少年ジャンプ+連載 火曜日更新のサンキューピッチ 感想です。
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第1話 野球部狩り
三球だけ最強のピッチャー・桐山不折が公式野球部を甲子園に導くー
どう考えても途中で設定が変更されて三球以上投げられるようになって普通の野球漫画になりますよね。という展開しか見えない野球漫画。
ただし前作を知らなければ。
作者・住吉九さんの前作「ハイパーインフレーション」では主人公が同じ記番号の偽札しか出せないという能力自体は一切変化させることなく戦い抜いたものすごい漫画。
まあ札束出せる能力自体はハイパーインフレして札束で銃弾を防いだり札束ビンタできるようになったり札束で敵帝国の警護をなぎ倒せるぐらいにはなりましたが・・・それでも偽札しか出せない能力はそのままでラストまで通したのは間違いない。
多少ハレンチな箇所はあるものの名作漫画。
前作でもそうだったので今作でも三球のみ最強、という設定で最後まで投げ抜いてくれると期待したい漫画。
展開が気になるので今後も感想を書いていきたいと思います。
第2話 エース
住吉九先生にとっての絶対的エース・ショタ枠の三馬正磨が登場。
まさかのエースピッチャーがショタ枠を兼ねるとか・・・
ただ高校三年生でショタ枠を名乗ってよいのかどうか男の子に詳しい有識者の意見も聞きたいところ。
他の3年からは「お嬢」扱いされている事。
不折のワンバンを「ハイ雑魚ォ!!」と煽り始める・・・
これはもしやショタ枠ではなく違う属性のキャラでは?と思わせるシーンも多いので判断できず。
やはり有識者の意見が必要ですね。
まあ三馬の「小さい頃の自分」は間違いなくショタ枠。今回は自重した長さの短パンでしたが連載が進むにつれ短パンの裾の長さが調整されていくに決まっている。間違いない。
ショタ先輩はともかく不折について。
サンキューピッチとは言いつつもやはり3球より多く投げるシーンが出てくる模様。
第一話でも勝負の際にバント禁止してましたしね。全力以外の球も投げることになりそうな展開。
ただし全力で三球という設定は最後まで崩さないはず。恐らく三球の球速だけはインフレしていくと思われますが他は最後までヘロヘロ球でいくんじゃないかと予想してみます。
あとは三球しか投げられない秘密を3人で共有するという展開。
前作では偽札の記番号を知られないようにする展開がありましたが今回はこの設定をどう生かすのか。
前作では記番号を知られた後、攻守交替みたいな展開はありましたが・・・今作でもこの設定を活かして戦っていくのか。それとも単に秘密にしておくよ、というだけになるのか。
とはいえ住吉先生の真骨頂はショタではなく人間同士での駆け引きであると思うのでこの秘密も駆け引きに使われていきそうな気もする。
ただしその3球設定を活かすにはエースピッチャーの存在が必要不可欠。
あらゆる意味でエースな三馬が今後どう成長していくのか。
そしてズボンの裾の長さがどう変化していくのか。気になる2話の感想でした。
第3話 ストラックアウト
逆境で気持ちよくなる不折と調子に乗ると気持ちよくなる三馬。
互いを補い合う良いコンビになる・・・のだろうか。
どうせ三馬も逆境で気持ちよくなっていくんですよ・・・
不折は3球だけなら最強。ただし三球のみ。
野球のルールは詳しくはないので実際不折がどんな使い方をされるのか不明ですがあくまで3球のみのリリーフピッチャー。
ちょっとピンチになったら交代という手段は使えないはず。
ショタ先輩からしたらちょっとピンチになったから交代みたいな事はできないはず。
今回不折の事情を知らされたわけなので。
ちょっと追い込まれた、不折を使おうか、いやこんなところで使っていいの?ピンチを脱してもさらなるピンチが来るかもよ?とショタ先輩のショタに責められる展開がないといえるのだろうか。いや絶対にそうなっていく。
そしてその責めを続けられることによってショタ先輩も追い込まれると気持ちよくなっていくんですよ。
前作のルークもそうだった・・・ような気もするので。まあルークは責められすぎると賢者にはなって逆に冷静になってはいましたが。まあショタ先輩も似たようなことになるでしょう。絶対。
という訳で2人の変態を擁する霜葩ですがラストの謎の人物は練習試合の相手なのだろうか。
それとも同じ高校の変態なのだろうか。
中堅私立と戦えるぐらいの霜葩に偵察に来るとは考えづらいのですが。
とはいえキャプテンとキャッチャーが状況から不折の高校を特定していたように他にも同様の推測をした人物がいてもおかしくはないはず。
もしくは不折の不審者やっていた時からのストーカーの可能性もありそう?
