仮面ライダーガッチャード 第26話 悪意をハバム、漆黒の風 感想

次回、いよいよグリオン様が退場しそう 第26話 悪意をハバム、漆黒の風 感想です。

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感想


部下からあいつ怖いから逃げよう!と言われる。
超強力なゲストライダーを不意打ちで倒す。
ケミーが全て揃った状態ではないのに実験を始めようとする。
そして次回いよいよホッパー1が進化、強化フォームが登場。

グリオン様が死にそう。
絶好のかませ犬じゃないですか・・・。
このままだと最終フォームですらない中間フォームのかませ犬になって退場してしまう可能性が非常に高い。

これまでも・・・
・10年前、自身の教え子だったミナトから信頼されず拘束される
・鏡花からスパナの両親よりあいつ弱いよ、と散々な評価をされる
(一応実力でスパナ両親は倒したっぽい)
・レベルナンバー10を使った風雅に敗退
・その傷を傷を治すのに10年もかかる
・復活しそうになったら自分が作った部下たちに嫌な顔をされた
・お気に入りの部下以外ぞんざいに扱っていたら逃走される(今回)
・ゲストライダーの変身が解けたところで不意打ちして倒す(今回)
と散々ラスボスにしては小物過ぎでは?と思っていたのですが・・・これはダメだ。もし次回生き残ってもラスボスになれる風格ではない。中途半端過ぎる。

完全な小物だったら成長してラスボスに、というパターン。
もしくは大物過ぎて中盤は力を制御されていたけど終盤にかけてフルパワーを出せるようになってラスボス、とかはあると思うのですが本当に中途半端なんですよね、グリオン様。

実績だけでいったらデイブレイクのいる未来ではラスボスクラスのものはあるのですが・・・もう未来変わってしまったんですよ。
次回満を持して変身ですが・・・専用のライダーではなくドレッド壱式の強化版(レベルナンバー10使用?)での変身っぽい?
格好のかませ犬じゃないですか・・・

とはいえ宝太郎は基本的に止めを刺さないと思うんですよ。
例え凶悪犯のマルガムを倒したとしても変身していた人物自体は傷つけてこなかったですし。
ですが・・・力尽きて変身解除してしまったらラケシスorミナトが止めを刺しにくると思うんですよね。これだけ散々フラグ立てまくっておいて力をなくしたらどうなるかはお察し。

なんならクロトーもラケシスに同調する可能性すらある。
今回ラケシスの処刑に対して消極的でしたし。
ラケシスを倒したくはないけれども命令だから、逆らったら消されるから仕方なく・・・といった感じ。
もしラケシスがグリオン様を襲ってもクロトーはグリオン様を助けないでしょう。

逆に言えばグリオン様が助かるとしたらアトロポスなのですが・・・アトロポスもアトロポスで12話でこんな事を言っているんですよね。
アトロポス「仲間なんて曖昧な関係を信じて依存する。それがなくなった時、どうなるんだろう」
この子は自分の創造主と言えども使えなくなったら切り捨てる。そう思っています。

それか今回明かされた事実。
風雅は義体だった、という事からグリオン様も義体で擬態していて逃げ延びる事も可能。
さらに言えば時を戻すケミーや蘇生出来るケミーもいますが・・・その辺の可能性は低そうに思えます。

という訳で・・・次回、もしくは次々回にグリオン様が敗北する可能性は非常に高い。
そしてその後どうなるかが非常に気になる、というかその後の敵組織のドラマが気になる 第26話 悪意をハバム、漆黒の風 感想でした。

以下 3月14日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。

一ノ瀬宝太郎


宝太郎「ありがとう蓮華お姉さん、錆丸先輩。でも今は自分にできること、やるべきことをやっていきたいんだ」
錆丸「やるべきこと・・・」
宝太郎「そうしていればきっとまたケミーたちに会える。そんな気がするんだ」

若干落ちいてきた感じがあるような。
錆丸先輩ドレッドの時は”わからない答え探すより 挑戦してみるのがHOMEWORK”的な感じで動いていたのに。
それだけ成長したって事なのかそれとも色々達観してしまったのか。なんかちょっと宝太郎っぽくないような気がしないでもない。
ミナト先生についてはあまり言及していないし・・・宝太郎も少し変わって来たような、と思えるシーンでした。

