仮面ライダーガヴ 第42話 割れた思いの果てに 感想

割れた思い 割れぬ眼鏡 第42話 割れた思いの果てに 感想 です。

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感想

結局ニエルブの眼鏡は割れず。
グロッタ姉さんが退場したのでニエルブも退場するかと思いきや、そんな事もなくさらなる謎だけ振りまいていったニエルブ。
これはニエルブがラスボスの可能性が・・・

ただ現状残っている強敵も多いので他グラニュートの動向も整理。
まずは大統領。
ニエルブの実験が中断されたためか人間界を視察しにくる模様。
次回予告からするとラキアがかませ犬にされてしまうのだろうか。可哀そうなアラモードモード。まあショウマも絆斗もやられているっぽいしラキアだけが敗北する訳ではなさそう。

しかしこの時点で大統領が登場するという事は大統領がここで退場する可能性はありそう?
マスターモードでも厳しい相手のようですが・・・勝機があるとすればランゴ?

ランゴはボッカの元・・・というよりリゼルの元で働いてはいましたがボッカに忠誠を誓った訳ではなく常にストマック社・家のために戦っていたはず。むしろボッカはストマック社にとって邪魔な存在だったんですよね。
そのボッカが人間界に来たということは始末する絶好の機会のはず。なにせ人間界に通じるルートはストマック社が独占している訳なので。大統領が未知の世界を視察している間に事故にあったとしても何らおかしくはないし、人間界に行けない以上、確かめようがないので。
と、なればランゴがショウマと共闘してボッカを倒す可能性もあるはず。

もしランゴとショウマが共闘する、もしくはランゴがショウマを利用してボッカを葬りさる事になるとラスボスはランゴという可能性も?
ただしランゴは一度ショウマに敗北している事。そこから強化はされていない(はず)事を考えるとラスボスになるのは難しいのかもしれない。
一応マスターモードの特性を理解した上で戦えばランゴにも勝機はありそうですが・・・やっぱり少し格落ち感が否めない。

他に残っている敵と言えばジープとリゼル。
ジープは強化されつつあるようですがまだマスターモードには程遠い実力。グルキャンとヴラムを一瞬で変身解除に追い込んだリゼルもいますが・・・リゼルが共闘するかどうかは微妙な気がする。
一応リゼルはトドメを刺されそうになったジープを守ったりはしていますが共闘はしそうにない気がする。したとしてもリゼルはさすがにボッカ以下の実力のはずだし・・・やっぱりラスボスというには少し格落ち感が。

と、なるとやっぱりラスボスはニエルブという事で。
・・・現時点では格落ち感がハンパない。少なくともランゴとボッカに比べたら数段下の実力ですしね。
ただしニエルブには謎の目標があるはず。
34話で
「まあ僕のやりたいことには莫大なお金がかかるんだ」 と言っていたニエルブ。

今回の話でも洗脳を使って何かしらの実験をやっていた事。
さらにヴラムのアラモードモードを見て
「ヴラム 君の その新しい形態 強いね。やっぱり赤ガヴの眷属を使ったの?」
「だったらなんだ?」
「ふーん・・・やっぱり赤ガヴかな・・・・」

と意味深なセリフを残した事。
「やっぱり赤ガヴかな」というのは酸賀さんや自身の研究ではなくショウマを使う事が自身の目標達成に必要だと考えているのだろうか?
ショウマのゴチゾウを使って、さらには莫大なお金を作って・・・何がしたいのかはよくわからない。
大統領の人間界牧場計画に難色を示した事から人間界を使って何かしら成し遂げようとしているのだろうか。今回グラニュートと人間の体を掛け合わせた生物を作り出した事も考えると・・・ハーフグラニュート、ショウマのような存在を複数生み出し自身の計画を成し遂げようとしている?

未だ謎が多いニエルブですがニエルブの計画が進み、ニエルブ自体が強化されればニエルブがラスボスになれる可能性だってあるはず。
仮面ライダーでマッドサイエンティストがラスボスを務めた事例はなかった・・・いや、Xライダーの呪博士がいた?キングダークを操っていたのは呪博士だったはずなので該当しそう?ただし本人はクソ雑魚ナメクジな上に登場したのが一瞬過ぎてマッドサイエンティストかどうかすら不明なのですが・・・ともかく前例がほとんどない科学者系のラスボスにニエルブがなれるのかどうか?
今後も注目していきたいと思う 第42話 割れた思いの果てに 感想 でした。


以下 7月12日追記 シーンごとの感想・雑記です。

太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。

井上生真

絆斗「ショウマ この人 知ってるか?」
ショウマ「母さん!?えっ なんで絆斗がこんな写真を?」
絆斗「これは お菓子カフェひだまりの店主 井上優さんの妹 20年以上前に行方不明になった井上みちるさんだ」
ショウマ「えっ?」
絆斗「ひだまりの井上さんは・・・お前の伯父さんだ」

