暴太郎戦隊ドンブラザーズ ドン49話 さいごのおもいで 感想

終わってほしくないですが次回最終回になってしまった ドン49話 さいごのおもいで 感想です。

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感想


・・・次回本当に終われるのか?

今週多少の伏線は回収しましたが新追加幹部(その7、8)、ソノシ達の事を覚えていない(忘れた?記憶から抜け落ちた?)タロウなど新たな謎を追加しやがったドンブラザーズ。
そもそも敵の追加幹部を一人も倒していないどころか初期幹部すら全員生存している状態でさらに幹部を追加するとは・・・まごうことなき暴太郎戦隊。

まあ555の時も幹部ほとんど残っているのに最終回直前でバーベキューやったりしていましたが・・・555といえばソノヤが草加さんだそうで、いやこの話はあとにします。

本当に無事完結するのか心配になってしまいます。
しかし一応タロウの物語としては一区切りついているんですよね。

タロウの目的は幸せを知る事。
何故タロウは幸せを知らないか。
本人は幸せの意味がわからないと言ってはいましたが・・・
恐らく能力値が高すぎた為。

6話
タロウ「俺はなんでもできた。だから得意なものがない。似ているな。俺とあんたは」
43話
真ちゃん「いつでもどこでも変わらないな・・・君は。君は夢を持つほど不幸ではない。だから幸せを知らない」
44話
みほ「人間になってみてわかった。人間は小さなことで笑い、泣き、そして手が届かぬと知りながら時に遠くの星を見る」
タロウ「・・・どういうことだ?」
みほ「お前より私のほうが人間をわかっているということだ」

なんでも出来たから。
だからこそ夢を持たなかった。持てなかった。
そして欲しいものを願う事はなかった。
なぜなら欲しいものは全て手に入れる事が出来たから。
少なくとも物語開始時までは。

人に尽くし過ぎて他人から逃げられても。
誕生日に呼んだ人間が誰もこなくても。
タロウは疎外感をあまり感じてこなかったはず。

4話、おにぎりのおにでは自分は他人と相いれない存在だと感じてはいたもののそれをどうにかしようとは思っていなかった。
何故なら欲しいと願わなかったから。

しかし今のタロウは・・・
ドン引き家族でのけ者にされ、疎外感(しゃっくり)を感じたタロウ。
仲間から仲間外れにされたくない。
そんな思いを持ってしまった。欲しいと願ってしまった。
つまり仲間とずっと一緒にいたいという夢を持ってしまった。

トゥルーヒーローの粋な計らいで過去のトラウマを払拭するかのような誕生日パーティーを開いてもらったタロウ。
そこにはタロウがある意味夢見ていた、しかし自分には必要ないと思って封印してしまっていた幸せがあったはず。

そう。タロウは既に夢を持ち、幸せについて知る事が出来たのです。
タロウ「ああ、少しわかった」
といった具合に完全に理解した訳ではないのですが・・・逆に言えばタロウの本当の物語はここから始まると言っても過言ではないのです。

いやあ、いい最終回だった。
・・・違う。
冒頭でも書きましたが謎が残りまくっている。
そもそもドン家が不幸が不幸を呼ぶようなシステムを作ってまでドンブラザーズという戦隊を作った・・・とか上げるとキリがなさそう。

とはいえタロウの物語としては一応の区切りはついたはずです。
今回が最終回だったと言っても個人的には良かったような気がします。
しかし本当の最終回は次回。

はるかはソノザとトウサクの汚名を返上する事が出来るのか。
翼とストーカー・・・じゃないソノニとつよしと夏美の関係は?
特にメインストーリーに関わってこなかった真一は?
タロウの勢いに押されてなんとなく解決したような雰囲気になったジロウは?
タロウのライバルであるソノシは?
なんか急にキャラ変わったソノシゴロクは?
追加幹部の7と8は?
そしてしれっと予告に出ているムラサメとマザーは?
はるかの元カレの花村と母親はどうなったのか?
大野稔は本当に実家を継ぐことができるのか?
ドン・キラーとドン・キラー・キラーの決着の行方は?

