ハロウィンのお菓子より想定が甘い双子の末路が気になる トリック オア ダンス! 感想です。
感想
双子が甘すぎる。
そりゃ社長に首にされるってもんですよ。まだ保留状態ですが時間の問題。
シータ「必ず赤ガヴのやつを始末する」
ジープ「質のいいヒトプレスを2ケース・・・ううん5ケース仕入れる」
赤ガヴことショウマを倒す力はない。
ニエルブ兄さんの力頼り。
質の良いヒトプレスを5ケース仕入れる。
2ケースでも四苦八苦している状態で確証もなく5ケース仕入れると宣言。
一応グラニュート・ヤードが美味しいお菓子で幸せなスパイスつくりをしているとはいえ・・・やっぱり甘い。
出来るなら最初からやれという話になってしまう。
PDCAサイクル、「計画」「実行」「評価」「改善」の中で計画段階でものすごく甘い二人。
そして次の実行段階でも・・・
何故かお菓子だけ攫って逃走するエージェント。
グロッタ姉さんなら無防備の所を襲撃している。
罠に嵌めたと思いきや、罠はニエルブ兄さんの新兵器頼り。
エージェント1体っていうのは甘すぎる。
バイト君の管理しているエージェントがいるはずなのでそちらも動員して・・・なんならバイト君も1体ぐらい狩り出せばもう少し違ったはず。
さらに言えばグロッタ姉さんが人間状態であそこまで強いのだから自分たちでも少しは戦いに参加すればいいものをそれをしない双子。
もう色々甘すぎる・・・
まあそもそもの話、今まで遊んでいたツケがきただけなので・・・この甘さがランゴ兄さんに「評価され」、そして「改善」案としてクビにされることは間違いないはず。
とはいえ質の良いヒトプレスを5ケース以上集められれば多少は違う評価されるとは思いますが・・・
「腹に特徴のある人を捜してて・・・」してる絆斗がいる限り無理でしょう。きらりがスパイスにされかけてましたがさすがに絆斗が取り戻すはず。
「いや俺甘いものが苦手なんで」な絆斗。甘い判断はしないでしょう。
そんなわけで追い詰められた双子たち。
とはいえ最終手段は残っているはず。
ランゴ曰く「機密エリアでは人間の姿に化けておくルールだ。何度言ったらわかるんだ」
恐らく人間界でも人間の姿に化けておくのがルールなはず。しかしそのルールさえ破ればグラニュートとしての力を発揮できるはずなんですよ。
ただそのルール破りが会社をクビと天秤にかけてどちらが重いか・・・と言われれば微妙なところ。
会社を首になってもショウマたちのように処理はされないと思われますが、ルール違反をしてまで首を回避したいかどうかははっきりしていないんですよね。
前回のグロッタ曰く
「かわいそうに。でも安心して。会社はクビでも あんたたちは かわいい妹と弟だから」
「かわいそうに」という事でそれなりに悲惨な状況にはおかれそうですが。
なんにせよこわーい長兄、長女がトップの会社で私情を優先して遊んでいたあまーい双子の末路が気になる 9話 トリック オア ダンス! 感想でした。
ショウマ・ストマック
ショウマ「トリック オア トリート!」
女性「あなたも?
女の子「キャーッ大人!」
女性「どうぞ・・・」
ショウマ「ハッピーハロウィン!」
女性「ハッピーハロウィン・・・」
↓
ショウマ「ハロウィンは昨日で終わっちゃったのか・・・お菓子もっと欲しかったな・・・まあこれだけあればいっか!」
結局お菓子を貰い続けた模様。
ショウマは結構空気を読んで行動できると思うのですが全く気が付かなかったんですね。お菓子を貰えるイベントに浮かれてしまったのだろうか。幸果がいれば突っ込んでくれたのに・・・というかそもそも今回は仕事を放棄してお菓子貰いに行ってますしね。前回失敗して色々反省していたのに。
なんか違和感があると思ったら今回脚本家さんが違っていた。納得。
ハロウィンのイベントを勘違いしていたのはともかく仕事をせずに一日お菓子を貰いに行っていたのは次回の話できっちり幸果に突っ込んでもらいたいと思ってしまう。
辛木田絆斗
絆斗「こんにちは。ちょっといいかな?今怪物の話してたよね?詳しく聞きたいんだけどいい?」
きらり「誰・・・?」
絆斗「ああ・・・ごめんね。俺フリーでライターやってて怪しいもんじゃ・・・」
防犯ブザーをならされる絆斗
リカ「きらりちゃん逃げて!こいつ誘拐犯かも」
