王様戦隊キングオージャー 第6話 王子の帰還 感想

ギラは自他ともに認める邪悪の王となってしまうのか? 第6話 王子の帰還 感想です。

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感想


ギラが着々と邪悪の王への道を突き進んでいる・・・

ラクレスやバグナラクによって名実ともに正義のラクレス王に反逆する邪悪の王へと仕立てられているギラ。

どこまでがラクレス、そしてバグナラクの仕込みかは不明ですが守るべき市民からラクレス王に敵対する勢力として認識されてしまったようです。

そんなギラの現状をラクレス・バグナラク視点で整理。

まずラクレス視点。
ラクレスからしてみればギラを処刑したかったのは確かだと思われます。
なにせ現在巨大戦力に立ち向かえるのはキングオージャー(ロボ)のみ。

バグナラクに対抗する為にはキングオージャーが必須。
そのキングオージャーを制御できるのは現状ラクレスとギラのみ。

何故技術担当にヤンマですら詳細不明の小細工を仕掛けられたかは不明ですが
現状ラクレスの力無しに国を守る事はできないはず。
ギラという例外が存在しない限り。

ギラさえいなければ完全に他の国を勢力下に置くことが可能な現状、ギラを野放しにしておくことが出来ないですよね。
これまでの話を見る限りギラは損得関係なしに国を、そして民を守ろうとする事は確実。ラクレスにとってバグナラク以上に邪魔な存在なはずです。
なのでギラは確実に処刑したいはず。もしくは確保したいはず。

一度受け入れるような演出をしたのは生死不明だった王子が戻って来た直後に処刑されると世論が納得しないと考えたからか、それとも何か他の理由があるのか。
理由は不明ですが何かしらの意図があるはずです。

まあ何にせよギラを自由にさせておく理由はないはずです。
何をするにしても邪魔なので。

次にバグナラク視点。

理由は不明ですがバグナラクはギラを欲しているようです。
シュゴッドが関係していそうですが。

今回カメジムが見せびらかすようにゴッドスコーピオンを持ってきた挙句あっさり奪われていましたが・・・ギラに渡す・覚醒させるのが本当の目的?

自分たちの力で覚醒させる事が出来るのであればやっているはず。
やらない理由が特にないので。
三大守護神の最後の1体の覚醒に今回の芝居が必要なら話は違いますが・・・手にしたのはいいけれども覚醒できなかったのではないでしょうか?

だから世界を盾にギラを要求したのだと思われます。
交渉が決裂したからギラに渡すように仕向けた可能性が高そう。

逆に言えば覚醒方法も知らずに奪ったという事になりますが・・・人間・バグナラク双方色々情報が足りていない可能性がありそう。
なにせ人間側もあれが三大守護神だと知らなかったので・・・。

なんにせよギラはラクレス・バグナラク双方に狙われる事となってしまった訳です。
ラクレスにとって世界を支配できる、そしてギラを処刑出来る大義名分が揃ったのは偶然か必然かはわかりませんがギラにとっては世界のほとんどが敵の状態。

世界を支配しようとするラクレスを討つ、という事で打倒ラクレスを誓ったギラですが現状についてどう思っているのでしょうか?
自ら望んで邪悪の王となる事を決意した訳ですが実際に自国民から反逆者と罵られる現状は辛いものがあるはず。

その状況を打破できるのは・・・他の王国の王?
今回執拗にゴッドスコーピオンを狙ったヒメノですがそれには何か深い理由がある模様?

これまでギラは各王国を周り、王の王たる姿を見てきた訳ですが仲間になった訳ではないですよね。
次回以降はギラが王となるべく王達と同盟を組んでいく話になるのでしょうか?

ギラは自他ともに認める邪悪の王となるのか。
それともシュゴッダムの真の王となるべく成長していくのか。

色々と気になる 第6話 王子の帰還 感想でした。

ギラ・ハスティー


ヤンマ「バグナラクが狙ってんのはてめえの力だ」
ギラ「力・・・?」
ヤンマ「言え。どうやってシュゴッドをコントロールした?」
ギラ「シュゴッドは仲間だ。僕はただ仲間に力を貸してもらってるんだよ」
ヤンマ「んなこたあ、あり得ねえ!とにかくてめえがバグナラク側に行くってことはキングオージャーと三大守護神。全部ぶん取られるってことなんだよ。てめえはどっち側だ?」
ギラ「バグナラク側なわけないだろう!」
ヤンマ「じゃあラクレスサマにつくのか?王子サマ」
ギラ「それも違う!僕の過去はここにはない」
ヤンマ「忘れんな。ふ抜けたまねしやがったら俺がぶちのめす」
ギラ「見てろ」

