暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン41話 サンタくろうする 感想

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感想


思っていた以上にクリスマス回だった。

あくまで思っていた以上ですが。
今回の劇中で脳人の慣例としてサンタになる必要があるとはソノイの談。

戦隊にもクリスマスと言えば所謂クリスマス商戦という慣例が待っていたりもします。
・・・最近崩れ気味ですが。多分シャケが悪い。
去年も酷かったですが。クリスマスに正月ネタぶち込んできましたし。

それはさておきドンブラザーズ。
今まで散々な暴太郎っぷりを見せてきたドンブラザーズ。
前回の次回予告ではクリスマス回をやりますよ、風な次回予告があった訳ですが当然普通にクリスマス回をやるとは思わないじゃないですか。

なにせドンブラザーズは今までの強化アイテム登場回を普通の敵に対して何故か唐突に現れたアイテムを使って爆殺!
ゴールドンモモタロウに至っては仲間の謎パワー(翼除く、脳人含む)で謎パワーアップした挙句にヒトツ鬼化(2回目)した仲間を爆殺!
玩具を売ろうとする意思が全く感じられない構成でお送りしてきたスーパー戦隊。

クリスマス商戦に当たる今回も玩具そっちのけでよくわからない・・・ではなく高尚過ぎて常人には理解し難い内容クリスマスとは何ぞや?と言わんばかりの内容でお送りしてくると思ったのですよ。

ところが・・・ところがですよ。
何この普通のクリスマス回。
子供達の本当の願いを叶えられず(通報され)自信を無くしていたサンタを(一度ボコって)立ち直らせ、本当のリアルサンタとして復帰させるというストーリー。
さらには(友達がいない)タロウの遊び相手になっていた、つまりタロウには本当に必要なものを渡していた、という感動(?)的なストーリーでした。

最近ドンブラザーズの影響で感動的なストーリーがよくわからなくなってきてはいますが自身を取り戻したリアルサンタに頭をポンポンされ照れ笑いするタロウのシーンは間違いなく良いシーン。
これは今後の戦隊のクリスマス回のお手本となるような良いお話だったと思います。
・・・多分。

さてそんなクリスマス要素満載のクリスマス回でしたが実社会のリアルクリスマスは次回。
本当のクリスマス商戦、つまり幹部との熱いバトルは次回になるのでは・・・と思ってみたのですがなんこれドン引き。

あまりにも自然な次回予告で何をパロっていたのか一瞬考えてしまいましたが万引き家族のパロですね。
・・・なぜ年内最後の回にこれを入れるのかわからない。

という訳でクリスマス回には(一部除いて)相応しい回だと思いましたがその勢いで熱い展開を期待したこちらが間違いだったのかもしれないと思う ドン41話 サンタくろうする 感想でした。

でもよく考えればタイトル通りの回ですね。今回。
次回予告から考えればサンタ=脳人なので脳人苦労する回だと思ってましたがまさかリアルサンタが苦労する回とは思いませんでしたが。

桃井タロウ


タロウ「何を言っているんだ?サンタはいる。街中にあふれている」
はるか「タロウあれはね。サンタの恰好をして店の宣伝をしているだけだよ。仕事なんだよ」
タロウ「そうか・・・勉強になった。だがそれとは別に俺は会ったことがある。子どもの頃本物のサンタに」

タロウはこの年までサンタの衣装をしている=サンタだと思っていたのか・・・。
いやある意味本当のサンタで間違いないと思うのですが・・・タロウらしいと言えばタロウらしい。ウソの意味がわからないタロウなので。
・・・その後本物のサンタに会った、街にいるサンタとは別物だ、と言っているのはよくわからない。
サンタはサンタで全部本物。その中でも自分が過去にあったサンタはその中でも特別なサンタだった、という解釈でいいのかな?


