全部守ると決めたら 強くなるしかない? 第48話 燃えろアメイジングミ 感想です。
- 感想
- 井上生真「何が幸せかは自分で決める!お前たちのやってることは・・・みんなの未来を踏みにじっているだけだ!」
- アメイジングミフォーム
- 辛木田絆斗「信じてやれなくて悪かったな」
- ラキア・アマルガ「守るためとはいえ すまなかった」
- 井上優「襲われている人を助けるんですか?僕も手伝います」
- ニエルブ・ストマック ショウマ「まさか あんな最期になるなんて・・・」
- ジープ・ジャルダック「シータ。私 少し強くなれてる気がする。グロッタ姉さんを倒したヴラムが私から逃げたのよ」
- リゼル・ジャルダックリゼル「わかってないわねパパ。弱いのがけなげに頑張ってる その痛々しい姿がいいんじゃない」
- ボッカ・ジャルダック「無意味な存在だった君たちに わずかながら生まれた価値を与えてあげたのだから。幸せに思いたまえ」
- ランゴ・ストマック「ストマック家がストマック社が俺の手に戻ってきた。あいつの計画も俺のものだ」
感想
うーん・・・ちょっと怪しいアメイジングガヴへの変身。
オーバーガヴ変身時には
ショウマ《お菓子は戦うための道具じゃない・・・お菓子があったから 結果的に戦える力が湧いたんだ。お菓子を食べるって・・・ちゃんと おいしく味わう気持ちを忘れちゃダメなんだ!》
と、お菓子を食べる意味を再確認したショウマでしたがアメイジングガヴはボッカを倒すためにだけに小石ごとグミを食べ、ボッカの人やグラニュートを蔑ろにする態度に怒りも混じった変身だったように思えてしまう。
さらに加えれば小石ごと食べた事。
これまでショウマが石を食べた描写はなかったはず。ラキアやマーゲンなどグラニュートは石を常食している生物ですがショウマは人間に、母親のみちるに似た味覚の持ち主だったはず。
石を食べる事は可能だったかもしれないですが、それでも石は食べて来なかった。
それが今回グミごと石を食べ、そしてアメイジングガヴのゴチゾウが排出された事を考えるとショウマはグラニュートに近づいている可能性がありそう?
それが良い事なのか、それとも悪い事なのか。
人間界を守ろうと強くなってきたショウマですが、グラニュートしての側面が強くなってきた可能性があるのは・・・どうなんでしょうかね?
ショウマとしては人間界を守るために一度は人間界を捨てようとしたほど。その決意がショウマの中にあるグラニュートの力を目覚めさせた可能性はありますがショウマ自身としては
幸果「どうしたい?ウマショー」
ショウマ「いたい・・・俺まだ ここにいたい・・・」
という気持ちの方が強いはず。
ボッカを倒し、後はランゴを倒せば人間界への脅威は去る可能性が高いですが、その後の人間界がショウマを受け入れてくれるのか。そしてショウマ自身がグラニュートに近づいた自分を人間界に居続けようと思うのか。
ただアメイジングガヴへの変身は怒りだけの変身ではないはず。
あくまでボッカを倒すためにボッカへの怒りも含まれていただけで本質的には人を守りたいという願いで誕生したフォーム。
そして例えショウマがグラニュートになったとしても人間界にも幸果をはじめ受け入れてくれる人がいるのも確かな事。次回予告を見る限り伯父の優もショウマたちの正体に気づくようですし。
という訳でアメイジングガヴはちょっと危ういところはあるとは思うのだけれども人間界を守りたいという強い思い自体がショウマを強く成長させてくれたフォームだと思っておきます。
ただボッカを倒し、ランゴを倒すのにもこれ以上の力が必要ない事も確かなはず。
ショウマがこれ以上強さを求める事がないような世界が来てくれる結末を願う 第48話 燃えろアメイジングミ 感想でした。
以下 8月23日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。
