仮面ライダーゼッツ Case42「喰う」 感想

もう「アイム オン イット。変身」 は見られない Case42「喰う」 感想です。

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感想

ついに莫が英語を話せるようになってしまった・・・

いや、前回の感想で最後まで現実世界では「アイム オン イット」で最後までいくんだろな、という事を書いてしまったのでつい「なってしまった」と書いてしまった。
急に流暢に話せるようになり過ぎ・・・か、どうかは不明。ミッション名だけかもしれないし。仮面ライダーアマゾンの山本大介みたいな変化はしないだろう。アマゾンは話数が少なかったせいもあって急に流暢に話し過ぎた印象。特に印象的なのが敵の能力についてペラペラ解説し出したキノコ獣人戦。あれは1話とはキャラが違い過ぎるよ・・・

アマゾンはともかく莫はミッションを英語で話せるように。
しかしこれは単に自分のミッションを自分で決めたから、という事ではなく夢を超えようとした結果、自分の夢に一歩近づいた、というシーンに見える。

まず前提として初期の莫は英語がかなり苦手だったはず。
英語で話すゼロの言葉を聞き取れないのはもちろん、ミッション名も英語辞書で調べていたぐらい(Case27)
その後も辞書が無ければミッション名を日本語で決めたり(Case33)。これだけ見れば現在英語が話せるようになっているのはおかしいのでは・・・という気もするけれど莫はここから20年以上英語を勉強したはず。他ならぬ父の夢を超えるエクスドリームドライバーを作った時に。

あの時、莫は独学で色々と学んだはず。主なものは機械工学らしいけども・・・その機械工学を学ぶ際には英語が必須だったはず。プログラミングなんかも必要だったはずだし。
20年以上もかけて英語が必須な勉強を続けていけば・・・そりゃ英語が理解できるようになってもおかしくはない。

ただし話す必要はなかったからか、Case33以降も現実世界では英語は話せない、聞き取れなかった。(Case39)
しかし今回の話で自分自身に課したミッション、そしてそれを遂行するために必要だったのは・・・自分自身が夢見た姿。
英語どころか多言語を駆使してカッコイイ活躍をみせるエージェント。自分自身が夢を見て、そしてそのエージェントになり続けよう、いや超えようとした結果、自分が夢見たエージェントになれた、という事なんだと思う。

なんにせよ莫は自分自身の力で自分が生み出した悪夢を・・・いや自分たちの夢で生み出した悪夢を自分たちの力で超えた、というのは間違いない。
夢は悪夢を超える事は証明できたけれど・・・ただ悪夢もまた成長を続けている模様。

カタストロフが消滅した悪夢すら喜んでいるように見えるオブリビオンゴアナイトメア。オブリビオンにとっては夢も悪夢も関係なく、自分が喰うものだという認識なのだろうか。
その辺は微妙なところだけれども、とにかく悪夢は夢を超える、を体現しているようなオブリビオン。
莫は果たして全ての悪夢を超える事ができるのか。そして夢を叶えた・・・と言って良いのかわからないが戦う意義を失った小鷹はどうなるのか。

そして次回はジーク&パニッシュ編?
それぞれ別の夢の持つライダーたちが、どう悪夢と対峙していくのか気になる Case42「喰う」 感想 でした。


以下 7月9日追記 シーンごとの感想・雑記です。
太字は劇中の台詞。太字でない箇所はその台詞についての感想・雑記となっています。

万津 莫「Dream surpass Nightmares.(夢は悪夢を超える)それが俺のミッションだ」

莫「結局 父親らしいこととか 息子らしいこととか何もなかったな。俺にとっては ずっと司令官だった。だからかな・・・悲しいはずなんだけど 涙が出てこない」

結局ゼロの名前も知らない莫。
逆にゼロは莫に名前を付けているだろうし、Case31の回想では莫に対して父親らしいことをしてやりたい・・・と思って躊躇したりするシーンはあるので「何もなかった」という事はないのだけど・・・まあ莫にとっては「何もない」というのは間違っていないはず。
しかし母親は結局不明のままか。今後出る可能性はあるけれど。同メイン脚本の仮面ライダーギーツは逆で母親のミツメは判明していたけど父親に関しては初期のデザグラ勝者ぐらいしか情報がなかったような。スピンオフで明かされた?個人的には転生してもついてくるコインが父親みたいなものだと思っていたけど。
とにかく莫の両親に関しては本編中ではこれ以上明かされれないような気もする。なんとなく。

美浪「いつか こういう日が来るかもしれないって覚悟してたからだよ。そういう世界でしょ?エージェントって」
莫「何がエージェントだ。英語も ろくに しゃべれないくせに うぬぼれて・・・小鷹さんの本心も理解せず あの人を壊そうとして・・・頼ってくれてたのに 俺のせいで・・・」
美浪「莫じゃない!ナイトメアがやったことでしょ!」
莫「そのナイトメアを生み出したのは俺だ」

