仮面ライダーガヴ 37話 忘れたことはない 感想

絆斗は「絶対に乗り越えられる、だって俺たちは仮面ライダーだろ!」 となると思う 37話 忘れたことはない 感想 です。

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感想

ああ・・・これは復讐を成し遂げないパターンだ・・・。多分。

というかショウマのやって来た事を考えると絆斗が復讐を成し遂げてしまう事はないと思うんですよ。

今までショウマは散々

「どうする?二度と闇菓子に関わらないか この場で俺に倒されるか」と聞いてきたわけですよ。

そのショウマと一緒に戦う事を決めた絆斗がショウマの思いを無視して復讐を成し遂げるとは思えない。

・・・まあ今回ショウマはシータの復讐に来たジープをあっさり返り討ちにしようとしましたが。

とはいえジープとシータに関しては14話で

2人「お前も人間も全部この世から消してやる!」

ショウマ「シータ ジープ!ここで決着をつける!」

とやっている事。

今回も反省したわけではなく完全に私怨で襲い掛かってきている事を考えると「ジープ。これで終わりだ」とトドメを刺そうとするのは当然なのかもしれない。

さらに言えば絆斗は酸賀さんと

研造「ねえ絆斗くん。やっぱ君には人間を超えられる素質があるよ。俺と一緒にさらなる高みへ行こう」

絆斗「俺はそっちへは行かねえ。強くなるためにお前みたいになるくらいなら俺は俺のまま・・・弱い人間のまま強くなってやる!」

と、やっているんですよね。

酸賀さんは自分の目的のために自分も含めて全て犠牲にしようと決意をした。そして絆斗はそんな酸賀を否定した。

そんな絆斗が自身の復讐のために反省し、人を守ろうとしたグラニュートを倒すことが出来るだろうか・・・いや、できないですよね。

という訳で葛藤はあれども絆斗は復讐をしないと思われます。

だって絆斗は仮面ライダーだろ?葛藤も不条理もいつか、いずれは乗り越えて行けるから・・・

恐らく絆斗は乗り越えると思われますが気になるのがジープ。

ジープは絶対に乗り越えられないよ・・・

次回予告を見る限りジープはビターガヴの新しいフォームに変身する模様?「私は全部捨てた!」と決意のほどはうかがえますがどうなる事か。復讐心に駆られ過ぎてシータの幻影にも苦しめられている始末。

さらに言えばリゼルはジープを人形扱い。

ランゴを失ったグロッタは完全にジープを見限った。

ニエルブは最初からジープを実験材料扱い。

・・・と、まさに四面楚歌状態。シータがいればまだ乗り越えられる可能性はあるのですが、そのシータの復讐のために戦ってますしね。

これは退場しそうかな・・・とは思うのですがさすがにこのままマスターモードに倒される、という事はないはず。

何かしらドラマがあるとは思うのですがどうなる事か。

という訳で絆斗とジープの二人の復讐の結末が気になる37話 忘れたことはない の感想でした。


以下 6月7日追記 シーンごとの感想・雑記です。

太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。

井上生真

ジープ「赤ガヴ お前のせいだ!シータがいなくなったのもストマック家がめちゃくちゃになったのも全部 全部 お前のせいだ!かたきを取らなくちゃいけないんだ!早く 早く 早く・・・!ううっ!ああっ・・・!」
ショウマ「ジープ これで終わりだ」
「アイスイリュージョン」
ショウマ「あっ・・・」
リゼル「ごめんね 赤ガヴ。私のかわいい お婿さんは失いたくないの」

ストマック家がめちゃくちゃになったのはショウマのせいではないですよね。全部ブーシュが悪い。何かしら事情があった可能性はありますが現時点ではブーシュを擁護できる点はない。あとはショウマを倒せる状態で放置しまくっていた自分たちのせい・・・とかジープに正論を言っても恐らく通用しない。

ともかく思ったより覚悟が決まっているショウマ。ちょっとは躊躇するかと思ったのに。とはいえジープのこのセリフを見る限り改心する余地は一切なさそうなので倒そうとするのもわからないでもない。一応双子に関してはケーキを分け合えたらなあ、と思ったこともあったけれども・・・それ以上にこの世界を守ると決めたショウマの決意は固かった模様。

辛木田絆斗

ショウマ「グラニュート・・・?健二さんが・・・?」
絆斗「こんなとこで会えるなんてな・・・こいつは・・・俺の母ちゃんをさらったグラニュートだ!」
ショウマ「そんな・・・健二さんが・・・?」
ラゴー「あなたの お母さんを自分が・・・?」
絆斗「覚えてないのか?俺は ずっと お前を捜してた!」
ラゴー「そうですか・・・それで あなたはグラニュートハンターに・・・」
絆斗「そうだ。もう逃がさねえ」