なんにせよ4階の教室を探れるぐらいの特殊能力持ちであることは確か。
そいつが敵高校なのか、それとも同学校なのか。
そしてどんな変態なのか。気になりますよね。
あと今週気になったのがウイニングショット・ナイアガラフォーク。
あのフォークすごいとは思うのですが・・・あれを捕れるキャッチャーは存在するのだろうか。
不折は一日三球しか全力で投げられない=最大でも三球しか練習できない。
どんなすごい球投げてもそれを捕球できないと意味がないはず。
そういえば今までキャッチャーがいる状態で不折は投げてないですよね。
流れ的には洋二がキャッチャーやることになるはずですが不折の全力をキャッチできるのだろうか。
そもそもストラックアウトの機材を破壊しただけで追い込まれそうになる不折。
神聖な高校球児を相手に全力で投げる事ができるのか疑問。
最初期は不折が全力を出せない展開がありそうな気がする。
という事で・・・最初期は不折の件で心労が嵩み。
その後はショタ先輩が追い込まれることで心労が嵩み。
最終的には不折とショタ先輩の使い分けで心労が嵩んだ洋二の髪の毛が追い込まれることがほぼ確定したように思える3話の感想でした。
第4話 脅迫
やたら濃い伊能商人が登場。
商人で”あきんど”はなかなかのキラキラネーム・・・いや、キラキラネームではないか。
ただ前作のグレシャムの系統な気がする。大きな赤ちゃん。自分の興味のある事にしか興味がない人間。
しかしこの商人がサブタイトルの通り脅迫をしてきましたがちょっと疑問が。
この勝負、勝っても負けても、さらに言えば逃げても商人は不折の秘密をばらさないような気がする。
商人の目標はレギュラーの座を脅迫で奪う事ではなく甲子園に出場して本を出版する事。
そして今年が一番その確率が高い事をわかっている事。
じゃあ不折との勝負がどうなろうとも不折の秘密をばらす可能性は低いですよね。
なにせ不折の秘密をばらせば勝率が落ちる、つまり甲子園に行ける可能性が低くなるから。
ただしこれは商人がウソを言っていない場合の話。
サイコパス判断テストで答えがわかってもサイコパスっぽい答えをする、なぜなら他の人間と同じと思われたいから、と答えた商人。
こいつの話が全部本当かどうかは疑わしいところがあるんですよね。
広瀬のブラフにも全く動じることなく、さらにはサイコパス診断テストでショタ先輩が大ダメージを受けているところをノーダメージで切り抜けた商人。
そこそこの割合で嘘をついている可能性がありそう。
そもそもの話、1年・・・というより数か月しかチャンスがない状態で走り込みでも手を抜いているんですよね。不折が現れたのは完全に偶然。
もしかしたら主将たちと同じ考えを持って不折の正体に気が付いた可能性はありますが・・・だとしても最初からレギュラーを目指さない理由にはならないはず。
なんか色々と怪しい気がする。
まあこの漫画、というよりこの作者のメインキャラは全員怪しいキャラばかりですが。
まあ商人の話に偽りがあったとしてもこの勝負自体はガチなはず。
バッティングセンターで6時間やったのはウソではないでしょう。
あのやたら濃いバッティングセンターのお姉さんが偽りの回想の登場人物とは思えないし。
サンキューピッチの弱点をつき、勝利しようとしてるのは間違いない。はず。きっと。
そして不折が負けたとしても特にデメリットがないのでこの勝負は負けてもそれほど問題ないんですよね。
雨どいを登って4階まで登る。
バッティングセンターでフォーク混じりの160㎞の球を100球連続でファールにできる。
脅威の身体能力じゃないですかね?もう普通にレギュラー入れそうなぐらいには。守備がアレなのかもしれないですが。
不折が勝ったとしてレギュラー間違いなしのキャラだと思われます。
なのでこの勝負は負けても問題なさそうなのですが・・・ただこの時点で不折が負けるとは思えない。
主将の見立てでは「150キロ!?160キロ!?もっと出てるかも!?」とのこと。
絶対160キロ以上だせると思うんですよね。
なんやかんやでギリギリまで不折を追い込みはするけれども全力の全力の球に対してカスる事もできず商人の敗北になりそう。
もしくは不折のナイアガラフォーク以外の球が決まって終了とか。
変化球はナイアガラフォークだけとの話はありましたが恐らくそれは肘を故障した後の話ですよね。
リトルシニアでピッチャーをやっていた時にフォーク以外の変化球を使っていた可能性はありそう。
ストレートとフォークだけという中学生は・・・いるのかどうか不明ですが他の球種があってもおかしくはないはず。
ぶっつけ本番で使ってくる可能性があるのでは?と思ってしまう。
ただし不折は野球に関してはウソを言わない(多分)事。
この勝負のリードはキャッチャーがやる事。
これらの事からストレートとフォークだけで完封する、もしくはストレートだけで終わらせる可能性ありそう。
そもそも初見でナイアガラフォークをキャッチャーが捕球できるものなのだろうか。
なんにせよ濃いキャラと濃いキャラ同士の濃い駆け引きが見られそうで次回も楽しみな4話 脅迫の感想でした。
第5話 読み合い
やはり暴力‥‥!!暴力は全てを解決する‥‥!!
