冥黒王たちの出番が一切ないと思わなかった 第43話 愛・哀・AI? 憎しみを消す力 感想です。
感想
良い話だったなあ・・・
ただしそのためか冥黒王たちの出番が一切なかったのですが。
(グリオンはお前らみたいな人外にならん、と言っているので冥黒王じゃないですよね?多分)
もう終盤なのにギギストとガエリアの出番一瞬たりともなし。
そしてグリオン様の話も過去をちょっと匂わせただけで真相はほとんど語られず。終始鶴原兄弟の話で終わってしまった。
あとスパナと亜琉美の話、グリオン様と真美の話だけ?
43話という最終盤なのにラスボス候補の冥黒王たちの話を一切やらずにレギュラーメンバーの話だけで終わらせるとは・・・これは次回で雑にガエリアが処理されそう。
もう一般怪人よりも影が薄くなった冥黒王はおいといて。
今回明らかになったグリオン様の話。
・グリオン様の目的は真美の研究していたカメドーンではなく健一のAI
・健一のAIからドレットルーパーを錬成
・そしてアトロポスだけを可愛がるグリオン様
東映公式HPによるとドレットルーパーが最終決戦の鍵を握るそうですが・・・つまりラスボスはグリオン様でほぼ確定。
いや、もちろんグリオン様が滅んだ後にAIグリオン様が暴れまわる可能性もありですが少なくとも他の出番の少ない冥黒王たちよりは圧倒的にラスボス候補。
ラストのシーンを見る限りドレットルーパー自身がドレッドルーパーを生み出せる模様。グリオン様の錬金術を、つまりは錬金術の始祖ジェルマンの錬金術をAIで模倣して使える、みたいな感じなのでしょう。
ああ、これは結構ヤバい敵ですね。アルティメットリバイスみたいなものか・・・悪魔過ぎる。あんな化け物相手にしていたギフ様が可愛そう。
それにどう対抗していくのかは気になるところですが・・・そんな事はさておき。
今回他に気になる点が。
クロトーがグリオン様を「グリオン様」と呼ばずに「グリオン・・・様」みたいな呼び方を。完全に心の距離が離れて行ってしまっている・・・。
そもそもクロトーが家族一緒に過ごしたい、と願っている時にグリオン様はその中にいなかったですしね。もう完全に家族扱いされていない。
逆にグリオン様はアトロポス以外目に入っていない模様。
自分のために椅子を作ってくれた愛娘以外目に入っていないグリオン様。
そんな姿を見てドン引き・・・しているかは微妙ですが何か思うところのあるクロトー。
これはもうクロトーもラケシス同様に離反フラグが完全にたったような気がします。ただしクロトーは冥黒王の力で暴走しかけているのが気になるところですが。
もう自分のガッチャ、三姉妹で一緒に過ごすのは無理だと判断してすべてをぶち壊し始めるのか。
それとも唯一残ったラケシスのために動くのか。
気になるところですが・・・ラケシスかクロトーのどちらかは片方かばって退場しそうな気がする。
どういった展開をたどるにせよ残り6話ぐらい?
次回と次々回が加治木と聖さんとガエリア回になるはずなので残りは本当にごくわずかとなってしまっているはず。
グリオン様はなぜアトロポスだけを寵愛するのか。
三姉妹はそれぞれの夢をガッチャできるのか。
冥黒王は多少なりとも偉大なところをみせて活躍できるのか。
色々気になってしまう第43話 愛・哀・AI? 憎しみを消す力 感想の感想でした。
完全に本編に関係ない話ですがグリオン様は真美に何を囁いたのだろうか。
やっぱりライダーであれ系のささやきとなると・・・「自分のウソにノれ」だろうか。
・・・いや違う。それだとグリオン様が味方側になってしまう。
気になるけれども尺的に明かされない気がしないでもない。
以下 7月13日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。
黒鋼スパナ
グリオン「出迎え、ご苦労」
スパナ「グリオン・・・貴様をもう一度地獄へ送ってやる・・・!」
グリオン「お前にもう興味はない」
ゴーレム「グオッ・・・!」
スパナ「ジェルマンのゴーレム・・・」
グリオン「やつの力は全て頂いた。潰せ」
お前にはもう興味がない、という事は黒い炎の力に興味がなくなったという事?