井上生真「何が幸せかは自分で決める!お前たちのやってることは・・・みんなの未来を踏みにじっているだけだ!」
ショウマ「何が幸せかは自分で決める!お前たちのやってることは・・・みんなの未来を踏みにじっているだけだ!」
ボッカ「フン・・・くだらん」
ショウマ「諦めない・・・俺は諦めない!」
アメイジングミゴチゾウが生み出される
ショウマ「いくぞボッカ」
「アメイジングミ ジューシー」
アメイジングなアメイジングミフォーム。
公式HPによると小石自体はプラスにもマイナスにも影響しなかった模様。あくまでショウマの諦めないという思いとグミが合わさった特殊フォームっぽい。感想の項目では怒りに反応した、と書いてしまったのですがそうでもなかった気もする。あくまで幸せを踏みにじるボッカに負けたくないという思いが生み出した、という事ですよね。ボッカに対する怒りはあったとは思われますが怒りに任せた変身ではなかったはず。
クウガのアメイジングと違って・・・と思ってクウガのガルド回見たら別に怒りは関係なかった。クウガが怒りにのまれそうになったのはジャラジ戦か。アメイジング全く関係なかった。
とにかくショウマは人や世界を守りたいという思いはこれまでも、そしてこれからも変わらないという事は間違いないはず。
アメイジングミフォーム
ボッカ「ひれ伏せ」
ショウマ「タアッ!」
ボッカ「うっ・・・!私の言葉が効かない・・・!?」
ラキア「ショウマの熱で空気がゆがんでる・・・」
言葉が届くと反応してしまう→空気をゆがませて届かなければいいじゃない、という逆転の発想。ボッカの能力を考えたからこの能力を考えたのか。それともアメイジングミを出す事が決定したからボッカの能力を考えたのか気になってしまう。
まあそれはともかくこれは・・・ゴッドフィンガーに見えてしまう。ゴジュウジャーでも似たようなシーンがあっただけに。今週はどれだけ関さん推しなんだろうか。
辛木田絆斗「信じてやれなくて悪かったな」
絆斗「ただニエルブの野郎は本気でボッカに一矢報いる気だった。ショウマを誘って倒そうとしてたのも本気だった。それはわかった。信じてやれなくて悪かったな」
ショウマ「信じられないのも わかるから」
なんか双方大人の対応になっている。
まあ28話まで散々拗れて28話で完全に和解した二人なので今更この程度の事で関係が崩れたりはしないか。
それはともかく絆斗の最強フォームは結局フラッペカスタムになってしまうのだろうか。悪いフォームじゃないのですが最後にサプライズがあっても、と思ってしまう。例年の2号ライダーの件があるので。
という訳でアメイジングミ以上のアメイジングを信じています。
ラキア・アマルガ「守るためとはいえ すまなかった」
幸果「ウッソ!うちもヒトプレスにされて闇菓子にされるとこだったんだ。やばっ!」
ラキア「あっいや・・・お前たちをヒトプレスにしたのは俺だ」
幸果「えっ?」
ラキア「守るためとはいえ すまなかった」
幸果「うちこそ やりたくないことさせちゃって ごめん。おかげで助かった。ありがとね」
なんか双方大人の対応・・・というよりそれ以上の関係に見える。
実際互いにどう思っているのかは不明ですがラキアは幸果に対して絆斗やショウマ以上に気を使っていますよね。仮面ライダーではない一般人だから、という見方もできますが・・・こちらもある意味アメイジングな展開があるのかもしれない。
井上優「襲われている人を助けるんですか?僕も手伝います」
ラキア「ショウマたちを手伝ってくる」
優「襲われている人を助けるんですか?僕も手伝います」
次回予告を見る限り仮面ライダーの正体に気づくことになりそうですがそれ以上の事、ショウマがみちるの息子だという事実に気づくのだろうか。
