色々とケチをつけてしまった事もありましたがギフを倒した以降の展開は良かったと思います。
特に最終回の流れはいいですね。バイスが再登場しなかったのは残念ですが・・・それは劇場版でのお楽しみという事で。

・一輝

バイス「家族ごっこは終わりだって言っただろ!」
必殺技を撃ちあい変身解除する2人
一輝「ごっこじゃない・・・。お前は・・・俺の本物の家族だ」
バイス「くうっ・・・だから・・・それじゃダメなんだよ・・・!」
一輝「やっぱりバイス・・・おかしいぞ。何があったんだよ・・・?」
ラブコフ「ラブ・・・?」
一輝から見えてしまうラブコフ
ラブコフ「ミスった・・・」
消滅し始めるバイス
一輝「バイス・・・?バイス・・・お前まさか・・・!俺の記憶を戻すために・・・」

結局バイスが一輝にとって家族となってしまった為に発生したラストバトル。
しかし今回の結末(契約満了でバイス消滅)を踏まえるとバイスが家族と認識されて無かった場合ジュウガとの決着をつけた時点でバイス消滅、そして家族の記憶が戻るという結末になっていたんですよね。
その場合別れを惜しむ間もなくバイス消滅となっていた訳で・・・バイスが家族となっていたからこそ最後の思い出作りが出来たという事になりそうです。
一輝とバイス。互いに家族だと思っていたからこそのラストバトル。家族をテーマとしたリバイスに相応しい最終決戦だったのかもしれませんね。

一輝「おいバイス!こっち向けよ!第2ラウンドだ」
バイス「一輝・・・怒ってるか?」
一輝「・・・当たり前だろ!」
バイス「やかましい俺っちがいなくなってうれしいか?」
一輝「ああ!そうだよ・・・!せいせいするぜ!」
バイス「じゃあ・・・手加減なしだからな!」
一輝「この変身は・・・最後の思い出だ!」
バイス「ああ」

前の感想でバイスのおせっかいを知った一輝がおせっかいを焼くのか、と色々考えてましたが結局はバイスのおせっかいをそのまま受けるという結末となりました。
バイスの消滅を止めるべく動くのかと思ったんですけどねえ・・・。ただし一輝は前にも似たようなおせっかいしてるんですよね。例えば映画のアヅマ戦。他にもジュウガ戦?
ギフの細胞の消滅によって消えゆくアヅマに対してわざわざギフ細胞を渡してまでアヅマと決着をつける事を望んだ一輝。それはアヅマのためにやいたお節介だったと思うのですが・・・一輝って消滅確定している人間に対してはその人間の思いを優先させようとしている時があるっぽいですね。
今回も既にバイスが消滅しかけている事から消滅自体は止められないと考えたのでしょう。バイスの消滅を止める事はせず、バイスとの思い出作りを優先した模様。
予想とは違ってしまいましたがある意味一輝らしい行動だったかなと思います。

大二「もう止められないんですよね」
狩崎「ああ。一輝が変身した時点で私たちの役目は終わりだ。諸君、ご苦労さま」
ヒロミ「ボンくん。人を集めてくれて助かったよ」
ボン「みんな(桶谷彩夏・詐欺グループメンバー・空気階段マネージャー)一輝さんのおせっかいに救われた人たちです」
大二「次は俺たちが兄ちゃんを救ってあげる番だ」
ヒロミ「見届けよう・・・俺たちのヒーローが選んだ結末を」

・・・ちょっと待って?彩夏とマネージャーはともかく榊原徹士はおせっかいによって救われた人でしたっけ?カゲロウにブラキオ・デッドマン出す装置をして扱われていたのを救われたはずですがおせっかいは関係なかったような・・・。
と野暮なツッコミは置いといて。
こうやって主人公によって救われた人が主人公を助けようとする、という演出は大好きです。Wの映画とか最高に好き。
前回ボンの出番が中途半端だとは思いましたがこの展開の伏線だったんですね。決して一輝にとって大事な人じゃないから忘れられていないとかそんな雑な扱いじゃなくてよかった。

ジーコ、昴とサッカーをする一輝
昴「やるな。絶好調だな!一輝」
ジーコ「高校自体よりうまくなってるんじゃない?」
一輝「いやいや!そんなこと・・・あるかも?」
昴「一輝、前より明るくなったな」
一輝「そうっすか?」
昴「修羅場をくぐり抜けてきた男の顔だ!」

