仮面ライダーゼッツ Case45「惑わす」 感想

ファントムゴアナイトメアが何を考えているのかサッパリわからない Case45「惑わす」 感想 です。

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感想

惑わされた。
・・・一体なにがどうなって何が起こっているの?

恐らく前回と今回の話で起こった事は・・・
ねむの記憶はオブリビオンによって忘却された。
オブリビオンは現実に出ようとしたけれど、それはファントムが作った幻影だった。
ファントムは自分が作り上げた世界でねむと暮らしていた。
ファントムの幻影に気づいたオブリビオンがねむを襲い始めた。
間一髪のところで莫が現実世界でねむを見つけ「おはよう」する。
みたいな話の流れだと思うけど・・・

まずオブリビオンは前回の話で何を消したの?
ねむの中にあるねむの記憶だけ消した?それはブラックケースを引き起こしていなかったのだろうか。
カタストロフなんかは夢の世界でCODE支部をカタストロフ。ブラックケースで現実世界の支部が壊滅。パニッシュは眠った人間を罰して現実世界で石化させる、みたいな能力を発揮していたはず。
例えねむの記憶だとしてもゴアナイトメアが記憶を消したとすれば現実世界にブラックケースとして影響は出るはず。
莫以外は全員消され莫だけがエクスドリームの力で自分を保っていたとか?そして現実世界でねむを見つけた、という事なんだろうか。
それともオブリビオンが消した記憶自体がファントムが作り上げた幻影でブラックケースは起きていなかった、という事なんだろうか?ただ幻影でないねむの記憶は実際に消されていた訳で・・・よくわからん。

まあ現実世界はどうなっていたかは次回の話で明かされるはず。
気になるのがファントムゴアナイトメアの動向。
何をしたいのか全くわからない。

そもそもオブリビオンが目覚めれば現実世界を全て忘却しようとすることは分かりきっていたはず。それにも関わらずねむの中に潜むオブリビオンが覚醒するのを止めようともしなかった。むしろソムニアカプセムを渡して覚醒させたように見えた。
そしてオブリビオンが覚醒したら幻影で世界を創って誤魔化した。さすがにそれは無理があるのでは?案の定、オブリビオンにバレているし。他のゴアナイトメアを舐め過ぎではないだろうか。

ただ現在のファントムはレディと一体化している状態。
ジークがパニッシュと分離した後も、言動に影響は出たものの性格には大きな影響がなかった事を考えると一体化すると人間に主導権が移るのだろうか。それなら納得できそう。
そもそもゴアナイトメアが融合しようとする人間はゴアナイトメアと近しい感性持ちのようなのでゴアナイトメアの影響はあまり受けないのもしれない。

もしかしたらファントムはねむに情が移っている可能性がある?
今回の話。ファントムは明らかにオブリビオンよりねむを優先していた。
Case40でベビーナイトメアにソムニアカプセムを渡しオブリビオンに覚醒させた時は「私たちの世界を創りましょう」と言っていたにも関わらず。
これはちょっと不自然な話の流れだけれども・・・オブリビオンが創る世界よりもねむと作り上げる世界を夢見てしまったのではないだろうか。

ねむはレディの夢を通してファントムの力で創り上げた存在。レディと融合したファントムがねむの為に世界を創ったとしても不思議ではない・・・のかもしれない。ねむとの世界を創る夢がオブリビオンとの世界を創る夢を超えた・・・のだろうか?

悪夢は悪夢を超える・・・のか定かではないが次回はファントムとの決着回?ファントムはどんな悪夢を夢見、そして消えていくのか。気になる Case45「惑わす」 感想 でした。


以下 7月29日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。

万津 莫「おはよう」

ねむ「リコール ザ ドリーム・・・」

「ようやく・・・見つけた・・・」

シチュエーション的には仮面ライダーギーツの15話と似たような・・・と、思って見返してみたらそこまで似たような回でもなかった。ギーツの場合は記憶を消されることを前提として英寿が仕込んでいた情報を英寿自身が使って自力で復帰。
今回はオブリビオンと莫が悪い具合にかみ合ってホラー的な描写に。まあポスターに有用な情報を残すというのは共通・・・あれ?今回の場合は何も役に立ってなくない?単にねむを精神的に追い詰めただけでは・・・まあ、細かい事をあまり気にしてはいけない。莫だってねむを怯えさせるためにやったのではないはず。多分。