結構あっさり伯父さんの存在を知る事になったショウマ。
登場してからの期間が長かったのであっさりというほどではないのかもしれないですが、ショウマが知るまでにもう少し拗れるかと思ったので。意外にあっさり。
ただショウマはともかく優が仮面ライダーの事を知ってしまった、仮面ライダーの正体自体は知らないという状況なのでここから何かあるのかもしれない。優が戦闘に巻き込まれてなんだかんだあってショウマの正体バレ。多少ギクシャクするものの、最終的には二人でお菓子屋さんENDになると予想してみます。

辛木田絆斗

絆斗「俺の力・・・俺の力は・・・」
黒絆斗「決まってる!ガヴとヴラムを倒すためだ」
白絆斗「お前はショウマを倒すために自分の体を改造までしたのか?違うだろ?」
絆斗「俺が・・・俺が戦う相手は・・・!」
白絆斗「目を覚ませ!」
黒絆斗「黙れ!」

この手のやり取りは自分の中の良い心と悪い心がぶつかって、みたいな展開が多いと思うのですが黒絆斗は完全に部外者ですね。ちょっと珍しい?
似たようなものだとジュウオウジャーの門藤操とジューマントリオとのやり取りに似ているような気がしないでもない。
ただジューマンたちは口は悪くとも基本的に操の味方だったし黒絆斗とは違いそうですね。

ニエルブ「ああっ・・・!君 僕の催眠を自力で解いたのか?」
絆斗「俺は強くなるって決めたからな」
ショウマ「絆斗すごい!」
絆斗「おうよ!」
ラキア「ド根性ってやつだな」
絆斗「おうよ!」

ラキアが絆斗のことを普通に褒めているのは珍しいような。まあ他の被害者は誰一人自力では洗脳を解けなかった洗脳を自力で解いたのだから凄いっちゃ凄いはず。ただド根性という言葉は素直に褒めているのだろうか。やっぱり絆斗みたいなやつには良くも悪くも洗脳の効き目が薄いのか、みたいなニュアンスもありそう?
ただ絆斗とラキアの関係が良くなった32話でもお互いにバカバカ言い合ってましたし、今回も絆斗はラキアに対してショウマと同じ言葉を返しているので問題はなさそう、というか良いやり取りですね。
という事を考えると絆斗は有言実行をしている気がする。
28話で「俺はそっちへは行かねえ。強くなるためにお前みたいになるくらいなら俺は俺のまま・・・弱い人間のまま強くなってやる!」 決意した絆斗。自分らしさを失わずに強くなっていっている、という事ですよね。

ショウマ「絆斗 何?話って」
絆斗「余計な世話だと思う。でも今回みたいに なんかあって万が一のことがあったあとじゃ取り返しつかねえから」
ショウマ「えっ何言ってるの?」

ショウマからしたら本当に何言ってるのと思ってしまう。
洗脳は無事解けたけどニエルブたちのせいで言いたいことも言えないこんな世の中じゃ・・・みたいな事になる前に重要な事を言っておく、という切り出し方は斬新な気がする。特撮だと大体秘密は知られたくないタイミングで判明してしまったりすることが多いので。特にガヴは。
この絆斗の判断が今後にどう影響するかは不明ですがこのせいで絆斗が気落ちするような状況にならない事を祈りたい。

ラキア・アマルガ

ラキア「しょうがない。二度と人間相手に使いたくなかったが・・・」
絆斗に触手を撃ち込むラキア
ショウマ「効いた・・・大丈夫なの?」
ラキア「俺の毒素は大して長くはもたない。ストマック社が改良したものは わからんがな」
ショウマ「そっか・・・ありがとうラキア。助かった」

ストマック社がやったのは改良なんだろうか。まあ直接打ち込むしかなかったものを霧状にして散布できるようにしたのは改良だとは思うのですが本人からしたら改悪ですよね。
まあ細かい事は置いといて。結構自分のやって来たことを悔やんでいるっぽい。まあ仲間になった経緯やアラモード・モードに変身する過程を考えれば当然ですよね。

ショウマ「まだ来る!止めきれない・・・!」
ラキア「仕方ない・・・」
海に入ろうとする人々に触手を撃ち込むラキア。その光景を見る幸果。

という事でしょうがなく人間に毒素を撃ち込むラキアでしたがこのシーン。若干幸果が引いているようにも見える。単に戦闘の邪魔をしたくなくて下がっただけにも見えますが・・・どうなんだろうか。
ラキアと幸果はかなり良い関係になっていると思いますが最終盤前に幸果がグラニュートに対して思っている事を話すシーンとか出てくるのだろうか。

甘根幸果

幸果「黒ずくめの男・・・もしかして酸賀!?えっやばっ!」
幸果《眼鏡かけてたら ほぼ確じゃない?まず顔 撮ってウマショーに送ってみよ》
ランゴ「なんのつもりだ?」
幸果「ごめんなさい 人違いでした!はあ・・・ただの黒い服の人じゃん。でも どっかで見たことあるような・・・ないような・・・?」

