ドラマ 降り積もれ孤独な死よ 感想

ドラマ 降り積もれ孤独な死よ 感想です。
放送終了後(2024年9月21日)に配信で一気見したので簡素な感想となっています。

スポンサーリンク

1話

灰川邸で発生した死体遺棄事件。残された謎のマーク。
現在発生している少女(未成年?)失踪事件で失踪した少女に同じマークが。
灰川邸の主人、十三の左手にも同じマーク。

何かしらのマーキングである可能性はあるけれども白骨化した子供たちにマーキングがあったのかは不明。
今回の事件に十三が関わっているとすればマーキングしている可能性はありそうだけれどもその辺はこのあたりではわからない。

1話で事件に真相に関わってきそうな描写は・・・
花音の「ルールは自分で決める」という考え方。
恐らく他の子供たちも似たような指導をされていると思われる。

灰川邸では19人の子供を養えるぐらいの財力はあったはず。
それにも関わらず灰川は花音に万引きを指導していた。
そして花音は生き残っている。
灰川なりに集めた子供を選別していたのか。それとも単に生きる手段を教えていただけなのか。
その辺は不明。ただし事件の真相に関わっていそうな・・・気がする。

2話

連続障害事件の犯人は蒼佑?
子供を虐待している人間(男性限定?)を狙って暴行している模様。
どうやって虐待について知っているのか疑問。
警察も把握していない情報を整備士?が知る事は難しいように思える。
リッカのアクセを持っている謎の人物がいる為そいつ経由?
花音を狙ったのはそいつ?

他に気になる事は灰川邸にいた子供たち。
それぞれ父親に関する好感度は違う模様。
花音は父を心酔しているという信仰しているような様子も。
ただし悟などはあまり良い印象を持っていなかった模様。
「他の人間とは違う」「俺は自分で生きていけるようにした」とのこと。
悟以外は十三にかなり依存している?
リッカのマークはそれぞれ持っている(悟以外?)事からかなり重要かつ手放せない模様。

ただ悟も十三は犯人ではないと断言している。
絶対にそういう事をしない人間だと信じているのか。
それとも他になんらかの理由があるのか。
子供に万引きを教えるような人間であるので犯罪をしない人間ではないと思われるが。

そしてその十三は自殺した?
犯人を庇っているのか。それとも犯人に消されたのか?

3話

傷害事件の犯人は冴木だった。
刑事なら虐待の情報を得ることもできるって事ですかね?
おそらく事件化はしていないけれども児相に相談があったものを片っ端から調べてやっていた?
そして現在の冴木が刑事を辞めたのはこの件がきっかけっぽい。
という事は十三の事件については7年前の時点でケリがついたという事?

花音を突き落とした犯人は健流っぽいですがその健流にも気になるところが。
リッカのマークのアクセを持っているっぽい。チャラチャラさせているので大切にしているのかは別として他の子供たちと同様に家族の証としては思っている?
もしくは見せつけているだけかもしれませんが。
顔に傷があって目立っているのにマスクなどをして隠さないあたり多少目立っても良いと思っていそう。
ただ健流も事件の真犯人ではなさそう。殺し方が違い過ぎる。
そもそも灰川邸の事件は2年間の間に行われていた。死因は餓死?
それに対して花音は突き落とされていた。やり方が違い過ぎる。
健流は健流で真犯人を調べているとか?
面倒なので全ての仮面ライダーをぶっ潰す、ぐらいの感覚で他の子供たちを襲っているのかもしれない。

4話

花音を突き落とした犯人らしき人物と接触。
誰なんだあんたいったい・・・。
健流ではなさそう。
完全に新キャラ?
十三、もしくは子供たちに関係ありそうではある。
虐待していた親のうちの誰か?
にしてはちょっと若い気も。

他には十三の過去が明らかに。
佐藤創。父親に虐待され、父親を殺害。
リッカのマークのリッカは六花の模様。
父親からの解放。大切な人を忘れないためにつけた模様。
元々は父親から罰としてつけられた十字にさらに手を加えたもの。

十三の家に飾られていた絵は「真珠の耳飾りの少女」
自分への戒めのために飾っていたとのこと。
誰かがその絵を「我が子を食らうサトゥルヌス」に変更した?
自分の子供に殺される予言を信じた父親が子供を食らう絵とのこと。
子供たちの誰かが十三の真意に気が付いてわざわざ飾った?
理由はよくわからないけれども手の込んだ嫌がらせ。
犯人ではなく十三が飾った可能性もありそう?