タロウの声「クリスマスイブの夜。俺が寝ていると・・・そしてサンタは・・・」
タロウの玩具を袋につめていくサンタ
はるか「あのねタロウ。それはねサンタの恰好をした泥棒だよ」
タロウ「違う!あの方は・・・」

この辺りの真相はタロウが話さなかったからはるかが勘違いしてしまうのは仕方ない。どう聞いても泥棒の話。
どういった経緯でサンタが袋に玩具を詰めていったのかを言わないと。
しかし・・・
知らないおじさんが他の子供に配るプレゼントが欲しいと言ってきました。タロウは了承しました。その後おじさんと楽しく遊びました。
・・・詳しく説明しても泥棒は泥棒ですね。タロウにとって本当に欲しいものである一緒に遊んでくれる友達をプレゼントしてくれた、と説明すればお供たちは納得しそうですが・・・。
とはいえお供たちってタロウのリアル友達(くわがた)のギイちゃんを使ってタロウを倒そうとした鬼畜ですからね。理解されないかもしれない。
そもそもタロウはタロウでその辺話したがらないか。


サンタ「そして私は逮捕された・・・」
タロウ「当然だろうなそれは」

自分が信じている本当のサンタに対してこの言い様。
まあリアルサンタがかつてどうだったかはともかく逮捕されるような事をしでかしたのは間違いないので・・・。
とはいえもう少し言い方を考えてほしいような気がしないでもない。
優しくもう少し他のやり方があったんじゃないか?的な事を言えば・・・それはタロウじゃないですね。難しい問題。


ニンジャブラックにアバターチェンジ。ムラサメを使い光鬼を圧倒する翼
翼「とどめだ」
タロウ「32点だ」

珍しく高評価。
タロウのつける得点が実際のところ点×2倍の偏差値である(この場合偏差値64)ことは・・・劇中で語ってないからお供たち知らないですね。(東映公式HPで言及されていた)
もう少し他者に解り易い点数をつけた方が良いかと思います。ただ戦闘で偏差値64て凄いのか凄くないのかよくわからない。
普段の戦闘の偏差値が50で今回64なら良い評価だと思いますが一般人の戦闘の偏差値が50だったら戦隊としては低評価なのではないだろうか?
まあ特に失点もなく敵を圧倒していたのでタロウ敵には上出来だ、と言っていたのだと思われます。


タロウ「昔あんたはイブの夜、俺の元に来てくれた」
回想
サンタ「お願いがある。配るプレゼントがなくなってしまったんだ。もしよければ寄付してくれないか?」
頷くタロウ
サンタ「ありがとう」
タロウの声「そしてあんたは・・・俺と遊んでくれた」

今回のいい話。
・・・なのかよく考えたらわからなくなりました。
そもそもサンタが供給量を低く見積もり過ぎて途中でプレゼントを無くすという失態。そしてその解決方法として(友達がいなく友達と遊ぶ玩具が必要ない)子供から玩具を貰うというのは如何なものだろうか。中古品ですよ?
もちろんサンタがタロウに友達をプレゼントするための口実である可能性はあるのですが・・・このサンタ、お兄ちゃんが欲しいって願いに自分がお兄ちゃんだよ!と言ってしまう輩ですしね。その線は薄いと思われます。
いやもしかしたらタロウの友達が欲しい、という願いに沿う事が出来たので友達をプレゼントする事が出来たからお兄ちゃんをプレゼントしてもいけるのでは?と勘違いしてしまった可能性が無きにしも非ず?
つまりサンタは純粋過ぎるタロウの被害者。


タロウ「あの日以来俺はずっと小遣いをためてはプレゼントを集めてきた。またあんたが来た時に渡すために。あんたはこの世に必要な者だ」
サンタ「いや・・・しかしもう私の時代では・・・」
タロウ「あんたは生まれながらのサンタだ。それともヒトツ鬼に戻りたい・・・とでも言うのか?」
サンタ「やってみるか、もう一度・・・」
サンタクロースに変身するリアルサンタ
タロウ「あんたにはその格好が一番似合っている」
サンタ「ありがとう。ハハハハハ・・・!」
タロウの頭を撫でるリアルサンタ

まあ友達云々の話は置いといてこの辺は普通にいい話。
サンタに撫でられたタロウの表情は良いものですね。
・・・まあタロウが集めたプレゼントは若干時代遅れになっているような気がしないでもないですが全世界にプレゼントを配るなら多様な玩具があっていいはず。
本当のサンタに本当に欲しいものを貰って育った子供がそのサンタに恩返しをするという普通にいい話。
サンタ以降一緒に遊んでくれる友達が出来なかったのは・・・この辺突っ込むのは止めておきます。不毛だ。


鬼頭はるか


プレゼントを配るリアルサンタ
サンタ「メリークリスマス!」
はるか「出た~~~~~」
はるか《やっぱクリスマス定番のこのオチかい!》

定番が何故定番になるのか。それは多くの人が望むからですよ。
漫画家大先生にはその辺をきっちり理解してほしい。した上でこのオチにウンザリしているのかもしれないですが。
という事ではるか大先生の次回作は誰にも見た事ないような斬新かつ面白いクリスマス回が登場する漫画を期待しています。初恋を題材にした(次回作が初恋関係あるかわからないですが)漫画でクリスマス回を扱わない訳がないですしね。


