ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 第32話 電撃破局!?ナイフとケークの大喧嘩 感想

なぜ女王は厄災出身者を部下にしていたのかなど色々気になる 第32話 電撃破局!?ナイフとケークの大喧嘩 感想です。

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感想

愛ゆえに・・・シリアスとコメディが一緒になっちゃって訳がわからない。

今回の話でシャイニングナイフとスイートケーク、陸王と玲、玲とベルルムのなれそめを・・・玲関係はなれそめじゃなかった。
とにかく関係が明らかに。

シャイニングナイフは元厄災。
スイートケークは人間型のブライダン。
玲は元天才外科医。
ベルルムは厄災。

シャイニングナイフは愛ゆえにスイートーケークと一緒になって玲はケガで外科医の夢を断たれ、そしてベルルムに唆されて、みたいな話だったと思うのですが気になる点がいくつか。

なんでテガジューンはシャイニングナイフの素性を知った上で部下として使っていたのか。厄災の目的は宇宙を滅ぼす事のはず。
映画でもぺスティスを敵と認定したように厄災の幹部は倒すべき敵のはずなのですが何故か部下として使っていたんですよね。スイートケークが(物理的に)一緒になった事で倒せなくなったのだろうか。それとも厄災幹部は呼応しなければ安全だと判断したのか。
まあテガジューンは指輪が揃わなければ完全な創世が出来ないと知っていたにも関わらず力が高まる6月なら創世いけんじゃね?と無理に創世して息子に出ていかれたしたので・・・あまり物事を深く考えていないのかもしれない。

そもそもの話、人型幹部と厄災がどう物理的に合体したというのだろうか。
玲はベルルムに憑りつかれているような状態でしたが体自体は玲の肉体を使用している訳で。浸食が進むと玲も完全に怪人化するとか?
スイートケークの体を乗っ取ろうとした結果、スイートケークが怪人化して今の状態になってしまい・・・それでも体を乗っ取る事ができなかったとか?愛ゆえに。

他には玲の話。
玲が病院を辞めたのはケガが原因なのか、それとも不治の病が原因なのか。
玲「自分は不治の病に侵されている」と言ってはいましたが前回の話では「俺は元々ここの外科医でね。それをあいつは・・・長年尽くした俺をケガで使い物にならないとわかった瞬間 切り捨てたんだ!」
とも言っているのですが。
まあこれはケガが原因で病院を辞めざるを得ない状況になったと思うのですが病院を辞めた時期に緒乙を攫っているんですよね。
ケガで退職→不治の病(ベルルム?)に侵された→緒乙をサンプルとして攫う。
みたいな流れなんだろうか。
そもそも本当にケガが原因で病院を辞めたのかどうかすら疑わしい。全部玲の思っている事っぽいし。事実はまた微妙に違うのかもしれない。

あとは陸王の話。
結局陸王を刺そうとしたのはファンなのか?
角乃「あなたがファンの子をたぶらかしたせいで過去に流血事件が起こった」
陸王「僕は加害者の女性とは全く面識がなかった」
と話が食い違っているんですよね。
恐らくこれが芸能界を追われることになったきっかけなんだろうとは思いますが。
事件の加害者の女生徒は面識なかったけれども、ある事ない事を書かれてそれが原因で芸能界を追われることとなったのではないかと。
未だにリクオニストがいる事を考えるとファンをたぶらかした可能性は低そう。そもそも陸王は「変に真面目」だし。ファンにもっとチヤホヤされたい!とは願ってはいますが(映画)ファンをたぶらかす事はしないでしょう。多分。

といった感じで色々とごちゃまぜで訳の分からない事が多かった今回ですが・・・次回は急に最終フォーム登場っすか・・・唐突過ぎて訳がわからない。
今回吠の話はなかったのに・・・まあ厄災が登場した。厄災に対抗するために新たな力が必要。じゃあ強化フォームが登場ね、というのは分からないでもないのですが伏線なかったじゃないですか。
しかも”究極最終剣”とか・・・ネーミングは赤いジャックナイフさんがしたのだろうか。

シリアスとコメディとメインストーリーが一緒になっちゃって訳がわからない今回でしたが、それだけに次回で物語がどう動くのか楽しみになる 第32話 電撃破局!?ナイフとケークの大喧嘩 の感想でした。


以下 10月3日追記 シーンごとの感想・雑記です。

太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。

百夜陸王「僕のせいで君まで失うわけにはいかない・・・!」

角乃「何してんの!?」
陸王「僕のせいで君まで失うわけにはいかない・・・!」
角乃「白夜・・・」

30話で
角乃「へえ~・・・誰かにやられる予定でも?」
陸王「それは ないね。でも僕には僕の戦いがあるから」
と言っていた陸王の戦い。色々と一人で背負い過ぎな気がする・・・のだけれども今までの角乃とのやり取り。そして今回のこれで陸王と角乃は共闘できそうな流れに。ここまでやって角乃が陸王を信用しないとは思えないので悪いのは厄災だから一緒に戦おう、的な流れになるのではないでしょうかね?