5話

サトゥルヌスの絵を買ったのは潤。
なぜ日記には「ジュン」と書かれていたのかは不明。
絵を飾ったのも潤?それとも共犯?

これまでの流れからすると潤が子供たちを地下室に閉じ込めていた模様。
となると顔に痣のある男は本当に一体誰なんだろうか。
十三の本当の子供ではない事はほぼ確定?
潤の目的が子供たちだとしたら逆に子供たちを守っている可能性?

謎の男はともかく潤の目的は子供たちっぽい?
わざわざ監禁しているのにも理由がありそう。
殺害して地下室にいれるだけではダメな模様。
昏睡させて監禁するよりも殺すつもりで犯行に及んだ方が楽だろうし。

その辺の真相にまつわりそうところはおいといて。
日記の隠し場所はどうなと思う。
あれじゃ造花の位置がちょっとずれただけで場所がわからなくなりそう。とはいえ3個ぐらいあれば特定可能なのかもしれない。
そもそもの話であれば日記は見つかっても見つからなくてもよいと思っていそうな気もする。
どうでもいい話に続けて。
ピンポイントで掘り当てるのは結構難しい気もする。
多少の誤差なく掘り当てるのは・・・まあドラマの都合ですよね。

6話

結局謎の男が本当に謎になってしまっている。
潤も知らない男、そして健流はこれからどう関わっていくのだろうか。

しかしこのドラマはDVが多すぎる。
この話のラストで潤が言っていたように連鎖する、それをどうするのか、みたいな流れになるっぽいけれどもそれにしても妻をめった刺しにする旦那とか・・・

それはともかく十三と潤の話はこれで終わりっぽい?
十三人殺したのも十三という数字に意味はなく、残りの子供たちの所在がわからなくなったからやっただけっぽいし。
ここからこの話はどうなっていくのか気になる。

7話

物語は現代編がメインに。
そういえばこの話、そもそもの話が現代編から始まっていたんだった・・・。

マヤを突き落としたのは花音?
マヤが「ごめんなさい」と謝っている。
そしてその時の目線は同じぐらい。
ミスリードの可能性はあるけれども花音っぽい。

とすると7年前の花音の話はかなりウソが紛れていそう。
日記も破り去ったのはほぼ確定っぽいし。
ただ動機がよくわからない。
花音が蒼佑の墓参りにきている。蒼佑は恨んでいない?
蒼佑を死に追いやった事になったのは他の兄弟が関係してるとか?

今回の話で虐待は遺伝は関係していない。行動次第で変えられるという話が。
逆に言えば遺伝ではなく十三邸で育った経験が今の花音の行動に繋がっていそうな気も。
花音は十三の灰を撒いた時に涙を流していた。十三の復讐?
父親が死ぬことになった。あの事件を起こした原因を全て断ち切ろとしている可能性が?
十三の教え通りに自分のルールは自分で決めて犯行に及んでいるとか?

あと気になるのが謎の男。
7年前に指名手配されたにも関わらず結局捕まっていない、という事はあれは変装だった可能性が高そう。
わざと特徴のあるマスクをかぶって花音が偽装していた可能性がありそう?
その場合は花音は自分から階段から落ちた?
なぜそんな事をしたのかを考えると・・・犯人をおびき出そうとした?
犯人は理由は不明だけれども餓死にこだわっている。その犯人の殺害リストに載っているはずの自分が死にかければ近づいてくるに違いない。だから自作自演で落ちたとか?

最後に出てきた謎の白骨死体が誰のものか、そして花音の目的は。終盤に入って色々気になる事が。

それはともかくリアリティのためか優磨の背汗がびっちょりなのが気になってしまった。
そしてそれを気にせず背中をさすってあげる悟は優しい。

8話

花音は十三の罪を被ろうとしている?

白骨死体は健流。
過去の回想からすると埋めたのは十三っぽい。
死因は不明。
殺してから埋めたのか。それとも十三邸が使われたのか。

流れ的には健流が十三邸から出て行く→家に帰る→弟を絞めて再度家から出て行く、のはず。
その後十三邸に戻った?
その場合は十三を通報したのが健流ではない気もする。
健流が十三邸に戻る→子供たちが離散したことを知る→本当の通報者によって殺された?
ただその場合なら十三が健流を埋める事はなさそうな。

十三は他の子供たちを守るために健流を殺した。
子供たちはその事実を知っている。
花音は家族を守った優しい父の尊厳を守るために秘密を知っている子供たちをやっていった、みたいな展開なのだろうか。

ただその場合はなぜこのタイミングなのかが気になる。
前の事件から7年間経過しているのに。

他にも謎の男の正体が・・・判明しない。結局誰なんだあんたいったい状態。
花音と知り合いの模様。
7年前の事件で知り合ったのか。それとも元々知り合いだったのか。

花音は冴木に対して「今度は巻き込まない」みたいな事を言っているので今回の事件はこの男を巻き込んでやっているのだろうか。
「逃げろ花音」と言っている事からかなり親しい間柄っぽい?