色々気になりますが・・・やっぱり終わる気がしない。
いや終わってほしくない。
しかし泣いても笑っても次回いよいよ・・・いよいよ最終回。

ドンブラザーズという物語はめでたしめでたしとなるのか。
気になる ドン49話 さいごのおもいで 感想でした。

桃井タロウ


ジロウ「今の僕ならどうでしょう?タロウさんと戦ったら」
ソノイ「それは私も気になっていた。私はお前との勝負を諦めたわけではない」
タロウ「勝負か・・・俺はもうどうでもいい。誰が強いかなんてどうでもな・・・」
ソノイ「妙なことを言う。いつも一番でいたいのが桃井タロウという男だろう」
ジロウ「そうですよ。なんか変ですよタロウさん」
タロウ「そうか・・・そうだったな。それが俺だったな」

マジでなんか変ですよ・・・。
一体どうしたというのでしょうか?
前回の話はお供たちのチームワークを引き出した話(ジロウ除く)。これが切っ掛けなのでしょうか?

タロウの目的は幸せを知る事。
幸せを知るために他人に尽くし幸せを届けるのがタロウ。

前回の話でタロウがいなくてもドンブラザーズがヒトツ鬼を倒せる事が実証されました。
つまりタロウは重要な存在ではあるけれども必要不可欠な存在ではなくなってしまったという事?

自分がドンブラザーズのリーダーであり必要な存在だからこそある意味ドンブラザーズに尽くしてきたタロウが必要とされなくなってきている。
今回も冒頭でお供と一緒に特訓しようとしたけれどもお供達に特訓は必要ないと判断して自分たちの日常を優先してしまった。
自分は必要な存在ではなくなってしまった。

だからこそタロウは喪失感を持ってしまったのかもしれません。
何せお供達はタロウが幸せを届けなくても幸せを掴める存在。もうタロウにとってドンブラザーズで居続ける意義も意味もなくなってしまった。自分もドンブラザーズで幸せを知る事が出来ない。だからこその状態なのかもしれません・・・

はるか「そういえばさ、タロウ。前に言ってたよね。幸せの意味がわからないって」
翼「ああ覚えている」
真一「その後どうかな?少しは幸せがわかったかな?」
タロウ「ああ。少しわかった」
はるか「何、何?」
タロウ「それは・・・」
はるか「あっわかった!私たちと一緒にいること・・・でしょ?」
タロウ「バ・・・バカなことを言うな!誰がそんな・・・」
倒れるタロウ
つよし「脈がない・・・死んでます!やったー!」
はるか「やったー!」
はるか《い・・・いいのか?このオチ》

ですが実は既に幸せを知っていた、というオチ。
次週何事もなくタロウが復活していれば自分が考察したような状態だったと思っておきます。
・・・しかし最終回直前に主人公が死ぬって結構あった(キラメイジャーもリュウソウジャーも最終回近辺でレッド生死不明。ある意味ゼンカイジャーのジュランも生死不明)のですが・・・
仲間によって心肺停止状態に追い込まれるってのはなかなかないと思います。
ソノイ(敵幹部だったような気がする)によって心肺停止状態に追い込まれた、と書けば熱い展開に見えるのかもしれない。
・・・いいのか?このオチ。


タロウ「いや見ず知らずの者におごってもらうのは気が引ける」
翼《ん?見ず知らず?》
はるか「何言ってるの?タロウ。ソノシたちだよ」
ソノザ「そうだ。俺たちの敵だ!」
タロウ「ああ、そうか。そうだったな」

しかしタロウの状態が単にやる気がない、というだけならばこの描写はよくわからないんですよね。
単にどうでもいい存在だから覚えていなかったのか。それとも何かの副作用なのか。

