爆上戦隊ブンブンジャー バクアゲ40 はかれない男 感想

「憧れだけでヒーローになりたいなんて俺は何もわかってなかった!」錠だからこそやれた バクアゲ40 はかれない男 感想です。

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感想


ブンブンジャーで一番ヒーローらしい錠のヒーロー回。
錠「間違えから学べば それは間違いじゃない!」
いやあ、いい台詞ですね。
今週の何もしていないのに妄想に浸っていたサンシーターに聞かせてやりたい名セリフ。
まあ、学ばずに暴走魂で突き進むのがサンシーターらしいっちゃらしいですが。
そしてあんな感じでスピンドーのご機嫌を取るためにポーズをとるグランツは見てみたいですが。地味にポーズがカッコイイ。

それはさておき
「間違えから学べば それは間違いじゃない」に加えてもう一つ重要な要素が描写されましたね。
それはパイセンヒーローのガオレッド・・・じゃなく間違いを指摘してくれる存在。
錠の場合は父親。そして他の仲間のヒーローたち。

ヒーローに憧れ、そして一度はブンブンジャーになる事を断られた錠だからこそ
「間違えから学べば それは間違いじゃない」が活きてきますよね。

バクアゲ5で
錠「憧れだけでヒーローになりたいなんて俺は何もわかってなかった!自分はただの警察官だ・・・警察官の使命は・・・人々を守ること!だから・・・ブンブンジャーも俺が守る!」
と間違えから学び、ヒーローとなった錠だからこそのセリフ。
いやあ、今回はバクアゲ回ですわ・・・

そしてイツキ君はそんな錠を見て自分のなりたいヒーローを目指す事になったはず。
こうやってヒーローの歴史は紡がれていくのですね。

そんな中、間違いから学べそうにないのがスピンドー、と思わせて・・・何この次回予告?
終盤も終盤にこんな回を挟むとか・・・ダイレンジャーをリスペクトしまくりだろう。いや中盤やりたい放題だったダイレンジャーだって終盤はドシリアスな内容だったのに・・・ブンブンジャーは何を学んできたのだろうか。

いや、きっとこれもスピンドーを倒すためにブンブンジャーが通る道。
例え次回の内容が色々と間違っていたとしても。「間違えから学べば それは間違いじゃない!」という事で次回もバクアゲ回になる事を期待したい バクアゲ40 はかれない男 感想でした。

余談。
錠のテストのマイナス10点が気になる。
自分の間違いを認めない先生に対して錠が間違えを指摘。
そしたら反抗的、みたいな理由でテスト0点にされた。
それでも反論しようとしたから加えてマイナス10点にされた、みたいな事があったと予想。

範道大也


玄蕃「こんな所で会うとは奇遇だねえ」
未来「何してんの?」
射士郎「何もしていない。そんなことより・・・」

ブンブン「あ・・・俺スピンドーと戦うって決めたから。逃げも隠れもしな~い」
未来「そうそう。こんな時だからこそ気分転換しなきゃ。大也もオッケーしてくれたし」
未来・ブンブン「ねえ~」
射士郎「大也が?」

射士郎が「何もしていない」わけもなく大也の指示で何かをしているはず。
内容は不明ですがブンブンを守るために、という理由もあるはず。それなのに大也がブンブンに外出オッケーした、というのはよくわからないですよね。
大也は大也で「言葉が足りないから」で何かしら重要な事を射士郎に伝えていないのか。それとも大也はあえてブンブンを自由にさせているのか。
射士郎が何の仕事をしているのかも気になりますが、大也が何を考えているのかも気になります。
世界中の悲鳴を抑えるためにブンブンを囮にしている可能性はありそうですが大也はそういった作戦を立てそうにないし・・・単に今はスピンドーが動かないと判断しているとか?だとしたら大也は射士郎以外の情報源がありそうな気がする。ブンブンからスピンドーの性格を聞いており、それを元に大也とブンブンしか知らない作戦を遂行中とか?

鳴田射士郎


イツキ「すごーい・・・!」
射士郎「クールのかけらもないがな。だが・・・錠はブンブンジャーの中で一番ヒーローらしいヒーローだ」

バクアゲ6で
「う・・・疑って・・・悪かったぁぁ~~~‼裏と表でできている世の中で熱く真っすぐで真面目すぎるほど真面目な警察屋!世界で一番真っ白なブラックだった~~~‼」
とか言っていたのに・・・クールさの欠片もないのはどちらだろうか。まあ射士郎はクールさのかけらはあるのか。そもそもブンブラックにはクールさのかけらもない、と言っているだけで自分の事は全く触れてないですからね。何も間違えてはいなかった。

志布戸未来


タイジュウケイグルマー「この数字は運転免許の試験に落ちた回数~!」
6回
未来「イヤ~~ッ!!見ないで~!」
錠「いや あの・・・そんなに落ち込まなくても・・・」
未来「だって私ブンブンジャーの運転屋だよ!?この数字だけは知られたくなかったの~!」