猿原真一


真一「ここで一句」
言葉より 俯く角度の 秋の恋
真一「これは俳句といってな・・・」
ソノニからケーキを口に押し付けられる真一

まだ真一はソノイを狙っていたのでしょうか?
翼が早く真相を明かさないから・・・いや翼からしたら敵からストーカー行為を受けていて困っています、的な事しか言われないと思いますが。
例え仲間になっていたとしても・・・。
そもそもまだ顔バレすらしてないってどういう事なのか。


犬塚翼


ジロウ「待ってくださーい!まーた仲間外れですか!」
翼「いつものことだぜ」

41話。もう終盤の41話で仲間外れ。
追加戦士でありなおかつ敵になりえそうなジロウはともかく翼はそろそろ顔バレしてほしい。
でないとムラサメ持って獣人をばっさばっさと斬り捨ててしまう事になってしまうかもしれない。
ここまで情報共有出来ていない戦隊は初めてではないでしょうか?

五色田介人


タロウ「それで・・・なんだ?相談とは」
介人《やれやれ・・・ついに脳人まで普通にどんぶらを利用するようになったか》

・・・前から普通に利用してなかったでしたっけ?
観なおしてみたら「フィナーレいさみあし」のラストで普通に食事してますね。遡ってみればもう少し前から利用していたような気がしますし。
その辺気にしないのは介人らしいような気がします。あくまでドンブラトピアの介人でゼンカイトピアの介人はその辺気にしてそうですが。


介人「サンタなら・・・知ってるよ。サンタもある意味ヒーロー。以前俺とサンタは友人だった・・・」
ソノイ「ならば教えてくれ。どこにいる?本物のサンタは」
介人「教えるのはいいが変わってしまった。彼は・・・サンタは今ヒトツ鬼として生きている」

・・・えーと介人さんはヒトツ鬼倒すドンブラザーズを管理しているのではなかったのでしょうか?
何故長年にわたってヒトツ鬼と化している友人を放置していたのでしょうか?
まあクリスマス以外の時期にサンタと戦うのはあまりよろしくないですしね。クリスマスの時期まで放置していたのでしょう。クリスマス以外はゴミ漁っているだけで無害な(多分)ヒトツ鬼でしょうし。
戦隊に倒されなくてもヒトツ鬼から解放された人間(天装鬼)とかいますし自力で立ち直ってくれる事を信じていたのでしょう。多分。


ソノザ「聞いたぞお前のこと。どんぶらのマスターにな」
リアルサンタ「ああ介人か。やつはいいやつだ。その昔互いに永遠のヒーローである約束をした」

介人は何歳なのだろうか。
陣と同様、管理人となった時点で歳をとらないようになっている可能性もありますが。
しかしサンタとフォーエバーヒーローであるという約束をしたとか・・・まさにトゥルーヒーローですね。


ソノイ


ソノイ「今日こそ決着をつけるぞドンブラザーズ!」
タロウ「望むところだ。気持ちよく倒してやる」
長時間にわたって戦うも決着がつかない二人
ソノイ「さすがに・・・やるな・・・」
タロウ「あんたもな・・・」
ソノイ「続きは・・・明日で・・・」
タロウ「いいだろう」
翌日
ソノイ「今日という今日こそは決着をつけるぞドンモモタロウ!」
タロウ「望むところだ!本気の本気で倒してやる」

タロウは強敵相手にゴールドンを使ってほしい。本気ならば特に。
そもそも井上先生は昔っから強敵相手に何故か強化フォーム使わず(特に555が印象的)苦戦する事が多いので・・・この話は止めときます。不毛だ。
それはともかくソノイは続きは明日で・・・とかそんな続きはwebで見たいなノリで決着を後回しにしないでほしい。そんなだから監査官が来るんですよ。
・・・監査官の最後の登場はいつだったか。そもそも初回しか登場していない気がする。


ソノイ「もう・・・動けない・・・」
タロウ「俺もだ・・・また・・・明日か・・・?」
ソノイ「実は・・・相談がある・・・明日喫茶どんぶらで・・・」

しかしこのノリは決闘で友情を深め合っているようにしか見えない。
そもそも決闘で力尽きたから後で喫茶店集合な、とか昭和のヤンキー漫画でも見ない光景ですよ。
決闘と言うかなれあいですね。そりゃ監査官が・・・やめときます。