タロウ「(王様鬼に対して)懲りないやつ・・・だが面白い!」

大野稔に対しては完全に覚えているっぽいので・・・単にソノシ達がどうでもよい存在だった可能性が?
仮にもラスト近辺で登場したライバルポジ的な敵幹部なのにこの扱いはどうかと思う。
・・・いやライバルは大野稔ですね。間違いない。


鬼頭はるか


はるか「あっはい!その前に報告したいことが・・・」
タロウ「なんだ?」
はるか「私のマンガ。連載決まるかもです!」
ソノザ「何⁉本当か?」
はるか「はい!前に編集長に見てもらった短編。出版社に持ち込んだらいけるって!」
ソノザ「なるほど。確かにあれは傑作だった!あの短編を長編にアレンジするというわけだな?」
はるか「はい!これも編集長のおかげです!」
ソノザ「そうとなればこんなことをしてる場合ではない。行くぞ!」
真一「アイタッ!」

吹っ飛ばされる真一が可哀そう。
本当に可哀そうなのはこうでもしないと話に絡めない状況なのですが・・・それはさておき。
椎名ナオキが連載完結してなおかつ行方不明(扱いになっているはず?)なのである意味バーター的な扱いで連載が決まった可能性が?
まあ経緯はどうあれ実力は元々ありますし連載決まったのは運ではなく諦める事なく描き続けた結果ですよね。
はるかは漫画かとして復帰してソノザに出世払いをしてほしいと思います。
しかし短編を長編にアレンジとか・・・編集長は人間世界に染まり過ぎだと思う。


雉野つよし


つよし「あの・・・僕も引っ越しの準備があるんで・・・」
翼「雉野・・・」
真一「ああっ!」
ソノニ「翼・・・」

吹っ飛ばされる真一が(以下略)
しかしつよしは引っ越すのか。まあドンブラザーズって基本的にどこにいても勝手に召喚されるので場所はあまり関係ないのですが・・・

山田部長「退職願⁉本気か?雉野」
つよし「・・・はい。人生を見直そうと思いまして。すみません。会社にも迷惑ばかりかけて・・・」
山田「そうだな。全くだ。ほっとするよ。辞めろ辞めろ」
一礼し、去ろうとするつよし
山田「ちょっと待て!やっぱり嫌だ・・・お前がいないと寂しいよ!」
女性「えっ部長?」
男性「泣くの?」
山田「辞めるな雉野・・・!」
雉野「部長~~っ‼」

仕事も辞める模様。
ただしこの描写だとどうなるか不明ですが・・・東映公式HPだとこれが初めてみほ以外の人間から認められた重要なシーンと書いてあったような。
案外つよしは普通の生活に戻れるのかもしれない。

つよし「じゃあこれで僕は・・・」
夏美「あの・・・もう少し一緒にいてもいいですか?」

・・・この問題がなければ。

つよし「どうぞ・・・」
夏美「引っ越すんですか?」
つよし「はい。犬塚さんが言ったとおり、全部忘れたくて・・・ここには・・・みほちゃんとの思い出が詰まってますから」
夏美「翼から聞きました。私そっくりの獣人のこと・・・」
つよし「バカですよね。化け物なんかに夢中になって・・・全部夢だった。そう思って忘れないと・・・」
夏美「私も同じ夢を見ていました。この部屋であなたと生きて楽しかった」
つよし「あの・・・どういうことですか?」
つよしを抱きしめる夏美
つよし「えっ・・・」
夏美「あっ、ご・・・ごめんなさい・・・」

走り去る夏美

夏美は完全につよしとの生活に未練があるような雰囲気ですが・・・果たしてどうなる事か。
もしこのままつよしと夏美が関係を戻せばつよしが翼に刺されるENDもあり得るのかもしれない。
前回(ジェットマン)ではブラックが理不尽な退場したから今度はブラックが戦隊メンバーを理不尽に退場させてやるぜ!的な事を考えては・・・いないですよね。井上先生。
どーんとハッピーエンドを期待しています。