とでも言わんばかりのラストの煽り文「”頭でっかち”な野球に喝ッ!!」
やっぱり頭でっかちじゃ野球はできないですよね。
・・・いや、暴力はともかくフィジカルは大事だよ、と思わせてくれる回。
そもそもナイアガラフォークをまともに止めていれば普通にアウトにできていた・・・そもそも捕球が出来ていれば問題なくアウトにできていた勝負。
商人も、もう少しだけ走り込んでおけばセーフになっていた。
双方とも若干フィジカルの上乗せがあれば・・・キャッチャーの方は若干で済むかは不明ですが多少のフィジカルの差で結果は覆っていたはず。
やっぱり野球はフィジカルも大事。
という事をハイパーインフレーションのダウー並みの暴力に晒された商人は実感したはず。
いや、描写的にはハンターハンターでレイザーの投球に心折られたゴレイヌぐらいの恐怖を感じていたような。
なんにせよ圧倒的なフィジカルの前には頭脳だけではどうしようもない事を実感した商人は真面目に練習するようになる・・・か、どうかはちょっと微妙ですがレギュラー獲得に向けて最大限努力するようになったはず。少なくとも走り込みに関してはきっちりやるはず。
超強豪校ならともかく公立上位のこの学校なら普通にレギュラーを取る事になるでしょう。
そもそもちょっと練習したぐらいで球速160㎞(以上?)の剛速球をファウルにできる逸材なので。
問題があるとすればやはり不折の方。
これは多少練習したぐらいで捕球できるようになるのだろうか。
ナイアガラフォークは弱点というか欠点だらけな気もする。
キャッチャーがまともに捕球できない球は試合で使えるのだろうか。
そもそも変化球が1種類しかないというのも厳しい気がする。
3球しか全力で投げられない。唯一の変化球はフォークのみ。さらにそのフォークは捕球困難。
知られたら不利になる事だらけですね。
リトルシニア時代に他の変化球を習得していた可能性はありますが実戦でいきなりその変化球を使うのはキャッチャーが厳しいはず。フォークよりマシかもしれませんが試合でいきなり試すのはきついでしょう。
頭脳戦をするにしてもまともに球威で勝負するにしてもキャッチャーの負担が大きすぎる。
不折も多少は駆け引きをやりますが・・・恐らく実際の試合になったら使い物にならなくなるはず。
なにせ今回も「桐山君もご満悦だ!!」とハァハァしてましたし。
高ぶってくるとキャッチャーのサイン通りにしか投げられなくなりそう。
ショタ先輩・・・じゃない三馬先輩は何も考えていないし。
まあ相手何も考えない三馬先輩は逆に相手の駆け引きが通用しない可能性があるので使い方を間違わなければ優秀なピッチャーであることは間違いないはず。
その点はキャッチャーが非常に、いや高校生にしては異常に優秀なので問題ないと思うのですが・・・
という訳で主人公は不折ですが何をするにもキャッチャーの広瀬の負担が大きい霜葩高等学校は一敗もできないトーナメント方式で勝ち残っていけるのか心配になってきますね。
このチーム、ピッチャーではなくキャッチャーを潰せば何もできなくなりそう。
一部の強豪校は広瀬潰しをしてくる気がする。その場合はキャプテンが何かしらやってくれそうですが。
キャプテンの小堀は前作のフラペコ並みの器用万能選手な気がする。
なんにせよ頭脳、フィジカル、暴力が高いレベルで必須となりそうなサンキューピッチで広瀬たちがどう勝ち上がっていくのか楽しみになる 第5話 読み合い 感想でした。
第6話 練習試合
濃いキャラばかりが登場する6話。
阿川さん
高い身長。広い肩幅。
ジャンプラのコメント欄で「ダウー枠」と書かれてしまっていた阿川先生。
言われてみれば先生この手のキャラも好きなんですね、と思ってしまう。
ハイパーインフレーションだとダウーに加えてビオラもかなりの高身長だったし納得。
ただし公立高校の先生が常に赤ら顔なのはどうかと思う。
そして不折が知らないのはちょっと違和感。不折は授業は普通に出ているはずの3年生。
その不折があんなホームラン王に見える先生を見逃すだろうか。
影の薄い先生ならともかく全校集会でも目立ちまくりだろうに。
と思って1話を読み返してみたら不折は2年の時に転校してきたらしい。
知らなくても・・・いや、やっぱりおかしい。
という事は逆に阿川先生は全校集会に出ないように言われている可能性が?