絆斗「はっ?えっあっちょっ・・・いや えっ・・・いや違いますよ!ご・・・誤解です!」
塩谷がいないからこのザマですよ。
1話の時も「お前 話の持っていき方 考えろ」と言われていたのに。
まあ絆斗は結構勢いで色々やっているので(前回も雑な張り込みしてたし)今後も防犯ブザーを鳴らされる系のライターでやっていく可能性はありそう。
店主「あなたもハッピーハロウィン」
絆斗「いや俺甘いの苦手なんで。すいません」
これは単に長話になりそうだから断っただけなのか。それとも本当に甘いものが苦手なのだろうか。お菓子ライダーなのに。
とはいえ甘いものを好き好んで食べているシーンもないしもらったとしても「ありがとう」で済む話なので実際に甘いものが苦手な可能性が高そうな気がする。
絆斗「どうした?」
きらり「周りの子と比べるとダンスが下手で いつもみんなの足を引っ張っちゃう。みんなにも悪いし・・・もう諦めたほうがいいのかなって」
絆斗「ああ・・・まあわかるけどね。自分だけうまくいかなくて嫌になる感じ」
きらり「わかるんだ」
絆斗「いいんじゃない?夢くらい諦めても」
きらり「夢くらいって・・・私だって諦めたいわけじゃ・・・」
絆斗「じゃあ続ければいいじゃん。周りと比べたところでキリねえし結局は自分がどうなりたい どうしたいってことだと思うけどね俺は」
きらり「私は・・・うまくなりたい。ダンスも歌もすごい私の理想のアイドルになりたいから」
絆斗「じゃあそれが今のきらりちゃんの答えだ」
普通にアドバイスできる絆斗がちょっと意外。
知り合いに対して結構雑なコミュニケーションをしているように思えるのに。といっても現時点でまともに会話しているのが研造と幸果だけなので仕方ないのかもしれない。研造は超胡散臭いし。
むしろこれが絆斗の素なんでしょうね。基本的に親の仇を捜しているから普段は余裕がなさすぎるっぽい?
しかし「どうなりたい、どうしたいってこと」「今の答えだ」とか良いセリフですね。人にアドバイスする時に使ってみたい。
絆斗《この中にグラニュートが紛れてるとしたら・・・あの腹・・・》
↓
原田「なんですか・・・?」
絆斗「お前グラニュートだろ!その腹みせろ!」
原田「ちょっやめてください!あっ!」
↓
原田「っていうか あなたなんなんですか?」
絆斗「あっ・・・すいません。腹に特徴ある人を捜してて・・・」
原田「ああっちょっ・・・」
絆斗「大丈夫ですか?」
原田「ダメだ・・・俺はもうダメだ・・・」
絆斗「すいません。すいません!」
・・・やっぱりこっちが絆斗の素に見えてしまう。
今後も腹の怪しい人物を見たらこんな感じで服をはぎ取っていきそうな気もする。前回のディーンの時は一芝居打ったのに今回は全くだよ。といっても前回やったのは幸果とショウマ。今回は襲う寸前(に見えた)ので色々余裕がなかったのかも。まあ研造の腹もグラニュートの判別方法を聞いた直後に剥いでましたが。
なんにせよ絆斗は色々と焦ってしくじりがちですが、落ち着いて物事に取り組めばよい人なんだと思われます。
シータ ジープ
ジープ「とりあえずバイトくんは・・・」
ニエルブ「ご要望のもの 持ってきたよ」
シータ「ありがとうニエルブ兄さん」
ジープ「まさか兄さんが力を貸してくれるなんて」
ニエルブ「君たちのガッツに応えたくなってね。仕入れのほうは大丈夫なの?」
ジープ「問題ない」
シータ「ヒトプレスの中でも特に質のいいのを集めてる最中だ」
ダメだよ・・・絶対ニエルブ兄さんに実験台にされているよ。
「まさか兄さんが力を貸してくれるなんて」の時点で怪しまないと。成功したら手柄は自分の物。失敗したら双子のせい。自分には絶対に損の無い実験やっているだけですよ。
実際に今回の戦いでガヴは基本的には熱に弱いという弱点が露呈しましたしね。まあ熱に強いお菓子はそうそうないし仕方ない気もしますが。
なんにせよ自分たちの事で精一杯で利用されてるとは思いもよっていなさそうな双子。ちょっと可哀そう。とはいえ元はと言えば仕事をさぼって遊んでいたのが悪いのですが。
ジープ「待ってランゴ兄さん!」
シータ「俺たちにもう一度チャンスをくれ」
ランゴ「チャンス?」
シータ「今度こそ必ず赤ガヴのやつを始末する」