どっかで見たのは11話。ただあの時はすれ違っただけで鳥肌やっば状態でしたが今回はそういった事もなく。ランゴが抑えているだけなのか、それとも幸果がグラニュートに慣れたから変わったのか。
しかし2回も遭遇しているのは何かの伏線なんだろうか。さすがにランゴと和解はあり得ないと思うのでランゴが幸果とショウマの関係に気づいて人質のような状態にするとか?ちょっと気になります。

井上優

優「仮面ライダー・・・有名なのか?」
「人間を攫っている異世界の怪物グラニュート。少なくとも20年以上前から活動している」
優「20年以上前・・・!もしかして・・・みちるも・・・」

正体が判明したと同時に死亡フラグも立って・・・いや、死亡フラグかどうかは不明ですが危険な状態に陥りそう。
これはグラニュートを捜して戦闘に巻き込まれるパターン。ショウマの親族は兄弟を除けば優さんしか残っていないはずなのでさすがに優さんは生き残ると思うのですが・・・それでも死にかける事はありそうな気がする。

酸賀研造

酸賀「これは・・・俺が守る・・・」
ショウマ「酸賀さん ニエルブのために そこまで・・・」
ラキア「ショウマ あいつは もう酸賀じゃない。ニエルブに自我も肉体も奪われた傀儡だ」

公式HPによるとオールアップしてしまった。もう完全に退場ですね。
最後がゾンビ扱いというのがちょっと可哀そうでしたがやってきたことを考えると仕方ない。結局酸賀さんがなんのために研究をしてきたのかは明言されず。失った息子のためだとは思うのですが・・・という事を考えると「これは・・・俺が守る・・・」というのもニエルブの命令だけでやっていた事ではなかったのかもしれない。
とはいえそれが本編で明かされることはないでしょう。ガッチャードのラケシス誕生のスピンオフやったんだから酸賀さんのスピンオフをやってくれてもいいとは思ってしまいますが。

ランゴ・ストマック

ランゴ「恐らくニエルブの仕業だな。いや・・・大統領のたくらみか?やつがやろうとするならば・・・」

これはニエルブの作戦が失敗に終われば大統領が直々に出てくると予想しているのだろうか。ジャルダック家にストマック家・社を掌握されてしまっている以上、ストマック家の再興にはボッカが邪魔なのでランゴはボッカを消そうと考えると思うのですがどうなることか。

ニエルブ・ストマック

ニエルブ「やったね酸賀さん。ヴァレンの催眠もうまくいったよ。あなたが生きているうちに この技が使えれば強化改造も もっとスムーズにいけたかもね。まあ今となっては どうでもいいか。さて・・・次は もう少し難しい命令を試してみよう」

やっぱりニエルブは酸賀さんに対しては友情らしきものがあったように思える。まあ歪な関係ですが。少なくとも単なる実験台以上の感情は持ち合わせていると思うんですよね。まあ今となってはどうでもいいことになってしまっているのですが。

ニエルブ「やるねラーゲ9。君の毒素にそんな使い方もあったとは・・・」
ラキア「ニエルブ!」
ニエルブ「どのみち今回の実験は成功だ。じゃあ また」

ショウマ「まずは あの銃を壊せば みんなが助かる!」
ニエルブ「おっと それは困るな。まだ使いたいんだ」

実験自体は成功した。今後も実験を継続したいという事なのか。それとも別の何かに使いたいという事なのか。両方ともあり得そう。大統領の人間界牧場化計画は一人一人命令させていくのでは効率が悪いし改良が必須。ニエルブ自身の目的は不明ですが実験材料を集めるという点では催眠や洗脳の類はいくらあっても困る事はないでしょう。
ただちょっと気になるのが銃の破壊を嫌がった事。ニエルブの事だからバックアップぐらい作ってありそうですが。ラーゲ9の毒素を改良したニエルブなのでグラニュートの死体から似たようなものを抽出してありそう。銃さえ破壊してしまえばこの作戦は継続できないよ、と誤認させるために演技をした可能性とかあるのだろうか?

ニエルブ「ヴラム 君のその新しい形態 強いね。やっぱり赤ガヴの眷属を使ったの?」
ラキア「だったらなんだ?」
ニエルブ「ふーん・・・やっぱり赤ガヴかな・・・」

結局これは何なんでしょうかね?
ニエルブがラスボスになると仮定すると流れ的に仮面ライダーになりそう。ラスボスがギフ様なんだかジュウガなんだかバイスなんだかわかり辛いリバイスを除けば他令和ライダーは全てラスボスは仮面ライダー。
自分の作った眷属よりも赤ガヴが作った眷属を採用した方が強くなれそう、ぐらいの意味だったりするのだろうか。

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