漫画 比嘉姉妹 感想です。
主に原作小説との違いについて書いていく予定です。
原作のネタバレが多いので注意。
コミカライズしていない部分のネタバレは極力避ける予定。多分。
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第1話
最初からオリジナルじゃないですか・・・。
と思ったのですが他の話は改変あれども基本的には原作の話をコミカライズした感じ。
とはいえかなり原作に近かった漫画「ぼぎわんが、来る」と違ってかなり漫画オリジナル要素が多いっぽい?
その「オモチャのバット」はどこからきたというのだろうか・・・原作にそんな要素あったっけ?と思ってしまう。
真琴自身の霊的な能力はそこまで高くはないはず。指輪も自分自身のものではないし。
となると誰かから譲り受けている可能性が高いのですが・・・それについて言及するとネタバレになりそうなので止めておきます。恐らく姉妹から受け継いだもの、だとは思いますが。
もしくは完全に漫画オリジナルエピソードで入手したものか。
なんにせよ自分の読んだ範囲内では原作にオモチャのバットは出てきていない・・・はず。
第2~3話 ゴカイノイカイ
原作は「などらきの首」の「ゴカイノイカイ」
原作との違いは・・・多すぎて書ききれないので自分が気になった点について。
・原作ではこのエピソードに関わっていない野崎が登場している。
・ビルオーナーの名前。小説版では梅本。漫画版では梅村。
・梅本がビルの管理を任せている不動産会社の社員「瀬川」が登場しない。
・真琴の知り合いの「浅尾奈々」が登場しない。
・真琴が最後に梅本から紹介される物件が違う(小説版では真琴が住むことになる「第二UMビル」)
・ブルシット編集部の人間が登場(戸波、湯水が登場)
戸波は「ずうのめ人形」
湯水は「ずうのめ人形」や「さえづちの眼」の「あの日の光は今も」などに登場。
といったところ。
他にも色々違いはあるけれどもこんなところでしょうか。
漫画の尺に合わせて登場人物を変更。単行本2巻で扱われる「ずうのめ人形」の前に「ずうのめ人形」で登場するブルシット編集部の人間を先に登場させたおいたと思われます。
さらに真琴がメインの話になっていますね。小説版でのこのエピソードは梅本メインの話なのですが・・・まあ真琴を主人公とするのであれば真琴が事件を解決した方が色々わかりやすいのでその辺の都合だとは思いますが。
以下追記予定。
原作を読み返しながら読んでいるので時間がかかりそうです。
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