・・・まあ常に赤ら顔の先生なんて集会に出るのを止められていてもおかしくはない。
納得できました。
轟大愚
・・・親は何を思って大愚と名付けたのだろうか。
わかりやすいキャラではあるのですが大愚は無いだろう。どんな判断だ。
と思ったのですが商人も大概だった。
しかし実力は本物っぽい。
私立の中堅高にも通用する三馬先輩が最高のコースに決めたにも関わらずホームラン。
才能だけで言えば作中トップクラスなのは間違いないと思う。
他の部員曰く「高慢で努力しないどクズ」なので。プロ注目ナンバーワンというのも納得。
アイシールド21の金剛阿含のようなキャラ?
ただし阿含とは違って他の部員からいじられまくっているので単なる悪役という訳でもなさそう。
そもそもの話、頭は残念だし。さすが大愚。
敬遠されると何もできない、という弱点を突かれまくっている模様。
世論は轟に味方をしているようですが・・・野球は一人じゃ勝てないですね。
違うスポーツをやればいいのに、とは思ってしまいますが恐らくこいつは金と注目度目当てに野球をやっているような気がしてきた。
まあ超ワンマンでエースピッチャーらしいので打球で敬遠されまくっていてもピッチャーとしては活躍できるはず。意外に大愚でもないのかもしれない。
そしてそんなキャラがインフレーションしてきた6話ですがキャプテン小堀が負けじと本領を発揮し始めた模様。
目的は三馬先輩を追い込むこと。
不折の実力は確か。ただし3球限定のお守りも同然の存在。
チームが勝つにはどうしても三馬先輩の成長が必須。
という訳で実験と称して三馬先輩を追い込むことにした模様。とんだドSじゃないですか。
しかもそのために関係各所に根回するという用意周到ぶり。
一番高校生離れしている、と評されるのもうなづけるキャプテン。
前の感想でキャプテンは器用万能のフラペコ枠じゃないか、と予想していましたがコミュ力特化のバケモノでした。いや、多分器用万能っぽい気もしますがまだ野球をしている描写がほぼないので不明ですよね。
そしてそんな小堀に追い詰められる事が確定した三馬先輩がどうなるのか見もの。
少なくともあと2回はホームランを打たれるはず。
いや、まだ確定ではないのですが流れ的には2回は打たれてもおかしくはない。
そしてそこで満を持して不折登場・・・という訳にはいかないんですよね。
なにせ不折は3球限定。
恐らく不折と轟が勝負をすることにはなると思いますがそれはラストになるはず。
轟に合計3回ホームランを打たれてショタ妖精が煽りまくっている状態で残り8人と勝負をしなければいけないと思われます。他のピッチャーがいれば別ですが・・・お守りの効果を確認するためにも控えのピッチャーがいたとしても使われないと思う。
という訳で三馬先輩がハイパーインフレーションのルーク並みに追い詰められる事は確定した今回。
どんなリアクションをするのか楽しみになってくる・・・のですがもう一つ気になる事が。
そもそもの話、今回不折が登板する必要性全くないんですよね。
負けてもいい練習試合。目的は勝つことではなく三馬先輩を追い込むこと。
・・・ではなく三馬先輩にどこまでお守りが機能するかを確認すること。
不折が轟と勝負する必要性はなし。むしろプロ注目の轟を不折が完封したら不折が目立ちまくって後々に影響してくるはず。
なにせ野球歴2か月の商人ですら(商人も才能は異常ですが)3球限定という情報を知っていれば不折とある程度勝負できる状態。
早いうちから不折の存在を知られるとそれだけ不折の秘密がバレる可能性が高まり、そして不折が不利になっていくんですよ。
なので今回は不折が登板する必要性は全くなし。
ただし・・・不折がプロ注目ナンバーワンの轟を前にして勝負をしないという選択肢を取れるのか疑問。漫画的な盛り上がりもあるので勝負する事にはなりそうな気もする。
まあ三馬先輩がショタ妖精にいじられるだけいじられて覚醒し、試合は終了。
不折が1話のように聖テレに単独で勝負をしに行く可能性があるのかもしれない。
まあさすがにキャプテンとかに止められる可能性が高いのでやはい試合中に勝負する事にはなると思いますが。
という訳で濃いキャラたちが濃い試合をみせてくれそうで楽しみになる第六話の感想でした。
第7話 ワンマンチーム
究極のワンマンチームという触れ込みだったのにシスコンが出てきてしまった。
シスコンと言えば前作ハイパーインフレーションのルーク。
ルークと言えば主人公。つまりシスコンである真澄も主人公格と言って差し支えないのでは?
