仮面ライダーガヴ 第49話 俺はお菓子を信じてる 感想

俺は絆斗が弱い人間のまま強くなった事を信じている 第49話 俺はお菓子を信じてる 感想です。

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感想

仮面ライダーガヴもいよいよ次回が最終回。
闇菓子によって人生を歪められたショウマ・絆斗・ラキアの3人がそれぞれの最終決戦に挑む。

・・・のはいいのですが色々と気になる事が多すぎる今回。

ショウマは伯父である優さんに仮面ライダーであることは明かしたものの、自身が優さんの妹、みちるの息子だと伝える事は出来なかった。
これは最終回で伝える事ができるのか。それとも有耶無耶のままで終わってしまうのか。

今回のお菓子作りで優さんが「僕の妹も言ってました」というセリフもあったので、もしかしたら優さんがなんとなくショウマの正体に気づく、みたいな事もあるのかもしれない?

ラキアは次回予告で「人間の世界も悪くなかった」とまるでグラニュート界に残ってしまうようなセリフが。
確かに闇菓子関連の話が終わればラキアが人間界に残る必要はないのですが・・・幸果やショウマ、そして絆斗との生活は終わりを迎えてしまうのだろうか。

一番気になるのが絆斗。
絆斗だけ戦闘面での負担が大きすぎやしないだろうか。

ショウマの相手は一度倒したランゴ。
ラキアの相手は弱くはないとは言え戦闘員。
それに対して絆斗は酸賀さん以上の力を持ったジープのバキバキスティック。こいつは絆斗だけ負担が・・・と、思いきや次回予告にはリゼルの怪人態らしき姿が。

絆斗はスペック的にビターガヴ・ブレイクッキーフォームと同等程度なのにそれ以上のバキバキスティック+人間態でもビルを一部破壊することができるリゼルが相手・・・負けるな絆斗。

と、ショウマ・絆斗・ラキアそれぞれに気になるところがあった今回。
ただしショウマの言う通り人間界のお菓子は「俺の大好きな人間のお菓子の力 人を幸せにするお菓子の力だ 」があるはず。

ショウマも絆斗もラキアもそれぞれが託されたお菓子の力を使い最終決戦を乗り越え、ビターではなくスイートな結末を迎えくれると信じています・・・とは書いたものの、やっぱり絆斗だけ敵がきつすぎると思えてしまう。

仮面ライダーガヴという作品の前半はひたすら絆斗が変身解除させられて次回に続く、という展開が続いたのでどうしても絆斗単独だと不安なんですよね・・・
とはいえ最終回は「俺は俺のまま・・・弱い人間のまま強くなってやる!」 絆斗が見られるはず。

とにかくそれぞれのライダーが人を幸せにするお菓子の力で「目指せ!おいしい未来!」となることを信じてる 第49話 俺はお菓子を信じてる 感想でした。


以下 8月30日追記 シーンごとの感想・雑記です。

太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。

井上生真「もし わたがしが空の雲だったら どんな雨がふるのかな?あまい雨なら うれしいな!」

ラキア「ボッカの作戦を そのまま横取りするまでが やつの狙いだったとはな」
絆斗「俺だって完全にランゴを信じてたわけじゃねえ。でも まさか あんなすぐに・・・」
ショウマ「俺たち焦りすぎたんだ」

焦り過ぎというか選択肢がなかっただけのような。
ランゴがやらなくてもボッカが牧場化計画でヒトプレスを作りまくってたのでランゴと手を組んだのは間違いじゃないんですよね。ただ本当に「あんなすぐに」行動に移すのはショウマにとって計算外だった、というだけの話。
というより焦り過ぎていたのはランゴの方?
一度戻ってまた少しずつ闇菓子を作っていけばショウマたちにはバレなかっただろうに。ボッカを倒した事、大統領選が近かった事から焦って行動しすぎた気がする。まあニエルブがいない事から闇菓子の増産は厳しいので時間をかければ事態が好転する訳ではないのですが・・・それでもショウマたちの目の前でやる事ではなかったはず。今回即座に対策を取られましたし。
なんにせよ敵も味方も余裕がない最終決戦というのは珍しい気がします。

