オルカブースターは前回の指輪争奪戦参加者にとってはいい迷惑だったと思う 第23話 孤独な超新星、覚醒ウルフ!感想 です。
感想
前回の指輪争奪戦では誰も適合できませんでした
→吠はオルカブースターより狂暴なので適合できました。
・・・主人公がそれでいいのだろうか。
いや、だって敵幹部のファイヤキャンドルが適合できなかった銃ですよ。
それを戦隊側のレッドが適合出来るとかなんか色々間違っているような。
と、思ってしまったのですがよくよく考えたら吠は元々狂暴な性格ではなかったんですよね。なにせクオン曰く「天使」。
昔はお兄ちゃん子だった吠。その天使のような吠が幼少期にノーワンワールドに放り込まれ、獣のような生活を送らざるを得なかっただけ。
オオカミに育てられた人間という実例があるようですが幼少期の生活はその後に大きな影響を及ぼすはず。
つまり天使のような悪魔の笑顔を持つ銀狼・・・違う番組だった。
とにかく元々ヒーローのような存在の兄に憧れた吠が獣のような生活を送った結果が赤いジャックナイフを生み出し、オルカブースターに変身できるようになった、という事ですね。納得。
それはいいのですがテガソード様はなんでこんな強化アイテムを生み出したのだろうか。
吠以外誰にも使いこなせないような。虎に育てられたレッドの漢堂ジャンだって無理じゃないですかね?こんな強化アイテム。
とはいえテガソード様も自分の意思で自身の力を手放した訳じゃ・・・映画のネタバレになりそうなので止めておきます。
とにかく前回の指輪争奪戦の参加者にとってはいい迷惑なアイテムだった事は間違いない。
ワイルド過ぎるワイルドゴジュウウルフはおいといて。
今回の話で気になるのが具島玲。
目的は「無限を捕まえてみせる」とのこと。
・・・頭が熱暴走しすぎてダメになっているのでは。玲さんは。
まあ玲さんの事は後々色々明らかになるとは思いますがそんな玲さんを救おうとしているのが陸王。
本当に陸王は「相変わらず真面目だねえ」
どう考えても玲はヤバい人なのですが。陸王はこんな玲も救いたいと願っているっぽい。色々あってゴジュウジャーに戻る事はできたのですが、それでも玲と緒乙、そして角乃を救いたいと願っている模様。しかも自分一人で。
玲さんへの罪悪感から来るものなのか。
それともみんなのアイドルはみんなを救わなきゃ、と思っているのか。
自分の願いがあるのはいい事だとは思いますがその願いを叶える為に自分だけで頑張る必要はないと思うのですがどうなる事か。
まあ角乃に事情を離したら
「犯人も必ず捕まえてぶん殴る!」 されるどころかユニコーンドリルで風穴を開けられそうですが。
まあゴジュウジャーは戦隊という体をとってはいますが基本的には同盟関係。まだまだ陸王自信が他のメンバーを仲間だと思っていないのかもしれない。
もしかしたら陸王の件が解決する事でゴジュウジャーが真の戦隊となるきっかけになるのかもしれないと思った 第23話 孤独な超新星、覚醒ウルフ!感想 でした。
以下 8月1日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。
遠野吠
陸王「吠くん!どうして・・・!?」
吠「このまま てめえに死 なれちゃ目覚めが悪いんだよ!」
真白「手ぇ離せ!お前も化け物になりたいのか!?」
吠「俺はこの街中の不良から赤いジャックナイフと恐れられた遠野吠!こんなやつに飼いならされるほど やわじゃねえ・・・!!」
↓
真白「オルカブースターと通じ合ってる・・・ハハッ・・・!海の狼の凶暴さを陸の狼が上回ったってことか。なんてやつだ」
赤いジャックナイフは誰が呼び始めたのだろうか。
吠は赤色の服も来ていますがどちらかと言えば黒が目立つ配色のような。たださすがに夏は赤がメインか。もしくは返り血で・・・まあ吠は自分から攻撃を仕掛ける事はない(はず)なので返り血だったとしても襲ってきたやつが悪いですね。多分。
そんなジャックナイフさんですが狂暴さが評価されるのは珍しい。いや、戦隊レッドにはいないよ・・・。ゲキレッドは野性味にあふれていただけで凶暴ではなかったし。クワガタオージャーは暴れる事はありましたがアレはダグデドのせいだったし(父親が関与してたこともありましたが)。基本的にはデメリットでしかない。
オルカブースターがどういった経緯で作られたかは不明ですが50人もレッドがいれば誰か一人ぐらい適応するやついるやろ、と出てきて少なくとも1万年はお預けを食らった訳か。吠がいてよかったですね。
陸王「なんで・・・なんで僕のために危険を冒して・・・!」
吠「陸王 お前は今なんのために戦ってるんだ?」
陸王「僕は・・・」
吠「俺はお前のことは いけ好かねえ。だがな・・・お前が今まで いろんなやつを笑顔にしてきたことは見てきた!そういうとこだけ すげえと思ってたんだよ。だから思い出せ。お前の願いはなんだ!?」
陸王「僕の願いは・・・アイドルナンバーワンになること」
吠「だったら戦え。自分の願いのために!」
陸王「この僕が君に お説教されるなんてね。でも響いたよ。エンゲージ」
吠が最終的にどんな願いを持つかは不明ですが他人の願いを成就させることを願うのかもしれない。自分に無ければ他人の願いを叶えればいいじゃない・・・あれ?それはテガソード様がやっている?