超人気声優の木村昴が再登場。いやまさか超人気声優の木村昴が最終回に出てくれるなんて・・・いや結構あるパターン(中の人が最終回登場)なのですがこれはいいのか。バイスが消滅した気がしない。いや完全に消滅した訳じゃないのですが・・・
個人的にはタイムレンジャー最終回でタイムファイヤー(のそっくりさん)が登場した時ぐらいの違和感。他のメンバーはともかくあなた普通に現代人でなおかつ戦死した人ですよね。単なるそっくりさんじゃないですか・・・
野暮なツッコミは置いといてサッカーが原因で疎遠となった友人・先輩とサッカーを楽しみっていう展開はいいですよね。
そして・・・

遠くへ行ったボールを追いかける一輝
一輝「カズさん⁉俺昔から大ファンで・・・!えっと・・・尊敬してます!」
カズ「ありがとう。君名前は?」
一輝「五十嵐一輝です」
カズ「一輝くん、いい目をしてるね。プロは目指さないの?」
一輝「あっ・・・いやさすがに今からだと遅いので・・・」
カズ「夢に遅いも早いもないよ。1センチでもいいから前へ出ようぜ。君の全盛期はこれからだよ」
一輝「沸いてきたぜ!」

すげえ。超大物のゲストが・・・。
個人的にはトクサツガガガのドラマ版最終回で宮内洋が出てきた時ぐらいの衝撃。
単に大物ゲストというだけではなく・・・
しあわせ湯にはカズの写真が飾られている(1話)そして今も尊敬している
カズは現役のプロサッカー選手(現在55歳?)
そして今も夢に向かって走り続けている人物
といった要素からこれから一輝が夢を目指そうと決意させるにはこれ以上ない相応しいゲストなんですよね。
そりゃあ一輝も沸きまくりますよね。これ以上完璧な最終回ゲストは観た記憶が無い。
ストーリーの締め的にも大きな意味合いのある色んな意味で超凄いゲストでした。

家族をすき焼きをする五十嵐家
元太「ほら。人の世話ばっか焼いてないで自分も食べなさい」
一輝「うーん・・・!ウッヒョー!これ超うまくね⁉」
一輝を見つめる五十嵐家
五十嵐家の笑い声が響くなか、五十嵐家の家族写真とアヒルバイスが映る

そしてラストシーン。(ギーツは除外)
バイスは消滅した訳ではなく、一輝の中に存在し続けている・・・といった描写で締め。
冬映画がある・・・とかそんなメタ的な事は置いといてバイスは存在しているようで一安心なラストでした。
個人的にはバイスも含めてすき焼き食べる五十嵐家で締めてほしかったとは思いますが・・・多分冬の映画でやってくれますよね。
そちらでの家族団欒シーンを期待しています。

・バイス

バイス「みんな集まってくれて、ありがとう。明日俺は一輝と戦うことにした。あと1回一輝が変身すれば俺との契約が終わる」
幸実「それで・・・一輝の記憶が戻るのね?」
バイス「ああ。契約満了となって俺は一輝の体に戻り存在が消える」
バイス「・・・消える?」
花「バイスが消えたらどうなるの?」
バイス「一輝が俺っちのことを忘れ思い出せなくなる」
さくら「ダメ!バイスは家族だよ。一輝兄もそう思ってる。カゲロウもラブちゃんもみんなで五十嵐家。そうでしょ?」
バイス「一輝の幸せのために俺っちがしてやれることなんだよ」
大二「笑顔のない幸せは嫌だ。兄ちゃんならそう言うはずだ」
バイス「ああ。だからみんなが笑顔でいてくれ!」
大二「えっ・・・?」
バイス「一輝が俺っちのことを忘れてしまえば悲しむこともないだろ!みんな・・・一輝のことをよろしくお願いします」
元太「おせっかいな悪魔だな」