つまり同時にギギストにも興味がない・・・のは最初からだった。
とにかくグリオン様はスパナにケミストリーを仕掛けることが無くなった模様。
とはいえスパナが黒い炎の真の力に目覚めれば興味を持つ可能性はありそうですが・・・残り5話ぐらいでその話をやるのかどうか。
さらに言えばこのペースだとスパナに強化フォームが登場するかどうかすら怪しくなってきた。ギーツのブジンソードが41話。ナーゴのファンタジーが44話に登場。
・・・スパナは無理でもせめてりんねに強化フォームください。このまま宝太郎一強過ぎるのはどうかと思う。錆丸先輩がエクスガッチャリバーで見せ場があったので強化フォームがなくてもスパナもギギストを単独で倒す見せ場は作ってほしい。
真美「亜琉美!」
スパナ「アイザックがこいつの位置を教えてくれたんだ。あんたの研究は人の命を救った。おい・・・起きてるなら下りろ」
「お兄さんのこと今日から私の超A級にしてあげる」
スパナ「勝手にしろ」
東映公式HPによると今回の件がスパナにとって大きな影響があったとのことですが・・・次回加治木と聖さん回なんですよね。スパナが覚醒するなら本当にそろそろ出してほしい。
しかし今回の件が関係するとなると亜琉美関連?守るべきものが明確になったとか?ただスパナはラケシスとフラグ立てまくりなのでそちらがどうなるのか・・・いや、もう本当に早く超A級らしいところをみせてほしい。
鶴原錆丸
宝太郎「先輩!」
カメドーン「カメドーン!」
錆丸「カメドーン・・・僕に力を貸してくれ!ハアアアーーーッ!!」
カメドーン「カメドーン!」
宝太郎「いけーっ!」
「エクストラ!」「ストラッシュ!」
錆丸「フフッ・・・」
今週の良い見せ場・・・なのですがこれはジェルマン戦でやってほしかった。ニジゴンがスパナとりんねを応援するゴン!とか言いながら宝太郎とニジゴンだけでジェルマンをボコボコにしていたので・・・。
あれを応援といってよいのだろうか。
それはさておき。
錆丸先輩に深く関係しているドレッド零式をこれまた深く関係しているエクスガッチャリバーで撃破。錆丸先輩の見せ場としてはこれ以上にないぐらいいい話なのですが・・・この辺の尺をすぱなかりんねに回してほしいと思ってしまうのは私の心が荒んでいるのだろうか。
錆丸「この絵・・・」
蓮華「ごめん。勝手に絵、見ちゃって・・・」
錆丸「ありがとう。もう一度見たいって思ってたから」
蓮華「サビーもちょっとは大人になったんやな」
アイザック「蓮華みたいにいつまでもガキじゃいられねえからな」
蓮華「なんやこの毒舌タブレット。謝って損したわ!ハハハハ・・・ハハハ」
そういえばTTFC配信のアニメの方で蓮華姉さんと錆丸先輩の出会いが描かれていました。
・・・いや、あの話本編でやってほしい。あのアニメはメタ的なネタぶっこんでくる時が多いので正史なのかそれともアニメだけの話なのか非常にわかり辛い。そもそもあのアニメに登場していたアカデミー生徒って今誰も残ってないですしね。グリオン様にケミストリーされた挙句、周囲の人間の記憶から消されてしまったのだろうか。
アイザック
健一「情けねえやつだな。また、いじめられたんだろ。お前にやる。俺が錬金術で作ったお守りだ。入っているのは完全な魂じゃなくて俺のコピーだけどな」
毒舌なのは錆丸のコピーではなく健一のコピーだった模様。
この技術を利用してグリオン様はグリオン様コピーを大量に作るようですがそれはさておき。
つまりは錆丸先輩ずっとお兄さんのコピーと一緒にいたって事ですよね。その設定を知るとこれまでの錆丸先輩の印象がちょっと変わってきたような気もする。
金剛真美
真美「かつて私はグリオンと共同研究を行っていました。彼の研究に心酔していたのです。のちにグリオンの危険な思想に気づき、彼から離れこの研究所を作ったのですが・・・」
錆丸「知らなかった、そんなこと・・・」
真美「グリオンは必ず現れます。ここの研究を狙って」
先週と今週の話を見る限り心酔していたのは研究だけではないようですが。
どうも男女の関係に見えてしまう。グリオンが真美をどう思っているかは不明ですが真美はグリオンに対して同僚以上の感情があったように見えてきます。ただしそれと同時に危険な思想を恐れているっぽいですが。
この辺の話の真相が気になるところですが明かされることはあるのだろうか?