未来「錠ナイス!あの時の間違いが今の私を作ってるってことだよね!」

東映公式HPによると7回目で合格した模様。良かった良かった・・・のだろうか。
まあ未来の場合は実技ではなく筆記試験で落ちたのだと思われ・・・実技も若干怪しい気がしないでもないですが恐らく筆記ですよね。
なにせ「この真っ正直さも軽さも全部ミラのいいところ。俺たちの予想の斜め上だ」な未来なので。ひっかけ問題全部引っかかったに違いない。
そして試験に落ちた事で今の私があるんだよ、とさぞいい話風に纏めるのも未来らしい。試験は恐らく関係ないと思う。

阿久瀬錠


タイジュウケイグルマー「お前の恥ずかしい数字はこれだ!一番低かったテストの点数~!」
「-10点」
未来「ちょっと待って。マイナスってどういうこと?どういう点数?」
錠「だからどうしたーっ!!」
タイジュウケイグルマー「うわっ!くう・・・やるな!ピピーッ!最後におねしょした年齢!「13歳」ピピーッ!社会の窓が開いていた回数!「108回」ピピーッ!貯金の残高!「2024円」」

バクアゲ7で錠は
錠「ああ、わかります。自分も貯金がないとか老後どうしようとか夜中に考え出すと止まんなくて・・・」とか言っていましたがマジでお金ないんですね。まあ人のために使っているのでしょう。錠だし。その辺は問題なさそう。
他は・・・社会の窓が開いていた回数が多すぎやしないだろうか。煩悩があふれているのだろうか。社会の窓だけに。
テストの点数に関しては感想の項目でも書いたので省略。きっとえこひいきしまくりの先生がいたのでしょう。

錠の父「錠 なんでこんな危ねえことした?」
錠「父ちゃんが仕事行く時寒いって・・・俺あっためようとして・・・ごめんなさい。もうしません・・・」
錠の父「何が危ないかなんて親が教えてやんねえとわかんねえよな。これからもその優しさ なくすんじゃねえぞ」
錠「でも・・・もしまた こんなことになっちゃったら?」
錠の父「錠 間違うことを恐れるな。怖がって何もできなくなっちゃ人生もったいねえだろ」

お父さんはいい人ですね。
きっと「やる気満々だゼ!」と普段から熱血ヒーローしているのでしょう。そりゃ錠がヒーローに憧れる訳ですよ・・・。
それはともかく・・・
危ない事をした理由を確認。それに対して怒るわけでもなく危険であることを伝えなかった自分が悪い。間違えた事より優しさがうれしい。そして悪いのは間違える事ではなく間違える事を恐れ何もしなくなる事。
という事ですよね。いい台詞だ・・・まあサンシーターのように間違ったまま100%アクセル全開!な例があるので間違うことを恐れるな、は人にもよると思いますが・・・錠に関しては「あの時の間違いが今の私を作ってるってことだよね!」という事は間違いないはず。

タイジュウケイグルマー「な な な・・・なぜ貴様は平気なんだ!?一番の間違えをはかってやったのに!」
錠「間違いから学べばそれは間違いじゃない!つまりお前は何もはかれていない!!」
タイジュウケイグルマー「ぬわんですってぇ~~っ!?」

ちょっと詭弁っぽいですが良い台詞。
錠の一番の間違いをはかれなかったのは間違いない。ただ、だからと言って「何もはかれていない」のは・・・そうとも言い切れない部分がありますよね。はかっていた数値自体は間違いではないですし。
なので強引ですが良い台詞&タイジュウケイグルマーが自分の存在意義を失いかけてダメージを受けているので錠のセリフは何も間違っていないですね!
・・・なんか結論がおかしいですが熱い台詞だから良し!

錠「何があってもみんなを守り 勝利をつかむのがブンブンジャーだ!この覚悟・・・はかれるものなら はかってみろ!!」

こちらもかっこよい台詞。
錠は他の戦隊ならリーダーやれているぐらいヒーローをやっていますよね。射士郎から「錠はブンブンジャーの中で一番ヒーローらしいヒーローだ」と言われるのも頷ける熱い台詞。

振騎玄蕃


未来「クールで冷静で仕事人っていったら・・・玄蕃!あれ・・・?玄蕃!?」
ブンブン「なあ いいのかな?錠たち放ってきちゃったけど」
玄蕃「彼らに任せておけば大丈夫。なんといっても こういうことには錠が一番向いているからねえ」

未来「・・・逃げたね」
錠「逃げましたね」

意外に人に何か教えるのは苦手な模様。
玄蕃「私はね、調達屋として本気で何かに取り組む人間を補い、進歩させ、見届けるのが喜びなんだ」と言っていたのに。
自分自身を調達するのは苦手なのでしょう。
バクアゲ7と33で自分自身を調達してきたような気がしますがきっと気のせい。
まあ自分ではなく射士郎を求めてきた子供&べろーらーイベントがあったので自分の事を優先したのでしょう。きっと。

