仮面ライダーガヴ 21話 ビターすぎるガヴ 感想

ニエルブの目が泳ぎまくっているのが気になる 21話 ビターすぎるガヴ 感想です。

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感想


良かった・・・次回で絆斗とショウマの関係は修復されそう。
絆斗とショウマが出会ってからずっとショウマは自分の出生を言えない状態でしたからね。
次回予告の流れからすると次回、もしくはその次の回で絆斗とショウマは互いにきっちり話し合う展開となりそう。さすがにこの流れでショウマは自分がストマック家の弟であること、そしてハーフグラニュートであることを伝えるはず。これで関係は修復され・・・るのかちょっと微妙なところもありますが。
絆斗の母親の早恵の件とか。

これに関してはショウマ自身に記憶が断片的にしか残っていないので仕方ないのですが早恵が亡くなった(まだ確定ではないですが)件にショウマが関わっていたとしたら(庇って亡くなったとか)また少し関係が荒れそう。
とはいえ絆斗とショウマの件は一区切りつきそうですよね。
ラキアと絆斗がどうなるのかは気になりますが・・・OPのはぴぱれにラキアが登場したので何かしらあるとしても今回ほど荒れない気はする。

逆に今度はストマック家の関係は荒れそうな気がする。
今回グロッタがラキアに関して(自分が満足して止めを刺さず去ったのは伝えず)ランゴとニエルブに報告した訳ですが・・・全員責任転換し始めた。

ランゴはラキア採用に関してグロッタの意見も参考にした、と責任逃れ。
グロッタはニエルブはラキアを改造したんだから気づいてもよくね?と責任逃れ。
ニエルブは・・・責任逃れできないので話をすり替え。
もう全員が全員責任を取る気が無い。

まあ今回の件に関しては全員ダメなのですが。
ランゴはラキア云々の前にショウマを倒す機会があったにも関わらず自身の計画を優先して放置。ロジョーが絆斗を捕まえた際にも絆斗にトドメを刺さず。

グロッタはグロッタで絆斗とショウマを直接倒す機会があったにも関わらず勝手に満足して帰っていった前科が。そもそも今回の件含めてまともに報告してないですしね。

そしてニエルブは・・・論外。こいつは会社の金を横領して自身の研究でやりたい放題やっているので。
今回ラキア・コメルの件で目が泳ぎまくっていましたが・・・こいつアルバイトを誰かが粛清した事にして、そのバイトで実験していそうな気もする。やった証拠はないけれどもニエルブなら間違いなくやりますよね。

という訳で絆斗とショウマの件が片付いたらストマック社内でゴタゴタがありそうな予感。
時期的にはそろそろショウマの強化フォームが登場しそうだし。
・・・もしかしたらビターガヴが強化フォームに相当?あまり強くもなさそうだし、ショウマが使えるかどうかすら不明ですが。

なんにせよ敵も味方も人間関係が一新されて物語が大きく動きそうな予感がする 21話 ビターすぎるガヴ 感想でした。


以下 2月7日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。

ショウマ・ストマック


ショウマ「ごめん・・・俺・・・」
絆斗「お前もストマックの一族だからか」
ショウマ「えっ・・・?」
絆斗「だから俺がいない間に この野郎とグラニュート同士 手ぇ組んで闇菓子を・・・」
ショウマ「違う。ヴラムは・・・ラキアは事情があってストマック社にいた。でも今はストマック社を倒すために・・・」
絆斗「知るか!そんなこと聞いてんじゃねえ!ってか聞きたくねえ!」
ショウマ「絆斗・・・!」

ショウマは結構話をはぐらかしますよね。このシーンでもそうですが今までのシーンも大体そう。理由は・・・と思ったのですがよく考えたら生まれた時からグラニュート界では話相手がほぼ母親だけだった。記憶操作されている可能性があるので実際どうなのかは不明ですが他人ときっちりコミュニケーションする機会は少なかったはず。
そして母親以外の話し相手はこちらの話を聞かず鍛えようとする父親。年が近いシータとジープはいじめっ子。そりゃコミュニケーション能力が低くても仕方ない・・・いや、むしろ境遇を考えればコミュ強といってよいのかもしれない。
とはいえ絆斗にショウマの自身のことを聞かれたのに言い訳っぽくラキアの事を話しだしてしまえば絆斗がキレるのも無理はないのですが。次回絆斗との信頼関係を取り戻す事になるようですがどうやって関係を修復するのか気になります。

