王様戦隊キングオージャー 第39話 ンコソパ頂上決戦 感想

※注意
漫画版ニンジャスレイヤーのセールで漫画全巻買ったばかりなので今回の感想は日本語がフルサポートされていないように思える内容となっています。


ハイクを詠め! ゴーマ=サン爆発四散の 第39話 ンコソパ頂上決戦 感想です。

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感想

アイエエエ!?ニンジャ!?ニンジャナンデ!?
とも言えるゴーマ・ローザリアの退場回でした。

キングオージャー奥の手解放→ゴーマの最終奥義発動。
ああ、これはゴーマ退場するな・・・と思ったら撤退。そもそも即時退散できる上に入れ解りも出来るゴーマが早々退場する訳もないですよね。今回ンコソパ回だったし・・・

と思ったら何故かヒルビルと入れ替わりゴーマさんは哀れ爆発四散。
ダグデドが何かしたのか・・・と思いきや仕込んでいたのはヒルビル&ラクレス&カグラギでした。複雑すぎる。

今回の話をまとめると・・・
ダグデドが五道化の不甲斐なさっぷりに痺れを切らしそう。
五道化のうちの一人を爆発四散させる事でダグデドを楽しませる&五道化に穴をあける。
そして空いた穴に自分が入り込んでダグデドに近づこう、というラクレスの策略って事のようですね。

その策略にカグラギも賛同していたというのはちょっと驚きですが・・・つまりカグラギは既にスズメのやろうとしている事にも気が付いているはず。カグラギがどう動くのか気になるところですが・・・ヒルビルを利用しているようにも見えるのが気になる。
さすがにヒルビルの能力はダグデドにも効かないはずですがどう利用するのか。

しかしストーリー的なものは置いといて・・・今回、いやシャッフルキング回でニンジャ風挨拶をし始めた時からスタッフはゴーマ=サンで遊んでいるようにも見えましたが・・・まさか断末魔まで遊ぶとは。

戦隊怪人の断末魔って何かしらのパロディが多いですが・・・幹部クラスでやるのは珍しい。
これがダグデドの言う「いいかげんおツブどもの悲鳴で笑いたいんだ。だからちゃんとふざけるんだ」というやつですね・・・。

スタッフと声優さんのちゃんとしたふざけが、そしてそれ以上の本気のド迫力のアクションが目白押しだった第39話 ンコソパ頂上決戦 感想 でした。

以下 12月5日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。


ヤンマ・ガスト


リタ「一つでも奪われたり壊されたら終わりだと思うべきだ」
ギラ「結局全員で城にたどり着かなきゃってことか・・・」
ジェラミー「そういうことだね」
ヤンマ「奇襲作戦だ。速攻仕掛けて相手が訳わかってねえうちにケリつける。敵に漏れてねえ限り楽勝だよ」
カグラギ「では善は急げ!」
シオカラ「頼んだっすよ」

結局敵に漏れていた訳ですがヤンマは漏れる事を見越して作戦立ててましたよね?
ダグデドにドッキリ大作戦を仕掛けた時もバレる可能性高いから作戦立てずにやってましたし。
という事で・・・

ヒルビル「本物これっしょ?悔ちい?悔ちい?一生懸命お願いしたら許してあげるかも」
ヤンマ「俺はこびねえ」
ヒルビル「うざっ。はいじゃあ終わり~!パチン!」
「ハズレ。ブッブー」
ヒルビル「ブー?ギョピェーッ!」
ヤンマ「プッ!ハハハハハハッ!全員おとりだスカポンタヌキ。ウルコンは隠しコマンド解放の条件を割り出すのに必要だっただけだ。役目はもう終わってる。だからてめえら引きつける餌に使った」
ヒルビル「ガチうざっ!」
ヤンマ「俺が目指してんのはテッペンだけだ」

全員囮でした、という展開。
逆に言えばヤンマとシオカラの作戦は敵にバレていなかったとも言えそうですが。

実際今回の作戦は敵にどうバレていたのか気になります。
カグラギがラクレスと内通しているのを知っていたのを利用したのか。
それともわざとバレるように王様戦隊で集まったのか。
敵がどうこちら側を把握しているかわからないと立てづらい作戦だと思うんですよね。ヤンマとシオカラが作戦立てているのを見られていたらバレてそうですし。
ラクレス→カグラギ経由でダグデドがどうこちらを見ているのかを知った。その上でダグデドがこちらを見そうなシチュエーションを作った。そしてわざと作戦ばらして囮にした、とか?