ただ敵チームである以上、レギュラーキャラになるかはどうか不明。
公式試合で出る可能性はありますがレギュラーは難しいような気もする。
なので妹が出てくるかどうかすら不明。
それはともかく着々と三馬のショタ妖精を出す準備が出来上がりつつある模様。
ただ追い込もうとしているのが相手チームではなく、キャプテンの小堀とベンチの商人というのがなんとも言えない。
まあ元々追い込むためだけに組んだ練習試合なので・・・キャプテンが色々怖すぎる。
しかし今回地味にキャプテンが野球をしている姿を見たような。
「セカンドに転がりゃ安心だ」と言われているように野球選手としては地味にうまい選手なのでしょう。やっぱりキャプテンは前作で地味に有能だったフラペコ枠なのだろうか。
まあフラペコは後半ハイパーインフレーションして派手に優秀なやつでしたが。
ルークの出したハンドサインを超高速で理解して超高速で返すバケモノ。
そして三馬先輩を追い詰める役割を担った轟ですがピッチャーとしての実力はさすがに不折以下の模様。
肩が温まっていないのか。
そもそも舐めプしているせいか。
理由は不明ですが荒れ球が多め。
広瀬なら荒れ球をカットする事も可能な上に甘い球ならヒットに出来る模様。
ただし他の選手で打てる可能性があるのがキャプテンと商人ぐらいしかいないっぽいのが問題ですが。
続けてヒットを打てないと得点できないはず。
ただ主人公チーム。
送りバントと見せかけて送球を妨害するようなサインを普通にやり取りできているのでやり方によっては得点できる可能性もありそう。
しかしこの手のやり取りが日常化していそうなこの高校って・・・まあキャプテンの仕込みなんでしょう。監督は野球拳しかしらないし。
この試合の目的はショタ妖精を出す・・・ではなくお守り(不折)をつけた三馬先輩がどこまで踏ん張る事が出来るかどうか。
つまり負けてもいい試合ですがさすがにこの試合は勝つような気がする。
となると広瀬→代打の商人で得点。以降は本気になった轟から点を取れない状況になって最終的には不折が抑える、みたいな流れになるのだろうか。
ただ三馬先輩は真澄→轟の流れで何点か取られそうな気もするので不折の出番すらない可能性もありますが。
不折は試合に出せば出すほど今後不利になっていくはずなので練習試合で出ない可能性はありそう。一応不折という存在がいることで相手をけん制できる可能性もありますがそれより練習試合でデータ取られる方が厳しい気もする。
情報さえあれば野球歴の浅い商人ですら勝負できるし強豪校ならいくらでも対策してきそう。
ただそうなると主人公の活躍の場面がなくなってしまうような。ただでさえ今回地味な役回りなのに。
今回だけ見るとむしろ商人の方がメインキャラに見えなくもない。
やっぱり不折にもきっちり活躍してもらいたいところ。
そして主人公な不折を差し置いてこの試合で活躍しそうな商人。
得点を取るには広瀬だけでは厳しい。
商人なら不折相手にすら打球をカットできたのだから轟相手にも可能なはず。
この試合の鍵を握るのはショタ妖精と商人・・・になるはずなのですがラストの「獲物を前に舌なめずり・・・」とも言われかねない奇行はどうみても三流ムーブ。いや、そもそも味方がやる事ではない。しかも相手のチーム表。活躍していいのだろうか。
ただこの試合で活躍すればレギュラーの座を奪いにいくことも可能なはず。
少なくとも代打としては一流認定されることは間違いない。
となると商人が代打で登場してヒットを打つ可能性が高いですがどうなる事か。
試合の展開も、そして誰が活躍するのかも気になる 第7話 ワンマンチーム 感想でした。
メモ
県立 横浜 霜葩高等学校
霜葩(そうは)
公立高校。物語開始時点では公立学校ながらも粒ぞろいの生徒が揃い、私立の中堅高とも戦えるぐらいの実力はある。
