ノクスは明らかに言葉が足りていないと思う Case12「衝く」 感想です。
感想
もう何がなんだかわからない・・・
恐らくノクスの言っている事はほとんど正しいと思われるが恐らく何か勘違いをしているようにも思える。
「CODEは現実の世界に実在する。お前が生まれるより もっと昔からな」
これは正しいはず。CODEは実在する組織。しかも復元したナイトインヴォーカーが国家機密そのものであると仮定すると国家が関わっている極秘機関である可能性が高い。日本のものであるかどうかは不明だけれども。ゼロは英語を話しているけれども指令室には多言語で描かれているところもあるので国際機関の可能性もあり?
「カプセムは悪夢を叶える力。それが真実だ 」
これは何かしら勘違いをしている気がする。
バリアカプセムを破壊するとゼッツに酷似したナイトメアらしき存在が登場していた。それに対してノクスは「かかってこいナイトメア」 と言っていたけれども莫はカプセムを使って悪夢から夢主を救ってきている。カプセムにナイトメアの力を取り込んでいたと仮定してもカプセム自体に善悪はないはず。
自分がカプセムを使い続けて現実世界に戻れなくなったから「悪夢を叶える力」としているだけで実際のところは違う気もする・・・と思うのだけれども、そもそもノクスが現実世界に戻れなくなった原因が不明なので、なんとも言えないところがある。
元々ノクスの性格がひねくれていて、まともに人とコミュニケーションを取る気がない性格だとしたら適当な事を言っているんだな、と思うところなんだけれども富士見の回想を見る限り元々はヒーロー気質のはず。
「あんな悪夢を経験するのは自分だけでいい」と言っている事から真面目なヒーローだったと思うのだけれども・・・ノクスの性格は小鷹賢政とは違うように思える。
じゃあ現実世界に戻れなくなったせいで性格が変わってしまったのか?と言われるとそれもちょっと微妙な気がする。
Case11では自分の芸術を世間に認めさせたい渥美を利用してナイトインヴォーカーを隠していたはず。この時には小鷹は現実世界に戻れなくなる、と確信していて性格が変わってしまっていたのだろうか。
といった感じで元々謎だらけのノクスだけれども、それ以上に莫に対する言葉が断片的過ぎて訳がわからない・・・
今回のミッションでもろくに忠告もしない状態で「なぜ忠告を無視する?」 とか言ってくるし。
莫に状況を判断できるだけの情報を与えていないと思うのだけれども・・・本人的には十二分に説明したつもりなんだろうか。
それとも莫もエージェントなんだから断片的な情報で真実にたどり着け、みたいないらない先輩風をふかしているのだろうか。仮面ライダーガッチャード初期の性格がひねくれまくっていた頃のスパナみたいな・・・
もしくは本人的には説明したつもりだったけれども言葉がうまく伝わっていなかったとか。
仮面ライダー鎧武の始まりの女は序盤に登場した際は歴史の修正力だかなんかで意図した事が伝えられなかったけれども、それと似たような事が?
それともノクスは夢の中でも存在があやふやに見えるシーンがある・・・というより現実世界と夢の世界の狭間を彷徨っているようにも見えるので他人に言葉を正確に伝えられない状態とか?リュウソウジャーのセトーのように重要な事を言いかけている途中で中断されている、みたいな?
なんにせよノクスの言っている事は真偽不明な上に明らかに莫(と視聴者)に対して言葉が足りていないのでまったく訳がわからない・・・。
そんな状態で「お前はCODEのことが何もわかってない!うぬぼれたお前に 思い知らせてやる」 とか言われても・・・
とにかく謎が謎を呼びすぎてわけがわからないよ・・・といった状況だけれども莫はノクスにどう立ち向かっていく事になるのだろうか。
いや、これはわかるか。莫は自分の力が何であれ人を助ける力があればそれを使って人を助けるはず。なにせ不運が降りかかろうが構わず人を助けるヒーローなのだから。
ノクスが何を知り、何に報復しようとしているかは不明だけれども莫は人を助けるために戦ってくれると信じられる Case12「衝く」 感想 でした。
以下 12月5日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。
万津莫「人類滅亡の危機なんですよ!?中に入ってるカプセム全部くれたっていいじゃないですか!」
莫「出ろ。激レアカプセム!なんで出ないんだよ!」
ゼロ「そんな都合のいいことばかりは起きない」
莫「人類滅亡の危機なんですよ!?中に入ってるカプセム全部くれたっていいじゃないですか!」
ゼロ「ここは君の深層心理が生み出した部屋。カプセムもしかり。君の心の影響を受ける」
莫「俺の心・・・?」
カプセムはどこまで莫の影響を受けるのだろうか。
ノクス曰くCODEは莫が生まれる前から存在していた組織。そのCODEに所属していると思われるゼロの話をどこまで信用していいのか不明だけれども、とりあえずこのシーンの発言にはウソが無いと仮定すると部屋とカプセムは莫の影響を受ける模様。
今回の描写を見る限りカプセムはナイトメアを閉じ込めているカプセルのはず。となると誰かがナイトメアを撃破するとカプセムに封印される?今まで倒してきたナイトメアの能力がそれ以降に登場するカプセムに影響を与えているような事はなさそうなのでナイトメアの能力とカプセムの能力は関係ない?