9話

謎の男の正体が発覚。
とは言えこちらは事件の真相にはあまり関係ないような。
十三関連の話は知っていなさそうだし。

真犯人は健流の母親?
といっても最終回直前のこの流れで登場して真犯人でした、というのもなんか違う気がする。
とはいえ残った子供たちを殺そうとしてきたのは間違いなさそう。

健流が死んだ事を知ったのは最近?
だから現代で残った子供たちを殺そうとしている?

子供たちは全員、健流が死んでいたのを知っていたっぽい。
死を偽装するためにカーネーションを送っていた?
毎年交代でやっているとは思えないけれども。
マヤがカーネーションを送ったのは初めてっぽい。事情を知っていれば黄色から色を変更しないはず

なんらかの原因で今まで送っていた人物がカーネーションを送れなくなった→マヤが交代して送った→そこから健流の死がバレた→健流母が殺して回っている?

そう考えるとマヤが死ぬ直前に「ごめんなさい」と言っていた理由が納得できるような。
息子さん殺して、しかも黙っていてごめんなさい、という意味?
結局健流は十三に家族を守ったために殺されて、その秘密を十三と子供たちで共有していた、みたいな展開な気がする。

ただそれだけでは終わらない気も。
最終回直前で真犯人発覚、というのもなんか違う気がする。

個人的に予想・・・というか根拠がないので妄想になるけれども真犯人・・・というより今回の事件の黒幕は森な気がする。
なんとなく胡散臭い。
みくを助けたい動機が薄すぎる気も。そもそもあの回想は森の独白だし。

記者が一人の子供にあそこまで肩入れするのは不自然な気がする。
十三の事件に関する真相を暴きたい→利用できるものは全て利用してやる、みたいな思惑があったりしそうな気も。そのために子供たちを殺すように仕向けたとか?
まあ根拠はないので妄想の域はでないのですが。

10話

森、全く事件に関係なかった・・・。
とはいえ本を出していた事から十三の事件を追っていた可能性は高そうな気もする。

しかし最終回で明かされた真相自体はそこまで驚くようなものではないような。
結局2人を殺したのは健流の母親だった。いやマヤだけ?優磨は死んでいないはず。
・・・違う。
実質健流を殺したのは母親と言っても過言ではないのだろうか。

健流は生きている。誰も信じさせてくれない。
なんで絶対に見つからない場所に埋めてくれなかったの?
と言っているのは自己保身もあるのかなあと思ってしまう。

実際に殺したのはマヤ。ただし家を追い出したのは自分。
健流を殺した、というより助ける道があったのにも関わらず助けられなかった。
それを自分のせいにしたくない、という思いもあったのかも。

まあこの辺の心境は複雑すぎてよくわからない。
結局形見となったカーネーションは全て持ち込んだようだし。
息子が持ってきてくれたもの。そして十三たちが持ってきたものも全て。
なんにせよ健流れの存在は母親にとって間違いなく大きなものだった事には違いない。

しかし・・・健流は可哀そう過ぎる気も。
1話の時点で死んでいました。
血の繋がった家族にも、そして血がつながっていない家族にも見捨てられたと思い込んで自暴自棄になったのが原因、とか。
とはいえ義弟の首を絞めた、十三の元に帰る事も出来なかった、と擁護しづらい点があるのも確かだけれども・・・まあいろんな意味で犠牲者だったという事で。

結局締めは家庭内の虐待などの悪い連鎖もあるけれども、良い連鎖もありますよ。生きている限り守ろうと行動し続ければきっと良い連鎖となってよい世の中になっていくよ、という事だろうか。
なかなか難しい問題なような気もするけれども・・・涼は守ろうとして冴木を撃ってしまう事になったし。いや、涼は冴木どころか守ろうとした花音を撃ってしまったり。

まあその辺もひっくるめて守ろうと繋がっていくことが大切、みたいな話だったように思える。

10.5

事件について深堀するような内容ではなかった。

・冴木と花音、ファミレスで先輩カップルとなる。
・優磨と悟。後出しマイルールに優磨敗れる。
・冴木と花音。これまで、そしてこれから・・・

の3本立ての内容。
気になる方はHulu配信で確認してください。

コメント