仮面ライダー ゲンムズ・アウトサイダーズ 感想

ゲンムズの─ザ・プレジデンツ─。
アウトサイダーズのep2~3は配信直後に見忘れていたので感想は書いていません。

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ゲンムズ スマートブレインと1000%のクライシス

混ぜるな危険。

悪意を持って善意を制す。
天津垓の考えている事はわからないでもないのですがやめとけと言いたい。
ゼロワン世界の騒動の999%は天津垓が原因ですよね。
アーク関連→天津垓が生み出した。天津垓が悪い。
滅亡迅雷net→だいたい天津が悪い
不破さん記憶操作→完全に天津が悪い
不破さん死亡→天津が悪い(本社もちょっとは悪い)
他にも刃唯阿さん関連の話も大体天津が悪いし或人の社長退任したのも天津が悪いしイズが破壊されたのも多分天津が悪いしもう全部天津が悪いと言って過言ではない。
そんな彼の新たな思い付き。
インターネット上の突如として出現したZEIN、行き過ぎた善意を消滅させる為、悪意を超えた可能性を持った神・壇黒斗神を再生させる。
…失敗する予感しかしないのですが。
確かに壇黒斗神に悪意はないでしょう。
彼が持つのは純粋な探求心。世界一のゲームを創る事(だったような気がする)。
しかし悪意がない分自身の行動を信じて疑わない。
だからこそ質が悪い。
ゼロワン本編は人間の悪意がメインテーマの一つでした。
スピンオフでは行き過ぎた正義がテーマ。
そして今回は行き過ぎた善意。
悪意も、正義も、善意も。
行き過ぎた思想は他者を滅ぼす可能性を秘めている事は間違いないでしょう。
でも、だからと言って壇黒斗神はない。
悪意も正義も善意すらもない。ただそこにあるのは純粋な願い。
だからこそ戦わなければ生き残れない…違うライダーになってしまった。
とにかく化け物には化け物をぶつけんだよ理論はやめていただきたい。
案の定アークですら一方的に打ちのめされる化け物、無双ゲーマーが誕生してしまう結果に。
そしてそこに現れるスマートブレイン所属の謎の女性。スマートクイーン。
注意書きすら読まずに危険物を混ぜに混ぜたこの作品。
果たしてどんな化学反応が起こるのか。
次回完結編?
楽しみにしています。

・天ヶ崎恋

出オチ。
しかし絶版は嫌だと叫んでいましたが余程のトラウマだったようですね。まあ無理もない。時間停止中に一方的に消滅させられたのはライダー史上でも彼だけ。
…時間停止能力ってそうそうあるもんじゃないですしね。
ブレイドのスカラベとか?

・天津垓

永遠の24歳は現在何歳なのか気になります。
いや永遠の24歳なので24歳なのは間違いないのですが人間で言えば47歳ぐらい?

・壇黒斗神

バッテリー切れで倒れる神が可愛い。
しかし一方的にアークライダー倒すって相当ですよ?
サウザンドアークがどれほどのスペックかわからないですが少なく見積もってもマキシマムゲーマー以上のはず。下手すればクロノス以上。
そのアークを一方的に打ち破り時間停止能力でトドメ。まさに神。
アークライダーの強みは物体精製能力と超演算能力のはずなので時間停止は天敵とも言える相手には違いないのですが…まあ時間停止能力って対策しようないですしね。
どうやって無双ゲーマーを倒すのか気になります。ノベルゲーマーがあれば瞬殺できそうですが。

・スマートクイーン

久しぶりの芳賀優里亜。
555で2回死に(同窓会とスパイダーオルフェノクの2回)、キバでビショップに殺され、ディケイドでも爆死。
今回も死んでしまうのか…気になるところですが戦闘シーンも見て見たいところ。結局スマートレディ(と同一人物化は不明ですが)が戦った場面はないですしね。
色々気にはなりますが…果たしてどうなる事か。

・ZEIN

突如誕生した存在という事ですがこれはアークが仕組んだ事(善意が生み出した存在によって人類を滅ぼすとかアーク自身は好みそう)なのか。
それともスマートブレイン社の企みなのか。
スマートブレインは555の時と変わっていなければオルフェノクの為に会社のはずですが…善意とは関連性がなさそうなのが気になります。果たして真相は。
悪意によって脅威に晒された人類が生み出した誰の者でもない善意って設定も面白そうですけどね。