ただナイトメアは夢主の深層心理に影響されて能力を得ているようなのでナイトメア自体に固有の能力はなく、カプセムの中身は封印したナイトメアに莫が深層心理内で能力を与えて排出される、みたいな流れなんだろうか?
リカバリーカプセムを出したのはねむと考えると莫自身の深層心理ではなくカプセムドロッパーを使用した人物の深層心理が影響する可能性も?
色々とあやふやな事が多い上に、そもそもゼロの発言自体も信用ならないのでなんとも言えない事が多すぎる。
なんにせよ莫の心理が影響している可能性はありそう。強力なカプセムを生み出すのには莫自身の成長も必要である可能性が高い、という事ですかね?
ゼロ「まだ これを彼に与えるのは早いか・・・」
・・・どこから出てきたんだこのカプセム。
CMでネタバレされまくっているフォームに関連すると思われるこのカプセム。莫の成長は一切関係ないじゃないですか・・・。
まあ後半の強化フォーム誕生時には莫自身の成長が必要になるかもしれないし。現時点ではCODEが用意した強力なカプセムだと思っておいた方がよさそう。もしかしたら以前ノクスが生み出したカプセムでなんらかの理由があって使えなかった、もしくは使いこなす事ができなかったカプセムなのかもしれない。
カプセム
星也「えっ!」
車に轢かれそうになる星也。
莫「危ない!」
「バリア!」
莫「うっ・・・!危なかった・・・」
↓
ノクス「カプセムは悪夢を叶える力。それが真実だ」
車を止めるシーンを見る限りカプセムの力は現実世界でも使える模様。他に現実世界でカプセムを使用していたシーンってあったような気がするけれど思い出せない。現実世界でのボムナイトメア戦?
それはともかくカプセムを使用すればナイトメアの力を現実でも使用する事が出来る。ナイトメアの力は夢主の夢を通じてブラックケースを引き起こしていると考えれば、その力を利用したカプセムが現実世界に影響を与えてもおかしくはなさそう。
ノクスが言う「カプセムは悪夢を叶える力」というのはCODEの中にカプセムを悪用して自身の夢を叶えようとしている存在に気づいた、だからカプセムは悪夢を叶える力だ、と断定しているのかもしれない。
ノクス「隠されし悪夢を見るがいい」
カプセムが破壊され中からゼッツのような姿をした何かが出てくる
莫「なんだ?これは・・・!」
ゼッツに酷似した怪人がナイトメア?
いや、ナイトメアの素体に酷似した存在がゼッツなのかもしれない。仮面ライダーファイズのアークオルフェノクに仮面ライダーたちが似ていたけれども実際は似ていたのではなく似せてつくっていたように。ノクスナイトもゼッツに似た姿をしているのでゼッツの姿がナイトメアの基本的な姿である可能性がありそう。
万津美浪
ゼロ「帰ってきたかセブン。早かった・・・」
美浪「えっ・・・!?」
ゼロ「おやおや」
美浪「何?これ・・・」
ゼロ「これは とんだハプニングだ。納得のいく説明をしてほしいと言わんばかりだね」
美浪「当然です」
ゼロ「君の兄は今 極秘任務を背負っている」
美浪「えっ!?」
ゼロはセンサーとかないのだろうか。振り返るまで美浪の存在に気づかなかったので。意外にレトロなセンサーをしているのかもしれない。恐らくゼロの視界は目視と変わらない気がする。そもそもゼロが遠隔操作されているかも怪しくなってきたけれども。
ゼロはともかくようやく美浪が莫のエージェント活動を知る事になりそう。これでようやく富士見達が窓から侵入する事はなくなるのか・・・いや、それ以前の話で美浪は莫のエージェント活動を止めさせる可能性がありそう。
今まで莫に被害が無かったのであればともかく、一度心臓が止まって(ポイズンナイトメア戦。ガンナイトメアも入れたら2回目?)いるので止める理由はあるはず。エージェント美浪では莫の活動をサポートするエージェントになると決めた美浪だけど莫の生命に関わる案件だとしたら、やっぱり止めそうな気がする。物語的には美浪も理解する可能性が高いと思われるけれど、どんな流れで美浪が納得する事になるのか気になる。
南雲なすか「夢と現実の時間軸を混同されても・・・」
なすか「原因は不明です」
富士見「原因はナイトメア。そうだろう?莫」
莫「はい。同じ場所に隕石が衝突する悪夢が起きています。2日後の朝7時には人類滅亡規模の巨大隕石が衝突する危険が・・・」
なすか「夢と現実の時間軸を混同されても・・・」
まともな事を言っても封殺されるブラック職場。ブラックケースに対応しているのに。いや、ブラックケースに対応しているから、まともな意見が封殺される可能性が?