猛原禽次郎「しっかりしろ!君(シャイニングナイフ)は愛妻家ナンバーワンなんだろ!?」

禽次郎「しっかりしろ!君(シャイニングナイフ)は愛妻家ナンバーワンなんだろ!?」

28話で妻が登場した禽次郎が言うと説得力があるような・・・そもそも87歳のお爺ちゃんに言われたら説得力があるような・・・とにかくしっかりしたくなるセリフ。まあ時すでに遅し、だったのですが。
シャイニングナイフはともかく禽次郎の方が愛妻家に見えなくもない。角乃を含めて他の女性に対して一切それっぽい発言はないので。まあどちらがナンバーワンかはさておき、どちらも愛妻家なのは間違いないですよね。

具島玲 ベルルム「指輪の戦士を 人間を滅せよ。お前が救われないのなら誰も救われるべきではない」

角乃「一緒にいる男の名は具島玲。将来を嘱望された元天才外科医。灰色の眼の男よ」

角乃「あなたがファンの子をたぶらかしたせいで過去に流血事件が起こった。その人はケガにより外科医としての命を絶たれ勤務先の病院を退職」
竜儀「その被害者が具島玲・・・」

31話では
玲「長年尽くした俺をケガで使い物にならないとわかった瞬間 切り捨てたんだ! 」とのことでしたが首にしたのか、それとも自分で辞めたのかよくわからない。外科医は続けられないけど他にも選択肢はあるよ?という感じだったのか、それともケガして使い物にならないから首な、と直接言われたのかもしれない。
どちらにせよ竜登の伝え方は悪かったとは思いますが。息子に対しても配慮のない言い方をするので。なんにせよケガが原因で病院を辞めた事は間違いなさそう。

陸王「玲さんは再会した時 彼は言った。「自分は不治の病に侵されている」と」
真白「その病の研究をするため偶然 出くわした事故で昏睡状態に陥った一河緒乙を人体サンプルとしてさらった」
陸王「ああ。そして緒乙ちゃんは指輪の力で元気になった。そこから玲さんは指輪を求めるようになっていったんだ」

ただこの病気がいつ発覚したのか不明。もしかしたらこの病気が病院を辞める一因かもしれない。
ただそれ以前に病の研究をするために偶然事故で昏睡状態に緒乙をさらった、という状況がよくわからない。玲が事故を起こした訳ではなく玲が事故に遭遇したっぽい?出くわした事故なので。そして昏睡状態になった人間を攫って・・・とか全く意味がわからない。サンプルにしても特殊過ぎるだろうに。そして指輪の力で元気になった、という事は攫って数年間はずっと研究し続けてきたのだろうか。現在のゴジュウジャーの指輪が登場したのはつい最近のはずなので。

玲「俺は無限を手に入れた」
ベルルム「指輪の戦士を 人間を滅せよ。お前が救われないのなら誰も救われるべきではない」
玲「ああ・・・そうだね。ベルルム。」

なんか考えれば考えるほどよくわからない事になってきてはいるのですが・・・もしかしたらベルルムと玲の意識がごっちゃになっているのかもしれない。玲の意思にベルルムが介入しているとか。指輪を集めるようになっても緒乙は生かしているので。ベルルムからしたら緒乙はいらない存在ですよね。全部滅せよ、と言っているので。
真白が厄災を倒したのは確か平成の話だったはず。ベルルムは厄災の残党と考えるとベルルムは思った以上に長い期間、人々に影響を与えているのかもしれない・・・と思うけれども、あまり突っ込まない方がいい設定なのかもしれない。戦隊の途中で設定が変わるなんていくらでもあるし。
とりあえず玲の言動はかなり前から厄災の影響を受けていた、と予想しておきます。

テガジューン「シャイニングナイフは厄災の出身なのだから」

テガジューン「宇宙を滅ぼさんとする厄災。名をクラディス。テガソードは やつらに対抗する光として生まれた。かつての大戦でテガソードが一度封じたはずだったが・・・よみがえったやつらは互いに呼応し合う。だから危険なのだ。本人も知らぬ。シャイニングナイフは厄災の出身なのだから」

