これは、平和を守るライダー達の物語・・・そして、かつて平和を守った4号の物語 仮面ライダー4号感想です。
歴史改変マシンの起点となっていたのはかつて平和を守った平成仮面ライダー4号、555でした、という衝撃の展開。
テレビ版の最終回で生死が曖昧な555こと乾巧でしたが今回の話ではテレビ版のエンディングの後、灰化してしまっていた模様。
平和を、人の夢を守る為に戦い、そしてついには自分の夢を見つけ笑って死んでいった巧。
しかし生き返ってしまった事で再度生き続けていきたいと願ってしまった事が事件の発端な訳ですが・・・
色々と切ない展開ですね。
ヒーローとして、仮面ライダーとして戦い続けた結果が死という結末。
笑顔にはなれたけれどもそれで終わり、というのはあまりにも寂しい結末ではないでしょうか。
巧は笑って死んでいった自分自身にウソをつきたくない、という決意で歴史改変マシンを、そして生きる事を望んだ自分を破壊して歴史を修正したのですが・・・個人的には生存しているルートがあっても良かったのでは、と思います。
まあそのルートは井上先生直筆の異形の花々ルートが正史ったと思っておきます。あれは草加がちょっと可哀そうでしたが。
という訳でこの話は巧が最終回後に死んでしまっていたら、という前提で作っていたのでそれを踏まえると・・・寂しい結末ではあるけれども巧らしい決意がみれた良い作品だったとは思います。
本編でも流星塾の同窓会の真相(ウソでしたが)が明かされた時に自身が犠牲になる事を選択してましたし・・・この作品の結末も納得。
ただちょっと言わせてほしいのが4号。
エターナル・・・じゃない敵側の4号ですね。
この話の前編とも言える3号が正義の仮面ライダーになった、という事を考えると4号の扱いが酷い。
完全に敵役ライダーでしたしね。
それもショッカーライダーのように主義主張も感じられない完全な敵役。
4号の名を冠するライダーだったのでもう少し深堀してもよかったのではないかなあと・・・とは思いますがオチまで見る限りこの作品は完全に平成ライダー4号、555の物語だったので若干残念な扱いも仕方ない気もします。
4号に悲しき過去あり・・・とかやられてもメインの話がぶれますしね。
これはこれで悪くなかった気もします。
といった感じで555の結末の一つとして見ると興味深い話だったとは思いますが・・・平和を守り、人の夢を守った巧には時々すっごい切なくなるが、時々すっごい熱くなる体験を重ねていってほしかったと思う 仮面ライダー4号 感想でした。
完全に余談ですが海堂もいいキャラしていたと思います。
他オルフェノクがほとんど死亡(ただしオルフェノク化する原因自体は謎のままだったので仲間が増える可能性はありますが)した海堂が巧に生きていてほしいと願うのは良かったと思います。
・・・もしかしたら三原と海堂だけでは戦力的に心配だから巧に生きていてほしい、という打算的な思いがあったのかもしれませんが・・・まあその辺含めても海堂っぽい行動だったと思います。
ラストの台詞も良い感じ。


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