ソノニ


ソノニ<波乱の末、ドンムラサメは犬塚翼の手に渡った。そして私が彼に伝えたのは1つの真実と1つのウソ・・・>

これは前回の
ソノニ「ひとつ教えよう。ムラサメだけが獣人を倒すことができる。獣人の夏美を倒せ。そうすれば本当の夏美は帰ってくる」
ですね。


ムラサメだけが獣人を倒せるというのは真実・・・なのでしょうか?獣人はコピー元が人間界に帰還すれば倒せる存在ではあるのですが・・・ソノニは知らないですね。ソノニの中ではムラサメだけが獣人を倒す事ができる、というのは真実であることは間違いなさそう。
そして嘘というのは・・・こっちがかなり重要な事なのですが今回完全にスルーされましたからね。翼の台詞なんてほぼないですし。
そして次回も・・・万引き、じゃないドン引きで多分完全にスルー。
果たしてソノニのついたウソは一体どんな影響を与えるのか。そしてソノニ、翼、夏美、つよしはどうなるのか・・・そもそもソノニ関係の話に決着がつくのか心配ですが井上先生なら多分大丈夫。本編そっちのけでもやりそう。


脳人


ソノザ<クリスマスイブ。我々脳人には年に一度しなければならない秘密の義務がある。それは・・・>

タロウ「何?サンタになる?あんたたちがか?」
ソノイ「そうだ。それが脳人の慣例となっている。そしてクリスマス週間。戦いは禁止されている」
真一「よくわからないが・・・」
ソノニ「脳人の世界は人間の波動で成立している」
ソノザ「そこで日頃のお礼としてクリスマスにはサンタとなって子どもたちに夢を与える」
ソノイ「その役が今年私たちに回ってきたというわけだ」
タロウ「お礼か・・・律儀なことだな」
ソノイ「だが私たちにはサンタについての正確な知識がない。そこで君たちに教えを仰ごうと思ったのだが・・・」

前任者に聞くのが一番ではないだろうか?
毎年毎年順番か抽選か方法は不明ですが脳人の慣例でやっている事なんですよね?
前任者がいるはずなので引継ぎをすればいいのでは・・・と思ったのですが多分前任者はソノシとかですね。で、聞けないから今回のような事態に。
そう考えると今回よりにもよってサンタと全く関係なさそうなドンブラザーズにサンタの事を聞く事態になったのは脳人世界に根深い問題が存在しているのかもしれない。


つよし「へえ~いい話じゃないですか。それならそうと言ってくれればいいのに」
はるか「あっ恥ずかしかったんだ。かわいい~!」
ソノザ「黙れスランプ女!見透かしたようなことをいうな!」
はるか「すいません編集長!」

恥ずかしかったんですね。そりゃうちらでサンタやってるけど引継ぎしてない、出来ないから敵対組織である相手にサンタの事を教えて!とか恥ずかしくて聞くのは無理ってものですよね。
いや真実はどうか不明なのですが敵対している相手に聞くのはそりゃ恥ずかしい・・・いや前提が間違ってますね。聞くのは恥ずかしいではなくおかしい。ドンブラザーズを見ているとその辺の認識がおかしくなる。
ボーゾックとかならまだしも普通敵にサンタの事は聞かないでしょう。


ソノザ「こうなった以上今夜のサンタは俺たちの力で・・・」
タロウ「ひと言アドバイスをしよう。サンタに必要なのは何よりまず体力。そして・・・笑顔だ」

えーと今回の話はクリスマスイブ当日ですよね?多分。
笑顔はともかく体力は今日特訓しても疲れるだけなのでは・・・まあタロウのアドバイスが間違っていることはあり得ないので正しいのでしょう。多分。

ソノイ「よし次は笑顔だ」
ソノニ「いいのか?これで」
ソノザ「お前たちの笑顔は色気が出すぎている。こうだ!」
ソノニ「お前の笑顔は怖い」
ソノザ「なんだと⁉ならこれでどうだ?ハハハ・・・」
ソノニ「全然違う。こうだ!」
ソノイ「ダメだ」
ソノザ「お前たちに俺の何がわかる?」
ソノイ「いいから私を見ろ」

そしてそのタロウのアドバイスを信じて特訓する脳人達・・・。
怖い笑顔の編集長。自分だけを参考にしろと言わんばかりのファッションリーダー。ソノニはともかく・・・
脳人は今回のクリスマスを成功させたいのか失敗させたいのかよくわからない話でした。人選を考えた方がいい。