オージャカリバーを使えるのは王家の血筋、というのは5話で判明した事実ですがシュゴッドをコントロールする力は未だ謎のまま。
明らかにシュゴッドと会話しているように見えるシーンもありますが・・・ラクレスも使えるシュゴッダム王家の能力なのか、それともギラ固有の能力なのか。

ラクレス「決断の時だ。私に下り、国を守るかそれとも・・・」
ギラ「来い、クワゴン!」
ラクレス「ギラの剣は?」
ドゥーガ「ここに」
キングスピーダーを呼び出すギラ
ギラ「お前に仲間は渡さない」
ヒメノ《ギラ・・・本当にシュゴッドと話せるの?」

このシーンを見る限りラクレスはオージャカリバーさえなければシュゴッドの操縦は不可能と考えていた模様。
つまりラクレスは使えない、もしくはラクレスも同様の能力を持っているけれどもギラには使えないと思っていたのか。
ラクレスはオージャカリバーZEROを使用してシュゴッドを操縦している模様、さらに言えばギラのような能力を持っているなら機械制御でキングオージャーを使用しようとは思わないはずなので・・・ギラ特有の能力で間違いなさそうですね。

なぜギラだけ特殊な能力があるのかは不明ですが・・・それは今後明かされる事でしょう。多分。
・・・いや、多分というのはドンブラでタロウが説明なしに追加装備使っていたので・・・。あれはドンブラだけだと思いたい。オミコシフェニックスとはいったいなんだったのか。椎名ナオキが使っていた件も含めて。


カグラギ「ラクレス殿、これを・・・」
ゴッドスコーピオンを奪うギラ
ラクレス「どうした?我が弟よ」
ゴローゲ「おお・・・!ギラ王子も一緒に戦ってくれるのですね?」
ギラ「ラクレス!「大切な国民を守る」?ハッハッハッ・・・よくもいけしゃあしゃあと薄っぺらな嘘がつけるものだ!」
ラクレス「やはり私の邪魔をするか・・・偉大なる我が国民たちよ!この男は王である私に刃を向け、皆を危険にさらすシュゴッダムの敵だ!」
ゴローゲ「敵・・・⁉」
ギラ「それでいい。貴様ごときに任せればこの国は滅びる!そうなる前にこの俺様がシュゴッダムを奪ってやろう!」
ゴローゲ「なんてやつだ!」
コガネ「もうギラ・・・」
ギラ「俺様が世界を支配する!」
ゴッドスコーピオンを呼び出すギラ
ギラ「いくぞサソリーヌ!」

結局ギラはラクレスだけではなく市民まで敵に回してしまう展開。
ここまで想定していたのかは不明ですが・・・多分ないですね。

ラクレスは「大切な国民を守る」気はない。その後の事は全く考えていないけれどもとにかくラクレスを討てれば自体は改善する、的な発想。
・・・前にカグラギがラクレスの事を邪知暴虐の王と評していましたがギラが走れメロスのメロスに見えてきました。あれぐらい単純。
まあメロス程酷くはないですが。多分。

国には戻ったけれども居場所を失ったギラ。
このままラクレスを打ち倒し邪悪の王となるのか。それともメロスのように王を改心させるのか。
ラクレスの真意も気になるところですがギラの行動が気になる展開です。


ゴッドスコーピオン


ギラ「ありがとうクワゴン!どうしてキングオージャーを呼べないんだろう?ゴッドスコーピオンのサソリーヌ?クワゴンの友達か?サソリーヌがいれば大丈夫なんだな?」

さそりのシュゴッドでサソリーヌ。
全然関係ないですが神代剣が岬祐月をミサキーヌと呼んでいたのを思い出させます。
カブト終盤でラスボスっぽいやつと思われていたカッシスワームをスコルピオワームが毒であっさり支配下においていたシーンがありましたが・・・今回の件も似たようなものの可能性が?
ゴッドクワガタZEROに操られていた他のシュゴッドをミサキーヌが毒で無理やり解除した、という展開?


