漫画 サンキューピッチ 感想

少年ジャンプ+連載 火曜日更新のサンキューピッチ 感想です。

スポンサーリンク

第1話 野球部狩り

三球だけ最強のピッチャー・桐山不折が公式野球部を甲子園に導くー

どう考えても途中で設定が変更されて三球以上投げられるようになって普通の野球漫画になりますよね。という展開しか見えない野球漫画。
ただし前作を知らなければ。

作者・住吉九さんの前作「ハイパーインフレーション」では主人公が同じ記番号の偽札しか出せないという能力自体は一切変化させることなく戦い抜いたものすごい漫画。
まあ札束出せる能力自体はハイパーインフレして札束で銃弾を防いだり札束ビンタできるようになったり札束で敵帝国の警護をなぎ倒せるぐらいにはなりましたが・・・それでも偽札しか出せない能力はそのままでラストまで通したのは間違いない。
多少ハレンチな箇所はあるものの名作漫画。
ぜひ読んでほしい漫画なのでAmazonのkindle販売のページにリンクを張っておきます。

前作でもそうだったので今作でも三球のみ最強、という設定で最後まで投げ抜いてくれると期待したい漫画。
展開が気になるので今後も感想を書いていきたいと思います。

第2話 エース

住吉九先生にとっての絶対的エース・ショタ枠の三馬正磨が登場。
まさかのエースピッチャーがショタ枠を兼ねるとか・・・
ただ高校三年生でショタ枠を名乗ってよいのかどうか男の子に詳しい有識者の意見も聞きたいところ。

他の3年からは「お嬢」扱いされている事。
不折のワンバンを「ハイ雑魚ォ!!」と煽り始める・・・
これはもしやショタ枠ではなく違う属性のキャラでは?と思わせるシーンも多いので判断できず。
やはり有識者の意見が必要ですね。
まあ三馬の「小さい頃の自分」は間違いなくショタ枠。今回は自重した長さの短パンでしたが連載が進むにつれ短パンの裾の長さが調整されていくに決まっている。間違いない。

ショタ先輩はともかく不折について。
サンキューピッチとは言いつつもやはり3球より多く投げるシーンが出てくる模様。
第一話でも勝負の際にバント禁止してましたしね。全力以外の球も投げることになりそうな展開。
ただし全力で三球という設定は最後まで崩さないはず。恐らく三球の球速だけはインフレしていくと思われますが他は最後までヘロヘロ球でいくんじゃないかと予想してみます。

あとは三球しか投げられない秘密を3人で共有するという展開。
前作では偽札の記番号を知られないようにする展開がありましたが今回はこの設定をどう生かすのか。
前作では記番号を知られた後、攻守交替みたいな展開はありましたが・・・今作でもこの設定を活かして戦っていくのか。それとも単に秘密にしておくよ、というだけになるのか。
とはいえ住吉先生の真骨頂はショタではなく人間同士での駆け引きであると思うのでこの秘密も駆け引きに使われていきそうな気もする。

ただしその3球設定を活かすにはエースピッチャーの存在が必要不可欠。
あらゆる意味でエースな三馬が今後どう成長していくのか。
そしてズボンの裾の長さがどう変化していくのか。気になる2話の感想でした。

第3話 ストラックアウト

逆境で気持ちよくなる不折と調子に乗ると気持ちよくなる三馬。
互いを補い合う良いコンビになる・・・のだろうか。

どうせ三馬も逆境で気持ちよくなっていくんですよ・・・
不折は3球だけなら最強。ただし三球のみ。
野球のルールは詳しくはないので実際不折がどんな使い方をされるのか不明ですがあくまで3球のみのリリーフピッチャー。
ちょっとピンチになったら交代という手段は使えないはず。

ショタ先輩からしたらちょっとピンチになったから交代みたいな事はできないはず。
今回不折の事情を知らされたわけなので。
ちょっと追い込まれた、不折を使おうか、いやこんなところで使っていいの?ピンチを脱してもさらなるピンチが来るかもよ?とショタ先輩のショタに責められる展開がないといえるのだろうか。いや絶対にそうなっていく。