甲子園に出場したことはない。
そこそこ進学校らしい。
監督のサインがなく選手間でサインを出し合う能動的な野球
・桐山不折(きりやま ふせつ)
高校三年生。
リトルシニアにエースピッチャーとして所属していたが右肘を負傷。
再び投げられるようになったものの全力投球をすると4球目で腕が痙攣して球が手から離れない状態になってしまう。イップスが原因と思われる。
医者曰く「これだけのケガをして3球も全力で投げられることが奇跡だよ。まるでイップスが君のひじを守ってくれているみたいだ」とのこと。
野球勝負になるとつい法を犯してしまう。
ウイニングショットはえぐい落差のフォーク・ナイアガラフォーク。
野球を神聖視しすぎていていろいろめんどくさい性格。
・マウンドは神聖な場所 俺のような存在が入ってよい存在ではない
・坊主は高校球児のみに許された神聖な髪型。小さい頃から髪を伸ばし坊主から距離をとってきた
・ロジンバッグの松ヤニの匂いでキマる
・ストラックアウトを破壊して落ち込む
・小堀へいた
高校三年生。
霜伯葩高等学校野球部・キャプテン・セカンド。
熱意とコミュ力がすごい(洋二曰く)
部員に対し保育士さんのような存在。
キレると怖い。
他校との練習試合のスケジュール調整が出来るコミュ力。
他校の監督と飲みに行っている。(「ちゃんとソフトドリンクだよ」)
・広瀬洋二
高校三年生霜伯葩高等学校野球部・4番・キャッチャー。
スポーツ科学の研究者を目指している。
野球で高校推薦が来るほどの実力を持っていたがプロに通用しないと感じているため公立高校に進学した模様。
心配性で白髪が増えている。
・三馬正磨
エースピッチャー
実力はあれどもプレッシャーに弱い。
イライラするとマウンドを掘る。
なぜかネイマール(サッカー選手)のサインを欲しがる。
1,2年を三馬軍団と呼ぶ。
精神的にノればノるほど強くなる。
弱気になると「小さい頃の自分が現れてそいつが気分を落ち込ませる」
小さなころの自分は短パン。
強気のときはとことんキレキレ。
サイコパス診断テストでわざとサイコパスっぽい答えをする。
・伊能商人(いのう あきんど)
高校1年生 野球歴2か月 補欠
甲子園に出て本を出版したい。
人生は死ぬまでの暇つぶし。何でもいいから目標を立てそれに向かう。
今まで”MOBA系ゲーム” ”ポーカー” ”帆船模型” ”アカボシゴマダラ分布の拡大研究”など攻略してきた。
サイコパステストで答えがわかっても正答を答えない。みんなと同じと思われたいから。
・阿川さん
霜伯葩高等学校野球部監督
古典の先生
監督の仕事はほぼしていない
酒飲みで慢性的な赤ら顔
野球で三拍子と言えば紹興酒
高身長のダウー枠
野球は野球拳しか知らない(7話時点)
私立 伊勢原 聖テレーズ学園
通称聖テレ
究極のワンマンチーム
・轟 大愚(とどろき たいぐ)
聖テレ1年
プロ注目度ナンバー1
一人で投げ一人で打つ
聖テレに来たのは「野球を一人でも できる事を証明したかったからだ!!」
部員曰く「高慢で努力しないどクズ」
準備投球をしないせいか暴投気味の荒れ球が多い
アイドル路線をやめて普通の高校球児に戻りたい
・真澄 賢悟(ますみ けんご)
聖テレ1年
1年キャッチャー
轟と中学からのバッテリー
元エースピッチャー
中3の夏、突然やってきた轟きにエースの座を奪われた
「俺に指図していいのは 俺より野球の上手い奴と 俺の妹だけだ」
妹の名前は純(じゅん)。中学2年生。
イマジナリー妹の可能性あり 中学の頃から一度も兄の試合を見に来た事がない
夏の大会に備えて轟ワンマンチームのイメージを広げた黒幕
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