ジープ「そして質のいいヒトプレスを2ケース・・・ううん5ケース仕入れる」
ランゴ「期限は?」
シータ・ジープ「10日」
2ケース、いや5ケースってちょっと増やし過ぎだろうと思ってしまう。できるなら最初からやっておけと言われそう。
ただランゴを説得するのには2,3ケースじゃ足りない・・・4でも怒られそう、じゃあ5だ!と勢いで言ってしまった可能性はありそう。ランゴも一応5ケースなら考えてやらんでもない、みたいなリアクションしてますし正解だったのかもしれない。出来る出来ないは別として。
期限も10日ではなくもう少し余裕のありそうな日時を申告していれば・・・と思ってしまうのですがやっぱりランゴが怖くて勢いで無茶な納期を宣言しているように思えてしまう。
まあこれも元はと言えばそういう社長の下で働いているとわかっているのだから普段からきっちりやっておけ、という話になってしまうのですが。
エージェント「赤ガヴ発見」
お菓子を奪っていくエージェント
ショウマ「えっ?うわっ!あっあれは・・・!」
↓
シータ「まんまと罠にかかったな赤ガヴ」
ショウマ「やっぱりシータ姉さんとジープ兄さんか!俺を消しに来たんだろうけど俺だって許すつもりはないよ」
ジープ「ハハハハハ!そんな口をきけるのは・・・今だけよ」
お菓子だけ奪って逃走するとか・・・一発ダメージでも与えて逃げればいいのにと思ってしまう。グロッタならお菓子を奪うついでにきっちりケツを叩いていったはず。いや、罠にかけずに直接奇襲して仕留めてきそう。ショウマの人間態はグラニュートの中ではかなり弱い方っぽいし。
とは言え基本的に目立つ戦闘行為は控えるようにランゴに言われているんでしょうね。ヒトプレス化も目立たないようにやっているし現時点では街中で大規模な戦闘はしないようにルールが定められている気がする。
ジープ「どうしようシータ。最後の作戦が・・・!」
シータ「赤ガヴの野郎・・・!」
という訳で最後の作戦が失敗した模様。最後の作戦がニエルブ兄さんの罠頼りというのはちょっとお粗末な気もしますが・・・まあ双子は人間の仕入れで忙しいですからね。対ガヴだけにエージェントやバイトのリソースを割けなかったのでしょう。やっぱり10日と言わずにもう少し余裕のある期限にしておけば、と思ってしまう。
しかし次回はヤードも敗れることはほぼ確定。ヤードはバイトの中ではボンに続き優秀なバイトのはず。
ガヴを倒せず質の良いヒトプレスも入荷できない双子の末路はいかに。
グラニュート・ヤード
店主「ガトー・コキーユです。ハッピーハロウィン」
↓
絆斗「峰原トンネルね」
きらり「怪物みたいな影を見た人とか声聞いた人とか いろんな噂があって」
絆斗「そこにきて 近所の子の行方不明疑惑・・・」
↓
絆斗「おい ここを通る人間を襲ってたのか!?」
ヤード「俺の仕事はそんな雑じゃねえ!大事なのは質だ。お前に用はない!」
↓
ヤード「お前 赤ガヴの仲間か。狩り場を嗅ぎつけられるとはな!」
仕事が丁寧なんだか雑なんだかよくわからない。
怪物が出てくるとか噂になっているところを幸せスパイス作れる状態で歩くだろうか。いや、なんか少年はここで食べてましたが・・・どういった理屈でここを狩場にしていたのか気になる。
店で美味しいお菓子を提供。もっとおいしいお菓子がありますよ、店の中へどうぞ、みたいなやり方じゃダメだったのだろうか。店は丸ごと移動できるっぽいしそっちの方があっさりヒトプレス化できそう。まあ店の移動はそれなりに大変なんでしょう。きっと。ヤドカリのグラニュートらしいので店を貝殻に見立てて引きずって移動するのだろうか。それはそれで目立ちそうな気もする。
とにかく美味しいお菓子を作れる事は間違いないっぽいのでもう少しヒトプレス化の方法を考えた方がいいんじゃないかと思ってしまう。
しかしグラニュートたちを見ているとボンはやっぱり優秀だったと思ってしまう。
移動しても違和感のない移動販売の弁当屋。
「良質なスパイスを手に入れるにはこっちで作ってやればいいのさ」と言いつつ自分の弁当に拘らず見せ金など駆使してあらゆる面で人をスパイスに仕立て上げるその手法。ボンは優秀過ぎたんですよ・・・双子に運がないとすれば早々にボンを失った事ですね。もう挽回できるバイトはいなさそう。
コメント