ヒメノ・ラン


ヒメノ「ゴッドスコーピオンをちょうだい。そしたら交渉してあげなくもない」

ヒメノ「あれ(ゴッドスコーピオン)は私のもの・・・!」

なぜかゴッドスコーピオンに執着しているヒメノ。

4話のヤンマとの会話シーン
ヒメノ「ねえ、あの・・・カブトムシ?三大守護神って何?欲しいんだけど」
ヤンマ「なんで知らねえんだよ・・・大昔にチキューを救ったレジェンドキングオージャーの一部だろ」

このシーンからすると三大守護神の存在すら知らなかったはずですがなぜかゴッドスコーピオンの事は知っていた模様。
過去に大切なものを失った災害(人災?)にゴッドスコーピオンが関わっていたのを知ったとか?
4話の会話で三大守護神の事を知った。その後色々調べてみたら自身が関わっていた事を知ったとか。
もしくはゴッドスコーピオンの能力を知り、欲するようになったとか。
薬と毒って紙一重ですからね。ゴッドスコーピオンの能力が医療目的で使える可能性もありそうです。
ただ他の王より三大守護神に詳しいと思われるラクレスですらようやく所在を知ったばかりのゴッドスコーピオンについて詳しい事を知っているような様子なのは・・・謎ですね。


カグラギ


ギラ「ラクレス・・・!」
ラクレス「歓迎しよう。我が弟よ」
ラクレスに斬りかかるギラ。それを止めるカグラギとリタ
ヒメノ「・・・でしょうね」
ヤンマ「ハッ・・・止めんなよ」
リタ「ここで引かねば裁く」
カグラギ「まずは落ち着きましょうギラ王子」
ギラ「王子と呼ぶな!僕をこの男と一緒にするな・・・!」

カグラギ・・・今週台詞が少ない。
というかこの人会議では意図的に発言を避けているような気もしてきました。後からあの言葉はなんだったのか、と追及されるの防ぐ為に。
普段は思ってもいない事をペラペラと喋りまくっているキャラが会議になると必要だと思われる事以外だんまり、というのは面白いですが・・・会議でも主導権を握れるようなキャラになってほしい。
もしくはこのシーンでギラを止めたように無駄な事はしないだけかもしれません。

この時点でラクレスを討たせても混沌とするだけで問題解決には至らない。
会議で主導権を握ろうとしないのもラクレス(シュゴッダムの戦力)なしでバグナラクを討つのは難しい、なので現時点ではラクレスのやりたいようにやらせている。

といったような?
なんにせよキングオージャーの中で一番状況が見えているのはカグラギっぽいですね。


リタ・カニスカ


リタ「どうしよう・・・秘宝、盗まれちゃったよ」
もっふん「この世の終わりだね~」
リタ「仕方ないじゃん。言い伝えあるだけであるなんて知らなかったんだもん」
もっふん「知らなかったで済んだら裁判所はいらないよ~」
リタ「ああっ・・・」

前回の感想でリタともっふんのシーンを全てリタ表記にしてしまいましたが非常にわかり辛いので今後はもっふんの発言はもっふんのものとさせていただきます。もっふんはもっふんだもの。

しかし自虐が過ぎますね。知らないで済むなら裁判所はいらないって。
まあ自身も今まで散々知らなった、という人間を裁いてきたはずなので知らんなかったでは済ませられないというのはわかりますが。そういう性格のキャラっぽいですしね。
ただしこの後の会議で完全に開き直っているのは・・・まあそれも含めてリタっぽい。

知らなかったからと言って罪が消える訳ではない。しかし現時点でその事を追求しても無意味。事態打開に向けて前向きに検討していくのが筋ではないか。

といった感じ?
まあその際に謝罪すらしなかったのは・・・多分前回同様キレていたんでしょうね。リタからすれば所在すら不明の三大守護神が何故か自国にあって襲撃されてしまった、という理不尽な状況ですし。
むしろ会議中に叫ばなかっただけマシなのかもしれない。
いやきっと省略されただけで奇声を上げたシーンがあったんですよね。だから会議では開き直るだけで済んだ。リタ頑張った。