結局絆斗の仇は一般グラニュートだった、という展開。

幹部でもなければ極悪なグラニュートでもない。ラキアの弟のコメルに近い存在・・・というかコメルが上手く闇バイトから抜け出せた場合の存在ですね。

特撮で肉親の仇の相手は大体極悪な性格をしている敵が多い印象なのでこれは珍しい。絆斗は師匠の塩谷の実質的な仇が色々極まっていた酸賀さんですし。わざと違う方向性にしたかったのかもしれない。

ただちょっと気になるのがラゴー。話を聞く限り数年前には闇バイトを辞めているっぽい?なのにグラニュートハンターの事を知っているのは気になる。バイトたちは支給された端末から情報を得ていたはずですがグラニュートハンターが活動しはじめたのは1年以内ですよね。ラキアなんかはハンターバレした後は即端末が停止されていたはず。ラゴーも同様だとしたらどこから情報を得ていたのだろうか。

ただシータとジープがバイトの失踪なんてあるある、みたいに言っていたので単に行方不明になっただけなら端末は停止させられないのかもしれない。ラキアは明確に裏切ってましたし。その違い?

寛人「うーん・・・」
ラゴー「ん!?」
絆斗「おい!」
ラゴー「坊ちゃん 大丈夫ですか?」
寛人「健二さん・・・」
ラゴー「しっかりしてください。おうちに帰りましょう。自分は逃げません。だから またあとで・・・」

もしかしたらこれはラゴーの演技で実際は未だに闇バイトを続けている可能性は ・・・さすがに無いか。わざわざグラニュートの状態で庇う必要もないですしね。あるとすればグラニュートハンターを罠にかけるため、という可能性もありそうですが、それは絆斗がこの状態で襲ってこないと知っている場合成立するはず。次回予告で絆斗からの攻撃に無抵抗だったっぽいのを考えるとやはりラゴーはバイトを抜けて一般的な人間として生活してきた可能性が高そうです。

となると、その改心したグラニュートを絆斗をどうするのか、という事になりそうですが・・・成し遂げるのは復讐ではなく「俺は俺のまま・・・ 弱い人間のまま 強くなってやる!」 という決意なんでしょうか。

ラキア・アマルガ

ラキア「何?和菓子屋の再生?」
ショウマ「スイーツのチャンネルやってるカブトダンシの浩二くんと仲良かったよね?和菓子 食べてもらいたいんだ。おいしかったら紹介してほしくて」
ラキア「はあ・・・だる。でも聞いてやる」
ショウマ「ありがとう!よろしくね」

結局ヴラスタムギアの破損はどうなったのだろうか。次回予告を見る限りビターガヴに変身したジープとヴラムが戦っているように見えますが。

それはともかくこれが案件ってやつか・・・いや、恐らく案件ではないのですが知り合いから紹介された和菓子を浩二は無碍に扱うことはできないはず。今回の依頼が成功してしまったら、今後はぴぱれに再建を依頼するスイーツは全てカブトダンシに紹介されることに・・・は、なさそうか。そもそも幸果が止めそう。

それはともかくこれからもラキアははぴぱれのスイーツ案件の担当にされそうな気がしないでもない。

お菓子カフェひだまり 

店主「なるほどね。和菓子屋さんの再建か」
ショウマ「本当においしい和菓子屋さんなんです」
店主「うん そう。でも あんまり言えること ないかな。和菓子は専門外だし。この店を始めたのは最近だしね」
ショウマ「えっ そうなんですか?」
店主「この店は 僕が子供の頃 通っていた駄菓子屋でね。ちょっと思い入れがあって・・・店を閉めるっていうから引き継がせてもらったんだよ」

結局この人はなんなんだろうか。もう準レギュラーじゃないですか。

というか今回再登場したことで一瞬こっちが絆斗の仇だと誤認してしまった。子供の頃通っていた、というセリフからグラニュートではないとわかるのに。このセリフが嘘でなければ。

まあショウマの正体も知らないはずなのでこの辺は嘘をつく必要もないですしね。となるとやっぱり井上みちるの関係者なんだろうか。さすがにここまで出番が多くて実は単なる一般市民でした、というオチはなさそう。

ラゴー

幸果「あの人は?」
玲奈「数年前から働いてくれてる うちの職人さんです」
寛人「健二さんは お父さんの味を しっかり守ってくれてます。すごい人です」

絆斗「大丈夫ですよ。あんどうさんには どういった経緯で?」
ラゴー「先代に拾われました。自分は取り返しのつかないことをしてしまって・・・」
絆斗「取り返しのつかないこと?」
ラゴー「あっ ああ・・・い・・・生き方を迷っていた自分に仕事を教えてくれたんです」
絆斗「恩人ってわけですか」
ラゴー「ええ。思い出させてくれたんです。お菓子を作る幸せを・・・」

数年前から働いている、ということは数年前にバイトを辞めた?