いや・・・あれは小鷹が悪いんじゃね?
まあ小鷹がCODE全部ぶっ潰す!という心境に至ったのはナイトメアのせいなのでナイトメアが全部悪いと言えなくもない。それはともかく本心を理解できなかったのは小鷹の言葉が足りなかった、もしくは言うのが遅かったせい。さらに言えばCODEの技術を消滅させたのは八つ当たり以外の何物でもないので・・・やっぱり小鷹に悪い面はある。と思う。
そして小鷹は頼ってくれてたところはあるけど、あれは本心からCODEを潰したいと願っていただけ。CODEを潰したら莫に恩を返す事もなく戦闘を放棄。さらには「自分でケツを拭け。残された者は おまえだけだ。俺は関係ない」 とか言ってしまう始末。
・・・小鷹を擁護できる点がほとんど見つからない。結果だけをみると莫にカタストロムされても文句は言えないのではないだろうか。

カタストロフ「おまえ・・・夢 書き換えてんな」

カタストロフ「そんなに俺が邪魔か!?」
莫「もっと!」
「フルライズ!」
莫「もっと!」
「フルライズ!」
莫「おまえを倒せるなら・・・何度だって・・・!」

スペック的にはエクスドリームよりゴアナイトメアの方が上なんだろうか。それともカタストロフは莫と連動して強くなるからエクスドリームではスペック的に上回りようが無かったのだろうか。パニッシュ相手にはもっと普通に戦えていたので単純にカタストロフが強かった、という事もありそうだけど。
なんにせよカタストロフを超えるために夢の書き換えを続けた莫。ドォーン戦では数回の書き換えで疲労していたので、これだけ連発すると負荷が大きすぎる気はする。エクスドリームもあんまり無敵感がない。エグゼイドのハイパームテキは本当にハイパームテキ過ぎたので敵が搦め手を使いまくってきたけど莫はエクスドリームでも苦戦は続きそう。
まあ基本的には悪夢は夢を超える、という歴史があった作品なので、その悪夢を超える夢を実現するミッションは困難ということなんだろう。

万津美浪「英語 言えたね」

莫「美浪!」
美浪「おおっ・・・!えっ?ちょっ・・・何 何!?」
莫「美浪が・・・死 んじゃったんじゃないかと思って・・・」
美浪「フフッ・・・そう簡単に死 ぬわけないでしょ。これでも CODEのエージェントだし。無敵のお兄ちゃんの妹だから」

エージェント美浪では美浪がロードセブンティーンに擬装してボムナイトメアを撃破していたけど、あれは本編でも使われるのだろうか。猫のネックレスを明晰夢で変化させて擬装していたから現実世界では無理?
しかしカタストロフはゼッツルームで暴れていたはず。そのゼッツルームにいた美浪が助かったのは擬装したから・・・という可能性はなさそう。美浪がいたのはあくまで現実世界のゼッツルームだから・・・ゼッツルームってどこにあるんだろうか?よくわからなくなってきた。ザ・レディがいた部屋みたいに夢と現実の境界線にあるのだろうか?
しかし今後は美浪も戦闘に参加する・・・事は本編ではなさそうな気もするけどエージェントらしい活躍はしてくれるのかもしれない。

ねむ「なんでナイトメアと融合なんて・・・」

レディ「この世界からCODEは消えた。もう何もおびえなくていい」
ねむ「なんでナイトメアと融合なんて・・・」
レディ「理由は ずーっと・・・一つだけよ」
ねむに触れるのを躊躇して止めるレディ
レディ「私の望みは あなたが幸せに生きられる世界よ」

これを見る限りレディはある程度は自分の意思で行動できているように思える。ファントムが自分の意思でやっているとしたらねむに触っていたような気がしないでもない。
まあパニッシュと融合していた時期のジークもある程度は自分の意思で行動していたように見えるので融合しても人格が完全にナイトメアに置き換わるという事はないのだろう。影響は大きく受けるようだけども。
それはともかくねむはレディのために行動を起こしそうな気もする。次回予告では自分で戦うような意思も見せているし。オルデルムで融合したナイトメアを分離できることはジークの件でわかっているのでねむもレディとファントムを分離させようとするのかもしれない。