それだとヤンマがカグラギがラクレスと内通しているのを知っている、という前提条件が必要となりそうですが・・・ヤンマもその辺知っていたのか、なんとなくで察していたのか。
もしかすると五道化もダグデドを楽しませるだけの駒と認識しているからこそダグデドが楽しみそうな、五道化が翻弄される作戦を立てた。ダグデドが作戦に気が付いても五道化に伝えずスルーするような作戦を立てた・・・とかは考えすぎですかね?

なんにせよ今回は叡智の王の作戦が功を奏したという事で。

王様戦隊


カグラギ「宇宙に届く力。そんなものがどこに?」
ヤンマ「オージャカリバーには隠しコマンドがある。ラクレスのオージャカリバーZERO。あれは2000年以上前に作られたもんだ。人間には作れねえ代物で人間には扱えない超パワーを出す機能があった。ギラのランスもジェラミーの剣もだ。トンデモ仮説だが宇蟲王が関わってると踏んでる」
回想 ラクレス「宇宙の力を授けるとか全てのシュゴッドを束ねる力を持つとか・・・」
カグラギ「あながちトンデモとは言いきれませんなあ」
ヤンマ「でだ。オージャカリバーにもその機能を搭載してる」
リタ「なぜ隠してある?」
ヤンマ「リスクがでけえからだ。パワーの反動がもろ体に返ってきて使えば最悪死 ぬ。ビビったか?」
ギラ「フッ・・・望むところだ」
ヤンマ「反撃開始だ!スカポンタヌキ共」

オージャカリバーとクラウンランスに超パワーが備わっている理由はなんとなくわかるのですがジェラミーの剣に備わっているのは何かしら理由があるのだろうか?
まあ2000年以上前の代物なのでおかしくはないのですが。
しかしよくわからないトンデモ機能をリミッター付とは言え搭載する総長って一体。オーバーテクノロジーすぎる気がする。
なんにせよオージャカリバーには宇蟲王に届く力が・・・

シオカラ「ンコソパのテッペンはヤンマくんだけっす!雷電集束モード、リミット解除!」
ヤンマ「全部奪われて0から一つ一つ全部このために。てめえらの敗因、教えてやる。一をなめやがったからだ。一分一秒、一勝一敗、一人に一機。無限の一が集まって、でっけえ一の一丁上がりだあー!」
一同「王鎧武装・凌駕一閃!」

いや、宇宙に届く力、というだけで宇蟲王に届く力ではないですね。
全員の強化フォームが登場はしましたが未だに全くダグデドに勝てるビジョンが思い浮かばない。
とはいえこれはダグデドを倒すための一。
これからさらに一を積み重ねて・・・どう積み重ねても倒せる気はしないのですがどうなっていく事か。

しかしオージャカリバーにダグデドが関わっているとすれば何かしらの意図がありそうなのでその辺がヒントになっていくのでしょうかね?

ヒルビル「ちょちょちょちょ・・・ちょっと!こんなにか弱くてかわいいあーしが謝ってんだから逃がすのがヒーローじゃね?」
ヒメノ「英雄じゃない。王冠をいただく戦士」
カグラギ「そして王は民のためなら手を汚す」
リタ「罪には必ず罰を与える」
ジェラミー「さあ幕引きだ!」
ヒルビル「おツブの王様ごときがあーしに勝てるわけねえだろ!」
ヤンマ「王様戦隊ならてめえを超えられる!」
ギラ「ふざけられんのもここまでだ!」
一同「悲鳴を上げろー‼」

逃がしてくれと懇願する敵に対して戦隊ヒーローの決め台詞とは思えない「悲鳴を上げろ」
まあギラが散々言ってはいますが。
というかよく考えたらドンブラもよくわからない決めセリフが多かったですからね。令和の戦隊を昭和や平成と一緒にしてはいけない。
そもそも別に昭和の戦隊だって物騒な・・・いやカッコいい決めセリフが多かったような気がするので王様戦隊は間違いなくヒーロー。

ダグデド・ドゥジャルダン


ヤンマ「俺らが生きてられんのはあいつらがふざけてるからだ。何かの気まぐれで本気出してきたらチキューは簡単に滅びる」
ダグデド「チキューお片付け飽きてきた」
カメジム「では直接潰してしまいますか」
ゴーマ「機を見てゆるりと滅ぼせばよい」
グローディ「そのうちすぐ死体の山になる」
ミノンガン「ウハッ!ウハッ!ウハハハッ!」
ダグデド「そっかそっか!フンッ!おツブごときにやられておいて何が面白いの?んなこともわかんないならお前たちから片付ける。遊びってのは真面目にやらなきゃつまらねえんだよ。いい加減おツブ共の悲鳴で笑いたいんだ。だからちゃんとふざけろ!お前ら全員でおツブの王様気取りを片付けてこい!」