数年前だと仕入れ担当はランゴだったはず。数年前に足抜けしてランゴに粛清されなかったのだろうか。双子ならともかく。まあランゴなら足抜けしても他のバイトの邪魔をしない限り放置しそうですが。それに費やす時間も手間も無駄だという感じで。

しかしラゴーはグラニュート界でもお菓子を作っていた模様。まあストマック社もお菓子会社だし、一般的なお菓子職人もいるのでしょう。多分石細工屋っぽい気はしますが。

ただデンテ、ラキア、ラゴーと人間の食事に関心を持つグラニュートがいるのは朗報なんですかね?食べ慣れていないだけでグラニュートも慣れれば人間界の食事ができるようになりそう。少なくともラゴーは人間界のお菓子を再現できている訳なので。

そういった意味でもラゴーは人間界とグラニュート界の橋渡し的な存在になれる貴重な存在だとは思うのですが・・・改心した怪人は粛清されることが多い特撮。絆斗が倒さなくても退場する可能性はありそうですが、どうなることか。

ニエルブ・ストマック

ニエルブ「残念ながら ランゴ兄さんは善戦むなしく敗れました。赤ガヴの強さは我々の予想を超えているようです」
ボッカ「そうか・・・惜しい人材をなくしたなあ。しかし人間界に邪魔者がいるなら何か考えないといけないかもしれないよ」
ニエルブ「はい。しかし しばらく闇菓子の材料の供給が途絶えてしまうかもしれません」
リゼル「何 言ってるの?ランゴがいなくなったって私と優秀な副社長がいるのよ。問題なんて あるわけない。人間のおかしあげるから なんとかしなさい」

さすがにランゴ兄さんが倒されるのは想定外だった模様。まあ他のグラニュートの強さを考えると異常な強さでしたし。お菓子会社の社長が何故あそこまで強かったのだろうか。血筋?

それはともかく次回予告を見る限りこのリゼルからもらったお菓子でビターガヴの新フォームを作るようですが・・・もうニエルブは人間界のお菓子の研究に専念したらいいんじゃないかな?いくらでも強化フォーム作れそう。

とはいえさすがにマスターモードに対抗できるフォームにはならないと思われるし、そもそもニエルブは別の目的があるっぽいのでビターガヴの強化はそこまで熱心にやらないと思われますが。

グロッタ・ストマック

グロッタ「ジープ」
ジープ「グロッタ姉さん・・・」
グロッタ「辞令が出たわ。今度は私が仕入れ担当ですって。あんたの指図なの?」
ジープ「知らない・・・知らない・・・私じゃない それは・・・うっ・・・あっ・・・!」
グロッタ「そう・・・それは頼りになる副社長様ね!どう?あんたたちを追い出したランゴ兄さんに復讐できて満足?」
ジープ「私は・・・赤ガヴを倒したかっただけで・・・」

仕入れ担当という事はショウマと戦う機会がありそうですが、どうなることか。

さすがにグロッタがランゴより強いとも思えないですしマスターモードに対抗できないはず。搦め手を使えばどうにかなるかもしれないですがグロッタはジープと違って直接やりにきそう。

ああ、でもよく考えたらシータの仇となったあとのショウマと戦った時はショウマの事はそんなに恨んでいなかったようにも見えるんですよね。ケーキングとの戦いに満足して帰っていっちゃいましたし。

となるとグロッタの復讐心はショウマよりジープに向かいそうな気もする。ただその場合はリゼルと戦う事になりそうなので・・・グロッタもそろそろ退場しそうな気がする。

ジープ・ジャルダック

ジープ《ランゴ兄さんに赤ガヴを倒させるつもりが こんなことに・・・》

いや、想定外だった。

まさか自分でやるとは考えずにランゴ兄さんに始末させるつもりだったとは。ほかならぬシータの仇なんだから自分でやるかと思っていた。

ただ最初の方でも自分たちが戦うのは最終手段と考えていたっぽいんですよね。追い詰められてもう挽回しようがないところまで来てからようやくショウマと直接戦う事を決めていたようですし。基本的に自分たちが傷つくのは嫌なタイプなんでしょう。最初から遊ばずショウマを始末しておけばこんなことにはなっていなかったはずなのに。

ただそれでもシータの仇に対して自分で一度も戦わないまま、ランゴ兄さんに任せるとは思っていなかったですが。まあケーキングに敗北しているのでブリザードソルベを使えるようになったショウマとの戦いを避けるのは合理的と言えば合理的な気はするのですが。

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