小鷹賢政「だったら それを貫き自分でケツを拭け。残された者は おまえだけだ。俺は関係ない」

小鷹「無意味な暴力だった。CODEが壊滅しようと世の中は回ってる。俺は ただの犯罪者だ」

仮面ライダーだとちょっと珍しい気もする。基本的にこの手の願いが叶う事は少ないし目的を果たしたから後はどうでもいい、みたいな事を考えたキャラってあまり記憶がない・・・と、思ったけどよくよく考えたらギーツの道長が近いような気がしてきた。
道長は自分の本当の願い「誰も不幸とならない世界」のために最終的には味方ライダー化したけど小鷹も似たような道を辿る事になりそう?CODEに復讐すると決める前は「やめましょう。あんな悪夢を経験するのは自分だけでいい。許すわけにはいかない。人の夢で好き勝手に暴れるナイトメアを」 と言っていた小鷹なので何かしらのきっかけがあれば完全に莫の仲間になりそう。

富士見鉄也「取引だ。怪事課に戻って この力を使え。一人で勝ち逃げなんて 俺は絶対 許さねえ」

富士見「まあ怪事課の捜査ってのは そういうもんだ」
小鷹「何を言ってる?」
富士見「全ては怪事課による潜入捜査だったって・・・ナイトメアを利用し 悪の道へ進んだのも CODEの闇を暴くための芝居だったと・・・」
小鷹「もういいだろ。逮捕するなら すればいい」
富士見「CODEが壊滅した今 ナイトメアと戦えるやつが必要だ」
小鷹「罪を隠蔽するのか?」
富士見「取引だ。怪事課に戻って この力を使え。一人で勝ち逃げなんて 俺は絶対 許さねえ」

色んな意味で無理しているように見える富士見。
酒を飲めないのに賭けに負けたから、と小鷹と酒を飲み交わ・・・そうとして小鷹が勝手に酒を飲み始める。怪事課にそんな権限は無いのに罪を隠蔽しようとする。
そんなに好き勝手やった挙句に勝ち逃げする小鷹が許せないのだろうか・・・ということはもちろんなく。人々を守るためにナイトメアと戦える小鷹を説得しようとする富士見。自分なりに出来る事を精一杯やっているのだろう。ちょっとカッコイイ。きっと前回見せたTシャツもその一環・・・やっぱりちょっと気持ち悪い。
それはともかくやはり小鷹に対しての思いは他の人間以上にあるのだろう。
・・・そういえば未だに富士見は小鷹賢政の事を小鷹と言い続けているような。他の仲間は名前で呼んでいるのに。
という事は小鷹が仲間化する時には富士見が「賢政」と名前を呼ぶ熱いシーンがある・・・のかもしれないし、特にないのかもしれない。

カタストロフゴアナイトメア「ありがとな。夢を叶るため誰にも負けない力を欲しがってくれて。おかげで俺は ここまで でかくなれた」

カタストロフ「ノクスは壊した。やっぱ最後は おまえだ ゼッツ。おっと 俺を恨むなよ。俺を生み出したのは おまえらなんだからな」
莫「おまえら・・・?」
カタストロフ「生まれた時から おまえは父親から受け継がれる運命を本能で感じていた。だから 俺が生まれたんだよ。ありがとな。夢を叶るため誰にも負けない力を欲しがってくれて。おかげで俺は ここまで でかくなれた」

よくわからなくなってきた。ゴアナイトメアは原初のナイトメアではないのだろうか。セリフだけ聞くとカタストロフは莫によって生まれた、という設定に思える。ただやはりゴアナイトメアは昔から存在していたようなのでゴアナイトメアは不変の存在ではないのだろう。多分。オブリビオンも生まれたばかりに見えるけどベビーの状態で眠っていただけに見えるしゴアナイトメアたちも夢主に影響されて成長するのだろう。多分。
悪夢は夢を超える、という事なので夢主の夢が小さくなれば悪夢もそれに応じて小さくなる。力が一定以下になると姿形を保てなくなりベビーに戻る、みたいな存在ではないかと思えてきた。

オブリビオンゴアナイトメア

パニッシュ「何をしている?オブリビオン」
オブリビオン「ハッ!」
カタストロフゴアナイトメアの椅子を消滅させるオブリビオン
パニッシュ「なっ・・・!」
オブリビオン「うおお~っ!アハハ・・・アハハハハ・・・!ん?ん?ん?」

これはオブリビオンがカタストロフを喰った、という事なんだろうか。それとも単に消滅したから「おめーの席ねぇから!」とやっただけなのかもしれない。
パニッシュがドン引きしている事から恐らく必要のない行為だったと思われるし・・・そもそもオブリビオンはソムニアカプセムを取り込んでいるはずなのでカタストロフを復活させることもできたはず。それをやらずに笑い転げているのはさすがにナイトメアでも異常な行動なんだろう・・・と、思うけどナイトメア同士を戦わせていたパニッシュ(ジーク)は他人の行動にとやかく言う資格はないと思う。
まあそんなパニッシュでもオブリビオンの行動は他のナイトメアとは一線を画すようで。やはりラスボスはオブリビオンになるのだろうか。

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