しかし夢の使い方がなかなかに複雑。
つよしの夢は白昼夢のような夢、という意味で使っていますが夏美の夢は眠っていた時に見ていた夢で使っているはず。
同じ夢を見ていた、とは言っていますが同じ夢じゃないんですよね。
つよしは実際に体験。なつみはみほを通して夢として体験。
夢の意味合いは違えども同じ夢を見続けていた二人の結末は果たして。


犬塚翼


翼「雉野・・・いろいろ迷ったんだが紹介する。夏美だ。俺の彼女だ」
つよし「わかってますよ。みほちゃんは獣人だったんだ。もうわかってますから・・・」
翼「いやまだダメだ。お前にはみほを忘れて乗り越えてほしいんだ。そして以前の優しいお前に戻ってほしい」
ソノニ《仲間のことが心配なのか。優しいんだな翼》
つよし「そんな・・・そんな簡単に・・・」
翼「待て!」

基本的に翼は優しい。
夏美の件が無ければ一番常識人なのが翼。
・・・他のメンバーが全員やばいだけなのは多分気のせい。
まあ他はともかく困っている人間を助けた回数は一番多いのではないでしょうか?
だからこそつよしを助けたいと思ってつよしの元カノ(のような存在を)を紹介したのですが・・・

警官「犬塚翼・・・!至急、至急!」
翼「夏美!」
手を伸ばす翼。首を振る夏美
警官「大至急、応援派遣願いたい!」

一人逃走する翼

結果夏美から拒絶される事態に。
まあ夏美からしたら(どこまで事情を把握しているか不明ですが)自分を殺しかけたストーカーを復活させてその代償に指名手配されたイケメンより自分以外何も見ようとしてこなかったつよしを選ぶのもわからなくもない。
ような気がしないでもない。
実際夏美がどう思っているのかは不明ですが・・・結末が気になります。


ソノニ


パトカーに追われる翼とソノニ。変身し、パトカーを爆破させるソノニ
ソノニ「覚えておけ。二度と犬塚翼に手を出すな!」
翼「バカ!やりすぎだ!」
ソノニ「えっ?」
ソノニの手を引き逃亡する翼
ソノニ《あっ・・・!》

今まで無実の罪っぽいのに追われていた(多少の器物損壊や不法侵入はありましたが)翼ですがこれで完全に前科者ですね。
実際パトカーを破壊したのはソノニですが傍から見たら爆破犯の幇助をしているように見えなくもない。
果たして翼とソノニ(と夏美とつよし)の運命は?


翼「ここでやめるのもしらけるしな」
ソノニ《優しいんだな翼》

それはともかく今回のソノニは《》の台詞が多い。
翼に話しかけると怒られるから思っているだけにしたのだろうか。
気持ちはわからないでもないのですが・・・翼が負傷したらソノニがその二元をやりかねない。
果たして最終回誰も死なずに済むのでしょうか?


桃谷ジロウ


ジロウ「ソノイさん・・・改めてあいさつさせてください。桃谷ジロウです。ようこそドンブラザーズに」
ソノイ《こいつ・・・雰囲気が変わったな》

雰囲気が変わったな・・・と言っているのが元敵幹部なのが寂しい。
他のメンバーがジロウをどう思っているのか知りたい。
何せタロウと翼以外は最近ほとんど接触していないので・・・。
追加戦士が出るようになった直後の戦隊って追加戦士は本当に追加枠っぽく他のメンバーとの交流が少なかったのですが・・・最近の戦隊でそれをやらなくてもいいかと思います。


タロウ「お前少し変わったな」
ジロウ「どんなふうにですか?」
タロウ「うまくは言えないが・・・普通になった」
ジロウ「それ褒めてます?」
タロウ「ああ。普通のやつが実は一番怖い。そういうもんだ」