まあ555のたっくんも夢自体は啓太郎と同じになったし、別に願いが他の人間と被っても問題はないはず。それに願いは一つである必要はないですしね。映画のラストで他メンバーのナンバーワンを奪ってやるぜ、みたいな事を言っていた気がするし。願いがなかった吠には色んな願いをもってほしいと思ってしまう。
百夜陸王
陸王「玲さん やっぱり あなたは間違っています。彼女を・・・緒乙ちゃんを解放してください!」
玲「ダメだ。一河緒乙は大事な実験材料だ」
陸王「でも・・・!」
玲「彼女はシンケンレッドで指輪の意識を取り戻した。そのメカニズムさえ解明できれば俺は自分の命を救い人生を取り戻せる。お前に奪われた人生をね。俺はお前を知っている。お前は優しい人間だ。だから俺を救ってくれるよな?陸王」
↓
陸王「それでも・・・やるしかないんだ!僕の罪を償うために!」
↓
陸王《角乃ちゃん ごめん。もう少しだけ待っていて。あの人のことは僕が・・・》
なんか自分を犠牲にしそう。陸王は優しくて根が真面目だから・・・。
そもそもの話、玲の人生を奪ったのは(恐らく)陸王のストーカーのはず。もしくは陸王被害者の会。自分を庇ったせいで傷を負ったとはいえ、玲のためにゴジュウジャーのメンバーと敵対する事はないと思うのですが・・・まあ、その辺が真面目なんでしょうね。
玲の発言で気になるのが「自分の命を救い」の部分。「お前に奪われた人生」は玲自身の願いが断たれた事を指すと思うのですが「自分の命」は何を指すのだろうか。自分の命を救い→人生を取り戻せる、なので命と人生は別のはず。
そもそも緒乙でメカニズムができるとはなんだろうか。もしかしたら玲は願いという人生を奪われたのではなく本当に一度死んでいるとか?それなら指輪の戦士でもない玲が何故生きているのだろうか・・・などなど疑問点が多すぎる。
もしかしたら厄災側の存在なのかもしれない。一度死んだけれども厄災の影響によって目覚めた。ただし復活は一時的な物で何かしらしないと本当に死んでしまうよ、みたいな?その場合はクオンと似たような立ち位置になるのかもしれない。クオンも厄災の影響を受けている可能性がありそう?
とにかく陸王が玲を救うには色々と障害がありそうですがどうなる事か。さすがに自己犠牲で救おうとするならば今回のように吠が救って・・・いや他メンバーが救ってくれる事になりそうですが。
熊手真白
禽次郎「敵をだますには まず味方から・・・ってことか。・・・って僕の あの苦労はなんだったんだ?あれ!」
吠「いいじゃねえか!結局オルカブースターは手に入ったんだしよ」
ゴッドネスの苦労は続く。神ではなくゴッドネスな真白には限界があるんですよ・・・まあアザラシ作戦はどうかと思いますが。人間ではなく水族館を買い取ってアザラシでも使えば・・・シャーシロが激怒しそうな作戦になりそうなので止めておきます。
しかし真白は多少の裏切りなどはあまり気にしないのだろうか。それとも事情を知っているからこそ配慮したとか?なんにせよ前回の指輪争奪戦で1万とんで26歳なゴッドネス。今までも、そしてこれからも様々な救世をしてゴッドになっていくのでしょう。
オルカブースター
真白「オルカブースターは指輪戦士の力を強める銃だ。しかし不適格な者が使えば その狂暴性にのみ込まれ やがては血を求めるだけの化け物になる。前回の指輪争奪戦の時 誰もオルカブースターに適合できず多くの犠牲者が出た。だから二度と使われることのないよう海の底深くに封印されたはずだったんだが・・・」
竜儀「しかし なぜか その封印が解けたと」
真白「おおかた やつの力を求める心と共鳴して目覚めたんだろう」
禽次郎「僕たちは どうすれば?」
真白「あれは危険すぎる。さっさと捕まえて もう一度 封じるしかねえ」
こんなもの破壊した方がいいのでは?