ただここまで引っ張ったからにはサプライズでバレるのではなく、双方納得できる形で甥だと判明してほしいと思ってしまいますが、どうなることか。
ニエルブ・ストマック ショウマ「まさか あんな最期になるなんて・・・」
ラキア「そうか。ニエルブはボッカにやられたか・・・」
ショウマ「まさか あんな最期になるなんて・・・」
・・・マジで退場していた。
最期の言葉が「・・・え?」なのは如何なものかと。再生怪人とかなら無言で爆散するやつ多数ですが幹部怪人が「え?」で退場するのは前代未聞じゃなかろうか。
ただランゴ兄さんも爆散してからOPで存在が消されて・・・と思って見返したらOPのランゴは消されていなかった。ボッカに差し替えられただけですね。ニエルブはグロッタやシータのように消されたので・・・ただ今回ジープと話すシータのシーンがあるので誰かニエルブ兄さんを思い出す人物がいれば・・・いれば・・・いないか。可哀そうなニエルブ兄さん。
ジープ・ジャルダック「シータ。私 少し強くなれてる気がする。グロッタ姉さんを倒したヴラムが私から逃げたのよ」
ジープ「シータ。私 少し強くなれてる気がする。グロッタ姉さんを倒したヴラムが私から逃げたのよ」
シータ「へえ すごいじゃん」
ジープ「支えてくれたリゼルのおかげかも。シータにも紹介できたらいいのに」
シータ「・・・そうだな」
ジープ「もうちょっと何か言ってくれても・・・」
うーん・・・精神的に安定しているのか、それとも不安定になってきているのか。次回予告によるとジャルダック家が事実上無くなりリゼルが追い詰められる事になるようですが・・・ジープはリゼルに寄り添うのか。それともあくまでシータの敵討ちとしてショウマたちと戦うのか。
ただショウマと戦うのではなく絆斗と戦うような予告にもなっているので・・・どうなるのか予測ができない。
さすがに他兄弟が全滅する以上、ジープも退場するとは思いますがどういった末路を迎える事になるのだろうか。ただジープはショウマがトドメを刺さずに見逃したこともあるんですよね。もしかしたらリゼルと一緒に生き残る可能性もある?
リゼル・ジャルダックリゼル「わかってないわねパパ。弱いのがけなげに頑張ってる その痛々しい姿がいいんじゃない」
ボッカ「リゼル。あの婿どのは いつまで飼っておく気だ?」
リゼル「いつまでって どういう意味?」
ボッカ「ストマック社も闇菓子工場も あの扉の部屋も もう私のものだ。あの弱い婿殿など いなくても・・・」
リゼル「わかってないわねパパ。弱いのがけなげに頑張ってる その痛々しい姿がいいんじゃない」
回想 ジープ「ありがとう」
「痛々しい姿がいい」とは言いつつもジープの言葉に何か思うところがあるリゼル。それがリゼルに対する人形以上の感情の芽生えなのか。今回ボッカが退場したことで身内はいなく・・・母親は登場していないですがいるのだろうか。
とはいえここまで一切登場していない以上、登場する可能性も低いはず。となると頼れるのはジープだけとなりそうですが・・・果たしてジープとリゼルはどのような末路を辿るのか。
リゼル「くっ・・・!この私に こんなことしていいと思ってるの!?パパが許さないんだから!」
ランゴ「フッ・・・今さらお前に頭を下げる必要もない」
実はリゼルがボッカ以上に強い可能性を考えていたのですがそんな事はなかった。少なくともランゴ以下なのは確か。怪人態になれば多少強化される可能性もありますがさすがにボッカ以上という事はなさそう。
となるとリゼルがラスボスになれる可能性も低いので・・・戦わずに終わりそうな気もしてきた。一応怪人態は登場(ジープと初めて出会った時)しているので戦う可能性はありますが。
ボッカ・ジャルダック「無意味な存在だった君たちに わずかながら生まれた価値を与えてあげたのだから。幸せに思いたまえ」