普通って難しいですよね。全てが普通のやつなんて逆に怖い。
斉木楠雄のΨ難で物凄い普通のキャラがいたような気がしますが・・・普通のやつが一番怖いというのはわからないでもない。
まあ実際にジロウが普通のやつかどうかは置いといて。
少なくとも初期に言われていた悪意のない悪ではなくなったと思いたいです。


ジロウ「僕が変わったとしたらそれはタロウさんのおかげですよ。僕はずっとタロウさんを見てきましたから。だからルミちゃんのことも乗り越えられたんです」
タロウ「俺はお前の田舎で寺崎の料理を食べた時に気づいた。寺崎の料理とお前がルミの手料理だといって食わせてくれた料理。あれは同じ味だった。ルミが作ったんじゃない。あれはお前が自分で作ったんだ。たぶん無意識のうちに寺崎に教わった料理を・・・」
ジロウ「僕がバカでした。でも、もう幻は卒業です」
タロウ「そうだな。それでいい」

・・・あの煮物。ジロウが作ったのか。
あの時瀕死の状態のジロウを復活させたのは寺崎さんの手料理だと思っていたのに・・・自分の料理で復活とは。
本当に他のキャラと絡まないですね。

まあルミちゃんの料理に突っ込むのは野暮な気がするので置いといて。
タロウを目標にしてきたからこそルミちゃんの事を乗り越えられたって事ですよね。
・・・まあジロウも闇ジロウもタロウのストーカーっぽいキャラだったしわからないでもない。
しかし寺崎さんはともかく三蔵一行が無視されているように聞こえるのは気のせいだと思いたい。


ドンブラザーズ


タロウ「新生ドンブラザーズ・・・番号!1」
ジロウ「あっちょっ・・・」
真一「2」
ジロウ「3」
はるか「4!」
つよし「5・・・」
翼「6」
ソノイ「7」
ソノニ「8」
ソノザ「9」
はるか《多い・・・》

多い・・・とはいえ最近の戦隊って9人ぐらい珍しくない気が。
前回のゼンカイジャーもフリントとカッタナーとリッキーとステイシーを含めれば10人ぐらいになりますし。
キュウレンジャーもキュウレンジャーなのに12人いたような気がしますし・・・9人ならそれほどでも?
しかしラスト直前回で新生ドンブラザーズと言うのは・・・ダイレンジャーで文字通り新生ダイレンジャーが最終回に出たのでそれに比べればまだ大丈夫?


真一「それでわざわざみんなを集めてどうしようというのかな?」
タロウ「特訓だ。人数が増えるとチームワークが乱れるからな」
ソノザ「一番乱すのはお前じゃないのか?桃井タロウ」
翼《完全同意》

タロウの項目でも書きましたがチームワーク云々というより(そもそも前回チームワークを引き出して勝利してるので)タロウが自身の居場所を失いたくなかった、という説を推しておきます。
ある意味一番チームワーク乱していますね。既に完成しているものに余計なものを付け加えようとしている感が。
まタロウの気持ちもわからなくもない。


五色田介人


介人「ちょっといいかな?」
ソノザ「ダメだ。忙しい」
介人「実はイベントの提案があるのだが・・・きっと楽しい時間になる」

はるか「ハッピーバースデータロウ!おめでとう!」
ソノザ「おめでとう!」
タロウ「いやちょっと待て。俺の誕生日はまだ先だが・・・」
はるか「えっ?マスターから聞いたんだけど・・・」
介人「すまない。どうやら勘違いだったようだ」
真一《妙だ。マスターがこんなミスを・・・?》

実際の話、単に元気づけようといった話ではなくタロウの居場所はここにある、と解り易く示してくれたんですよね。きっと。
さすがフォーエバーヒーロー。前回の人間不審者ばかりだったゼンカイジャーをまとめ上げたその手腕は今回もいかんなく発揮されてますね。
まさにトゥルーヒーロー。