九堂りんね


りんね「こんにちは」
珠美「あっ九堂さん。いらっしゃい。珍しく疲れちゃったみたいで。ごめんね、せっかく来てくれたのに」
りんね「いえ。私のほうこそ・・・もっとしっかり支えてあげられてたら・・・」

宝太郎と違ってりんねは完全に変わった印象が。
前は守らればかリじゃ、と自分の力のなさを痛感していたシーンが多かったですが今は支えてあげなくちゃ、と感じている模様。
それだけりんねにとって仮面ライダーに変身した事が大きかったようですね。

宝太郎「んっ・・・何かあったの?」
錆丸「いや別に大したことじゃないよ」
蓮華「せや。お宝ちゃんは心配せんと・・・」
りんね「マルガムが現れた」
蓮華「優等生ちゃん!」
りんね「どんなに止めたって一ノ瀬は来る。ケミーと人の未来のために」
蓮華「せやな。せや・・・」
錆丸「行こう宝太郎」
宝太郎「うん。ぐっすり眠って体力も回復した感じだ」

仮面ライダーとして支えるだけではなく仲間として信頼するようにもなってきた模様。
・・・信頼?
宝太郎はほっとくと禁術に手を出すから私がルールを逸脱しない範囲で行動するように見守ってやらないと、と思っているだけかもしれない。
宝太郎はほっとくと自分の身を犠牲にして全部やりかねないですしね。その辺りは心配なんでしょう。
戦力的にも精神的にもりんねが宝太郎のパートナーになってきたという事ですかね?

りんね「しっかりしてお父さん!」
風雅「ここから先は君たちがグリオンの野望を砕くんだ」
りんね「嫌だ!いかないでお父さん!また私を独りぼっちにするの?」
風雅「心配するな。またきっと会える」
りんね「本当?」
風雅「ああ約束だ。私のかわいい娘。グリオンはウロボロス界にいる。ゲートは開いておいた。テンライナーで行くんだ」
宝太郎「わかりました」
風雅「託したぞ、未来を」
アイザック「錬金術で作った義体だったのか」

お父さん・・・会ったと思ったら一週で退場とか。ちょっと早い。
とはいえ本体は生きているっぽいようなのでまた再会は出来るとは思いますが色々とちょっと急ですよね。
りんねは前回色々聞きたいけど今はそれどころじゃないから我慢した様子もあるのでもう少し会話シーンがあっても良かったとは思うのですが・・・それは本体と再会してからのお話ですかね?

しかしりんねの母親の存在はあやふやだった思いますが「独りぼっち」で亡くなっている事が確定?
もしかしたら最初から存在しないとか・・・そういったオチはないですよね?

九堂風雅


ドラゴンマルガム「諦めよ。この世界の未来は偉大なるグリオン様のものとなるのだ!」
風雅「違うな。この世界の未来を決めるのはゆがんだ野望を求める者ではない。ただしく信じる道を歩み進める若者たちだ」
りんね「お父さん・・・」
風雅「その若者たちの行く道を私が照らす」
「アルケミスドライバー!」「アルケミスリンク!」
「GIGABAHAM!」「KUROANA!」
風雅「変身!」
「ダークインフィニティー!」「ブラックバハムート!」
ドラゴンマルガム「貴様、何者だ?」
風雅「我が字は仮面ライダーウインド」

風雅は仮面ライダーに変身できるのか・・・。
前回変身しなかったのは宝太郎に力を与えるためだとしても何故1話の時点で変身しなかったのかが気になります。
アルケミスドライバーが未完成だったから?それとも何か別の理由が?
そもそもこの体は義体だったので本体は使えない可能性もありますが・・・1話で登場したのが本体とは限らないですしね。この辺あとで解説してほしい。ただ単に1話で無双すると話進まないから、というのアレなのでやっぱりドライバーが無かったとかですかね?