リゼル「どう?パパ。上質なヒトプレスが こんなに」
ボッカ「ハハハハハ・・・この調子なら次の選挙どころか全ての市民を掌握できそうだ」
さすが野心あふれる大統領。ショッカーだってそんな事やらんよ。多分。
まあゲルショッカーは戦闘員をゲルパー薬で服従させているので大差ないのかもしれない。
しかし・・・
ボッカ「ふう・・・やれやれ。力なき者は おとなしく私の肥やしになればいいんだ。むしろ感謝してほしいぐらいだよ。無意味な存在だった君たちに わずかながら生まれた価値を与えてあげたのだから。幸せに思いたまえ」
このセリフを見る限りボッカは本当にグラニュートを自分の肥やしにしか思っていなかった、という事ですね。同族のグラニュートですらこれなんだからそりゃ人間なんか牧場の家畜扱いして当然ですよ。
令和ライダーのラスボスにしては・・・ラスボスじゃなかった。まあそれはともかく徹底した利己主義だったという事で。
ランゴ・ストマック「ストマック家がストマック社が俺の手に戻ってきた。あいつの計画も俺のものだ」
ショウマ「ああ そうだ。兄さんこそ俺たちに手を貸してほしいんじゃないの?絆斗たちをグラニュート界に送り込んだのって そういうことなんだろ?」
ショウマ「俺からの条件はストマック社が闇菓子と人間界から手を引くこと。それが絶対だ」
ランゴ「・・・わかった。俺の目的はストマック社を取り戻しストマック家を再構築することだ。それがかなえば なんでもいい。ボッカをおびき出す。その気があるなら来い」
最初から約束を守る気がなかったランゴですが・・・このシーンよく見たら約束をしていないようにも見える。「わかった」とは言ってますが約束するとも言ってないですよね。言質取られることを心配したわけでもないはずですが・・・これぐらいの事を平気でやれないとグラニュート界の大統領はやれないのかもしれない。
しかしこのシーンはランゴにも一見改心の余地があると思えてしまう。なにせこれまでランゴは闇菓子なくてもいいんじゃね?と視聴者に見せてきた。そしてニエルブも似たような事をして実際に闇菓子を手放した。となるとランゴも・・・と思ってしまう視聴者もいるのかもしれない。先週の私とか。闇菓子なくてもいいかもしれないけれど闇菓子でストマック社が再構築できるなら使いますよね。ランゴなら。
ボッカ「何度来ようが同じ・・・うっ・・・!」
ランゴ「これでもか?」
ボッカ「まさか最初から そのつもりで・・・!ランゴ貴様・・・!!」
ランゴ「やれ!赤ガヴ!」
個人的にはウィザードのグレムリンを思い出したのですが・・・若干違うか。グレムリンはあくまで自分の体を張って自分の目的を成し遂げたのに対してランゴは最初からショウマたちを囮にするつもりだったようですし。
そもそも串刺しにされたのはグレムリンだったよ・・・あいつ体を張り過ぎている。
グレムリンはともかく印象的なシーンというのは間違いないはず。
ランゴ「ハハハ・・・ようやくボッカを倒した。ストマック家がストマック社が俺の手に戻ってきた。あいつの計画も俺のものだ」
ショウマ「えっ?」
ランゴ「人間ども出荷の時間だ」
これはランゴがラスボスで確定なのだろうか。
復讐心が薄れてきているようにも見えるジープがラスボスというもアレだしショウマとの因縁を考えるとラスボスに相応しいのはランゴなのですが。
しかし映画と違って本当に他の兄弟の事をほとんど考えていないですね。ランゴは。
映画の世界ではストマック社がグラニュート界のトップになった世界なのだろうか。ジープやシータの為に戦っていたし。
ランゴはショウマに生まれてきた事自体が間違いだ、と言っていましたが・・・ランゴは生まれてきた世界が違えばいいお兄ちゃんだったのかもしれない。
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