自分の事はともかく家族の笑顔を優先するのは一輝の悪魔らしい選択。
・・・悪魔ってそういう存在でしたっけ?
まあバイスは一輝のおせっかいが伝染したという事で。
しかし自分では一輝を笑顔にさせられないから皆がやってくれ、というのは切ない選択。
43話で
バイス「なあ一輝。俺っちと契約したこと後悔してないか?」
一輝「つらいよ。だからって・・・俺は戦うことをやめられない」
というやり取りがありましたが・・・その影響かもしれませんね。
「自分が苦しいことは、弱い者を見捨てていい理由にはならない!」といった名セリフも・・・ああライダー関係ない台詞だった。シシレオーさんの名セリフですね。
まあ何にせよヒーローは基本的におせっかいな人間にしか出来ないんですよ。初代ライダーからしても改造人間となった悲哀を背負い孤独に戦う戦士なので・・・そういった意味合いではバイスも立派なヒーローとなったと言えそうです。

バイス「ほんじゃお次は・・・」
ボルケーノゲノムとバリッドレックスバイスタンプを持つも消滅し始めるバイス
一輝「バイス!」
バイス「楽しかったな!」
一輝「バイス・・・さよならは言わないよ。これはお別れじゃない。俺たちは元々一つ。これからも一緒だ」
バイス「一輝・・・俺っちはもうすぐ消えちゃうんだぞ」
一輝「思い出すに決まってんだろ!俺は・・・絶対にお前を思い出す。だって・・・家族だから」
バイス「くうっ・・・一輝ありがとよ」
完全に消滅するバイス
一輝「またな・・・バイス」
一輝に駆け寄る五十嵐家
一輝「父ちゃん。母ちゃん。大二。さくら。なんだか久しぶり」

ボルケーノ変身直前で消滅するとは・・・いやボルケーノ好きなので変身しなくて残念というだけですが。
しかしこのバイスの「一輝ありがとよ」という台詞は切ない。そもそも一輝が他の家族の事を思い出せないからこそバイスがこの芝居を打ったので。
しかしそれでも家族だから思い出す、と一輝が言ってくれた事自体が嬉しかったんでしょうね。ほぼ不可能だとわかっていたとしても。

バイスとの戦いから数か月後
一輝「ん・・・?何?これ」
バイスの顔をしたアヒルちゃんを見つける一輝
さくら「悪魔のアヒルちゃん。かわいいでしょ」
一輝「いや・・・めっちゃ憎たらしい顔してるけど・・・捨てるぞ?」
五十嵐家「ダメ‼」
一輝「えっ?」
大二「我が家の守り神だから」
一輝「悪魔が?」

そしてやっぱり思い出せない一輝。
まあ年月が経てば思い出せるって性質のものじゃないですしね。ジーコとの件も(あれは別件ですが。バイスが直接記憶を消したはず)数年以上たっても全く思い出せなかったので。
バイスの事を思うとちょっと切なくはなりますが・・・まあ復活するのはほぼ確定と言ったらいけない。
まあ家族の守り神となったバイスは例え復活しなくても家族の心に残り続けている(一輝に関しては物理的に)ので・・・いいラストシーンだったと思います。
完全に余談ですがメイン人物が守り神となって見守っている、というラストは鎧武を思い出します。バロンはご神木へ。そして鎧武は本物(実際は微妙に違いますが)の神へ。

・大二

大二「俺たちの悪魔もいつか消えてしまうのかな・・・?」
ラブコフ「バイス!やっちまいなー!」
ラブコフを見つめるさくら
さくら「でも・・・悪魔との別れは悲しいことじゃないんだよね」
大二「ああ。自分が成長するためには必要なことだ」
さくら「大ちゃんとカゲちゃんって終身契約じゃないの?」
大二「ハハッ・・・やめろよ。もう成長しないってことじゃん」
笑い合うさくらと大二

前にも書いた気がしますが・・・大二とカゲロウって契約してるの?
カゲロウが変身する時は一方的に体を奪って変身してるものだとばかり。
しかしそれはともかくこのシーン。言いたい事があります
46話のギフとの決戦シーンでのやりとり
一輝「俺は人間の可能性を信じる!自分の悪魔と仲良くなれるその力を!」
大二「俺たちは!」
さくら「人間は!」
一輝・バイス・大二・さくら「変身できるんだ!」
この時は人間と悪魔は仲良くなれる存在だと認識してるっぽいのですが最終話だと成長する為に必要な存在であり、いつかは悪魔とも別れる必要がある的なオチになってるんですよね。
人間にとって悪魔は必要な存在ではあるものの消滅させる必要がある的なオチだと・・・悪魔側からしてみれば酷いオチに聞こえます。人間の成長の糧にしかなっていないというか。
まあ一方的に消滅させるのがダメな訳であって双方納得(契約満了)の形で悪魔を消滅させるのは良い事だよ、的なオチとして捉えておきます。