幸果「うち最近このマカロン ハマっててさ。見つけたら すぐ買っちゃうんだよね。うん・・・えっうまくない?」
ショウマ「ん?うん おいしい」
幸果「でしょ?」

これはマカロンがゴチゾウを生み出す条件を満たしていなかったのか。それともショウマがバクアゲしていればゴチゾウが生まれたのだろうか。後者な気もする。食べた時に感動さえすればお菓子以外でも生まれそうなのですがこの時点では判断できない。
もしかしたら最初に書いた食べたいものリストにないから?と思って確認したらマカロンはありました。しかも4番目。母親が攫われたのが20年近く前だとするとその時にマカロンが流行っていたか微妙なのですが(2003年ごろから流行し出したとの記事はありました)・・・なんにせよマカロンのゴチゾウが生まれなかった理由が気になります。

《やっぱり絆斗にはちゃんと自分で話しておけばよかった・・・絆斗に知られたってことは きっともうすぐ幸果さんにも・・・せめて幸果さんには俺が自分で・・・》
ショウマ「あの・・・」
幸果「ん?どした?」
ショウマ「えっ?あっ・・・おいしいね これ」
幸果「うん・・・」
ショウマ《ダメだ言えない。やっぱり怖い・・・》

ショウマって失う事を恐れていますよね。
と思ったのですがOPの歌詞の出だしからしてそうだった。最初に母親を失ってから戦い始めているから自分の居場所を失うのが何より怖いのでしょうね。元々グラニュート界に居場所がなく、そしてこちらでやっとできた居場所。失うのを恐れるのもわかるような。
とはいえこれは乗り越えなきゃいけない壁ではあるので次回以降でどうやって絆斗や幸果と関係を修復する流れになるのか気になります。

ショウマ「どうしよう・・・幸果さん絶対 変に思ったよね。切り替えて帰んなきゃ。えっと何 買えばいいんだっけ・・・」
突然気を失うショウマ

結局ダークショウマ(偽ショウマ?正式名称不明。東映公式ではビターガヴに変身するショウマはダークショウマと書かれています)は誰なんだあんた一体状態。
次回予告でショウマとダークショウマが戦っているので違う存在のようなのですが・・・そうするとこの時気絶する理由がわからないんですよね。単にストレスがかかり過ぎて気を失ったのか。それとも記憶が戻りかけている代償として体に負担がかかっているのか。それともダークショウマの出現に反応してしまったのか。理由が気になります。

ビターガヴと絆斗を撮影する男性
男性1「危ないって。早く逃げようよ」
男性2「いいだろ?」
男性1「でも危ないって!」

これは危ない。
絆斗と幸果と関係を修復したとしてもダークショウマの狼藉が全てショウマのせいになってしまう。まあ元々ネットで動画拡散されているっぽいので手遅れな気もしますがこの始末は誰がつけることになるのだろうか。この動画を撮っている人がショウマから救われてそこから事実が拡散される、みたいな話になるのか。それとも幸果か絆斗が汚名返上する助けになるのか。気になるのですが・・・ガッチャードはこの辺り良かったですよね。まあガエリアのせいで終盤そのツケがきてはいましたが。

辛木田絆斗


絆斗《そうだ俺。冷静になれ。あいつはストマックのやつらに襲われてたし・・・そんで一体 倒した。それに・・・ぶつかる理由があって だからストマックのやつらと戦って・・・》
絆斗「落ち着いて ちゃんと話を聞かなきゃダメだ。ちゃんとショウマ本人から」

この辺はショウマが地道に人助けしてきた成果というか人柄の良さが出ているというか。人間は怒りに支配されている時って人の悪いところばかり見つけようとします・・・するよね?
それはともかくショウマが悪い人ではないと絆斗が知っていたからこそ絆斗に冷静な判断をさせたのだと思われます。

絆斗「なんかあったんすか?」
男性「深夜に変な男に襲われたんだよ」
絆斗「ショ・・・すいません。これが答えかよ」

絆斗「グラニュートは俺がぶっ倒す!それがショウマ。お前でもだ!」
ダークショウマ「ごちゃごちゃ何言ってるか わかんねえな!」

まあダメだったんですけどね。これに関しては(恐らく)研造が悪い。とは言え次回では「ショウマ お前を信じる」なので関係が修復されるとは思うのですが・・・どういった経緯で修復されるのだろうか。
ショウマとダークショウマが戦い始めれば色々疑問は解消されるとは思いますが・・・やっぱり今までのショウマの良い行動から「信じる」になるのでしょうかね?