莫「夢を思い出せ。それが・・・俺たちのミッションだ。思い出すんだ!消された記憶を!」
ねむ「あなたは・・・ゼッツ」
レディ「はあ・・・」

心底嫌そうなレディが印象的。これまでねむに関する事は大体莫に助けてもらってきたのに。ねむの護衛にしたのは莫ではなく小鷹であったあたり、この世界では莫は邪魔な存在だったのだろう。まあ今までは莫のミッションとレディの計画がかみ合っていただけで今回は真逆の目的だったので仕方ない。
しかし莫は急に「俺たちのミッションだ」とか言い出したけれど・・・やっぱり色々と焦っていたのだろうか。リコール ザ ドリームに関しても余裕がなかったからこそ書き残したものだろうし。予知夢の世界でディザスターナイトメアの現実世界への進出を止められなかった件もあるので焦る気持ちもわからないでもない。ディザスターの時は言葉では止められなかったし。ナイトメアに心の扉を開けられたら基本的にはどうしようもない、という悪夢を経験したからこそ今回のようにホラーテイストになったのだろう。多分。

莫「おはよう」
ねむ「えっ・・・?」
莫「君を見つけた」

どうやって見つけたのだろうか。手掛かりはなかった気はするけれど。ラストでエクスドリームカプセムが映っていたのでエクスドリームで夢の中に潜って・・・エクスドリームも本人が近くにいないと夢には直接潜れないような気もする。
何らかの手段を使って現実世界で見つける→エクスドリームで夢に潜入?もしくはエクスドリームでファントムが作った夢の世界を探索。夢の中で手掛かりを見つけて現実世界の居場所を特定、だろうか?
前回オブリビオンが起こしたブラックケースで現実がどうなっているのかは不明だけど・・・エクスドリームカプセムを活用した、という事は間違いなさそう。

ねむ

助監督「皆さん ご紹介します!主人公 ギャルバン役の ねむさんです!」
ねむ「よろしく お願いします!」

超ギャバンが終わったタイミングで・・・いや、まだ怜慈と御蔭関連の話は全く終わってないけど、このタイミングでギャバンか。何かしらの意図が・・・と、思って公式HPを読んでみると現実の製作スタッフ(ゼッツでこう書くとややこしい。現実世界の制作スタッフ)はギャバンの内容をほとんど知らないまま、このシーンを撮影したとのこと。どんだけ撮影時期がずれているのか・・・それはともかく単なるファンサービスという事でよさそう。

ねむ「ギャル 超最強!」

ただこのシーンだけ見るとゴジュウジャーの緒乙を思い出してしまう。撮影時期的にはそちらの方が近いような気がしないでもない。といっても緒乙とギャルバンは共通点はほとんどない気もする。やっぱり単なるコラボだろうか。

万津美浪

ねむ「美浪さん おはようございます!」
美浪「おはよう ねむちゃん」

幻影の中の配役は全てファントムというかレディが考えたのだろうか。さすがにねむ周辺の人間関係を全て幻影で作り出すというのは厳しそうなのでねむの深層心理にある記憶を利用した可能性はありそうだけど。いや、それは全てオブリビオンの中にあった?だとすればレディの記憶なんだろうか。ただ予知夢の世界では美浪に会ってはいるけど現実世界では繋がりはなさそう。エージェントとしても面識はなさそうだし。
単に視聴者に分かりやすい配役を、という事なんだろうか。

富士見鉄也「部下の・・・部下の富士見です」

なすか「初めまして。警察監修を努めます。警視庁の南雲なすかです」
富士見「部下の・・・部下の富士見です。課長・・・ちょっと!」

この変更はなんなんだろうか。視聴者にとっては分かり辛い。レディには富士見が上司に見えないからなすかを上司にした、という事なんだろうか。それこそレディと怪事課はあまり接点がなさそうだけど。
それとも小鷹が富士見の事を「気持ち悪い」扱いしたからレディの中で富士見の格付けが下がったのだろうか。それなら納得・・・あの時の小鷹は既にレディとほとんど行動していないような気もするけど。まあ夢の世界はレディが監視していたはずなのでレディ自身が富士見よりなすかを評価した、という事だと思っておこう。

小鷹賢政

レディ「安心しなさい。今日から あなたにボディガードをつけることにしたから」
ねむ「えっ・・・?」
レディ「万が一のことがあっては ならないから。念のため。ねっ?」

レディがどれだけ小鷹を信頼しているかが分かる。大切なねむの護衛に小鷹を付けるというのは・・・いや、オブリビオンに対抗できないよね?戦力として信頼してというよりいざという時に囮になってくれる可能性が高いから、という理由で選んだだけな気がする。ゴアナイトメアに対しては対抗できるやつなんてほとんどいないだろうし。自分が攻撃する隙を一瞬でも作ってくれれば、という選出だった気がしないでもない。まあ予知夢の世界でも莫の成長の糧に小鷹を差し出しているしレディと小鷹の力関係がなんとなくわかる選出。