アウトサイダーズ ep.1 鏡の世界(ミラーワールド)のお宝と王蛇の帰還

エピソード1に相応しい王の帰還。

行き過ぎた善意には行き過ぎた悪意をぶつけんだよ!
といった感じで行き過ぎた善意、仮面ライダーゼインに対抗する為に集められ始めたアウトサイダーズ。

今回のメインライダーは浅倉威。
初代のショッカーライダーを除けば初の悪の仮面ライダー・・・でもない(龍騎には多数ダークライダーが登場。一時敵対したライダーであればアナザーアギトなどが存在)のですが悪のライダーと言えばトップクラスに有名なのは間違いないでしょう。

アウトサイダーズのep1のライダーに相応しいはずの浅倉威ですが・・・
誰だお前と言わんばかりの人物になっていました。

弟の為に汚れ役をやっている金を稼いでいる。
汚れ役はやるが殺しはNG。
ムール貝のパスタを貝ごと食べない。
などなど別人に成り下がってしまいました。

チンピラライダーなんてそこら辺に転がっているぐらい悪のライダーが増えている現在。
その始祖とも言える浅倉威がこんな有り様ではいったいこれからのアウトサイダーズはどうなってしまうのか、ライダーではないけれども雉野つよしでも呼んできた方がいいのではないか・・・それともこれは本編同様弟を確実にやるための演技なのでは・・・など心配される導入でしたがその不安は払拭される事に。

あろうことか変身前のライダーを刺殺。(哀れシザース)
ライア、ガイ、ゾルダを瞬殺。
そして主催者オーディンからサバイブカードを奪いオーディンを圧倒。

オーディンを撃破するも暴れたりない浅倉威はあふれ出る苛立ちをぶつけられる相手、ゼインの存在を知り戦う事を決意する、といった展開。
これから終結する悪のライダー達の始まりに相応しいライダーの帰還となりました。

冒頭を見た時はどうなる事かと思いましたがこれなら安心ですね。
・・・いや逆にゼインを倒した後が心配になるほど。
ゼインとアウトサイダーズが相打ちとなるのか。それとも出身ライダー達の活躍が見られるのか・・・などなど妄想が捗る。
仮面ライダー滅が登場するのはアウトサイダーズの監視の為?とも考えられそうですが・・・

気になる次回は・・・デザスト?剣斬?
デザストはライダーではないですし剣斬も悪のライダーとは言えない存在。(アウトサイダーズは社会の既成の枠組みからはずれて,独自の思想をもって行動する人。との事で剣斬はある意味ぴったりですが)
果たしてデザストはオーディンのカードデッキを回収させてまで復活させる意味はあるのか。そして復活したデザストは何を思うのか。

色々と気になる 仮面ライダーアウトサイダーズ ep.1 感想でした。

・カードデッキ

龍騎のカードデッキに記憶を取り戻す効果はなかったはず。
何故記憶が戻ったのか・・・と思ったのですが最後まで観て納得。財団Xが魔改造したんですねきっと。

そしてこれでギーツ映画で龍騎達に記憶があった(ナイトの目的は”再度”ミラーワールドに捕らわれた龍騎を救うため)理由も判明しました。同じ理由だったんですね。恐らく。
とすると今回の話で王蛇以外のライダーは消滅してしまったはずですが・・・龍騎とナイトの安否が気になります。
まあ時系列から考えると別の戦いっぽい気がする(今回王蛇は参戦直後、既に残りオーディン除いて4人だった)ので・・・龍騎達はミラーワールドを閉じる為の戦いに参加している、といった事になりそうですね。

この辺はパラレルと考えた方が良さそう。タイムベントでリセット出来るのでなんとも言えないですが・・・まあとにかく記憶は財団Xの魔改造ということで。

・財団X

この手のごちゃごちゃな世界観の中では便利ですよね。
何時からこの世界に関わっているの気になりますが・・・そういえば浅倉威がゲスト出演した 仮面ライダーブレイブ ~Surviveせよ!復活のビーストライダー・スクワッド!~ でも財団Xが関わってました。
となるとかなり前から関わっていそうですが・・・今回の件はブレイブスピンオフと繋がっているのかも気になります。

・仮面ライダーシザース

・・・カードデッキのみ登場。
まさか変身すらしない(できなかった)とは。
まあ変身しても尺的に瞬殺されるだけなのでインパクトのある退場の仕方をした分マシだったような気がしないでもない。
そもそもスーツが現存しているのかすら怪しいですが・・・RIDER TIMEの時のが残っているのでしょうか?