甘根幸果


幸果「あのさウマショー。なんかあった?いやいや全然いいんだけどお菓子食べてもテンション上がんないみたいだし ちょっと気になって。あとなんか顔色も悪いし」
ショウマ「ごめん!俺おいしすぎて食べ過ぎたかも。もっと買ってくるね」
幸果「ああっ・・・ああ~ミスった!うちってマジで落ちてる人になんか言うの下手!ああ もう・・・もう!」

ペンキをかけられた時と一緒。恐らく幸果は落ち込んでいる人に対して「言うのが下手」というか言い過ぎるのが原因じゃないかと思われます。ペンキの時も
幸果「失礼します。おやつタイムで~す!末継さん ご飯もあんま食べてないじゃん。おなか減るとイライラするよ~あっ!うち この絵とか好きだよ。なんか優しくて。フフフッ。まあ うちの好みとか どうでもいっか」
と若干言い過ぎに思えるセリフが。励まそうとして空回りしてしまうのでしょうか?
悪い事ではないと思うのですが落ち込んでいる人に対して効果的かどうかは微妙な気もする。いや、これで立ち直る人もいそうなので人によりそう?
まあこの時点ではショウマが幸果に事実を打ち明ける事が出来なければどうにもならない、つまりほぼ無理だったとは思いますが。

絆斗「これ・・・」
幸果「何?これウマショー?」
絆斗「これが あいつの本性だ。社長も俺もだまされてたんだよ」
幸果「えっ?ちょっ・・・本性って何?」
絆斗「あいつグラニュートなんだよ!人間に化けて人間を襲ってる例のバケモン!」
幸果「えっ・・・?」
絆斗「あいつが戻ってきても入れんじゃねえぞ。危ねえかんな。いいな!」

次回絆斗とショウマは「信じる」になりそうですが幸果はどうなる事か。とはいえ絆斗以上に冷静に話を聞きそうだし幸果は問題ない気もする。しかしそうなると幸果もグラニュートと戦う、と言い出すかもしれないんですよね。前にペンキをかけてましたし。
その辺はどうなるのか・・・と同時に幸果が変身する事になるのかも気になります。

ラキア・アマルガ


ラキア「ふーん。結局お前もお前の母親もストマック社の被害者で あいつらを許せないってことだ」
ショウマ「信じてくれるんだ」
ラキア「今さっき一緒にストマック社を襲撃したろ。信じないほうが だるい」
ショウマ「ありがとう」

絆斗と違ってあっさり和解。まあ境遇が似たようなグラニュートな上にグロッタのセリフを聞けば関係が悪いとは推測できますしね。ラキアとショウマは問題なさそう。

ラキア「ただ言っとくが俺もやつらが憎いし やつらを倒すために戦うと決めた。でもお前みたいに人間に特別 思い入れがあるわけじゃない」
ショウマ「うん」
ラキア「お前と手を組んでもヴァレン・・・絆斗だっけ?あいつと一緒にやろうとは思わない。人間なんて弱い生き物のくせに助けてもらってる分際で・・・だる・・・」
ショウマ「そんな・・・」
ラキア「ほっときゃいいんだ。あんなやつ いなくても困らないだろ」
ショウマ「違うよ。困るとか困らないとか そういうんじゃないんだ」

そう。ラキアとショウマは問題なさそう。
逆にラキアと絆斗は問題ありそう。ラキアは復讐の為とは言え人間を襲ってますからね。ヒトプレスは取り戻したと言っても人を襲ったのは間違いないのでその辺を絆斗がどう判断するのか。
OPでラキアがはぴぱれにいるので絆斗と共闘する事にはなると思うのですがしばらくラキアと絆斗は険悪な状態が続きそうな気もする。
そもそも現状だと絆斗は戦力的には本当に「いても困らない」状態ですしね。そろそろ絆斗にも強化フォームを出してあげてほしい。

コメル・アマルガ


ランゴ「ラーゲ9が赤ガヴ側に寝返った?」
グロッタ「そう。3匹目のグラニュートハンターもそいつだった。昔アルバイトにしたコメル・アマルガとかいうやつの兄貴みたいよ」
ニエルブ「コメル・アマルガ。確かにいるねえ。でもとっくに誰かが粛清してる」
ランゴ「あいつ弟のかたきをとるために偽名を使ってうちに潜入したってことか」

