きっと未来の幸せは分け合えば膨らむ 最終話 目指せ!おいしい未来! 感想です。
・感想
まさか「まぶしくて戻らない瞬間 もう誰にも奪わせない」がランゴ兄さんにもかかっている歌詞だったとは・・・
ランゴ兄さんもショウマと同じく戻らない瞬間を奪わせないように、自分の幸せをつかもうとしていただけだったのか。
ランゴとショウマの違いは奪わせないためにランゴは変わらなかった事。ショウマは変わった事。そしてランゴは幸せを分け合おうと、分かち合おうとしなかった事。
どちらも自分の幸せを求めての行動でしたがランゴがひたすら他人を障害物のように排除してきたのと違ってショウマは他人を助けようとしてきた。例え闇菓子作りに関わってきたとしても。
この差がラストの決着に、そして人間界の未来に繋がったのではないかと思われます。
やっぱり幸せは分け合えば膨らむ・・・のだろうか。
ラキアは人間界への「だる」い思いを抱きながらグラニュート界に落ちていったように。
ジープはリゼルを守りたいと願う気持ちを抱きながら「これで また一緒だ」と散っていったように。
ラキアもジープもリゼルも幸せになろうと変わり、人のために戦おうとしたけれども結局自分の望む幸せをつかめたと言いづらい展開。
二人とも自分の行いに満足してはいたものの もっと違う道もあったんじゃないかと思えてくるラスト。
やっぱり幸せを分け合おうとしても世界は必ずしも幸せになっていくとは限らない、とも思えてきてしまう。
ただショウマのやってきた事が無駄とは思えない。
ショウマ自身が幸せを掴もうとしたからこそ人間界は守られ幸せを奪われなかった人がたくさんいたはず。
ショウマが助けた人たちが自分の幸せを求め、そしてその幸せを分け合おうとしていけば・・・「きっと」未来の幸せは分け合えば膨らむ と、思えてくる 仮面ライダーガヴ最終回の感想でした。
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