ところで役者さんが仮面ライダードライブの仁良に見える。
・・・違う人でした。役割的にも見た目的にもかなり似てると思うのですが。

・仮面ライダーオーディン

サバイブカード奪われても変身解除しないんですね。
オーディンは常時サバイブ状態との事ですがそれが関係しているのか。
そもそも本編でセットしたカードを物理的に奪われた事は観た事がないので(スチールベントなら可能?あれはカードではなくアイテムだけ?)よくわからない。
本編でも他人のカードは使用できないような設定があったような気がしますが・・・まあその辺も財団Xが魔改造したという事で。

・王蛇サバイブ

もうちょっとゴテゴテした外装になるかと思ったのですが・・・思ったよりシンプルでした。
中の人的にごつくは見えるのですが・・・中の人的にシャンゼリオンぐらいごちゃごちゃしててもいいような気がします。
・・・いや今やったら中の人が大変か。流石に。

アウトサイダーズ ep.4 狂った時の運行とゼインの正体

橘さんが実に橘さんらしい活躍だったと思う ep.4 狂った時の運行とゼインの正体 感想です。

・感想
ゼンイの目的が判明。
目的は悪を討つ事。
ではなく・・・人間を駆逐する事。

人間には悪意と善意、その両方が存在する。
そしてそれは決して無くすことの出来ない意志。

今作に登場する多くのライダーはその悪意と善意の間で揺れ動き、そして最終的にはそのどちらかに属し戦ったライダーが多い事からも仮面ライダーでさえ悪意と善意を持つ人間が多い事を示しています。

では人間から悪意を取り除くにはどうしたらよいか。
人間を滅ぼすしかないじゃない・・・というのが(恐らく)ゼンイの目的。

ゼンイに敵対するアークが人間には悪意があり、危険であるからこそ滅ぼすべきである・・・とゼロワン本編で人間を絶滅させようとしたのと似たようなものですね。
敵対する立場でありながら本質的には一緒。
まあ要は人間は存在しちゃいけない、的な結論に達したようです。

そのゼンイに乗っ取られてしまったのがゼロノスこと桜井侑斗。
電王本編の桜井侑斗ではなく人間の悪意が暴走し、その地獄の未来から今の時代に来たようですが・・・この辺は何かしらまだ判明していない事がありそうなのでおいといて。

何故かそのゼンイに協力している橘さんについて色々と。

何故橘さんがそんなゼンイに協力的なのかと思いきや・・・そういえばこの人。剣本編で善意100%で動いてましたね。
一切の悪意無く剣崎と時に敵対し、敵対し・・・時々気まぐれのように味方になっておいしいところを持って行った橘さん。

まずボードを裏切ったのは・・・
ライダーシステムに不備があると勘違いし謝らない所長に不信感を抱き独自の判断で動いたから。
悪意はないですね。

体を治すにはバトルファイトを終わらせればいい。その為にはモズク・・・じゃないシュルトケスナー藻に浸かってでもやり遂げる!という善意。
そして調子にのって藻を提供してくれた伊坂に挑み返り討ちにあう。
やはり悪意はなし。

最終的にはギラファを倒し、無茶な封印をして事態を悪化させてしまうも・・・結果的にはバトルファイトは終結。全く悪意無し。

劇場版でも色々怪しい行動はしていたものの・・・これも悪意無し。

なんという事でしょう。
ブレイド本編では天王寺に次いで(烏丸所長と同レベルかも)事態を混沌とさせていたのに全く悪意無し。100%純度なしの善意の行動だった訳です。
これは善意側についていても全く問題なし。

しかし他のライダーにも善意100%のライダーはいたはずです。
クウガ(闇落ちは仕掛けましたが基本的には善意の塊)とかいますが・・・ただし例えばクウガが今回の橘さんのようにゼンイ側で戦っていたらファンから非難は避けられないでしょう。
善意溢れるキャラだからといってゼンイ側で戦っていいライダーがほとんど。