ショウマ「もし わたがしが空の雲だったら どんな雨がふるのかな?あまい雨なら うれしいな!」
ショウマ「これで みんなを助けられるかもしれないんだ」
幸果「はあ?」

涙が降る前に君が必要。
OPフルバージョンの歌詞を回収・・・ではないか。涙じゃなく雨を降らせていますし。しかしこの手の解決手段を主人公が思いついて主人公の力でやるというのは珍しいような?大体博士ポジかヒロインポジの人がやる印象。
・・・あんまりヒロインはやってないか。エグゼイドのポッピーがやった事の印象が強すぎた。
それはともかく最終盤でこの手のことを主人公が率先してやるのは珍しいはず。最終回では力でランゴを倒す事になると思いますが、その後の世界では仮面ライダーの力は使わず能力を活かして涙が降る前に君が必要、みたいな事になっていくと予想してみます。

ショウマ「優さんの言うとおり俺は仮面ライダーです。それと絆斗とラキアも。俺たち家族がグラニュートの犠牲者なんです」
優「家族が?」
ショウマ「これ以上 苦しむ人たちを増やしたくなくて・・・それで戦うことにしました」

結局井上みちるの息子だという事は言えないショウマ。
最終的には伝える事になると思うのですがどういった経緯で伝える事になるのか。闇菓子騒ぎがひと段落ついたらショウマが自分から打ち明けるのか。それとも優さんがなんとなく察して終わりになるのか。
その辺が有耶無耶になってしまうとビターなエンディングになってしまいそうなのでショウマが自分の意思で優さんに息子だと伝えられるような展開になってほしいと思います。

辛木田絆斗「死ぬなよラキア・・・!」

絆斗「ショウマは まだ来てねえか・・・おおっ・・・!」
ジープ「赤ガヴなら今頃ランゴ兄さんが倒してるわ。お前の相手は私!」
絆斗「大統領がいなくなって兄貴のとこ出戻ったってわけか。ショウマを狙ってたのは もういいのか?」
ジープ「うるさい!」

ハンティがジープとリゼルの相手を担当。
感想の項目では戦力的に厳しい、みたいな事を書いてしまいましたがそれ以上に絆斗とジープとリゼルってショウマ以上に因縁がある訳でもないんですよね。その点ではちょっと盛り上がらないような気がしないでもない。
ただし見方を変えると絆斗は敵討ちのためにライダーになった人間。ジープも敵討ちの為にライダーになったグラニュート。
ラゴーを見逃した絆斗だからこそジープとリゼルが改心すればトドメを刺さない可能性がある・・・のだろうか。
ラゴーと違ってこの二人がやってきた事を考えると許されるはずもないのでそれはないか。
なんにせよどういった流れで絆斗が勝つことになるのか気になるところです。

ラキア・アマルガ「グラニュートの不始末は・・・グラニュートの俺が片付けてやる」

ラキア「ショウマも そろそろ来るはずだ。お前は先に人間界に戻れ」
絆斗「何言ってんだ?あの数だぞ」
ラキア「だる。お前 人間だろ。早く人間にされた人間を助けろと 言ってるんだ」
絆斗「でも お前・・・」
ラキア「絆斗。俺のほうが お前より強い。グラニュートの不始末は・・・グラニュートの俺が片付けてやる」
絆斗「死 ぬなよラキア・・・!」

次回予告 ラキア「人間の世界も悪くなかった」

うーん・・・ラキアがグラニュート界に残りそう。
人間界になじんできたものの、やっぱり一緒にいる事はできないと判断したのでしょうか。闇菓子騒動が終われば純粋なグラニュートは人間界に存在しなくなりますからね。ニエルブ兄さんがバイトをグラニュート界に帰した・・・あれ?全員は返していないのか。ランゴが今回バイト使ってヒトプレス作っていたし。
となるとグラニュート界に残るつもりだったけれどもショウマや幸果の説得で心が揺れる。バイトの残党もいる事だし「グラニュートの不始末は・・・俺が片付けてやる」という感じで人間界に残る事になる、と予想してみます。