ラクレス・ハスティー


ラクレス「ギラ・・・君は幼い頃に誘拐されたんだ」
ギラ「誘拐・・・?」
ラクレス「地球の隅々まで捜したが見つからなかった。これが明るみに出ればシュゴッダム王家の名誉に関わる。だから君は存在そのものを隠されてしまったんだ。この奇跡を喜ぼうじゃないか!これからは共にバグナラクと戦い、このシュゴッダムを繁栄させよう!」
ギラ「「民は道具。私が国だ」お前の言葉だ!僕は忘れない・・・子供たちを犠牲にするお前を僕は許さない!」
再度ラクレスに斬りかかるドゥーガに押さえつけられるギラ
ラクレス「残念だよ。さあ会議を始めよう」

さてどこまでが本当でどこまでウソなのか。
1話の時点でギラに対して自分の野望をペラペラ喋っていたのは恐らくわざとですよね。なにせ城に侵入したギラを見てラクレスは笑っていたので。シュゴッドが襲撃されればギラは来ると想定していたはず。
つまり捜しまわった訳ではなく意図的に放置していたはず。奇跡でもなんでもない。

誘拐された、というのは本当のような気がする。
ただし誘拐されたのではなく誘拐させた。意図的に城から遠ざけていた可能性がありそう。理由は不明ですが。
ゴッドスコーピオンの情報が漏れた事からシュゴッダムにバグナラクの内通者がいそうではありますが(ボシマール?)・・・それ関連?

そもそもその事実を当事者であるギラが知らず、ラクレスだけが把握しているという状況がおかしいですよね。
物心ついていない時に攫われたのならともかくレインボージュルリラの回想を見る限りそこそこ長い期間城で生活していたっぽいですし。

ギラの記憶がない件も含めてどこまでが計算・演技であるのか。気になるところです。
ただし前回裁判で負けた時は想定外だったようにも見えます。裁判で負けたから次善の策を実行している最中とか?


ラクレス「私が皆を・・・シュゴッダムを救う!降臨せよ!キングオージャー!」
「キングオージャーZERO!」
ギラ「キングオージャー?どうして・・・!」
繭を破壊するキングオージャーZERO
ギラ「あっ・・・!ん?あれはクワゴンじゃない・・・誰だ⁉うっ・・・なんだ⁉サソリーヌ!ううっ・・・!」
キングオージャーZEROに毒を打ち込むゴッドスコーピオン
ギラ「あっ・・・!何をしてる⁉」
ゴローゲ「やっぱりギラ王子は極悪人だーっ!」
ギラ「そんな・・・どうして・・・!」

ラクレス「機は熟した」

どこまでが計算通りかは不明ですが機は熟した模様。
1話での襲撃の際にキングオージャーZEROを使用しなかったのは使用できなかったのかそれとも計算なのか。
自国だけが攻められている状況でロボ出してもあまり意味はないですからね。全世界が狙われている状況で自身の力を示した方が効果的と言うもの。
多少の計算違いはあったかもしれませんがこの状況を想定し、準備してきたのは確かなようです。
果たして何の目的でこのような事をしているのかは不明ですが・・・個人的にはギラを王にさせようとしている風に見える。
ギラが邪悪の王を演じていたようにラクレスも邪知暴虐な王を演じていました、という展開。

バグナラクの進行を知ったラクレスだが自身の能力では世界を守る事が出来ないと判断。シュゴッドを操りバグナラクに対抗できる貴重な能力を持つギラが狙われる可能性を考慮して誘拐させて安全を確保。その間自身は国政を担い国を守って来た。
他の国に圧力をかけてバグナラクに侵略に備える。(無理を言って技術開発を促進させたとか?)そして他国の国王に不信感を植え付ける。
気は熟した為、自身が5王国を従わせバグナラクに対抗を始める。
最終的には重要な局面で自身の不正を暴かせ(恐らくリタに)ギラに討たせる正当性を持たせる。
これまでの悪行(歴代シュゴッダムの圧制も含めて)を一身に背負って自身は退場。ギラを正当な王にする、という筋書きではないかと予想。

もちろん走れメロスの特に考えもなく(多分)人々を苦しめた邪知暴虐のディオニス王のような存在の可能性もありますが・・・ラクレスの真意が気になるところです。


会議シーン


リタ「これより繭に対する緊急会議を始める」
ヒメノ「あれ(拘束されたギラ)気になるんだけど」
カグラギ「何かされた時、止められるのは我々だけですから」
リタ「早速だが、ゴッカンにあった秘宝がバグナラクに盗まれた」
ヤンマ「はあ⁉」
リタ「世界の危機だと思う。以上」
ヤンマ「サラっと言ってんじゃねえよ・・・」