ザ・レディ「ねむは全てを忘れ・・・忘れられた人間が消えていく。そして美しい世界が幕を開ける」

レディ「私の名など 名乗る必要はない。ただ わが娘 ねむを思い夢うつつの境を超えた。ねむに宿るナイトメアが悪夢を叶え・・・ねむは全てを忘れ・・・忘れられた人間が消えていく。そして美しい世界が幕を開ける」

普通の好青年がナレーションをやっていない・・・何か前にも見た事がある気がする。仮面ライダービルドのオープニングナレーションとか日替わり同然でやっていたような気もするし。とはいえゼッツでは珍しい。
それはともかくこのシーンでの「美しい世界」はCase15で言っていた「自由で美しい世界」とは違った世界に聞こえる。単に今回の話ではCODEが存在しないから自由を省いただけのセリフという訳でもない気がする。
Case15の世界ではCODEが自由を縛っていた、美しくない世界。今回は何も縛るものがない、ねむと自分だけに都合が良い「美しい世界」という意味だろうか。
とするとレディがオブリビオンを利用した理由がわかったような気がする。ねむを狙っていたCODEが無くなっても世界にはねむに敵が存在する。その敵を全て消し去るのは難しい。ならオブリビオンに全て消させてオブリビオンはアンタなんかクシャクシャのポイだよ!する予定だった・・・というかした模様。
ファントムも世界全てを幻影で創るのは自身の趣向にあっていた、という事で意気投合した、という事なんだろうか。そう考えるとオブリビオンがちょっと可哀そう。

レディ「今日は記念すべき日ね」
ねむ「うん!もう夢みたいでしょ?私が映画の主演なんて」
レディ「ホントね。でも現実なのよ。大勢の人に夢を与えて あなたは幸せ者ね」
ねむ「はい」
ねむ・レディ「フフフフ・・・!」

ねむは夢を人々に与えて幸せ。
レディはねむと一緒に生活できて幸せ。
ファントムは美しい世界を創る事ができて幸せ。
いい台詞だ 感動的だな だが無意味だ。と海東兄が言わんばかりのシーン。他の登場人物は全て幻影だし。
とはいえレディにとっては幸せな世界であるのは間違いなさそう。エージェントになる時点で自分の子供は諦めていた、しかし諦めきれなかった夢だろうし。最終的にレディがどうなるのかは映画を見るとなんとなく察する事ができるけれど・・・この世界を失う事が確定のレディが何を思うのかは気になるところ。

ファントムゴアナイトメア「フフフフ・・・!幻影の力を持つ私は倒せない」

ファントム「余計なまねを。私の世界に何をする?」
オブリビオン「そっちこそ・・・よくも だましてくれたな。全てを消して ねむの悪夢を叶えたのに・・・!おまえが連れてきたのは ねむの幻影だったんだろ。僕をだましたつもりだったんだろうけど・・・フフッ・・・残念だったね。ねむ!今度こそ 君を逃がさない・・・」

この幻影のねむがオブリビオンが通るシーン。前回の話でやっておけば、もう少し視聴者を騙せたと思うのだけども。今回の話で一気にやっても騙されたのは視聴者ではなくオブリビオンだけ、という感じにみえてしまった。
というかさすがに他のナイトメアを舐め過ぎだろう、という散々感想の項目で書いたけれども実際はどこまで考えていたのだろうか。基本的にゴアナイトメアは傲慢というか自分の能力に絶対の自信があるようなので最後まで騙しきる予定だった、という事なんだろうか。なんどか他のナイトメアに対してやったことはありそう。ジークがナイトメアたちを戦わせていたケースもあるし。

ファントム「ここは 私たちの世界。なぜ おまえが ここに!?」
莫「ねむの夢から出ていけ!」
「グレートバニッシュ!」
ファントム「フフフフ・・・!幻影の力を持つ私は倒せない」

敵に物理無効化能力があるから無効化能力を無効化できる奴をぶつけるよ、という事で小鷹対ファントム・・・というかレディになりそう。
実際はエクスドリームでもやり方によってはやれそうだけど。エージェンドリームのような事も莫は出来るし。とはいえ物語的には小鷹対レディの方が盛り上がるだろうし、何より小鷹が復帰するにはそれなりの対戦相手が必要、という事で次回の対決に繋がるのだろう。多分。

オブリビオンゴアナイトメア

オブリビオン「僕は君。君は僕。おいで。さあ・・・」
小鷹「行くな!」

うーんラスボスにしては小物っぽい。行動原理は他のゴアナイトメアと一緒。自分の悪夢を叶えたい、というものだし。まあラスボスが小物では駄目、という事もないのだけど。ガッチャードのグリオン様とか小物感が凄かったし。まあ冥黒王も全て小物だったけど。
ここからさらに進化してラスボスになるのか。それともポッと出のナイトメア集合体みたいな奴がラスボスになるのか。気になるところ。

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