感想
前作よりファン層を意識した作りになっている印象。
前作は大人も子供も楽しめる作りになっていたと思うのですが今作はファン層に比重を置いた作りになっていたと思います。
今回は優秀な新人オフロディーテに劣等感を抱いた旧オフロディーテが失踪し、純烈がその失踪したオフロディーテと絆を取り戻すお話。
長年活動してきて新しいファン層も獲得したけど以前から応援してくれているファンも大事にしますよ、的なメッセージに見えました。
戦闘シーンも前作より中の人が見えるシーンが多い印象。
ロボ戦で素顔出しまくるパワーレンジャーとまではいかないですがアクションシーンにもちらほら中の人が。
何故か戦闘に参戦しているオフロディーテも印象的ですがこれはこれからもファンと一緒に戦っていきますよ、という事なのでしょう。
だからと言ってアクションシーンはアクションシーンできっちり作ってあり、特撮としての基本的なシーンは外していないように思えます。
総じて前作からの流れは意識しつつ前作よりもファン層を意識した作りになっていたのではないかと思います。
個人的には純ブルーと前作のザウナがどういった扱いになるのか気にはなりましたが・・・今回はまったく触れられず。
次回作があればその辺がどうなるかも気になるところです。
怪事件
「全国の温泉が何者かの手によって次々と水風呂化されているのだ!」
その温度0.2度。
・・・水風呂ってレベルじゃない。死人が出る。
冒頭の逃げ遅れた人は敵の仕込みかと勘違いしてしまいました。
前作だと純烈に接触してきた若い女性が実は・・・的な設定あったので。
結局まったくそんな事はなかったのですが。
これはいわゆる視聴者サービス的なシーンなのだろうか。
純烈のファン層的に視聴者サービスになるのかどうかは不明。
純レッド
「お前らは3つの罪をおかした」
とか言い出したのは何故だろう。カブトライジャー・・・じゃない純レッドってそういうキャラでしたっけ?
お前の罪を数えろ!とか言い出さないか心配でした。
・赤のオフロディーテ
レッドに相応しいのか疑問に思って出て行ったとの事でしたが・・・プリンを食った云々の話はその辺関係ないですよね。
純烈ジャーとオフロディーテの関係はいまいちわかりませんが冷蔵庫のプリンは勝手に食ってはいけない。
純ブルー
個人的には今回ブルーがメインになって退場、みたいな展開を予想していたのですがそんなことは全くなかった。
前作四天王のザウナも登場してやつの熱い魂を引き継ぐぜ!的なシーンもあるかと思ったのですが・・・次回作どうなるんでしょうね。
純烈の活動と純烈ジャーの活動は別とか?
純バイオレット
純バイオレットより紫のオフロディーテの方が強そう。
リーダーにもう少し活躍の場をあげてもいいような気がしないでもない。
今回赤のメイン回だったので仕方ないのかもしれませんが。
純グリーン
社長秘書が純烈のファンだ。←わかる
秘書はグッズ爆買いしている。そして純グリーン推しだ←わかる
純グリーンなら連絡先知っているだろう←わからない
ファンの個人情報知っているってのはどういう事なの・・・。
そういう関係なのでしょうか。
今回はレッドの新旧オフロディーテで色々ありましたが次回はグリーン回なのだろうか。
前作であれだけ色々やって準グリーンになったというのに・・・。
まあ純烈ジャーとオフロディーテの問題だったから今回はこれだけ拗れただけでファンと純烈の問題ならそんなに問題はないのかもしれないし・・・いやあるよね?
恵美梨
普通に有能なキャラだと思うのですが・・・前作もそうですが純烈ジャーは若い女性キャストの扱いが悪い。
まあメイン視聴者層からしてみれば受けが悪いのかもしれないし・・・なかなか難しい問題ですね。
流星のオフロディーテ
この作品はゲストが豪華ですね。
しかし最後に流星のオフロディーテはあの大物にそっくりでは?的な話が出るのはどうなのだろうか。
前作のラスボスにはそんな事一切言っていなかったような気がするので今回そういったところに突っ込むとは思わなかった。
銭湯巨神 純烈王
タオルがメインウェポンのロボって世界初ではなかろうか?