やはりダグデドにとっては五道化も単なる遊び道具に過ぎない模様。さすが「お前たちを遊びで滅ぼす者だ!」
道具が使えなければ先に片してやるとか最近の敵組織のボスにしては珍しく部下の事を一切考えてないですね。

リュウソウジャー・エラス。生み出した者全部片づけてやる。
キラメイジャー・皇帝。ヨドンナ含めて全て食らってやる。
ゼンカイジャー・神。全部お片付け。一つだけ残そう。
ドンブラ・一体何と戦っていたのか・・・元老院?

・・・最近ろくなラスボスいねえな。部下思いなやつが全くいない。と思い見返してみたら基本ラスボスは部下を見捨てるタイプでした。
昭和戦隊の方がまだ部下と首領の結束が強かった気がする。ゴレンジャーのゴールデン仮面大将軍とか忠義に厚かったのに・・・まあ次回作のジャッカーからして首領っぽい存在が部下を使い捨てにしてたようですが。
という訳で基本戦隊のラスボスはろくなやつがいない。

一同「王鎧武装・凌駕一閃!」
ダグデド「面白え!」

とはいえ直近の部下が強化フォームのかませ犬になって・・・かませ犬って程弱くはなかったですが戦隊側が強化されて面白えとか言うボスはなかなかいない。
という訳でダグデドをどう倒す、というよりどう落ちぶれて倒されるのかが気になってきました。

ミノンガン


リタ「お前はなんなんだ⁉」
ミノンガン「一つだけ教える・・・ミノンガン強い!」

・・・前回の流暢に喋るMNGはどこに?
今は羽化との中間で曖昧な状況なんですかね?
本当にお前は一体なんなんだ・・・誰か鳴滝さん呼んできて。

ゴーマ・ローザリア


ゴーマ「どうも。ゴーマ・ローザリアです」
ギラ「なんで・・・」
ゴーマ「全て筒抜けお見通し」
ジェラミー「どうやら今日は真面目らしい。だがご丁寧に待ち伏せってことは・・・こいつが怖いんだな?」

何故全て筒抜けしていたのかはヤンマの項目でも触れたとおり謎が残りますがそれはさておき。

さすがニンジャ。何度もあっているのにまた挨拶とは・・・ゴーマ=サンは実際奥ゆかしい。

ゴーマ「入れ替え、手を変え、品を変え。胡乱のゴーマ・ローザリア。天地を返し勝負を覆す」
五道化から能力を奪うゴーマ
カメジム「独り占めですか。ではご勝手に」

しかしこれが最期の挨拶となるとは・・・ショッギョ・ムッジョ。
さながらデモリッション・ニンジャの如く複数のジツを使い凌駕一閃したキングオージャーと渡り合うも・・・

ヒルビル「あっ無理だわこれ。ゴーマ!あーしを助けて!」
ゴーマ「拙者には知らぬこと。ナムサン。忍法入れ替わりの術。えっ?」
ヒルビルと入れ替わるゴーマ
ゴーマ「うおっ・・・!アイエエエエ!ナンデエエエーッ⁉」
一同「ハアーッ‼」

ムラハチされたゴーマはヒルビルの身代わりとなり哀れ爆発四散してしまう。

・・・忍殺語って難しいですね。
しかし色々と謎が残る散り方でしたが・・・それはヒルビルの項目で。

ヒルビル・リッチ


ヒルビル「あっ負け!マジごめん!全力土下座。助けてください!」
ゴーマ「自ら負けを認めるか。笑止」
ヤンマ「ンコソパ国民のヘッドホンと繋がってる。洗脳を解除しろ!そしたら考えてやってもいい」
ヒルビル「うるさい!」
ヤンマ「10,9,8,7,6,5,4,3・・・!」
ヒルビル「あーしのお願い忘れてえー!はい!これでいいでしょ?解散解散!」
ジェラミー「BANG!」
ヒルビル「約束と違うじゃん!」
ジェラミー「お前さん考えてやってもいいとしか言ってなかったんじゃないかい?」
ヤンマ「おう。よーく考えた結果やっぱぶちのめすわ!」

