『王様戦隊キングオージャー ラクレス王の秘密』感想

東映特撮YouTubeオフィシャル配信 ラクレス王の秘密 感想です。

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第1話 感想


内容が濃い・・・。

敵か味方か。
未だ真意不明のラクレス王の想いが明らかに?

ナレーション
「シュゴッダム史上最悪の王と呼ばれたとある男の物語である」とあるように後年の評価は悪王となっている模様。
だからといって完全に敵となるのかどうかは不明ですが・・・
まずはこの話で明らかになった事を整理

・ベダリア
バグナラクの研究者?
経緯は不明ですがラクレス王の為にキングオージャーの研究をやっていた模様。
今回ラクレス王の涙、遺伝子情報(?)を得た事でオージャカリバーを使用したようですが・・・

研究が成功しようが失敗しようが死ぬことは確定したようですが研究を止める事はない、とラクレスに評されていた理由が気になる。

ヤンマとンコソパの協力なしにキングオージャーZEROを制御した理由が不明でしたがバグナラク側の協力者がいた事が理由?
ただし壁画の研究も任されていた事。ゴッドスコーピオンの所在が明らかになったのはかなり後っぽいのが気になります。後任(コフキ?)が研究を続けた?

・キングオージャー
「ハスティー家は何十年も待ちわびたのだ」

つまり対バグナラクの戦力はキングオージャーZEROが担うはずだった模様。
現時点でギラが制御出来ているのは完全にイレギュラーっぽい?
代々シュゴット操作能力者がいるのであればキングオージャーZEROの開発を行う必要性は全くない訳で・・・

ラクレスがギラに何かしら行った(誘拐?記憶操作?)可能性は高いですがそれはギラがシュゴットと会話、操縦できてしまった事に一因がありそうです。

・ラクレス・ハスティー
「私はラクレス・ハスティー。始まりの国の王。それが運命だ」

真意は不明にしろ、ラクレスは自分の運命を受け入れている模様。
手段は問わず人類の敵となるバグナラクを排除しようとしていそうではあるのですが・・・手段が邪悪の王過ぎる。

個人的にはラクレスもギラ同様に邪悪の王を演じていると思っていますが・・・気になるのは今回コフキをかばった事。

民は道具だと言い、自分の身を犠牲にする気はさらさらなさそうなラクレスがコフキをかばったのは・・・何かしらの理由がありそう?

といった感じで気になる描写がありました。
今回1話という事で数話にわたってラクレスが「最悪の王」と呼ばれるようになる過程を描いていく(それは本編?)と思われますが・・・
ラクレスが何を思い、運命を受け入れたのか。
そして何をもって「最悪の王」と呼ばれる事になるのか。

色々気になる ラクレス王の秘密 第1話 感想でした

運命と使命を一人背負いし孤高の王 youtube配信 ラクレス王の秘密 最終話 感想です

最終話 感想


ラクレス王の秘密、というタイトルから秘密が明かされるのかと思ったら新たな秘密が。むしろ秘密は深まったように思える内容。

色々と設定が明らかになったのでとりあえず情報整理。

・スピンオフは2話と3話の間のエピソード
・壁画やキングオージャーZEROの謎の解明はハスティー家が”何十年”と待ちわびたもの
・オージャカリバーZEROは初代シュゴッダム国王から受け継がれたもの
・オージャクラウンはベダリアが解明した情報からラクレスが城の仕掛けを作動させ手にすることが出来た

他にもベダリアの遺体からは謎の液体(人間でもバグナラクでもない)が見つかっている。コフキがベダリアと同じく「骨拾って下さいね」と発言しているなど気になる部分はありますが・・・とりあえずラクレス関連の謎について感想を。

オージャカリバーZEROは初代、つまり2000年前の王から引き継がれてきたもの。
その謎の解明は長年にわたる悲願とも思えたのですが・・・「何十年と待ちわびたもの」との事。

歴史の長さからすると違和感ありますよね。
となると百年程度前であれば謎が謎でなかったはず。
ここ数十年で壁画などに新たな謎が発生したのか。それとも謎を解明する必要性が出てきたのか。
もしくは百年程度前に一部歴史が塗り替えられ、一部の情報が伝達されなかったのか。

なんにせよ何十年もしくは百年程度の間に何かあったと思われます。
2000年後にバグナラクが復活するよ、とジェラミーが予言書を書いていたのでそれにあわせて研究を進めていたとも考えられますが・・・その場合もっと前からやっておけよ、と思ってしまう。

その辺も謎ですが今テレビ本編で絶賛使用中のオージャクラウンも気になるところ。
ラクレスが城の仕掛けを起動させて発見していましたが・・・つまりここ数十年は使われていなかった可能性が高いですよね。
それなのに数々の逸話があるらしい。(「宇宙の力を授ける」、「全てのシュゴッドを束ねる力」)
いつ使われて、いつ封印されたのか。何故封印してしまったのか。

本当に謎が多い。
そして一番気になるのがラクレスが謎・秘密を一人で抱え込もうとしている事。
先代の王は不明ですがハスティー家にはラクレスだけではなくギラもいたはず。それにも関わらず一人で謎を背負い込もうとしているのには何か理由がありそうです。

謎に関わった人物は処刑するとまで宣言していますからね。
ベダリアもコフキも処刑される前提で謎の解明に関わっているようですが・・・しかしラクレスにとって研究員は使い捨てではない模様。

ベダリアの遺したものに対して複雑な表情を浮かべていたり。
コフキは自らの身を挺して守っていたり。
普段から民は道具と言い放つラクレスにしてはかなり違和感のある行動。

というよりテレビの回想のラクレスから察するに情に厚いのが本来のラクレスなんでしょうね。
一人一人が小さな国の王になる。それがラクレスの理想のはず。

しかし2度目の決闘裁判でその事をギラに指摘されると「甘い」「反吐が出る」などと一蹴しており・・・何かしらの要因があって現在のラクレスになってしまったのだと思われます。
何十年の悲願、とある事から先代のシュゴッダム国王が何かに気づき、その秘密を継承したラクレスが自身の理想を捨ててまで成し遂げようと決意したとも考えられそうですが・・・

ラストシーン。
「運命と使命を一人背負いし孤高の王」とも言われていますが・・・
何故一人で運命を使命を背負っているのか。
何故シュゴッダム史上最悪の王と呼ばれる事になってしまったのか。
秘密が明らかになるにつれ、さらに秘密が深まってしまったと感じた ラクレス王の秘密 最終章の感想でした。

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