そしてその責めを続けられることによってショタ先輩も追い込まれると気持ちよくなっていくんですよ。
前作のルークもそうだった・・・ような気もするので。まあルークは責められすぎると賢者にはなって逆に冷静になってはいましたが。まあショタ先輩も似たようなことになるでしょう。絶対。

という訳で2人の変態を擁する霜葩ですがラストの謎の人物は練習試合の相手なのだろうか。
それとも同じ高校の変態なのだろうか。
中堅私立と戦えるぐらいの霜葩に偵察に来るとは考えづらいのですが。
とはいえキャプテンとキャッチャーが状況から不折の高校を特定していたように他にも同様の推測をした人物がいてもおかしくはないはず。
もしくは不折の不審者やっていた時からのストーカーの可能性もありそう?
なんにせよ4階の教室を探れるぐらいの特殊能力持ちであることは確か。
そいつが敵高校なのか、それとも同学校なのか。
そしてどんな変態なのか。気になりますよね。

あと今週気になったのがウイニングショット・ナイアガラフォーク。
あのフォークすごいとは思うのですが・・・あれを捕れるキャッチャーは存在するのだろうか。
不折は一日三球しか全力で投げられない=最大でも三球しか練習できない。
どんなすごい球投げてもそれを捕球できないと意味がないはず。
そういえば今までキャッチャーがいる状態で不折は投げてないですよね。
流れ的には洋二がキャッチャーやることになるはずですが不折の全力をキャッチできるのだろうか。
そもそもストラックアウトの機材を破壊しただけで追い込まれそうになる不折。
神聖な高校球児を相手に全力で投げる事ができるのか疑問。
最初期は不折が全力を出せない展開がありそうな気がする。

という事で・・・最初期は不折の件で心労が嵩み。
その後はショタ先輩が追い込まれることで心労が嵩み。
最終的には不折とショタ先輩の使い分けで心労が嵩んだ洋二の髪の毛が追い込まれることがほぼ確定したように思える3話の感想でした。


メモ

・県立横浜霜葩高等学校

公立高校。物語開始時点では公立学校ながらも粒ぞろいの生徒が揃い、私立の中堅高とも戦えるぐらいの実力はある。
甲子園に出場したことはない。
そこそこ進学校らしい。

・桐山不折(きりやま ふせつ)

高校三年生。
リトルシニアにエースピッチャーとして所属していたが右肘を負傷。
再び投げられるようになったものの全力投球をすると4球目で腕が痙攣して球が手から離れない状態になってしまう。イップスが原因と思われる。
医者曰く「これだけのケガをして3球も全力で投げられることが奇跡だよ。まるでイップスが君のひじを守ってくれているみたいだ」とのこと。
野球勝負になるとつい法を犯してしまう。
ウイニングショットはえぐい落差のフォーク・ナイアガラフォーク。

野球を神聖視しすぎていていろいろめんどくさい性格。
・マウンドは神聖な場所 俺のような存在が入ってよい存在ではない
・坊主は高校球児のみに許された神聖な髪型。小さい頃から髪を伸ばし坊主から距離をとってきた
・ロジンバッグの松ヤニの匂いでキマる
・ストラックアウトを破壊して落ち込む


・小堀へいた

高校三年生。
霜伯葩高等学校野球部・キャプテン・セカンド。
熱意とコミュ力がすごい(洋二曰く)
部員に対し保育士さんのような存在。


・広瀬洋二

高校三年生霜伯葩高等学校野球部・4番・キャッチャー。
スポーツ科学の研究者を目指している。
野球で高校推薦が来るほどの実力を持っていたがプロに通用しないと感じているため公立高校に進学した模様。
心配性で白髪が増えている。


・三馬正磨
エースピッチャー
実力はあれどもプレッシャーに弱い。
イライラするとマウンドを掘る。
なぜかネイマール(サッカー選手)のサインを欲しがる。
1,2年を三馬軍団と呼ぶ。
精神的にノればノるほど強くなる。
弱気になると「小さい頃の自分が現れてそいつが気分を落ち込ませる」
小さなころの自分は短パン。
強気のときはとことんキレキレ。

コメント