とにかく夢と現実の時間軸を混同してはいけない、という意見は無視してはいけないと思うのだけれども。ポイズンナイトメア戦で過去に行って心の扉を発見したように現実世界と夢の時間軸がずれていてもおかしくはないはず。
今回のケースではなすかの意見が無視されたけれども数少ない常識人枠のなすかには頑張って・・・常識人枠は人を蹴り飛ばさないか。とにかく(比較的)まともななすかには暴走しがちな上司を(物理的に)止めてほしい。
富士見鉄也「俺が信じていれば あいつの身の危険を察知できたかもしれない」
富士見「行くぞ なすか・・・」
なすか「下の名前は親にしか呼ばせません」
富士見「なすか」
↓
なすか「後悔してるんですか?」
富士見「あっ?」
なすか「小鷹さんの言葉を信じられないまま彼が失踪してしまったことを」
富士見「俺が信じていれば あいつの身の危険を察知できたかもしれない」
なすかと莫に対しては下の名前呼びなのに小鷹には名字呼びの富士見。これはセクハラですわ・・・とかではなく小鷹の事を後悔しているからこそ下の名前を呼んでいる・・・はず。
もっと小鷹を信じたかった。名字で呼んで距離を置いていたから信じられなかった。今度の部下にはもっと親身になって、距離を縮めて接しよう、という考えから下の名前呼びをしている、という事?
なんにせよ部下が嫌がっているにも関わらず下の名前を呼び続けるのは確実にハラスメント認定を受けると思われるので富士見は令和のコンプラを意識した方がいい。
・・・いや、違う話になってしまった。ノクスと遭遇したら小鷹と呼ぶのではなく賢政と叫び続ければいいと思う。
ノクス「うぬぼれたお前に思い知らせてやる」
莫「バリアの力で・・・」
「バリア!」
ノクス「夢の力に うぬぼれるな」
「ランチャーモード」
莫「うっ!何をした!?」
ノクス「お前は何もわかってない。カプセムの恐ろしさを」
↓
ノクス「お前はCODEのことが何もわかっていない!」
ナイトインヴォーカーを装着するノクス
莫「それは・・・!?」
ノクス「うぬぼれたお前に思い知らせてやる」
うーん・・・やっぱりノクスは説明が足りていないと思う。今まで莫のエージェント活動を散々邪魔してきておいて「カプセムの恐ろしさを」とか言われてもわかるわけないよ・・・。
そもそも莫の邪魔をしたいのか。それとも仲間に引き入れたいのかよくわからない。莫を排除しようと思えば仕留める機会はあったはず。それなのに莫にトドメを刺さないばかりかトドメを刺そうとするポイズンナイトメアを止めた事もあるし。
かといってナイトメアと全面協力をしているかと言われれば・・・今回カプセムを破壊して、その中のナイトメアを倒しているし。いまいち立ち位置がわからない。
富士見との回想を見る限り昔は極々まともな正義感を持った人物で、なおかつ まともな思考をしていたように見えるので・・・カプセムの真実を知った事で変わってしまったのだろうか。
しかし気になるのが「うぬぼれた」というセリフを多用している事。かつての自分と重ね合わせているのだろうか?
ナイトメアをどうにかしたいと思っていた→ノクスナイト?に変身する方法を見つけ、カプセムを使って戦っていた→人を悪夢から救えると思っていたがうぬぼれだった。実際は現実世界の悪夢に加担していた、みたいな感じなんだろうか。
流れ的にはノクスは仲間化する可能性が高いけれども小鷹賢政に何があり、そしてなぜノクスになったのか気になるところ。
あともう一つ気になる事が。
ノクスは巨大隕石衝突を止めようとしていない。
Case9では
ノクス「俺も復元するんだよ。現実の世界へとな」
Case11では
ノクス「報復の時だ」
と言っていたノクス。どちらも人類が滅亡すればできなくなってしまうような。
これは巨大隕石が衝突しても人類滅亡はしない(ブラックケースが引き起こす現象には限界があるとか?)。もしくは巨大隕石の衝突だけはノクスが止めるとか?そもそもゼロは前回のミッションよりも焦っていないようにみえるし・・・本当に気になるところが多すぎる。

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