グリオン
グリオン「見~つけた」
錆丸「グリオン・・・!」
グリオン「鶴原健一。私のためによく働いてくれた。ここまで、できていれば上出来だ」
錆丸「まさか・・・グリオンの狙いはアイザック!?」
グリオン「褒美をくれてやろう。貴様にお似合いの生物もどきを。さあ金色に染まれ」
↓
真美「グリオン!それ(アイザック)をどうするつもり?」
グリオン「これはお前では作れなかったケミストリーだ。ここにそれ以外の価値はない」
グリオンの本当の目的はアイザック。
そして真美の行っていたケミー研究の価値はないとの事。
これはスパナの黒い炎の力に興味がなくなったように今のグリオン様にとってケミーの研究などはどうでもいいと考えているのか。
それともすでに真美の行っている研究はすでに自分でケミストリーしたから価値はないと考えているのか。
個人的な予想ですが・・・やっぱりアトロポスはグリオン様が作り出したケミー、もしくはケミーと似たような生命体ではないかと思います。グリオン様は冥黒王が作った人形である以上、子供は作れないと思われますがアトロポスだけは娘扱いしているんですよね。
人形であり生命を生み出せないはずの自分が作り出せた生命体なのでアトロポスを自分の子供のように扱っている。そんな気がする。
まあ真美とグリオン様の関係はともかくアトロポス関連の話はやってくれると思うので真相が明かされる時を楽しみにしています。
グリオン「悪くない実験だった」
真美「待って!グリオン・・・」
真美に何かを囁き、去っていくグリオン
何を言ったかは不明ですが今回気になる点が。
グリオン様は誰も殺 そうとはしなかったんですよね。亜琉美は逃げ遅れていましたが直接自分が誰かをやろうとことはなかった。
攻撃してきた錆丸に対してはドレットルーパーで反撃していましたが他にやった事は施設に火をつけた(あと健一に精神攻撃)ぐらい。まあ元々人間の生死にはあまり興味ないグリオン様ではあるのですが今回は何か思うところがあったのだろうか。
とするとやっぱり真美と昔何かあって真美関連の物には極力手を出したくなかったとか?まあ施設を全焼はさせているのですが。
もしかしたら人間を愛すると言っていたジェルマンの影響なのかもしれないですが・・・とにかくこの謎の囁きに関しては後できっちり明かしてほしいと思ってしまう。
クロトー「グリオン様・・・」
アトロポス「グリオン様にふさわしい玉座をお作りいたしました」
グリオン「アトロポス・・・素晴らしい。偉いぞ我が娘よ」
アトロポス「お父さん・・・」
グリオン「いいものを見せてあげよう。私はさらなるケミストリーを手に入れた。黄金郷が実現する日も近い」
専用の椅子が用意されたライダーのラスボス(暫定)って久しぶり?
ゼロワンの滅というかアークは基本的に立ちっぱなし。
セイバーのストリウスも座っているシーンはあった気がするけれども基地がないので基本的に座っている印象はない。イザクは立派な椅子があった気がするけどあいつラスボスじゃないし。
リバイスのギフ様は・・・棺はあった。椅子はなかった。ような気がする。リバイスのラスボスが誰かと言われてもよくわからないですが。バイスは違うし狩先も違う。やっぱりギフ様?
ギーツのスエルもなかったはず。ニラムはしょっちゅう座っていた気もしますがスエルは立ちっぱなしというか浮きっぱなしだったような。
という事で久しぶりにラスボス(暫定)にふさわしい椅子を用意してくれた愛娘に対して「いいものを見せてあげよう」とか言ってしまう気持ちはわかる。パパは相当嬉しかった模様。
まあ実際どんな関係なのかは不明ですが・・・この複雑な家族関係がどうなるのか。ガッチャードで一番気になってしまっています。
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