焔先斗


タイジュウケイグルマー「はからずともわかる!その車はどう見たって重量オーバーだ!」
先斗「こいつは車じゃねえ列車だ!!」
未来「へりくつだ!」
射士郎「なるほど。その手があったか」

へりくつとかそんな事はどうでもいい。いつまでトッキュウオーを借りているんだろうか。まあ玩具の方でエンジンオーとトッキュウオーとゴーカイオーの宣伝をしろ、と財団Bから言われているっぽいので最後まで使いまくるのでしょう。さすが始末屋。なんでも仕事引き受けますね。

サンシーター


スピンドー「気に入った!今日からお前たちはハシリヤンの大幹部。あたしの右腕だ。この宇宙を一緒に走っていこうじゃないか!」
デコトラーデ「はい」
イターシャ「はい」
ヤルカー「はーーーーい!」
サンシーター「テール・トゥ・ノーズ!」
スピンドー「あたしたち・・・」
一同「ハシリヤン!」
デコトラーデ「・・・なーんてことになったりしたらどうする?」
イターシャ「全宇宙に伝説刻んじゃう刻んじゃう!」
ヤルカー「ヤルヤルヤル・・・!」

「自分の心が向いたほうに100パーセントのアクセルを踏む!」した結果がこれだよ・・・。間違えを指摘してくれる存在は大切という良い例。
ただこれに関してはグランツも悪いような気もする。
前回の話で
グランツ「お前たち歴代隊長たちが倒されて なお戦うその姿勢。スピンドー様が大変お好きな生き様だ」
と言われていますからね。サンシーターが勘違いするのも無理はない。やはりブレーキ役は必要。キラメイジャーのエピソード37「せな1/5」でも最悪の事態を心配してくれる存在が必要と言われていましたし。アクセル100%で突っ込んでいいのは間違った時に止める、もしくは指摘する存在が必要という事を実例で示してくれる良い例。やはり特撮は教育番組と言っても差し支えない。

内藤雷汰


スピンドー「ほう・・・こいつに例のあれがのってんのかい?」
内藤「高濃度エネルギー体を使用した新兵器 ゲキトツバスターを搭載したキラーロボです。ようやく実用化にこぎ着けました」
スピンドー「地球が極上の悲鳴で埋め尽くされる瞬間が楽しみさね。なあ?ブンの字」

何を作っているのだろうか。
地球攻撃用?それなら苦魔獣でもいいはず。ただ苦魔獣は巨大化の際にギャーソリンが必要。ギャーソリンはスピンドーのエネルギー源なので極力ギャーソリンを使わない巨大化戦力が欲しい、という事なのだろうか。
ただギャーソリンを集めるだけなら新兵器はいらないはず。量産しているなら世界中で一斉に暴れさせるだけでいいはずなので。
となると・・・対ブンブンジャー専用ロボなのだろうか。ゲキトツバスターという如何にも鉄砲玉みたいな名称の武器を持ってますし。ブンブンジャーロボ破壊用の兵器を装備したロボだと予想・・・いや、ロボ倒したらブンブンがいなくなってしまうので違う気もする。
とはいえ今や子供たちのヒーローの存在をゲキトツ!で粉砕できるロボがいれば悲鳴は増えそうなので近い存在なのかもしれない。

タイジュウケイグルマー


「いま付き合っている彼氏の数4人」
タイジュウケイグルマー「この数字は今付き合っている彼氏の数~!」

これは・・・はかってもいいんじゃなかろうか。その後の判断は5人でするとして。
しかしこれで苦魔獣は単にギャーソリンを集めるために存在するのではなく、平和活用にも使えるという事が証明されましたね。やはり道具は使いよう。苦魔獣システムを作ったブンブンが悪いわけではない。
この話の結末に平和な未来が待っているかどうかは別ですが。

ワルイド・スピンドー


先斗「天下のBBGが今やハシリヤンのおもちゃとはな」
ビュン「私が離れたあとのことなのだろう。にわかには信じがたいが」
大也「スピンドー自ら俺にわざわざ明かしてきた。俺は本当のことだと思ってる」

そういえばわざわざ先に明かしてきましたね。
BBGに参加させて後からネタ晴らしをした方が精神的ダメージが大きそうなのに。
メタ的に言うと大也たちがスピンドーを倒すための動機付けにも思えますがスピンドー自身は何かしら思惑があるのだろうか。単に煽る材料があったから煽ってみた、ぐらいの事なのだろうか。
いや、よく考えたらスピンドーが地球に降り立った以上スピンドー的にはブンブンジャーがBBGに参加する事はなくなったはず。恐らくブンブンより先にブンブンジャーを先に始末するだろうし。お前ら何しても無駄だよ、というのが前回の「お前らの夢 何もかもあたしが買ったよ!」なんでしょうね。

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