テガソード様は太古の昔より存在していた訳ではなく厄災に対抗するために生まれた存在、という事で確定なんだろうか。この辺は次回に明かされそうな気がする。厄災いない世界も作れるよ?みたいなセリフがあったし。
それはともかくなんで女王はシャイニングナイフを使っているのだろうか。やっぱりスイートケークと「一つになっちゃった」から生かしておいたとか?
ただ女王は人間である(はず)のクオンを一度は運命の乗り手として使ったように出自にはあまり拘らないのかもしれない。今が大丈夫なら問題ないよね、ぐらいで考えていそう。後先あまり考えていないし。もしくはテガソードが封印するしかない厄災を配下にしたら面白いのでは?ぐらいの考えなんだろうか。ただ一応危険性は認識しているっぽいので・・・実際どう考えているのか気になるところです。

シャイニングナイフ「まさか この手の感覚・・・あっ・・・!私がハニーを・・・!?」

スイートケーク「身分の違う2人の愛の逃避行」
シャイニングナイフ<愛は壁が高いほど燃える。そして私たちは そのあまりに深い愛ゆえに・・・>
スイートケーク<愛ゆえに・・・>
ナイフ・ケーク「一つになっちゃった!」

いや、おかしいだろ。愛ゆえに一つになっちゃった!というのは説明不足過ぎる。ただしノーワン怪人は人間と一つになる事が出来る。厄災と人間(玲)も一つになれる事を考えると「一つになっちゃった!」としてもおかしくはない気がしてきた。とはいえ玲とベルルムは文字通り一体化しているのに対してシャイニングナイフたちは仮面ライダーWのようなはんぶんこ怪人と化しているのはよくわかりませんが。

禽次郎「仕方ない・・・テガソード・キューピッドアロー!」
シャイニングナイフ「うわああっ!」
クオン「なんだ・・・結局 あの程度か」

今回単独でシャイニングナイフが戦ったわけですがクオンの言うとおり「あの程度か」ぐらいの強さしかないんですよね。ぺスティスはテガソード様オリジンでようやく倒した敵。ベルルムも全員揃っていないゴジュウジャーでは撤退するしかない相手。それに比べるとシャイニングナイフはかなり劣るように見えてしまう。
元々あまり強くないのか。それとも覚醒したばかりで本領発揮できていないのか。そもそも幹部じゃないのか。など色々気になる点が。

シャイニングナイフ「私は一体 何を・・・うーん・・・ん?ハニー?ハニー?おいハニー?ハハハ・・・冗談は よさないかハニー。ん・・・?まさか この手の感覚・・・あっ・・・!私がハニーを・・・!?ああ・・・!へ・・・返事をしてくれ!ハニー!?ハニー!?うわああああああっ!!」

ただ上記の気になる点以上にシャイニングナイフがどう動くのかが気になってしまう。経緯はどうであれ自分の手でハニーを倒してしまった事には違いないので。暴走し続けてしまうのか。それとも厄災を倒そうとするのか。はたまた本来の厄災の自分を思い出してゴジュウジャーとブライダンと敵対する事になるのか。さらにいえばスイートケークは復活するのか。新幹部が登場すると前の幹部は粛清されがちですが・・・果たしてシャイニングナイフとスイートケークの運命やいかに。

クオン「仲間・・・ね。実にいい言葉だ。ゾッとするほどに」

クオン「愛し合う二人は実は敵同士だった・・・泣ける展開だね」
吠「クオン・・・」
クオン「こんな話 お前には まだ早かったかな?吠」

わざわざ嶺さんを復活させて吠の目の前でやっておいてこの言いぐさ。お兄ちゃんの情操教育はどうなっているのか問い詰めたい。
それはともかくやっぱりクオンは厄災の関係者なんだろうか。背中の傷も初登場以降、一切触れられてないのでよくわからない。とはいえ玲にベルルムが憑りついている事。シャイニングナイフが元厄災という事を考えるとクオンが厄災の影響を受けていてもおかしくはないはず。

吠「クオン!てめえ あいつの仲間じゃねえのかよ!?仲間なら止めてやれ!」
クオン「仲間・・・ね。実にいい言葉だ。ゾッとするほどに」

このセリフも色々含みがありますしね。厄災には仲間意識とかなさそうですしね。映画ではぺスティスがクラディス以外全部駒だ、みたいな事を言ってた気がするし。物語も終盤に入ってきたのでそろそろクオンの背中の傷の謎や真の目的についても明かしてほしいと思ってしまう。

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