ランゴがコメルの名前に反応しなかったという事はコメルを管理していたのはシータかジープのどちらか?
少なくともランゴとグロッタは関係なさそう。このシーンでニエルブが動揺しまくっているのでコメルについて何かしっていてもおかしくはないのですが・・・多分このシーンで一番ニエルブが心配しているのはヴラムについてですよね。
まあヴラムシステムとコメルの両方に関わっている可能性もあるのですが真相が気になります。

ダークショウマ


ショウマ「うまかった・・・これ(おでん)じゃ・・・ないのか・・・!」

ショウマ「うまい!おお・・・これが俺の体が求めていたもの・・・」
グミ(コーラ?)を食べゴチゾウを生み出すショウマ

基本的にダークショウマがゴチゾウを生み出す条件はショウマと一緒なんですかね?おでんや他の食べ物を食い漁っても全く反応しないですし。
ただグミを食べる直前にマシュマロを食べているんですよね。ショウマはマシュマロでゴチゾウを生み出していたので完全に同じという訳でもない?
ショウマ含めて何が条件でゴチゾウが生まれるのか気になります。

ランゴ・ストマック


ランゴ「あいつ弟のかたきをとるために偽名を使ってうちに潜入したってことか」
グロッタ「そして同じく私たちを恨んでいる赤ガヴと出会って手を組むことにしたって感じ?あーあ。ランゴ兄さんの目も節穴ね」
ランゴ「採用面接の時にお前の意見も聞いただろう」

圧迫面接の時にグロッタを同行させたのはグロッタの人を見る目を信用していたのではなく、単に責任逃れをするためだった?
いや、あの時は
ランゴ「今いるアルバイトどもとは別に新たにアルバイトを雇う。とびきり有能なやつを選びたい。グロッタ。手を貸せ」
とのことだったのでグロッタの見る目は信頼していたはず。ラキアは動機はともかく能力が優秀なのは間違いないですしグロッタは悪くない。
やはりこれはランゴが単に大きなミスの責任を一人で負いたくないからグロッタにも責任をかぶせようとしているように見えてしまう。

ニエルブ・ストマック


ランゴ「ラーゲ9が赤ガヴ側に寝返った?」
グロッタ「そう。3匹目のグラニュートハンターもそいつだった。昔アルバイトにしたコメル・アマルガとかいうやつの兄貴みたいよ」
ニエルブ「コメル・アマルガ。確かにいるねえ。でもとっくに誰かが粛清してる」

粛清したのは記録に残さないのだろうか。ランゴが気にしてないという事は記録に残さないんでしょうね。それだけバイト君を処分しているという事でもありそうですが。レアケースなら記録に残していそうだし。
逆にニエルブは粛清するやつが多いからその中から適当に選んで改造していそうな気がする。というかしない理由がなさそう。用済みとなった、しかも消えても問題ないグラニュートなんて恰好の実験材料じゃないですか。研造の元に持ち込んだグラニュート器官はその成れの果てな気がしてきた。

グロッタ「それを言うならニエルブだって気づいてもよかったんじゃない?あいつの改造までしてるんだし」
ニエルブ「まあまあ・・・過ぎたことを責め合ってても仕方ない。ここは建設的な話をしよう」
ランゴ「そうだな。ニエルブはまず扉のセキュリティーを強化しろ。グロッタは工場の設備点検と在庫確認を」
グロッタ「ランゴ兄さんもヒトプレス集めよろしく。赤ガヴにごっそり持っていかれたから」
ニエルブ「アルバイトの管理もしっかりね」
ランゴ「わかっている」

ニエルブがわざわざアルバイトの管理もしっかりね、と言ったのが気になる。管理していない方が実験材料を確保しやすいだろうに。
逆にここで管理について言及する事で自身がやってきた事に疑問を持たれないようにしたのだろうか?いや、バイト君に人間化以外の改造したかどうかは定かではないのですが。
なんにせよ建設的な意見をしよう、と自分のミスというか背任行為から目をそらせたように見える一連のニエルブの発言。
絆斗とショウマは関係修復できそうですがニエルブとストマック家は無理な気がする。ただしニエルブが会社をクビにされたらそれこそやりたい放題し始めそう(人間界に同種の知り合いもいるし)なのでショウマたちとは違う意味で心配になります。

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