サラっと開き直ってる・・・。まあリタの項目でも書きましたが知らなかったでは済まされない、責任は取るとか言っても意味ないですからね。責任取れないですし。
つまり追及するだけ無駄。サラっと流すのが正解・・・かどうかは不明ですが本題に入る事を優先した(叫ばなかった)リタは頑張った。

ラクレス「伝承のとおりならばゴッドスコーピオンのシュゴッドソウルだろう」
リタ「バグナラクがギラを要求しているのはギラの持つシュゴッドを意のままにできる能力を使い三大守護神を手に入れるためと思われる。今後の対策を決める」
カグラギ「ギラ殿を渡してはかえってチキューを危機にさらすことになります」
ヤンマ「かといって繭を放っておいてもアウトだ。爆発するか、でけえ怪物が出てくるかの強制2択。たちが悪すぎる」
リタ「5王国同盟に基づき、協力して繭の対応にあたる。これが現実的だ」

基本的にリタは最善策というか現実的な案を出してますよね。
この辺は裁判長っぽい。
カグラギが案を出してもいいっぽいのですが・・・この会議。ほぼ発言ないんですよね。カグラギの項目でも書きましたが意図的に発言を避けているようにも見える。余計な発言して後々追及されないように、と。
いつも余計な発言ばかりしているのに・・・さすがオモテなし王殿様。

ヒメノ「協力って・・・あんなのキングオージャーくらいにしかどうにもできないじゃない」
ラクレス「そのとおり。だから皆、私に従ってもらう」
ヤンマ「ああ?なんでそうなんだ?」
ラクレス「シュゴッダムは5王国同盟を破棄する。キングオージャーはシュゴッダムが独占する。国を守りたいなら私に忠誠を誓え。そうすれば守護神の力を分け与えよう」
リタ「国を渡せと?」

回りくどい言い方をするラクレスに対してリタが簡潔にまとめてくれた。リタ頑張った。
まあカグラギも簡潔にまとめられそうですが・・・言っても言わなくても変わらないんですよね。どうせこの状況では従うしかないので。
なのでわかっていても発言しなかった、というのが正解な気がします。

ヤンマ「落ち着け。こいつにキングオージャーを動かすことなんてできねえ。ハッタリだ」
巨大化したサナギムがシュゴッダムの街を破壊しはじめる
ギラ「まずい・・・いつまでそうしてるつもりだ」
ヤンマ「わーってるよ。会議は中断だ」
王鎧武装出来ないヤンマ
ヤンマ「なんで・・・⁉」
ヒメノ「こっちも反応しない!」
ラクレス「どうした!シュゴッドの故障かな?」
ヤンマ「てめえ・・・何、小細工しやがった!」
ラクレス「これでわかっただろう。キングオージャーは私の支配下にある」

ヤンマはヤンマでラクレスの意図はわかっていそうではあります。
ただキングオージャーを動かすのは物理的に不可能だと思っていたから発言しなかった可能性はありそう。どうせ無理だと思っていたから。
ただ・・・オージャカリバーを開発した(らしい)ヤンマですら不可解な小細工を何故ラクレスが出来たのかは不明。
技術力だけならヤンマがトップなのはほぼ確定。つまり技術力だけではどうしようもない何かをラクレスが握っているのは確実だとは思いますが・・・果たしてそれが何なのか。
ラクレスの真意も気になりますがラクレスが何をどれだけ知っているのかも気になるところです。


コガネ


一同「王子!王子!王子!」
ギラ「王子なんて呼ばないでくれ!僕はラクレスを倒す・・・」
コガネ「ストーップ!ややこしくなるから!」

コガネはコガネで色々知ってそうな気がします。
あり得そうなのがギラの監視役。ただし年齢的に難しいところもあると思うので孤児院のトップがラクレス直属の配下。そしてコガネはギラの監視の為に孤児院から直接指示を受けてギラを監視しているとか・・・。
まあ現時点では全く根拠のない話ではあるのですが。とはいえ孤児院がラクレスの息のかかった場所である可能性は高そうです。


ゴローゲ


ゴローゲ「えっ?ギラ王子?ギラ王子じゃない?えっえっ?ですよね?ですよね?ですよね?ですよね⁉ああギラ王子だ!」
ギラ「おおっ・・・!なんだなんだ⁉」
一同「ギラ!ギラ!」
ギラ「うわあーっ・・・!」