しかしマジェードの強化フォームがこれになったりしないだろうか。セイバーの賢人って後半ジャオウドラゴン使ってたし。
マジェードはファンタスティックとコズミックのケミーを使用して変身しているので順当にいけばガイアードとドラゴナロスを使いそうですが・・・どうなる事か。

風雅「汝、全世界の栄光を得たりて一切無名は散ずべし」
ドラゴンマルガム「な・・・なんだと⁉」
風雅「お前はケミーの力だけに頼り過ぎている。大切なのはケミーと共に戦う意志だ」

そういえば詠唱付の錬金術使用しながら戦っているライダーはいない?
映画で先行登場したガッチャードは錬金術使用しながら戦っていたと思いますが本編ではやっていないような。
詠唱するよりケミーカード使った方が色々汎用性高そうだから?
風雅がこう言っている事から宝太郎も後半は詠唱しながら戦う事になるのかもしれない。

黒鋼スパナ


ラケシス「黒鋼スパナ!」
スパナ「仲間割れか?ミナト先輩を捜していたらとんだ場面に出くわしたようだな」

生徒たちはミナト先生を捜そうともしないのに・・・まあ前回あれだけ説得したにも関わらず失敗したので現時点では説得は不可能だと判断したのでしょう。そしてそれ以上に宝太郎が心配だったと思っておきます。
という訳でミナトの一番の理解者はスパナ・・・と言いたいところですがラケシスがその関係に入ってきそうな気もする。

スパナ「これでチェックメイトだ!」
「オカルトヴァルバラバースト!」
ドラゴンマルガム「フフフ・・・!」
スパナ「何っ⁉」
ドラゴンマルガム「なるほどこれが黒い炎か。だが我には通用しない」

またスパナがかませ犬に・・・いやマジェードもアイアンも敗北しているのでかませ犬ではないのですがなんとなく・・・。
ただマジェードは2号ライダーなので強化フォームがありそうですがスパナはこれ以上強化させてもらえるのか気になるんですよね。
そもそもヴァルバラドから仮面ライダーヴァルバラドに強化されてますし。ナーゴのファンタジーぐらい遅れてもいいので新フォームは欲しいと思ってしまう。過去のトラウマが完全に払拭された訳でもないのでその辺が解消されたあたりで・・・

枝見鏡花


鏡花「まずいな」
スパナ「評判のフレンチ。口に合いませんでしたか?」
鏡花「そうじゃない。ずっとマークしてたんだ。グリオンに捕らわれていたレベルナンバー10。ドラゴナロス。そいつがマルガムにされてる。となれば・・・向かう先は一つ。最後のレベルナンバー10ガイアード。それがグリオンの手に渡ればいよいよ10年前に果たされなかった悪夢が現実になってしまう」
スパナ「暗黒の扉・・・」
鏡花「ミナトくんの件は私に任せとけ。阻止するんだスパナ。やつが向かっている先は・・・地球環境科学館。ここにガイアードがいる」

鏡花さんが若干信用ならないと思ってしまうのはこういった微妙になんか隠しているっぽいシーンが多いから。
ドラゴナロスをグリオンが所有していた。ガイアードの所在を知っていた。しかし宝太郎たちはともかくスパナにも知らせていなかったっぽい?
敵ではないと思うのですがこの人もミナト先生ぐらい色々抱えていそうな気がする。

レベルナンバー10


ドラゴンマルガム「ドラゴナロス、ガイアードは最初に生まれしケミーなり。その規格外の強さゆえにレベルナンバーが作られ、のちの生まれたレベルナンバー10にはこの2体の姿に由来するXの文字が付けられた」
宝太郎「そんなこと・・・!テンライナーだってレベルナンバー10だ!」
ドラゴンマルガム「笑止!人間の弱い肉体で古代錬金術は扱えぬわ!」

最初に地球とドラゴンの生命体作ろうぜ!とかやったの誰だよ。もう少し段階を踏んで作って行こうよ・・・と思ってしまいますがこの手のやつは最初に作ったやつだ大体最強クラスなのがお約束なので止めておきます。
しかしレベルはどうやって決めたのでしょうかね?とりあえず属性ごとに10体作ったら突出して強いの出来たからレベルナンバー10にしてみた、といった感じなのだろうか。
それだと再錬成でレベルが変化するテンライナーの存在がよくわからなくなりますが・・・本当に誰がどうやって決めているのか。

あと人間には古代錬金術が扱えぬ、というドラゴンさんのお話ですが昔はどうやって使っていたのだろうか。
針馬みたいに自分の身を削りながら?それともグリオン様みたいに人形作ってそれに使わせていたとか?ちょっと気になります。

ラケシス


ミナト「俺を始末しに来たのか」
ラケシス「なんで・・・グリオンを裏切らなかったんですの?先生はあえて敵になることで生徒たちを成長させて仮面ライダーの力でグリオンを倒すために動いていたとばかり思ってましたのに・・・。このままグリオンに消されるぐらいなら一緒に逃げましょうよ。私、グリオンが怖いんですの。ねえ!先生から仮面ライダーたちに頼んでくださらない?私を守るように」