ゲキレンジャーで一回タオル使った戦闘をやっていた気がしますが・・・まあタオルって武器じゃないですしね。
しかし結局、純烈王は強いのか弱いのかわからない。
ステージさえあれば別に純烈王を使わなくても勝てたような気がするので。
スーパー銭湯機もある事だし。
もう少し活躍の場が多いと良かったような気もしますがファン層的には聖地が大掛かりなステージになった、という舞台設定がよかったのかもしれない。
哀須 永仁(あいす えいじ)
マイナスカンパニー代表取締役兼天才科学者、との事ですが・・・強すぎやしませんかね?
純烈と4対1で圧倒。
ロボ戦でも純烈王を圧倒。流星のオフロディーテが来なかったら敗北していた可能性が高いですよね。
これで改造人間とかではないのが怖い。劇中の台詞からすると雪山で修行したら様々な能力手に入れたよ、しか言っていないので・・・。
まあシロクマジンは全国の温泉からエネルギーを集めた上で開発したのは桜井侑斗・・・ではなく郡山なのでこの人あまり関係ないかもしれませんが純烈4人を圧倒するのはやりすぎでは?
他にもこの人色々開発しているようですが・・・肉体派過ぎる。
仮面ライダーウィザードの笛木並みの能力はありそう。
しかし最終的には(あれだけの大爆発から生き残ったのは人間の耐久度的にはどうかと思いますが)改心した模様。
次回作で味方キャラで出てくる可能性がありそうな気がする。
その場合は逆に暑苦しいキャラになりそう。
郡山 零次
常務取締役兼戦略開発室長。
登場時からあまりにも「最初に言っておく」とか言うので桜井侑斗を連想してしまったのですが・・・いや本人じゃないですか。パクリも何もなく本人様でした。そりゃ最初に言っておかないといけないですよね。
戦闘終わったら記憶から消去されてしまうかもしれないので・・・。
寒川 冬彦
マーケティング本部長。
郡山があまりにもそのままのキャラだったのでこっちは誰だろうと思ったのですが・・・ゴーストでした。全然わからなかった。何故かキンジ・タキガワに見えました。
しかし郡山が侑斗そのままの台詞を言っていたのでこちらのギャグもタケル殿に影響されたのかと思ったのですが・・・そんな事ないですよね?
記憶にある限りそんなキャラではなかったはず。周りを冷え尽かせる事は言っていた?
いやマコト兄ちゃんが物理的に周りをドン引きさせるような台詞を言っていた記憶はありますがタケル殿はそんなキャラではなかった。はず。
まあ本編の台詞で印象的なのは「命燃やすぜ!」だったと思いますが・・・今回はそれ使えないですからね。真逆のキャラになってしまう。
郡山だけが特別だったと思っておきます。
冬美
三平と違って若干出番が地味。
いや出番は多いのですがよくいる女幹部の一員にしか見えないので。
どうせ出るなら三平とのガチバトルぐらいして欲しかったような気がしないでもない。
三井平助
前作で死んだはずでは・・・と思ったらちゃんと説明がありました。
前作で純グリーンの覚醒を促した(と見せかけて一番おいしいポジションを持っていた)彼の弟さんだそうで・・・。
昔の特撮でもこんな雑な生き残り方はしない。
ライブマンでは死んでいったやつらの弟たちがいたんだよ!的な後付け設定がありましたが・・・役者さんは別の人でしたしね。
まあその辺は置いといて今作では前作と違って地味な配役。
ほぼいるだけ状態。あまり毎回メインで出ても純烈の出番奪いそうですしね。自重したのでしょう。
次回以降自重するかは不明。
しかし前作で顔そっくりの兄が戦死したのにその後継役をやっているのは・・・きっと彼も以前ヒーローだったのでしょう。多分。
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