マザー


マザー「心のままに戦うのですムラサメ」
ムラサメ「はいマザー・・・!」

トラドラオニタイジン極に敗北するムラサメ
ムラサメ「僕は一体何を・・・」

何故か徐々にパワーアップしているムラサメですが戦えば戦う程強くなるパターンでしょうかね?そしてマザーはムラサメを強化したい模様。
目的が不明ですが・・・そもそもマザーが何なのか、そろそろ知りたい。残り10話切っていると思いますがマザー、ペンギン獣人、元老院とボスクラスが残りまくっているこの状況。きっちり終わるのか心配です。
まあジェットマンはきっちり終わったので大丈夫でしょうかね?


クリスマス


少年1「ではアキさん。君はサンタの存在を信じているというのですか?」
アキ「当たり前じゃない!いるもんサンタさん」
少年2「一般的にサンタは親の扮装だと思われます」
少年1「いい加減に目を覚ましたほうがいいですよ」
アキ「違うもん!私見たんだから。本物のサンタさん!」

ソノイ「頼む。本物のサンタに会ったのなら・・・教えてくれ詳しく」
アキ「すいませんウソなんです。みんながバカにするからつい・・・でも・・・でもきっといますよ。サンタさんは」
真一「そのパターンか」
つよし「そういうの昔何かのアニメで見ました」
はるか「サンタを信じるいたいけな少女がみんなにウソつき呼ばわりされるけど最後には夜空に本物のサンタが現れるっていう・・・」

結構珍しいパターンじゃないでしょうかね?
サンタを信じる少女がサンタと出会って・・・みたいな話は多いですがサンタ見た事ないけど実はいるんじゃないか→実際会ってみたら幻滅した→サンタからプレゼント貰った、サンタはいたんだ、という流れは。
そもそもこの子あんまり存在意義が・・・途中からタロウの話になりましたしね。
まあサンタを信じる子供がサンタからプレゼントを貰えました、といういい話だったような気がします。サンタ信じてない子供達もプレゼント貰ってましたが。


リアルサンタ


はるか「それなのになぜヒトツ鬼なんかに・・・」
サンタ「お前たちに何がわかる?昔はよかった。誰もが私を愛してくれた。だが時代を移るにつれ子どもたちは変わっていった・・・」

玩具の選び方を見て本当にリアルサンタを愛してくれた時代があったのか不明。
そもそもこのリアルサンタっていつの時代から活動していたのか。
けん玉とだるま落としを渡していたのでそれぐらいの時代ですね。その頃の子供が欲しがる玩具が現代も喜ぶとは限らない。
悪かったのは変わってしまったのは子供なのか。たまたま最初期にあげたプレゼントの評判が良かったのでそれを続けていればよかったと思い込んでしまい変わらなかったサンタが悪かったのか・・・

サンタ「悩んだ私は子どもたちの欲求を探るためにできうることをした」
少年「サンタさん来るかなあ?」
母親「いい子にしてたら来るよきっと」
少年「ねえママ。僕クリスマスにはゲームソフトが欲しいんだ」
サンタの声「まさにミッションインポッシブルだった・・・イブの夜、手に入れたゲームソフトを贈ろうと少年の家に向かったのだが・・・」
少年「ねえママ。僕ホントは兄弟が欲しい。お兄ちゃんが欲しい!」
サンタ「えっ・・・」
変装し、チャイムを鳴らすサンタ
サンタ「ハッピークリスマ~ス!さあ今日から僕がお兄ちゃんだよ~!」
警察「兄を名乗る不審者逮捕。兄を名乗る不審者逮捕」
サンタ「そして私は逮捕された・・・」

子供のために自分を変え戦う君は美しい・・・。
逮捕されてしまいましたが。
まあ何が悪いかって言えば悩みすぎですね。お兄ちゃんが欲しいのが本音。しかしゲームソフトがほしいというのも本音だったと思われます。
そのままプレゼントを渡せばそれほど悪くない結果になっていたと思うのですが・・・最善を尽くした結果が最高の結果を産むとは限らない。そんな皮肉な話でしたね・・・
ほらマスクマンの敵イガムもイガム家再興の為に奮闘してけれども実はラスボスに騙されてました、的な展開があったのでこの辺はマスクマンをリスペクトしたものだと思っておきます。多分。

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