だがしかし。
橘さんならば・・・例え善意100%で敵側に回っていても誰一人咎めるファンはいないはず。むしろ橘さんだから仕方ないね、で、済ますファンが多いはず。
つまりゼンイ側に与するライダーとしてこれ以上にない適任キャラだった、という訳ですね。
なんという冷静で的確な人選なんだ・・・

そして満を持していよいよ登場したキングクワガタオージャー・・・ではなくギャレンキングフォームの変身も実に橘さんらしい。

他のアウトサイダーズのライダーは・・・
王蛇→サバイブカードを奪って。
デザスト→剣斬とのやりとりで自分の物語を見つけて。

と実にそのキャラらしい変身を見せてくれたわけですが橘さんは使い捨てにされたカテゴリーキングを拾っただけ。
そして弱ったアークにトドメをさしただけ。

剣本編でも因縁の相手でもある伊坂のカードを特に躊躇することなく変身して剣崎がジャックフォームに変身していれば特に問題なく倒せていたはずのトータスアンデッドを撃破したのがジャックフォーム初登場と考えれば・・・実に橘さんらしいですね。

という事で実に橘さんが橘さんらしい活躍をしてくれた回でした。

・・・散々貶したようにみえますが最終的には伊坂戦や桐生レンゲル戦、ギラファ戦で見せてくれた非常にカッコいい橘さんが見られる事を期待しています。

さて物語は・・・ジョージが不審な動きをしてはいますが今更ジョージが敵対する訳もないのでアーク・ゼンイ、そして暴走する神を止めてくれる為に戦ってくれるはず。

そしてその時には・・・頼もしいギャレンノーマルフォームが活躍する事を祈っています といった感じの ep.4 狂った時の運行とゼインの正体 感想でした。

アウトサイダーズ ep.5 創世の女神と第三のシンギュラリティ

檀黎斗がやりたい放題過ぎ・・・
子宝ってそういう事ではないだろうと思ってしまうのですが・・・まあエグゼイド本編からしてやりたい放題だったし納得できてしまうのが怖い。

今回の話。ちょっと何言ってんのかわからないことが多かったので整理。
檀黎斗の目的は戻りたかった、という解釈でいいのかな?

そのためにゼイン相手にデザグラでもやったことがないバカゲー・ハイパー不滅ゲーマーで舐めプ。
不滅を倒す予測をさせるためにゼインにゼロツーを使わせてゼロツーのデータ収集。
ゼアとアークがゼインを倒すためにシンギュラリティを起こしゼロスリーが誕生。
ゼロスリーがツムリの願いを力をラーニングし、ゼロツーのデータも合わさって檀黎斗が再誕した・・・という事?
もう何が何だかさっぱりわからないよ・・・

もう他のアウトサイダーズのやっていることがまったくアウトサイダーに見えないぐらいの無法っぷり。
そして他の登場ライダーも戦闘面でもヤバいことに。

ゼインがハイパーカブトの能力使用。
クロックアップがスローに見えるぐらいのハイパークロックアップでゼロスリーを圧倒・・・からのゼロスリーの超速シミュレートでハイパークロックアップに対抗。
虫取り棒まで持ち出したゼインをジャックしてゼロスリーが勝利・・・とか酷すぎる。
もうレジェンダリーレジェンドぐらいのチートライダーかカッシスワームぐらいしか対抗できないよ・・・
他のアウトサイダーズは倫理面でも戦闘面でも突き放され過ぎていると思う。

そして満を持して登場のエボルX。
・・・もう他のライダー活躍できるのかってレベルなんですが。
星喰いのブラッド族とか参戦させちゃだめだろう・・・インフレし過ぎ。

エボルト(恐らく)がゼインと手を組んで何をしたいのか気になりますが・・・それ以上の他のアウトサイダーズが活躍できるのか気になってしまう 創世の女神と第三のシンギュラリティ 感想でした。

余談

終始ドン引きしまくるツムリが可愛そう。
デザグラ運営や英寿に振り回されまくって鍛えられたというのに・・・
まあ普通の神ではなく檀黎斗神ですからね。そりゃドン引きもしますわ・・・。
しかし最終的に納得しかけていたのはさすが姉さん。デザグラも結構やりたい放題だったし。

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