どちらがヒーローなのか・・・それはともかく自身のお願いの為に全国民のヘッドホンを装備させたままとなったのがアダとなった模様。
しかし結局ヒルビルの能力は倒しても解除されないって解釈でいいのかな?それとも念のために解除させたって事でしょうか。
本体倒しても解除されない洗脳スキルってかなりヤバイですが・・・

ヒルビル「はあ?あーしが負ける?おツブごときがなめんな!」
ラクレス「ですが他は国を奪還されたことは事実。足手まといの五道化のためにヒルビル様が黒星をつけられる必要はない・・・」
ヒルビル「で?」
ラクレス「身代わりを用意しておいては?」
ヒルビル「ラッくん悪う~!」

ゴーマにお願いするヒルビル
ヒルビル「あーしを見捨てないで」
ゴーマ「んっ?」

同格扱いの五道化に対しても通用するとか。
ヒルビルは能力だけなら五道化最強クラスではないだろうか。
とはいえ能力不明なミノンガンはともかく・・・
カメジム→ほぼ完ぺきな擬態
ゴーマ→距離無制限にも思える入れ替わりの術。精神操作も可能
グローディ→死者蘇生。自身も不死身?
と、どいつもこいつも大概ですね。カメジムも能力全て出しているとは限らないですし。
ラクレス曰く使い道があるとの事ですが・・・果たして誰に、どのように使うのでしょうか?
チキューの民を一時的に洗脳して暴動など抑えて被害を抑える的な?
さすがにダグデドには効きそうにもなさそう。

ラクレス・ハスティー


ラクレス「ご用命でしたらなんなりと」
ダグデド「なあ・・・ゴーマ死んだのお前のせいだろ?自分の手は使わずにゴーマを消しちゃうなんて俺様みたいなことするじゃないか」
ラクレス「ダグデド様。五道化の座にはしたたかな者こそふさわしい。空いた席、私がいただきたい」
ダグデド「フフフフフッ・・・面白い。五道化に入れてやろう。ただし!条件がある。チキューのおツブ共を残らず片付けろ。格別に面白く」
ラクレス「はい。楽しい滅びのひとときをご期待ください」

ラクレスの目的は打倒ダグデドで間違いないと思いますが今回の件はチキュー片付けに飽きたダグデドを止める為でしょうかね?
五道化すら遊び道具としか思っていないダグデドの本性を見極めてダグデドを倒す時間稼ぎをしているとか?

ラクレス「五道化を一人、確実に消したい」
カグラギ「ヒルビルの洗脳能力は私には効きません。攻略は可能かと」
ラクレス「あれの能力には使い道がある。お前はヒルビルを追い詰めろ。あとは私がやる」

気になったのが今回はゴーマを倒す事が目的ではなく五道化に穴をあける事が目的だったはず。ゴーマ=サンは運が悪かっただけ?
とはいえ距離無制限にも思える入れ替わりの術が使えるゴーマが身代わりに適しているとも言えそうなので・・・ヒルビルが洗脳をかけるとしたらゴーマにすると踏んでいた可能性が高そう。
といっても他の五道化全てに能力かけてあっただけでたまたま声が届いたのがゴーマだった可能性もあるので・・・他の五道化から能力を奪い撤退させたゴーマのインガオホーだった可能性は高そうですね。

しかし五道化にすら通用する洗脳能力が通じないカグラギって一体・・・洗脳系能力は最初にかけた念だけが有効的な話なのだろうか。
そしていつのまにラクレスと内通していたのか・・・。五道化以上に油断ならない人ですね。


以下、書き起こしたけれども感想・雑記に使わなかったシーン

・ヒメノ・ラン
ヒメノ「話って?」
ヤンマ「ンコソパを奪還する。手ぇ貸せ」
ヒメノ「見返りは?」
ヤンマ「五道化ぶっ倒す力欲しくねえか?」

・ヤンマ・ガスト
シオカラ「こいつをペタ城の王の間に接続すればみんなのオージャカリバーの隠しコマンドが解禁されるっす」
ギラ「6つ全部?」
ヤンマ「5つはダミー。本物は一つだ。これを6人で一つずつ持ってバラバラに城まで運ぶ。ヒルビル一人で俺ら全員に対処しようとすれば狙いは分散する」
ヒメノ「で、どれが本物なの?」
ヤンマ「俺にもわかんねえ」
ヒメノ「はい?」
ヤンマ「てめえらダミー持ったらやる気なくすだろ」
ヒメノ・カグラギ「確かに」

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