リポーター「新しい組織の名称とその由来、そして活動内容について教えていただけますでしょうか?」
大二「我々はフェニックス改めブルーバードとして再出発しました。人間誰しも悪魔のささやきに耳を傾け道を誤る可能性があります。しかしたとえ失敗してもそれを糧にやり直し自ら幸せになる権利はある。そんな思いを込めました」

ブルーバードの由来についてきっちり説明していないように聞こえますが・・・幸せの青い鳥って解釈でいいのかな?
なんとなく意味合いはわかりますが(幸せをつかむための存在は近くにいた的な)若干モヤモヤする説明。
ここは他にきっちり説明できる人間・・・いやメインキャラ全員ダメだ。全員余計な事を言いそう。朱美さんが生存していれば・・・残念。いやよく考えたら朱美さんも抽象的な言い方しそう。赤石が生存していれば・・・ブルーバードは組織として存在しないですね。論外。
まあなんとなくですが言いたい事は解ったので良しとしておきます。

カゲロウ「ハハハハ・・・。ブラックバードのほうがよかっただろ」
大二「不穏だしセンスなし。却下」
カゲロウ「おいおい・・・てめえの服のセンスは誰が正してやった?」
大二「はいはい。助かってるよカゲロウ」

そして大二がブラックコーヒーと激辛カレーを食べられるようになるまでカゲロウはツッコミ続けるんですね・・・。
いやホントこの2人どんな契約しているのかよくわからないので。いつ消滅するのか。本来の予定(番組開始直後ではホーリーライブ登場時で完全に退場となる予定だったらしい)とは違うようですが・・・別にこのカゲロウなら消滅させなくていい気がする。
それともかつて(12話ぐらい?)激辛カレーを食べて満足してカゲロウが引っ込んだのと同様に大二が激辛カレーを食べて満足すると同時にカゲロウが消えるという展開も・・・いやそれは見たくないからいいです。

・さくら

光「さくらさん⁉お久しぶりです!」
さくら「光くん!元気?」
光「はい!普通の生活を思いっきり楽しんでます」
ラブコフ「光!ファイティン!」
光「さくらさんは・・・勉強ですか?」
さくら「うん。今までサボってた分を巻き返さないと。私ね・・・医大に行く」
光「さくらさんなら、なれますよ!絶対」
さくら「もちろん!だって私・・・無敵だから」
ラブコフ「さくらもファイティン!」
さくら「うん!」

さくらが医者・・・。
そうか、アギレラ様スピンオフでカノンちゃんが出てきたのはその伏線。医者なのはカノンちゃんじゃなくて小夜さんだというツッコミは置いといて医者か。
・・・いや別に医者って言ってないですね。医大に行ったからといって医者になるとは限らない。
とは言えさくららしい選択な気がします。特に伏線はなかったように思えますがさくらも人の為を思って行動していた事に違いないですからね。五十嵐家は全員人の為を思って動けるヒーロー家族。
両親がバイチューバーとなりそうですがその辺は子供たちが頑張ってほしい。

・元太

幸実「2人ともすごいうれしそうね」
元太「もう一人の自分と気持ちよく戦えるなんてうらやましいよ」
幸実「いつの間にか子供たちはどんどん成長していくのね」

ベイルとは互いに消滅をかけた、というか元太は消滅上等の覚悟で戦ってましたからね。2回も。元太がうらやましがるのも仕方ない。
まあパパさんは変身3回もした(42話の幸実談)のでパパさんも成長はしているのですが・・・。
子供の成長をみれるってのは親の醍醐味なんでしょうね。

・幸実

幸実「ユッキーのハッピーチャンネル!今日もしあわせ湯からあなたに幸せをお届けします!」
ブーさん「これは限界チャンネルよりはるかに人気が出るぞ!」
元太「ちょっと!なんで俺が照明なの?」

何故かバイチューブを始めた幸実ですが・・・これは幸せな家族を手に入れるという目標が達成できたから、という事なんでしょうかね?
元太がバイチューブを始めたのは純平時代の反動(最後は家族との思い出作りにもなっていたようですが)だったと思いますが幸実の場合は新たな目標に向かっての事でしょうかね?
幸せな家族を作る事が出来たからその幸せな家族との思い出を増やしていこうとの思い。バイスが消滅したからこそ始めたのかもしれませんが・・・。
まあそれはともかく一つ言わせてほしい。
結局最終回まで仮面ライダー五十嵐登場時の悪魔については触れられなかった。あれスタンプなし(多分)で顕現していたヤバイ存在だと思うのですが・・・結局あれはなんだったのでしょうか?