この人の発言。大げさすぎて演技っぽい。ラクレスの仕込みじゃないかという気がします。ギラを悪役認定したのもこの人ですしね。
単に市民の声を解り易く表現しているだけの可能性もありますが・・・ネームドキャラなので何かしらありそうな気はします。


デズナラク8世


8世「地上に生きる下等生物に告げる。我々は全世界を人質にとった」
カメジム「5王国の地下に地帝国バグナラクから繋がるトンネルを掘りました。まずはシュゴッダムに・・・特大のプレゼントをお届けいたしました。他の4王国にも地下深~くに同じ繭を隠してございます」
8世「繭の中では我が同胞が力を蓄えている。時が来れば5王国の繭は同時に解き放たれお前たちを蹂躙する」
カメジム「無理に壊そうとすると大爆発するのでご注意を。まさに皆様、虫の息・・・で・す・が。一つだけ生き延びる道がございます」
8世「ギラ・ハスティーを我々に差し出せ」
カメジム「そうすれば繭を引っ込めなくもなくもありません。傑作ですねえ。ウッフッフフッフッ・・・ふう・・・」

最初は皆殺しとしか言っていなかった8世様が・・・まともに交渉(脅迫)していてびっくり。
まあ「同時に解き放たれ」とか言っていますがシュゴッダムの繭を強制的にぶっ叩いて先に爆発させようとしましたが。人質状態でないと意味がないのに・・・計算かもしれませんが。
今回の件がどこまで計算されているかは不明ですが窮地に追い込んでゴッドスコーピオンを覚醒させようとしたのは確かっぽいんですよね。
思った以上にバグナラクは色々画策しているっぽいですね。
問題はそれが8世主体の計画なのか。それともカメジムが8世を利用してやっているか、なのですが・・・果たして順調に8世がラスボスとなる事は出来るのか。


カメジム


カメジム「お探しのものは・・・これですか?」
ギラ「お前・・・!」
咆哮するクワゴン
ギラ「あれがゴッドスコーピオンのソウルなのか・・・」
カメジム「一緒に来ていただければ渡さなくも、なくも、なくも・・・」
ギラ「今ここで渡せ!」
カメジム「では余興といきましょうか」

サナギムを呼び出すカメジム

戦闘員を出すのは余興なんですね。
余興で無駄に戦闘員を浪費出来るぐらい戦力的には余裕がありそう。逆に言えば浪費出来るぐらいの戦力がありながら世界を一度に攻撃しない理由が気になりますが・・・

ヒメノ「それを・・・寄こしなさい!」
斬りかかるも転倒させられるヒメノ
カメジム「おーっとっと・・・どこを見てらっしゃるのか」
ゴッドスコーピオンを奪われるカメジム
カグラギ「ええ・・・本当に!」
カメジム「あ~れ~!ウッフッフッ・・・」
即撤退するカメジム
カグラギ「あっ・・・!う~ん・・・さてさて・・・」

このシーンを見る限りゴッドスコーピオンは意図的に渡しているんですよね。見せびらかした挙句あっさり奪われ取り返そうともせず撤退しているので。
カグラギもカメジムの行動に違和感があるようですが・・・意図的に渡しているのは間違いないでしょう。
逆に言えばバグナラクには三大守護神を覚醒させる事は不可能という事にもなりそうですが・・・果たしてカメジムの真意は。
個人的にはカメジムが8世を裏で操っていて下剋上を果たし一時的にバグナラクの王になるも8世、もしくは9世の策が意味をなさない圧倒的な力によって粛清される展開を希望します。
色々なキャラが策を弄する展開は好きなのですがその小細工を圧倒的な力でねじ伏せるキャラ、展開も好きです。

戦隊で言えば・・・若干違うけどシンケンジャーの血祭ドウコクとか。あれは戦隊側が策を弄していたけれども圧倒的な力で粉砕。結局戦隊側は力押し(ただし殿を囮にして最大火力をぶつけるという奇策)で倒した展開とか。
他は・・・ジュウオウジャーのジニス?
クバルが色々策を弄していたけれども結局ジニスが圧倒的な力でねじ伏せた展開。あんな感じ。

ただゴーバスターズの策を弄しまくって圧倒的な力を持ったメサイアなどの能力を得てラスボスになったエンターさんも好き。
というより敵側の組織で下剋上みたいなやり取りがあるのが好きなのかもしれない。

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