不適格な者が使えば、とされていますが不適格な者ばかりじゃないですか。むしろテガソード様が選出した指輪の戦士に適応する人間が多かったら怖い。結構狂暴なファイヤキャンドルでも暴走したし。敵幹部より狂暴なやつでなければ適応できないって相当アレなアイテムだと思うのですが。
封印しなかったのはオルカブースターもテガソード様の一部だったのか。それとも単純に強すぎて破壊できなかったからなのか。その辺は不明ですがオルカブースターさんはもう少し自分を制御したほうが良かった気もする。
ファイヤキャンドル「体が・・・熱い・・・!うおおおおおーっ・・・!!」
邪道シンケンレッドに変身するファイヤキャンドル
真白「やっぱり こうなっちまったか!」
やっぱり、という事は前回の指輪争奪戦でも同じ事があった模様。しかも何回も。多少暴走するぐらいならまだしも怪人化は如何なものかと思う。戦隊メンバーが怪人化するなんてそんな事・・・あったね。しかも複数回なったやつがいる。前回登場した鳥飼なんかは3回以上怪人化してきているような気がする。
という訳で戦隊メンバーが時には怪人化してもおかしくはないという事でオルカブースターさんの存在もおかしくはないのかもしれない。
吠「テガソード お前の力も強くしてやる!リングイン!人神一体!」
「切り込め!一閃!アカツキ!テガソードアカツキ!降臨!」
テガソード様は自分の力で強化されないのだろうか。基本的に合体して強くなっている。
とはいえオルカブースターもテガソード様が1万年前の戦いの影響でテガソード様から分離したものだと考えると元の形に戻りつつあるということ?となるとやはり最終形態はテガソードオリジンとなるのだろうか。映画ではオルカブースターなしでテガソードオリジンに戻ってはいましたが。
・・・いや、そもそも1万年の指輪争奪戦でテガソード様が指輪と分離する前からオルカブースターは存在していたような。
真白が優勝→厄災を倒す→テガソード様が指輪をばらまく、という流れのはず。オルカブースターは何なんだろうか・・・。
別の存在だとすれば最終形態はテガソードオリジンにグーデバーンとオルカブースターが合体する事になる?もしくはそこにテガジューンも加わる事になるのかも?最終形態がどうなるのか楽しみ。
ファイヤキャンドル
ファイヤキャンドル「自業自得だ・・・俺は力に溺れ・・・ブーケ嬢 あんたにまで手を上げちまった・・・すまねえ!一発 殴ってくれ!
ブーケ「もう いいんです。あなたが無事なら」
ファイヤキャンドル「それじゃ俺の気が済まねえ!頼む!」
これを見る限りはファイヤキャンドルがオルカブースターに適応できなかったのは納得できる。凶暴さが足りないですよね・・・。まあ部下に慕われている時点で狂暴さはあまりない。
むしろブーケ嬢ならオルカブースターに適応出来た可能性が・・・いや、なんでもないです。ブーケ嬢はシャチではなくフェニックスに適応しそうですしね。
テガジューン
テガジューン「体をむしばまれても なおも力を求めるか。そなたの戦い 見届けよう」
指輪から腑破十臓が呼び出される
ブーケ「この者は?」
テガジューン「指輪に眠る戦いの記憶をコピーし生成した兵卒だ」
これ下手したら指輪から幹部のコピーを生成できないだろうか。というかやろうと思えばできるはず。運命の乗り手を見定めるのも目的であって地球を滅ぼすのが目的ではないので。
映画でも言ってはいましたがテガジューンも願い自体は肯定派なんですよね。テガソード様からコピーされた存在なのでテガジューンもブライダンたちが望めば力を分け与えてくれるのかもしれない。
具島玲
玲「俺は無限を捕まえてみせる。必ずね」
無限とはなんだろうか。永遠の命?
それが玲の元々の願い、陸王を庇う事によって失った願いなのか。それとも指輪(ブランク?)を手にしたことで芽生えた願いなのか。なんにせよこれからの戦いは玲が大きく関与してきそうですね。
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