ラケシスがちょっと可哀そうになってきた。
いや・・・多分助からないですよね。
今まで散々人間をマルガム化させてきていざ自分が使い捨ての道具にされると逃げましょう、怖い、守ってください、とかねえ・・・。
悪役が因果応報で退場していくのは特撮どころか時代劇からのお約束ですがその命乞いシーンが長くなるとちょっと可哀そうに思えてきてしまいます。
戦隊だと色々やらかしてもなんとなく生存している敵っていますがライダーだと大体は退場しているので。
ギーツのベロバもケケラもやっている事は他の未来人と大差ないのに退場したしね・・・メラとかメロですら捕まっただけで消滅してないのに。

冥黒の三姉妹


アトロポス「やっぱりグリオン様の言うとおりだった。愚かな妹。お別れただラケシス」
クロトー「ラケシス・・・あれほど忠告したのに!」
ラケシス「お願い・・・許して!アトロポス!クロトー!」
アトロポス「貸して。僕がやるよ。変身」

アトロポス・・・なんで変身すると大きくなるの?
まあデカレンジャーのドギーの鼻よりは違和感ない気がしないでもない。
それよりグリオン様がラケシスの離反を予想していたという事はラケシスはそうやって作られた可能性はありそう?

21話で
クロトー「どうか私にお任せください。あのクソガキどもを倒したくて体がうずきます」
グリオン「そうだな。お前はそういうふうに作った人形だ」
とかやっていたので三姉妹は何かしらの意図があってそういった性格に設定した可能性はありそう。
となるとアトロポスは何のために、そしてどういった性格に設定したのか気になりますが・・・グリオン様は特に考えてなさそうな気もする。
ラケシスの処分はいつでもいい、的な事言っているしグリオン様は行き当たりばったり実験を繰り返すように作られた存在だと予想してみます。

グリオン


アトロポス「すみませんグリオン様。仕留め損ねました」
グリオン「処分はいつだってできる。それよりもっと大事なことを始めなければ。10年間、待ちに待ったケミストリーだ」
クロトー「開くのですね。暗黒の扉を」
グリオン「扉を構成する材料は10枚のレベルナンバー10だ。残る2体のうち1つはここにある」

いよいよ待ちに待ったケミストリーが起こせそうでウキウキなグリオン様。
自分が作った人形に逃げられるって相当あれですがその辺は気にしていない模様。そんな事だとケミストリーだ!と言わんばかりのグリオン様ですね。
・・・やっぱりこいつ誰かに作られた存在に思えてきた。意外に錬金上層部にこいつ作ったやつがいたりして。
操っていたと思ったけど実は手のひらの上でしたよ、とかありそうな気がする。

蓮華「やった!パパさん仮面ライダーが勝った!」
宝太郎「すごいな九堂のお父さん!」
りんね「うん」
風雅「うっ・・・⁉ううっ・・・」
りんね「お父さん⁉」
宝太郎「グリオン!」
グリオン「10年前はまんまとやられたが今はご退場願おうか、九堂風雅。ようやく我が理想の世界を見ることができる」

こうやってみるとグリオン様って弱くはないのですが・・・強くも見えない。実力でウインドを倒すならグリオン様強い!ってなるのですが不意打ちとかそういうのばっかりじゃないですか・・・。
まあスパナ<ドラゴンマルガム<ウインド<グリオン様、とかやると今後のインフレが心配になってくるのでその辺配慮したんですね。きっと。
ただグリオン様が実力で普通に強いところをきっちりみせてからクロスホッパーのかませ犬になって退場してほしいとは思っています。


以下、書き起こしたけれども感想・雑記に使わなかったシーン

ドラゴナロス「ドラゴーン!」
グリオン「レベルナンバー10を支配してはならない・・・か?」
ドラゴナロスを抑え込むグリオン
ドラゴナロス「ド・・・ドラゴーン・・・!」
グリオン「ドラゴナロス。貴様が最後の一体を連れてくるのだ。金色に染まれ」

グリオン「いい眺めだ。さあ実験を始めよう。黄金のケミストリーを」

グリオン「いよいよ時は来た・・・か」

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