ランゴ・ストマック「ボッカを倒すのには役立ってはくれたが やはり お前はストマック家にとって邪魔な存在。今度こそ倒しておかないとな」

ショウマ「だましたのか?」
ランゴ「フン・・・だましてはいない。俺たちが手を組んだのは互いの利益のためだ。すでにボッカは倒した。次のフェーズに移るのは当然だろう」
絆斗「ランゴ・・・てめえ・・・!」
ランゴ「フンッ・・・相手をしてやってもいいが その間にどれだけの人間がヒトプレスになるだろうな?」

だましてはいない・・・?
前回はショウマからの提案に「わかった」しか言ってないですしね。約束したとは言っていない。まあ口約束だったし最初から守るつもりもなかった、騙すつもりだったとは思いますが。
しかしランゴは色々とミスってますよね。この時点では大人しく帰っていた方が良かったはず。というか3人を始末していれば一番良かったとは思いますが。3人ともボロボロだったしランゴは軽傷だったはず。さらに言えばショウマは恐らくゴチゾウ不足でマスターモードになれなかったはず。やっぱりここで倒すのが一番良かったんじゃないかなあと思ってしまう。
とはいえショウマがマスターモードに変身できないのはランゴは知らない。それ以上に目の前でアメイジングミを生み出しているところを見ている訳で追い詰めれば何をするかわからない。なので何もせず帰るのが一番だったとは思うのですが・・・実際どうなんでしょうね。

ランゴ「まさか全ての催眠を解くとはな。一体どんな手を使った?」
ショウマ「俺の大好きな人間のお菓子の力。人を幸せにする お菓子の力だ」
ランゴ「ボッカを倒すのには役立ってはくれたが やはり お前はストマック家にとって邪魔な存在。今度こそ倒しておかないとな」

という訳で後手後手に回った結果、闇菓子に関するすべてを失ってしまったランゴ。多少闇菓子のストックがあっても工場が潰されニエルブも死んだ(多分)以上、闇菓子を使ってストマック家を再興するのは厳しいと思うのですがそれにしてはあまり怒ってないっぽい?
良くも悪くも闇菓子に拘っていないという事でしょうか?闇菓子がなくてもストマック家の再興はできる。だからこそ闇菓子が無くなってもそこまで落胆しない、という事なのだろうか。
となるとショウマたちの前で洗脳銃を見せたのはこれが失敗しても次の手を打てばいいか、と考えていたから?何かあっても対応できる能力があるから、そこまで物事に執着していない・・・とか?
思えばショウマたちを倒そうと思えば倒す機会はいくらでもあったんですよね。ニエルブのようにショウマを利用しようと思っていた訳ではないはず。何かショウマにされても対応すればいいか、と考えていたのだろうか。
それが敗因となってランゴは死ぬことになりそうですが・・・最期にはランゴが何を思い、そしてどうやって爆散していくのか気になるところです。

ジープ・ジャルダック ランゴ「お前が望むなら そいつを助けてやってもいいんだぞ」ジープ「考えさせて」

ランゴ「ジープ お前はどうする?」
ジープ「えっ?」
ランゴ「ボッカがいなければ その小娘も用済みだろう・俺の下に戻ってこい。元々 俺に認められたかったんだろう?」
ジープ「それは・・・」
ランゴ「お前が望むなら そいつを助けてやってもいいんだぞ」
ジープ「考えさせて」
ランゴ「フッ・・・」

リゼル「パパ・・・本当にいなくなっちゃったの・・・?パパ・・・」
リゼルの姿を見つめるジープ

ジープは結局リゼルのために戦う事になるのだろうか?
最近ジープの精神がある程度落ち着いてましたしね。双子のシータがいなくなったことで精神的に不安定になっていましたがリゼルがいた事で安定したという事なのだろうか。例えリゼルが自分の事をどう思っていたとしてもリゼルが自分を必要としてくれているのは確か。じゃあシータの敵討ちの為に戦わなくてもいいか、みたいな?
もしくはビターガヴのバキバキスティックは変身者の精神を糧に力を出す機能があるっぽいので・・・変身した結果、復讐心が薄れてきたという可能性がある?
なんにせよジープは以前と違った心境なのは確かだと思うのですが・・・それが最終決戦に、そして最期にどう影響するのか。気になるところです。

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