ソノイ


ソノイ「ハンデをやろう。私たちは目隠しして戦う」
タロウ「面白い!」

・・・脳人の間では目隠しが流行っているのだろうか?
まあタロウは目隠ししても勝てるイメージはありますが・・・ソノイが率先して目隠しをするイメージはなかった。
前回やられた意趣返しのような感じ?
さすが感情を学んだ脳人、ソノイ。やり方が人間っぽい。


ソノシゴロク


ソノゴ「大体なんでッ目隠しなんてしたの?バカじゃないの⁉」
ソノロク「いやいや・・・お前だって・・・ほら見ろよ!ノリノリじゃん!」
ソノシ「もういい!内輪もめしている場合じゃないわ」
ソノゴ「そうね。私たちの本気を見せてあげなきゃね」
ソノロク「そうだ!俺たちが本気を出せばあんなやつらなど一発だ!」

本当に何で目隠ししたの?バカじゃないの?
と言っても前回の話。
本当に全滅しかけてもタロウがなんとかしそう(説明なく復活して全部倒しそう)なので・・・相手が悪かったとしか言いようがない。
本気を出そうがなんであろうがタロウを倒せる人物は存在しない。(ドン・キラー除く)


真一「ということは君たちもドンブラザーズに入りたいということかな?」
ソノゴ「あっううん。そうじゃなくて・・・力を貸してくれればいいのよ」
ソノロク「いやそれがどういう訳かヒトツ鬼のやつに狙われちゃってさ。それがバカみたいに強いやつで」
ソノザ「情けない!それでも脳人か?」

数話しか出ていないのに完全にドンブラザーズのキャラになっている・・・。初登場時は嫌味な敵幹部っぽかったのに。
まあ他の脳人にも言える事ですが。初期を見返してみたら脳人達は違和感しかないと思う。


脳人


ソノナ「ふーん・・・あれがドンブラザーズね」
ソノヤ「ピッチピチだな。ビンビンだ」
ソノナ「それにしても情けないのはソノシたち。まあどうでもいいけどね」

人選(ジュウオウバードとイエローレーサー)に意味はあるのでしょうか?
凄い気になるのですが・・・次週最終回なのに追加幹部を出すのはどうなのかと思います。そもそも敵幹部一体も倒していない戦隊初めてみましたよ・・・。
敵幹部がほとんど寝返ったチェンジマンだって女王アハメスとか倒しているのに。
本当に終わるのだろうか。そして草加・・・じゃないソノナはラスボスって解釈でいいのかな?


大野稔


ソノシ「いいよ!ドンブラザーズをやっつけてきなさ~い!」
王様鬼「うるさい!戦う相手はこの王が決める!勝負だーっ!」

キングオージャーは予告含めて全く見ていない(最近はTVで観ないでTTFCだけで見てるので本当に何も知らない)のですが・・・こんなキャラなのでしょうか?

王様鬼「王族分身の術!」

・・・いや多分違いますね。少なくともなんでも術ってつければいいと思っているハリケンジャーやニンニンジャーっぽい戦隊ではないと思う。
そもそも「勝負だーっ」てのはタロウの、つまりドンブラザーズっぽい要素に見えますし。
戦う相手はこの王が決めるってのはそれっぽいですが・・・


母「稔・・・今度という今度という今度という今度こそは大丈夫なんだろうね⁉」
稔「ああ。ごめん母ちゃん・・・」

まあドンブラザーズも終わりという事で大野稔は幸せに生きて行ってほしいものです。
・・・多分ダメだと思いますが。ヒトツ鬼自体は消滅しない世界観っぽいので。
しかしタロウのライバルはソノイより大野稔に見えます。初めてタロウがヒトツ鬼戦で苦戦したのは手裏剣鬼ですしね。大野稔がラスボスでもよかったかもしれない。
ソノイはライバルではなく親友ポジション。

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