映画 ブルーロック(実写映画) 感想
ネタバレありの感想です。
ネタバレ注意。
感想
尺が足りない。
チームV戦以外ダイジェスト気味に進んでいくのに、それでも全く尺が足りていない。
そのせいで各キャラのエゴを描く尺が足りていない印象が。
エゴイストなストライカーを育成するブルーロックなのに各キャラの見せ場が少なすぎてエゴさが表現しきれなかったと思ってしまった。
その割に久遠のパートがやたら長かった印象。下手したら千切より長かったのでは。
物語的には印象的なシーンなので省略しづらい&久遠のエゴがはっきりわかるシーンなので重要っちゃ重要なシーンだとは思うのだけど・・・他のサッカーをやっている選手に尺は割けなかったのだろうか?
そもそも、その久遠にしても久遠の学生時代の回想シーンが全く描かれていないのでなんか急に裏切ったキャラにしか見えないし。ラストでいきなりファールするシーンにしても学生時代の背景を描いていないと急に裏切って急に若干改心したキャラにしか見えない。
ストーリーはほぼほぼ原作通り。
各キャラの見せ場も大体原作通り。
ただし尺が足りないので潔以外のキャラは唐突に出番が来て唐突にフェードアウトしていく・・・みたいな連続だった印象が残ってしまった。
まあ削るところは削った結果、それでも尺が足りなかったので仕方ない・・・とは思うのだけども尺が足りないせいでエゴさが表現しきれていない印象が残ってしまった実写化だった、という感想でした。
以下 各キャラの雑記
絵心甚八
うーん・・・ある意味では主人公ではないだろうか。
潔より扱いがいいのではないだろうか。出番がほとんどカットされていない印象。
そもそも役者さんの演技もハマっていて物凄い扱いが良く思えてしまった。ただ試合をしている訳ではない絵心の出番を削って他のキャラの出番を増やしても良かったような気がしないでもない。特に玲王とかは回想シーンが全部カットされているせいでそれまでの戦績の割に雷市に完封されていた印象しか残らない。
伊右衛門送人
会話シーンでほとんど登場しなかったせいで特に理由も描かれずにキーパーをやっているだけの印象が。
まあ原作でもずっとキーパーやっていたので仕方ないっちゃ仕方ないのだけどもう少し掘り下げてあげてほしい。世界一のストライカーを目指すブルーロックにきて説明もなしにずっとキーパーをやらされるのはちょっと、いやかなり可哀そう。
馬狼照英
チームV戦の前のシーンが削られてしまったので映画だけでは凄いのか凄くないのかよくわからないキャラになってしまっている。一次予選ではゴール数トップだったはずなので強キャラには違いないはずなんだけど。
まあチーム自体は最下位(だったはず)なので後半の出番がなくても仕方ないのだけど・・・アニメのアニオリシーンぐらい盛れとは言わないけれど、もう少し尺を上げても良かったのではないだろうか。
剣城斬鉄
個人的は凄い良かった。個人的にドンブラザーズの桃井タロウが好きなのでよく見えただけかもしれないけれど。斬鉄は頭の悪いドン・モモタロウみたいな話し方をしているので桃井タロウがスクリーンに帰って来た、という風に思えてしまったから良く見えたのかもしれないけれど。
しかし役者さんが元サッカー選手だった、という事で迫力のある演技だった・・・いや、よく考えたら走っているシーンばっかりだった気はする。あまり経歴を活かせていなかった?まあ斬鉄の一番の見せ場は超加速なので仕方ない気もするけれど。
潔世一
出番自体は多かったけれども地味だったような気がしないでもない。
とはいえこの時点の潔は自分の武器に気が付き始めた、という状態なので仕方ないのかもしれない。超越視界が使えるようになると他の奴等からあいつヤバい、みたいな扱いされるのだけども・・・まあこの時点では原作でも地味だったので仕方ない。
とはいえラストの直撃蹴弾はもう少し演出を盛っても良かったのではないかと思ってしまった。それこそリアライジング・・・それは違う世界観だった。とにかく地味目な活躍が多かった分、ラストはもう少しビッグバン的なキックを見せてほしかったような気もする。

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