・狩崎

オルテカとの面会を終えた狩崎
狩崎「ヒロミ。パルフェでも食べて帰るかい?」
ヒロミ「その前に行く所があるだろう」
花束を渡されるヒロミ
狩崎「・・・パルフェみたいだな」
ヒロミ「はぐらかすな」
狩崎「オーケー。うん・・・ちゃんと話してくるよ。ダディーと」

まだ墓参りをちゃんとしてなかったんですね。
まあジュウガの件で自身の思いに気が付いたとはいえ気持ちの整理には時間がかかったと思いますし・・・狩崎の人間らしい一面ですね。
シックがいた時はこいつが味方側のキャラでいいのかと思っていましたが最終的には普通の思いを抱く人間に変身したと思います。

・花

ヒロミ「大二お疲れ」
大二「お疲れ様です」
花「感謝してる。猶予とチャンスを居場所をくれたこと」
玉置「これから全力で償います。皆さんのスマ~イルのために」
大二「ああ。過去を背負ってそれでも未来へ進んでいこう」

結局デッドマンズの二人はブルーバードで罪を償う事に。
まあスタンプ犯罪ってそもそも罪で裁けないはず(ボンとかゴルファーとかはフェニックスの更生施設送りのはず)なのである意味妥当な結末と言えそうな気がしますが・・・猶予と言っているのが気になりますね。玉置はともかく花は自分の犯した罪に対してかなり重く受け止めていそう。だからこそアギレラの名前を捨てなかった訳で・・・スピンオフ最終話のラストのオチが気になります。
ただしあれの時系列はギフ倒す前なのですが・・・果たしてどうなるのか。

・オルテカ

狩崎「ハーイ!調子はどうだ~い⁉」
オルテカ「わざわざ来なくてもよろしい」
狩崎「もう~照れちゃって。どうせ私ぐらいしか気にかけてくれる人もいないでしょ?」
オルテカ「お困りの時はいつでもお手伝いしますよ」

オルテカも他の2人同様現行の法律では裁けないとは思うのですが・・・だからこその特殊刑務所送りなんでしょうかね?特殊刑務所がどんな場所かはしらないですが。
しかし東映公式HPによるとVシネクスが予定される模様。メインは大二とヒロミという事ですが・・・オルテカが再度何かしそうな予感。
というか新しい敵でも出ない限り一番やらかしそうなのはオルテカなのですが・・・どうなる事か。

・ギーツ

一輝「今日もいい天気だ!幸せ~!へへへっ・・・ん・・・?」
自転車のカゴの中に何かを見つける一輝
一輝「なんだ?これ。ん・・・?」
浮世英寿「触るな。これは俺の戦利品だ」
一輝「いやそっちが勝手に・・・」
英寿「ここに出現したお宝なんだよ!」
[REVICE DRIVER]
英寿「さて・・・ミッション再開といくか。またな」
一輝「「また」・・・?」

「DESIRE DRIVER」「SET」「BOOST」「REVICE DRIVER」「DUAL ON」

ギーツに関してはギーツ開始後に感想を書いていく予定ですがこれだけは言わせてほしい。
名前がわかり辛い。初見だとなんて読むかさっぱりでしたよ。
エースね。エース。きっと2人で合体して変身する光の巨人ですよね。そうに違いない。
しかしちょっとギーツの情報を調べてみたのですが・・・2号ライダーが緑の狸って・・・。ギーツも白がメインとは言え赤キツネですし。
となると強化フォームは赤のきつねと緑の狸が合体するフォームもあり得る・・・?
そして緑のたぬきは月に帰ってそのフォームに一人変身するきつね。最終回は正体を明かして去るきつね。こうやってカップ麺論争は終わりを告げる・・・
どうでもいい話なのでこの辺にしておきますがエゴイストのエースストライカーから英寿(エース)に引き継がれるバトンというのは意図して狙ったものなのか気になります。

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